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初めての朝
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世の中、どうなるかわからないものだ。
父さんに逃げられ、母さんから意味嫌われた僕がこんな大きな家で生活しているのだから、、、。
「ピピピピ、、、、、」
ここに来て、初めての朝。
目覚まし時計の音が朝7時を知らせて鳴り響いている。
僕は眠たい目を無理矢理開けながら、ベッドの頭付近にある目覚まし時計をとめる。
それまで鳴り響いていた目覚まし時計の音がピタッと消える。
(フワァー、眠い、、、、。)
大きな欠伸をしながら空に向かって伸びをして、僕は部屋の冷たい床に足を下ろす。
ブルッ!
床の冷たさが身体に伝わる。
寒さを我慢しながら、部屋の隅に置いてあるクローゼットから僕が持ってきたフード付きのパーカーを出し袖を通す。
ちょっぴり、香水臭いいつもの香りに心が落ち着く。
(どうしようか、、、、)
それから着替えを終え、僕はどうすれば良いか考えあぐねていた。
(爽希)
「コンコン!
蒼起きているかい?起きてたら、一緒に朝ごはんを食べよう。1階に降りておいで。」
(蒼)
「は、はい。
すぐに降りていきます。」
突然の爽兄の誘いにドギマギしてしまったが、何とか返答できた。
(こうしてはいられない。爽兄からの誘いだ!)
僕は急いで、ズボンを履き替え靴下を履いて浮き足立っていることが悟られないように早足で1階に向かった
父さんに逃げられ、母さんから意味嫌われた僕がこんな大きな家で生活しているのだから、、、。
「ピピピピ、、、、、」
ここに来て、初めての朝。
目覚まし時計の音が朝7時を知らせて鳴り響いている。
僕は眠たい目を無理矢理開けながら、ベッドの頭付近にある目覚まし時計をとめる。
それまで鳴り響いていた目覚まし時計の音がピタッと消える。
(フワァー、眠い、、、、。)
大きな欠伸をしながら空に向かって伸びをして、僕は部屋の冷たい床に足を下ろす。
ブルッ!
床の冷たさが身体に伝わる。
寒さを我慢しながら、部屋の隅に置いてあるクローゼットから僕が持ってきたフード付きのパーカーを出し袖を通す。
ちょっぴり、香水臭いいつもの香りに心が落ち着く。
(どうしようか、、、、)
それから着替えを終え、僕はどうすれば良いか考えあぐねていた。
(爽希)
「コンコン!
蒼起きているかい?起きてたら、一緒に朝ごはんを食べよう。1階に降りておいで。」
(蒼)
「は、はい。
すぐに降りていきます。」
突然の爽兄の誘いにドギマギしてしまったが、何とか返答できた。
(こうしてはいられない。爽兄からの誘いだ!)
僕は急いで、ズボンを履き替え靴下を履いて浮き足立っていることが悟られないように早足で1階に向かった
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