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序章
始まりそして地獄への道
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目が覚めたときそこはいつもの何の変哲もないコンクリート打ちっぱなしの天井。
今日の日付は、四月十日
またいつも通りな訓練が始まるそしてまた誰かが戦地に行くそんなこと考えながら僕は広場に行くそこにはほとんど集まっていた。
いつも通り自分の所属する部隊の列に並び長官の話を聞き流していると突然
「葵紀少佐、君はこれからすぐに紅凛久基地に向かえ」
「はっ(敬礼)」
周りは何か話しているが無視し自分の機体に乗り込み紅凛久基地に向かい離陸した。
・同時刻紅凛久基地総司令部
「加里長官一つお聞きしたいことが」
「何かね紀久弥大将」
「なぜ前線手前にいた葵紀大佐を危険な時に今こちらに向かわせたのですか。
彼がいないと知れたらさらに前線を押されてしまうかも知れないというのになぜこのような真似をとったのですか?」
そう言われた加里は不敵な笑みを浮かべ
「いずれわかるさ」
そう言い残し航空場に出て行った。
「ホント何がしたいんだかあの人は。」
そして俺は後を追うように航空場に行った。
…………………
しばらく飛び遠くに紅凛久基地が見えてきたそのまま着陸しすぐ近くに長官の姿を確認しすぐそちらに向かった
「第187大隊所属葵紀少佐であります。
ご用件は何でしょうか。」
そういい敬礼をした
「ご苦労。立ち話もなんだ私の部屋に来たまえ」
「了解しました」
そう言い加里長官と葵紀は航空場をあとし加里長官の部屋へと向かった。
「それで私に何の御用でしょう?」
「今の戦場を知る君にだからこそ聞きたいこの戦況を覆すためにはどうしたらいいと思う」
ホントはここで謙遜するんだろうな~まあしないんだけどね
「そうですね~前線のほとんどが兵士の訓練不足によって押されているため鍛え上げられ優秀な人材のみで作られた航空大隊及び空母艦隊及び機甲大隊が必要でしょう。それ以外にもいくつかありますがそちらはあまり現実的ではないかと。」
「さすがだなよく戦況を見れている。前線でエースを務めているこちはあるな」
「お褒めに与り光栄です。それで私が呼ばれたのはこれを聞くためではないんでしょう」
「ああ、そうだったな。君に今回来てもらったのは君には今日から航空大隊の大隊長になってもらうためだ。」
「えっ?」
「その為君には今から紅里華に行きそこに設置されている本部で隊員の選別を行ってもらいたい。」
葵紀は唖然としていたがなおも話は続き
「君が言った通り前線の兵士の練度不足こちらでも話題に上っている。そして会議にて足りないの作ればいいということになりその航空大隊の大隊長を君に任せたい」
一回冷静になりもう一度思考することにしたがまたくもって分からないことが多い
その為葵紀はもう一度行くことにした
「加里長官もう一度聞いてもいいですか?」
「ああ別に構わんよ。君には新規に建設する航空大隊の大隊長を任せたい」
もう一度聞いてもやはり内容は変わらず先のままだ
「取り合えず、なぜそんな大役を私目に」
「なぜ君にしたか、か。それは現在我が空軍の中で技術力があり大隊長となっても周りが納得するのが君しかいなかったからだ。それ以上もそれ以下もない。分かったな?」
「実際そうですから何とも言えませんけどやるにしても隊員は何処から招集するのですか?ただでさえ前線は人手不足ですし、余っているところなどないと思いますが」
「そういった問題は大丈夫だ。もうすでに上級士官から捕虜までの全ての空軍関係者には既に募集はしている。君の所にも行っていたはずだが…」
確かにそんなもの配られた気がするがすぐ捨てて読んですらいなっかた。
「確かに来ましたが募集したところでそんなに来ないのでは?」
「いやそんなことは無い実際今現在三万人程から入隊希望が来ている」
まじか配られてたとしてもそんなに経ってい無いはずなのに...みんなそんなに死にたいのかよ。そう心の中で毒ずきながらも
「分かりました。その大役謹んでお請け致します。しかし隊員の選び方は私に任せてもらってもかまわないでしょうか?」
「ああいいぞ好きにしてくれ」
「ありがとうございます。それでは失礼します。」
そう言って下がろうとすると
「あ、あと一つだけ言うことがあった」
そう呼びかけられ振り向くと
「その隊私も入るからそこもよろしく」
その言葉に再び思考が止まり懸けたがとりあえずすぐさま
「分かりました。それでは失礼します」
そう言いすぐさま部屋をでて今までお世話になった基地に戻り荷物をまとめ紅里華の総司令部へと向かった。
そしてその日はもう夜も更けていたので一度新たに住む空軍の司令部のマンションへと向かいこの日は色々あり疲れていたのでもう寝ることにした。
次の日は急ぐ必要もないと思ったためゆっくり起き本部第二〇七大隊の本部オフィスえと向かった。
今日の日付は、四月十日
またいつも通りな訓練が始まるそしてまた誰かが戦地に行くそんなこと考えながら僕は広場に行くそこにはほとんど集まっていた。
いつも通り自分の所属する部隊の列に並び長官の話を聞き流していると突然
「葵紀少佐、君はこれからすぐに紅凛久基地に向かえ」
「はっ(敬礼)」
周りは何か話しているが無視し自分の機体に乗り込み紅凛久基地に向かい離陸した。
・同時刻紅凛久基地総司令部
「加里長官一つお聞きしたいことが」
「何かね紀久弥大将」
「なぜ前線手前にいた葵紀大佐を危険な時に今こちらに向かわせたのですか。
彼がいないと知れたらさらに前線を押されてしまうかも知れないというのになぜこのような真似をとったのですか?」
そう言われた加里は不敵な笑みを浮かべ
「いずれわかるさ」
そう言い残し航空場に出て行った。
「ホント何がしたいんだかあの人は。」
そして俺は後を追うように航空場に行った。
…………………
しばらく飛び遠くに紅凛久基地が見えてきたそのまま着陸しすぐ近くに長官の姿を確認しすぐそちらに向かった
「第187大隊所属葵紀少佐であります。
ご用件は何でしょうか。」
そういい敬礼をした
「ご苦労。立ち話もなんだ私の部屋に来たまえ」
「了解しました」
そう言い加里長官と葵紀は航空場をあとし加里長官の部屋へと向かった。
「それで私に何の御用でしょう?」
「今の戦場を知る君にだからこそ聞きたいこの戦況を覆すためにはどうしたらいいと思う」
ホントはここで謙遜するんだろうな~まあしないんだけどね
「そうですね~前線のほとんどが兵士の訓練不足によって押されているため鍛え上げられ優秀な人材のみで作られた航空大隊及び空母艦隊及び機甲大隊が必要でしょう。それ以外にもいくつかありますがそちらはあまり現実的ではないかと。」
「さすがだなよく戦況を見れている。前線でエースを務めているこちはあるな」
「お褒めに与り光栄です。それで私が呼ばれたのはこれを聞くためではないんでしょう」
「ああ、そうだったな。君に今回来てもらったのは君には今日から航空大隊の大隊長になってもらうためだ。」
「えっ?」
「その為君には今から紅里華に行きそこに設置されている本部で隊員の選別を行ってもらいたい。」
葵紀は唖然としていたがなおも話は続き
「君が言った通り前線の兵士の練度不足こちらでも話題に上っている。そして会議にて足りないの作ればいいということになりその航空大隊の大隊長を君に任せたい」
一回冷静になりもう一度思考することにしたがまたくもって分からないことが多い
その為葵紀はもう一度行くことにした
「加里長官もう一度聞いてもいいですか?」
「ああ別に構わんよ。君には新規に建設する航空大隊の大隊長を任せたい」
もう一度聞いてもやはり内容は変わらず先のままだ
「取り合えず、なぜそんな大役を私目に」
「なぜ君にしたか、か。それは現在我が空軍の中で技術力があり大隊長となっても周りが納得するのが君しかいなかったからだ。それ以上もそれ以下もない。分かったな?」
「実際そうですから何とも言えませんけどやるにしても隊員は何処から招集するのですか?ただでさえ前線は人手不足ですし、余っているところなどないと思いますが」
「そういった問題は大丈夫だ。もうすでに上級士官から捕虜までの全ての空軍関係者には既に募集はしている。君の所にも行っていたはずだが…」
確かにそんなもの配られた気がするがすぐ捨てて読んですらいなっかた。
「確かに来ましたが募集したところでそんなに来ないのでは?」
「いやそんなことは無い実際今現在三万人程から入隊希望が来ている」
まじか配られてたとしてもそんなに経ってい無いはずなのに...みんなそんなに死にたいのかよ。そう心の中で毒ずきながらも
「分かりました。その大役謹んでお請け致します。しかし隊員の選び方は私に任せてもらってもかまわないでしょうか?」
「ああいいぞ好きにしてくれ」
「ありがとうございます。それでは失礼します。」
そう言って下がろうとすると
「あ、あと一つだけ言うことがあった」
そう呼びかけられ振り向くと
「その隊私も入るからそこもよろしく」
その言葉に再び思考が止まり懸けたがとりあえずすぐさま
「分かりました。それでは失礼します」
そう言いすぐさま部屋をでて今までお世話になった基地に戻り荷物をまとめ紅里華の総司令部へと向かった。
そしてその日はもう夜も更けていたので一度新たに住む空軍の司令部のマンションへと向かいこの日は色々あり疲れていたのでもう寝ることにした。
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