126 / 126
~糸から外れて~無力な鍵
裏
しおりを挟む
シンタロウは慌ただしくしている整備士たちに悪く思い、格納庫から出て廊下で専用スーツの上半身部分だけはだけさせていた。
「少佐。臨戦態勢が解かれると普通の学生にも見られますよ。」
横を歩くイジーが咎めるように言った。
「裸なわけじゃない。肌着は着ている。」
シンタロウはつなぎ状になっている専用スーツの上半身部分の両腕を腹の前で縛って留めた。
「上羽織ってください。」
イジーはいつの間にか手に持っていた軍服の上着をシンタロウに渡した。
「ありがとう。」
シンタロウは上着だけ羽織った状態でそのまま歩き続けた。
「…大丈夫?」
イジーは口調を変えて訊いた。
「大丈夫じゃなった。イジー。」
シンタロウも口調を変えていた。
「聞いたわ。クロスさんだったって。」
「ああ。強かった。けど、それじゃない。」
シンタロウは弱った表情をした。
「どうしたの?」
イジーは立ち止まって彼を見た。
「…呼ばれるんだ。俺のことを…」
シンタロウはイジーと同じように立ち止まった。
「呼ばれる?」
「ああ。おそらく…狙いは俺たちだ。」
「シンタロウたちが狙い…」
「テロリストとしてじゃない。バックにいる存在にとってもだ。おそらくバックにいるのはドールプログラムだ。」
シンタロウは確信した様に言った。
「それと同じようなことをマックスさんが言っていたらしいけど、シンタロウはどうして確信したの?」
「あの時とやり方が同じだと思う。」
シンタロウは俯いて考え込むように言った。
「あの時?」
「怒らせて、破壊させて、煽ることだ。」
シンタロウは嫌悪を示した。
「確かにテロリストを煽っているわ。」
イジーは納得したように言った。
「それだけじゃない。イジーには聞きたいことがあるんだ。」
シンタロウは親し気な目でなく、鋭い目でイジーを見た。
「なんですか?少佐。」
イジーはシンタロウの表情が変わったことに気付いたのか姿勢を正した。
「ロバート・ヘッセの妻についてだ。」
シンタロウは探る様にイジーを見ていた。
「私も詳しくは知らないんです。それがどうか?」
イジーは首を傾げていた。
「いや、知らないならいい。」
シンタロウは訊くことが無くなったのか、表情が緩んだ。
それと同時に多少緊張も緩んだのだろう。足がふらついて、壁に手をついた。
「ちょっと!!無理しないでって。」
イジーは仕方なさそうに無理やりシンタロウの腕を持ち、自分の肩にかけた。
「いや、俺は怪我もしていないからこれは申し訳ない。」
慌てて腕を払おうとするシンタロウをイジーは睨んだ。
「何回あなたに肩を貸したと思っているの?今更よ。」
イジーは口を尖らせて言った。
その様子を見てシンタロウは優しい笑みを浮かべた。
「なあ…気が付いたら時間が進んでいたんだ。」
ぽそりと懺悔するようにシンタロウは呟いた。
「そうなの」
「ああ。頭に呼ばれる声が響いて…グスタフが目の前に現れるんだ。抗っているうちに…コウヤが来ていた。」
「…だから無理しないでって言ったでしょ?」
「頑張る。」
イジーの肩にシンタロウは頭を寄りかからせた。
アリアはリコウから見てとても綺麗な人だった。
マックスやコウヤ、見たところウィンクラー少佐とイジーとも顔なじみのようだ。
言われた通りウィンクラー少佐の部屋で待機する形をとっているが、二人掛けのソファが二つと部屋の主用の椅子が一つだ。
緊張して固まったジュリオは直立不動の状態で立っている。
彼の視線からして、リコウが座るのはきっと咎められそうだ。ジュリオに。
リコウも仕方なくジュリオと同じように立った。
「お前座らないのか?」
と聞くマックスは我が物顔でソファにふてぶてしく座っていた。
「マーズ博士。どうやって地球に降りてきたんですか?」
アリアが興味津々でマックスの横に腰かけた。
マックスは飛び上がって慌ててリコウの後ろに回った。
「急になんだ?アリア・スーン。俺の隣でなくても訊ける話だろ?」
リコウを盾とするように、彼の後ろから顔を出してマックスはアリアに言った。
マックスの慌てぶりがおかしいのかユイはマックスを指差して笑っていた。
「笑うな。ユイ・カワカミ。だいたい何でお前等一緒に行動しているんだ?理解できない。」
マックスはユイを睨んで言った。
「ユイ・カワカミ?この人戦士の一人だったのか?」
リコウの横に立っていたジュリオはユイを見て驚いていた。
それを見てユイはジュリオに向かってピースサインをした。
「そうだよ。公表されて困っているの。」
困ったように言うが、満面の笑みだった。
きっと彼女は天真爛漫なのだろうな。と思える行動と話し方だった。
「この女はお前よりもずっと強いから気をつけろよ脳筋。」
マックスはもうジュリオを脳筋と呼ぶと決めたようだ。
ジュリオは少し不満そうな顔をしながらも仕方なさそうにその呼び名を容認したようだ。
「しかし、何でこんな見るからに脳筋をシンタロウは呼んだのか…」
マックスはジュリオを見て呆れたような顔をした。
「それは彼が私の注意を再三無視して待機命令を聞かない困ったであることが関係していると思います。」
ノックもせずにイジーが入ってきた。
急に部屋に入ってきたことにリコウとジュリオは驚いたが、他の者たちは驚いていなかった。
「待たせて悪いな。」
イジーの後ろからはウィンクラー少佐が入ってきた。
ドール専用のスーツの上部分を脱いでいるが、その上に軍服を羽織っている。
ただ、肩にかけている状態であるから彼の上半身がしっかり見える。もちろん裸というわけではないが、筋肉質であることはわかる。
「えっぐい体してるわね。」
アリアはウィンクラー少佐の様子を見て言った。
「環境に順応したらこうなった。」
ウィンクラー少佐は自分の机を見た。
暫くすると天井から机部分にかかるほどにモニターが降りてきた。
ウィンクラー少佐はリコウの隣にいるジュリオを見た。
ジュリオは姿勢を更に正して目を輝かせながらも少し不安な表情をした。
「戻れないぞ。今なら間に合う。」
ウィンクラー少佐はジュリオに覚悟を聞いているようだ。
「前に軍に入った時から決めています。」
ジュリオはウィンクラー少佐を見てはっきりと言った。
「…ジュリオ・ドレイク。」
ウィンクラー少佐はジュリオに向かって歩いてきた。
「は!!」
「お前を、俺の外部部下として扱うがここにいる者以外には秘密にしろ。そして、戦艦内部の学生を偵察しろ。」
どうやらウィンクラー少佐はジュリオを外部部下というものに認定したようだ。
ジュリオはそれを聞いて目を更に輝かせた。
「はい!!」
「外部部下って、昔のコウヤみたいなものね。」
アリアはコウヤを見て言った。
「懐かしいな。シンタロウは少佐だもんな。」
コウヤは懐かしそうに目を細めていた。
少佐
リコウはなんとなくだが、彼等は亡くなったキース・ハンプス少佐のことをいっているのだと思った。
「それに加えてこいつは若いし、血が繋がらないとはいえ総統閣下の息子だからな。」
マックスは冷やかすようにウィンクラー少佐を見た。
やはり、マックスはウィンクラー少佐とコウヤには心を許している。
異性だからというのもあるが、二人に対してはおそらく他の戦士とは違った関係があるのだろう。
「それを言ったらコウもじゃん。」
ユイが満面の笑みでコウヤを指差して言った。
「え?」
リコウとジュリオは彼女が何を言っているのかわからなかったが、ウィンクラー少佐とイジーとコウヤが苦い顔をした。
「え?どういうことですか?」
ジュリオが食いついた。
何に関してコウヤもだと言っているのが気になったようだ。
「え?だからコウもレイモンドさんの息子だよねって。」
ユイは当然のことのように言った。
「ええ?」
リコウとジュリオが飛び上がる勢いで驚いた。
だが、リコウには心当たりがある気がした。
総統閣下はあのとき「息子たち」と言った。
「言っていなかったの?」
アリアは驚いたようにコウヤとウィンクラー少佐を見ていた。
「あのね、コウとシンタロウはね、血のつながらない兄弟なんだよ。」
ユイは楽しそうに言った。
兄弟
その言葉はリコウに響いた。
だがそれよりも…
「意味が分からない。」
リコウの隣のジュリオはもう頭がパンク寸前なのか、難しい顔をして限界まで顔を顰めていた。
リコウも全くジュリオと同じ意見だった。
「シンタロウは養子だけど、コウの育てのお母さんがレイモンドさんの結婚相手なんだよ。奥さんだね。」
ユイは隣で頭を抱えているコウヤをガン無視して分かりやすい説明をしてくれた。
「しかも、妹もいるぞ。今何歳だっけ?」
マックスは楽しそうに言った。
「え?じゃあ、血のつながらない三兄妹なわけなのか?」
ジュリオは理解できたけど理解できないようで首を何度も傾けていた。
「あの、どっちがお兄さんですか?」
リコウは純粋に気になったことを訊いた。
「…俺だよ。もういいだろ。この話題は。」
コウヤは両手を振って話題を変えようと主張した。
「全くだ。」
ウィンクラー少佐もコウヤに同意していた。
「今から連絡を取るのはレイモンド・ウィンクラー総統閣下なんですけどね。」
イジーはポソリと呟いた。
「少佐。臨戦態勢が解かれると普通の学生にも見られますよ。」
横を歩くイジーが咎めるように言った。
「裸なわけじゃない。肌着は着ている。」
シンタロウはつなぎ状になっている専用スーツの上半身部分の両腕を腹の前で縛って留めた。
「上羽織ってください。」
イジーはいつの間にか手に持っていた軍服の上着をシンタロウに渡した。
「ありがとう。」
シンタロウは上着だけ羽織った状態でそのまま歩き続けた。
「…大丈夫?」
イジーは口調を変えて訊いた。
「大丈夫じゃなった。イジー。」
シンタロウも口調を変えていた。
「聞いたわ。クロスさんだったって。」
「ああ。強かった。けど、それじゃない。」
シンタロウは弱った表情をした。
「どうしたの?」
イジーは立ち止まって彼を見た。
「…呼ばれるんだ。俺のことを…」
シンタロウはイジーと同じように立ち止まった。
「呼ばれる?」
「ああ。おそらく…狙いは俺たちだ。」
「シンタロウたちが狙い…」
「テロリストとしてじゃない。バックにいる存在にとってもだ。おそらくバックにいるのはドールプログラムだ。」
シンタロウは確信した様に言った。
「それと同じようなことをマックスさんが言っていたらしいけど、シンタロウはどうして確信したの?」
「あの時とやり方が同じだと思う。」
シンタロウは俯いて考え込むように言った。
「あの時?」
「怒らせて、破壊させて、煽ることだ。」
シンタロウは嫌悪を示した。
「確かにテロリストを煽っているわ。」
イジーは納得したように言った。
「それだけじゃない。イジーには聞きたいことがあるんだ。」
シンタロウは親し気な目でなく、鋭い目でイジーを見た。
「なんですか?少佐。」
イジーはシンタロウの表情が変わったことに気付いたのか姿勢を正した。
「ロバート・ヘッセの妻についてだ。」
シンタロウは探る様にイジーを見ていた。
「私も詳しくは知らないんです。それがどうか?」
イジーは首を傾げていた。
「いや、知らないならいい。」
シンタロウは訊くことが無くなったのか、表情が緩んだ。
それと同時に多少緊張も緩んだのだろう。足がふらついて、壁に手をついた。
「ちょっと!!無理しないでって。」
イジーは仕方なさそうに無理やりシンタロウの腕を持ち、自分の肩にかけた。
「いや、俺は怪我もしていないからこれは申し訳ない。」
慌てて腕を払おうとするシンタロウをイジーは睨んだ。
「何回あなたに肩を貸したと思っているの?今更よ。」
イジーは口を尖らせて言った。
その様子を見てシンタロウは優しい笑みを浮かべた。
「なあ…気が付いたら時間が進んでいたんだ。」
ぽそりと懺悔するようにシンタロウは呟いた。
「そうなの」
「ああ。頭に呼ばれる声が響いて…グスタフが目の前に現れるんだ。抗っているうちに…コウヤが来ていた。」
「…だから無理しないでって言ったでしょ?」
「頑張る。」
イジーの肩にシンタロウは頭を寄りかからせた。
アリアはリコウから見てとても綺麗な人だった。
マックスやコウヤ、見たところウィンクラー少佐とイジーとも顔なじみのようだ。
言われた通りウィンクラー少佐の部屋で待機する形をとっているが、二人掛けのソファが二つと部屋の主用の椅子が一つだ。
緊張して固まったジュリオは直立不動の状態で立っている。
彼の視線からして、リコウが座るのはきっと咎められそうだ。ジュリオに。
リコウも仕方なくジュリオと同じように立った。
「お前座らないのか?」
と聞くマックスは我が物顔でソファにふてぶてしく座っていた。
「マーズ博士。どうやって地球に降りてきたんですか?」
アリアが興味津々でマックスの横に腰かけた。
マックスは飛び上がって慌ててリコウの後ろに回った。
「急になんだ?アリア・スーン。俺の隣でなくても訊ける話だろ?」
リコウを盾とするように、彼の後ろから顔を出してマックスはアリアに言った。
マックスの慌てぶりがおかしいのかユイはマックスを指差して笑っていた。
「笑うな。ユイ・カワカミ。だいたい何でお前等一緒に行動しているんだ?理解できない。」
マックスはユイを睨んで言った。
「ユイ・カワカミ?この人戦士の一人だったのか?」
リコウの横に立っていたジュリオはユイを見て驚いていた。
それを見てユイはジュリオに向かってピースサインをした。
「そうだよ。公表されて困っているの。」
困ったように言うが、満面の笑みだった。
きっと彼女は天真爛漫なのだろうな。と思える行動と話し方だった。
「この女はお前よりもずっと強いから気をつけろよ脳筋。」
マックスはもうジュリオを脳筋と呼ぶと決めたようだ。
ジュリオは少し不満そうな顔をしながらも仕方なさそうにその呼び名を容認したようだ。
「しかし、何でこんな見るからに脳筋をシンタロウは呼んだのか…」
マックスはジュリオを見て呆れたような顔をした。
「それは彼が私の注意を再三無視して待機命令を聞かない困ったであることが関係していると思います。」
ノックもせずにイジーが入ってきた。
急に部屋に入ってきたことにリコウとジュリオは驚いたが、他の者たちは驚いていなかった。
「待たせて悪いな。」
イジーの後ろからはウィンクラー少佐が入ってきた。
ドール専用のスーツの上部分を脱いでいるが、その上に軍服を羽織っている。
ただ、肩にかけている状態であるから彼の上半身がしっかり見える。もちろん裸というわけではないが、筋肉質であることはわかる。
「えっぐい体してるわね。」
アリアはウィンクラー少佐の様子を見て言った。
「環境に順応したらこうなった。」
ウィンクラー少佐は自分の机を見た。
暫くすると天井から机部分にかかるほどにモニターが降りてきた。
ウィンクラー少佐はリコウの隣にいるジュリオを見た。
ジュリオは姿勢を更に正して目を輝かせながらも少し不安な表情をした。
「戻れないぞ。今なら間に合う。」
ウィンクラー少佐はジュリオに覚悟を聞いているようだ。
「前に軍に入った時から決めています。」
ジュリオはウィンクラー少佐を見てはっきりと言った。
「…ジュリオ・ドレイク。」
ウィンクラー少佐はジュリオに向かって歩いてきた。
「は!!」
「お前を、俺の外部部下として扱うがここにいる者以外には秘密にしろ。そして、戦艦内部の学生を偵察しろ。」
どうやらウィンクラー少佐はジュリオを外部部下というものに認定したようだ。
ジュリオはそれを聞いて目を更に輝かせた。
「はい!!」
「外部部下って、昔のコウヤみたいなものね。」
アリアはコウヤを見て言った。
「懐かしいな。シンタロウは少佐だもんな。」
コウヤは懐かしそうに目を細めていた。
少佐
リコウはなんとなくだが、彼等は亡くなったキース・ハンプス少佐のことをいっているのだと思った。
「それに加えてこいつは若いし、血が繋がらないとはいえ総統閣下の息子だからな。」
マックスは冷やかすようにウィンクラー少佐を見た。
やはり、マックスはウィンクラー少佐とコウヤには心を許している。
異性だからというのもあるが、二人に対してはおそらく他の戦士とは違った関係があるのだろう。
「それを言ったらコウもじゃん。」
ユイが満面の笑みでコウヤを指差して言った。
「え?」
リコウとジュリオは彼女が何を言っているのかわからなかったが、ウィンクラー少佐とイジーとコウヤが苦い顔をした。
「え?どういうことですか?」
ジュリオが食いついた。
何に関してコウヤもだと言っているのが気になったようだ。
「え?だからコウもレイモンドさんの息子だよねって。」
ユイは当然のことのように言った。
「ええ?」
リコウとジュリオが飛び上がる勢いで驚いた。
だが、リコウには心当たりがある気がした。
総統閣下はあのとき「息子たち」と言った。
「言っていなかったの?」
アリアは驚いたようにコウヤとウィンクラー少佐を見ていた。
「あのね、コウとシンタロウはね、血のつながらない兄弟なんだよ。」
ユイは楽しそうに言った。
兄弟
その言葉はリコウに響いた。
だがそれよりも…
「意味が分からない。」
リコウの隣のジュリオはもう頭がパンク寸前なのか、難しい顔をして限界まで顔を顰めていた。
リコウも全くジュリオと同じ意見だった。
「シンタロウは養子だけど、コウの育てのお母さんがレイモンドさんの結婚相手なんだよ。奥さんだね。」
ユイは隣で頭を抱えているコウヤをガン無視して分かりやすい説明をしてくれた。
「しかも、妹もいるぞ。今何歳だっけ?」
マックスは楽しそうに言った。
「え?じゃあ、血のつながらない三兄妹なわけなのか?」
ジュリオは理解できたけど理解できないようで首を何度も傾けていた。
「あの、どっちがお兄さんですか?」
リコウは純粋に気になったことを訊いた。
「…俺だよ。もういいだろ。この話題は。」
コウヤは両手を振って話題を変えようと主張した。
「全くだ。」
ウィンクラー少佐もコウヤに同意していた。
「今から連絡を取るのはレイモンド・ウィンクラー総統閣下なんですけどね。」
イジーはポソリと呟いた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる