【R18】無口な百合は今日も放課後弄ばれる

Yuki

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無口な百合は舐められる③

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「ふぇ…んっ……ぁふ…」

普段人に触られる事のない腋に2人の柔らかい舌が這う。

未久の方は舌を大きくつかって平らな部分でねっとりと。
末樹の方は舌の先端をつかってひっかく様にちろちろと。

他の部位以上に腋はその感触の違いに身体が反射的にぴくりと動く。

「そこっ…だめっ…汚いからっ…」

「ひはあくないお?おいひい」

末樹が舌を動かしたまま腋の前で喋る事でまた身体がぶるりと震える。

普段教室では汚れなんてしらない純粋無垢で太陽の様な女の子が
自分の腋を舐め、さらにはおいしいと。
教室での末樹を思い出しまた身体が震える。

「ひぅ……んぁっ…」

腋から舌が離れ二の腕に渡り、手のひらと手の甲をまたべっとりと舐め始める。

自分の身体がどんどん熱くなっていく事を百合は感じていた。

手のひらが舐められる事で指がぴくぴくと動いていると、
その指もまた1本1本丁寧に唾液でマーキングする様に舐められていった。

手だけではない、舐められ後自由となった下半身がもぞもぞと動く、
足を何度もぐーぱーと力を入れ、腰を何度も浮かせては左右に振る。

スカートは捲り上げられパンツは丸出し、上半身はブラジャー1枚で腰を震わす。
普段自分が『平凡』な生活を送っているこの教室で。
なんの特徴もなくただ『地味』な自分が。

またぞくりと震える。

手を舐め終えた2人は百合の肩まで顔を動かす。

ちらりと目を動かせばようやく2人の顔が見れた。
いつもは至近距離で常に顔を観察されるのに、今日はようやく。

それぞれの良い匂いが百合の鼻にささる。

「ふぁ…あっ……んんっ…」

2人の舌は首に。

分かっているのだ。
自分は2人にこうやって弄ばれるのが本気で嫌なのではない。
こうされる事で身体が暴れるのだ。
この暴れる身体を抑える方法も知っている。

「あぅ…!んぁっ!」

2人舌は耳に。

びちょびちょともぬちゃぬちゃとも表現できないこの音。
他の物に例える事のできない柔らかな感触。
暖かな体温。

「百合ちゃん…可愛いよ…」

末樹が左耳に囁く。

腰がぐんっと揺れる。

「あっ…!!ああぅっ…!」

求めてるんだ。
早く。

お願い。



――――

「時間ね」

「……ぇ」

未久が耳から舌を離し立ち上がる。

「それじゃあまた来週ね」

末樹もそれに続き笑顔で手を振る。

「まっ……」

2人散々舐められた百合の身体は起き上がらない。
それでも全身唾液でじんじんする身体を少しでも動かし、叫ぶ。

「まって…!キス……は………?」

「したかったんだけどもう1時間たったから、今日は許してあげる」

叫ぶ?
叫んでる。
いや、声が出ない。
震える。

「ゃ……」

「百合ちゃん?」

声が出ないけど、不思議そうにこちらを見てくれる無邪気な太陽の少女を
その少女の濃厚な魅惑の口づけを――体が求めている。
だから、叫ぶ。

「ゃぁ……キス……してぇ…!」

涙が溢れてきそうになるのを必死に抑える。
顔は真っ赤だと思うけど末樹を見つめる。
少しでも、この身体を抑えてほしいから。

「百合ちゃん…」

末樹が百合に近付き、下着姿で倒れている地味で可愛い愛しの少女の身体を起こす。

「キス…しよ?」

ゆっくりと焦らす様に2人は唇を重ねた。

ロマンティックじゃない、アダルトなキス。

百合が末樹の身体を求め
末樹が百合の身体を求め
舌を絡めあう。



未久はその2人の姿を見ながら不敵に、しかし優しい表情で教室の端から見ていた。



彼女にとって、次が最初で最後の勝負になる。
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