BL「好きすぎる受をゲットした攻のラブラブで幸せな初めての夜」

浅葱

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SIDE:騎士団長2

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「あっ、ああっ……」

 声は素直に出すものだと言われて、恥ずかしいが出すことにした。
 魔法師団の団長であるアーネットは、自分のことを蛇族だと言った通り執拗だった。何度も口づけを交わし、唾液を飲まれ、首筋を舐め回されて、今は胸を揉まれながら乳首をしゃぶられている。

「あっ、あっ、あっ……」

 もう片方の乳首も指で優しくこねられているうちに、甘い疼きが生まれるようになった。

「リヒトさんは、抱かれる側のことを知っていますか?」

 と聞かれて緩慢に首を傾げた。

「知らないようですね。ではお教えしますので学んでいきましょう」
「あ、ああ……」

 アーネットは俺と違ってインテリだからいろんなことを知っているのだろう。教えてもらうことにした。
 抱かれる側の作法というほどのものではないが、感じたら素直に声を出すようにと言われた。そうしないと抱く側にとってどこがいいのかわからない。どこが気持ちいいのか、痛みなども感じたらすぐに言うように。我慢は禁物だと言われた。
 なかなかアーネットは誠実だと思い、恥ずかしいことは恥ずかしいのだが言うことを聞こうと思った。
 それに、わざわざこの館に結界を張ったということは、そういうことだと思うから……。
 ちゅううっと乳首を吸われてびくん、と身体が跳ねる。

「あぁっ……!」
「リヒトさん、吸われるのは好き? それとも痛いですか?」
「い、痛く、ない……けど、よく……」
「このかわいい乳首をご自分でいじったことはないのですか。それならわからないのも仕方ないですね。私はいじりたいので、これから慣れていきましょう」
「あ、ああ……」

 乳首はいじればいじるほど感度が上がるものだと教えてもらった。舐められるのはいいかも、と伝えたら両方の乳首をいっぱい舐められた。

「かわいい……」

 うっとりとアーネットが呟く。こんな筋肉でがちがちの俺なんかのどこがかわいいというのか。
 散々舐められた乳首はいつになく少し色づき、ぷっくりとなっているように見える。いっぱい舐められたせいか股間が熱を持ち、腰が揺れてしまうのが恥ずかしかった。
 腹もへそも舐められた。「素敵な筋肉ですね……」とうっとりしたように言われて、身体を鍛えていてよかったと思った。股間に触れられて、そういえば毛を処理していなかったことを思い出し恥ずかしくなった。今日誰かに抱かれるとわかっていたらここも整えたのに。

「ぁあっ……!?」

 勃ち上がってきたちんちんをやんわりと握られて、びくびく震えた。

「大きい、ですね。これで何人ぐらい抱いたのですか?」
「あっ……」

 アーネットはそう言いながら俺のちんちんをぱくりと咥えた。彼は娼夫でもないのにと信じられない気持ちだった。

「あっ、あっ、あっ……!」

 経験をしたのは一人だ。それも娼夫で、最後にちんちんを舐めてもらったけど、大きすぎて舐めずらいと言われてしまった。あれは褒め言葉だったのかもしれないけど、元々誰かを抱きたいと思ったことがなかったから、誰に誘われてもそれ以来抱いたことはなかった。

「あぁっ、あっ、あっ……!」

 アーネットの舌は長いみたいで、それがちんちんに絡みつくようにして吸うからすごく気持ちいい。

「ああっ、もっ、イクッ、からぁっ……!」

 さすがに口の中に精液を放つのはまずいだろうとアーネットの頭を外させようとしたけど、彼は更に強く俺のちんちんを吸った。

「あっ、あーっ……あーっ、あーっ、あーっ!」

 がくがくと震える腰をアーネットが抑え込む。イッたばかりのちんちんを舐められてびくびく震えることしかできない。

「やっ、イッたっ、イッた、からぁっ……!」

 放してほしくて訴えたが、アーネットは萎えたちんちんを更にしゃぶって俺を啼かせた。

「やぁっ、放しっ、あぁんっ、アーネッ、ト! あぁあっ!」

 イッたばかりのちんちんを刺激されたら頭がおかしくなってしまう。快感も過ぎればつらくなるのだということを知った。

「……ロタールですよ。なかなか濃くておいしかったです。今度アーネットと呼んだら、またイクまでちんちんをしゃぶらせていただきますからね」
「なっ、なんでっ……!」

 やっと顔を上げたアーネットはとんでもないことを言った。

「さて……初めてなんですよね?」
「あ、ああ……」
「身体は固いですか?」
「えっ? い、いや、それほどでも……」
「では試してみましょう」
「?」

 アーネットはそう言うと俺の足を持ち上げ、なんと腰まで少し持ち上げてしまった。身体が折り曲げられるようなかっこうになる。
 カーッと熱が上がるのを感じた。
 俺の尻がアーネットの目の前に晒されている。

「身体、つらくないですか?」
「だ、大丈夫、だけど……」

 このかっこうは恥ずかしすぎる。

「でしたらいいですね。リヒトさんのかわいいお尻の穴をおまんこにしていきましょう」
「ええっ?」

 汚い尻を見せられているはずなのにアーネットはとても嬉しそうに俺の尻を揉み、しかも俺の尻穴をおまんこにしてくれるという。おまんこになってしまう程抱いてくれると思っていいのだろうか?
 尻を開かれて、尻穴をまじまじと見られた。
 恥ずかしさはもうとんでもない。

「かわいい穴の周りに毛が生えてますね」
「ええっ?」

 尻毛が生えてるなんて考えたこともなかった。もう穴があったら入りたい心境だ。

「私のイチモツを入れる時に巻き込んだら痛いでしょうから、ここは脱毛しますね」

 だけどアーネットは当たり前のようにそんなことを言って、魔法かなんかで俺の尻穴をキレイにしたらしい。そして「これなら大丈夫ですね」と満足そうに言い、ぺろりと俺の尻穴を舐めた。

「ええっ?」

 尻穴って舐めるところなのか?
 そこは一般的に排泄器官で、確かに洗浄魔法ってものがあるから魔法さえ使えればキレイになるんだけど、俺は抱かれるつもりじゃなかったから洗浄魔法を使っていない。

「ま、まだ洗浄してないからっ、きたなっ……」
「あ、気になります? じゃあかけますね」

 アーネットはそう言うと、尻穴を舐めている舌先をくぷ……と尻穴に入れた。

「あっ、あーーーーっ!?」

 その途端熱いものが尻穴から流れ込んできたみたいで、俺はがくがく震えた。中に直接魔法を使われたから、身体が反応してしまったらしい。

「キレイになりましたから、これからたっぷり舐めてほぐしていきますね」
「えっ、あっ、そん、なっ、そんなぁっ……あーっ!」

 アーネットは言った通り、長い舌をどんどん俺の尻穴の中にねじ込み、中をたっぷりと舐めまくったのだった。


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また夕方に更新しまーす
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