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13.思い出して、宥められて
家の門番には一番小柄なシャオ。裏口というか家の周囲の見回りには一番でかいレイドを。そして家の中にはビットを、という配置にした。ちなみにビットが家の中、というのはジャンの決定である。俺が決めたのは外の二人の位置だ。
何故シャオを門番にしたかというと、話し上手で警戒されにくいという利点がある。本人はそれなりに強い魔法使いであり、何かあった時自分の身は自分で守れる。(冒険者全般が一応そうではある)また、俺を攫おうとするなら裏口からだろうということで、家の周りの警戒はレイドに任せることにした。如何にも怖そうだし、それにレイドは見かけによらず気配察知能力が高い。これがベストな配置だと思った。
そしてビットが触手族ということでその特徴を見せてもらった。触手族は一般的に下半身が触手という形で暮らしている。ようは下半身がタコみたいな状態だ。ビットは混血なので基本は人型だが、身体の部位を触手に替えることは容易らしい。
で、見せてもらったんだが。
うん、なんかエロいな。ぬるぬるのぐちゃぐちゃのどろどろだった。肌色の触手怖い。
ジャンはそれを見ながら何やら頷いた。
も、もしかしてあの触手で俺を……なんて想像をして蒼褪めてしまった。俺の様子に気づいたジャンが優しく抱きしめてくれた。俺はジャンの腕をぎゅっと抱きしめた。
「こら、かわいいことをするんじゃない」
「……あのカイトが……かわいい……」
ビットが思わず呟くのを聞いたジャンがビットを蹴った。ひゃああああ! 怖い!
「誰が妻の名を呼んでいいと許した? 奥様と呼べ」
すねを思いっきり蹴られたビットがバッと土下座する。
「ご主人様、奥様、申し訳ございません!」
……よく調教されている。ちょっと引く。
「お前は基本寝室の前だ。カイトの護衛として命をかけろ」
「はい!」
なんかやだけどしょうがない。主は俺じゃないし……。
「なぁ、ジャン」
「どうした?」
「例えばなんだけどさ、もし居間とかにいる時話し相手とかにしてもいいのか?」
「コイツをか」
「うん、まだ聞きたりないし。俺って、そんなに簡単に売られるような人間関係しか結べなかったのかなって……」
「僕か兄さんが聞いてもいいならかまわない。カイトを一人きりには絶対できない」
「それはうん、かまわないよ……」
売られた事実は消せないし、実際俺もそれなりにひどい目にあった。竜族に丸一日ヤられたり、蛇族の二本のちんちんでぐりぐりヤられたり、鳳凰族の伸びるちんちんでありえないほど奥まで犯されたこともあった。終った後はジャンが身体を清めてくれて、それからヤられたけど、あの一か月はもうどうにでもしろという投げやりなかんじだったからかろうじて生きていたのだと思う。まぁ精を受けてもどんどん弱っていったみたいだったけど。
断片的にしか思い出せないけど、みんなそれなりに優しく抱いてくれていたかもしれない。そう思ったら涙がポロリとこぼれた。
「カイト?」
「ん……なんでも、ない」
でも身体は俺を裏切ってぼろぼろぼろぼろと涙をこぼした。
「なんで、俺……売られ……」
ビットが苦し気な顔をした。そんな顔をしたって今更だ。仲間だって、これからも数年は一緒にやっていくんだって信じてた。金は確かに大事だって知っているし、なかったら生きていけない。だからって仲間を売るなんて……。
「カイト、泣くな」
ジャンが俺の頬を舐めて涙を吸い取る。
「や、だ……」
「だめだ。他の奴のせいで泣くな」
「わかんな……」
別に泣きたくて泣いてるわけじゃない。
「ビット、寝室の前に立て。僕と兄さん以外は決して入れないように」
「かしこまりました!」
ジャンの腕に抱かれて寝室に戻された。ベッドに押し倒され、ちゅ、ちゅと目元に口づけられる。そんなに優しくしないでほしい。なんで泣いてるのかよくわからなくて更に泣いてしまう。涙が止まらなくて困っているとジャックも入ってきた。
「カイト、何故泣く」
「わ、かんない……」
「俺はカイトがかわいい」
ジャックが変なことを言いだした。
「泣いているカイトもかわいい」
そう言ってベッドに乗り上げてきた。
「抱く」
「……え……」
ジャックはジャンの下から俺を攫うと、膝に乗せて服を脱がせた。
「え、え……?」
そして目元に口づけ、鼻に、頬に口づけを落とし、唇に触れた。肉厚の唇があやすように俺の唇を食む。ちら、とジャンを窺うと慈しむような表情をしていた。
いつのまにか涙は止まっていた。なんだかたまらなくなって俺はジャックに縋りついた。
ジャックに抱きしめられたままベッドに下ろされる。唇が半開きになったら長くて肉厚の舌が入ってきた。そのまま口腔内を舐め回される。
「んんっ……」
優しいんだけど、優しいんだけど、まるで支配されているみたいでどきどきしてしまう。俺はMじゃないはずなのに、ジャックやジャンの大きい身体で包まれたらどうにでもして、なんて思ってしまった。俺のばかばか。
耳たぶを食まれ、首筋、鎖骨とキスを落とされて、陥没乳首に二人でふっと息を吹きかけられた。
「っ、やっ……」
「全く誰もこのかわいい乳首をいじらなかったなんて……」
「埋まっているのもかわいいが、常に出ているように育てるぞ」
「え、あんっ……!」
ジャンとジャックが俺の乳首を眺めてとんでもないことを言い、二人同時にちゅうっと吸い付いた。身体がびくん、と大きく震える。
俺の乳首、どうなっちゃうんだろう。
ーーーー
次回からエロー!(歓喜
何故シャオを門番にしたかというと、話し上手で警戒されにくいという利点がある。本人はそれなりに強い魔法使いであり、何かあった時自分の身は自分で守れる。(冒険者全般が一応そうではある)また、俺を攫おうとするなら裏口からだろうということで、家の周りの警戒はレイドに任せることにした。如何にも怖そうだし、それにレイドは見かけによらず気配察知能力が高い。これがベストな配置だと思った。
そしてビットが触手族ということでその特徴を見せてもらった。触手族は一般的に下半身が触手という形で暮らしている。ようは下半身がタコみたいな状態だ。ビットは混血なので基本は人型だが、身体の部位を触手に替えることは容易らしい。
で、見せてもらったんだが。
うん、なんかエロいな。ぬるぬるのぐちゃぐちゃのどろどろだった。肌色の触手怖い。
ジャンはそれを見ながら何やら頷いた。
も、もしかしてあの触手で俺を……なんて想像をして蒼褪めてしまった。俺の様子に気づいたジャンが優しく抱きしめてくれた。俺はジャンの腕をぎゅっと抱きしめた。
「こら、かわいいことをするんじゃない」
「……あのカイトが……かわいい……」
ビットが思わず呟くのを聞いたジャンがビットを蹴った。ひゃああああ! 怖い!
「誰が妻の名を呼んでいいと許した? 奥様と呼べ」
すねを思いっきり蹴られたビットがバッと土下座する。
「ご主人様、奥様、申し訳ございません!」
……よく調教されている。ちょっと引く。
「お前は基本寝室の前だ。カイトの護衛として命をかけろ」
「はい!」
なんかやだけどしょうがない。主は俺じゃないし……。
「なぁ、ジャン」
「どうした?」
「例えばなんだけどさ、もし居間とかにいる時話し相手とかにしてもいいのか?」
「コイツをか」
「うん、まだ聞きたりないし。俺って、そんなに簡単に売られるような人間関係しか結べなかったのかなって……」
「僕か兄さんが聞いてもいいならかまわない。カイトを一人きりには絶対できない」
「それはうん、かまわないよ……」
売られた事実は消せないし、実際俺もそれなりにひどい目にあった。竜族に丸一日ヤられたり、蛇族の二本のちんちんでぐりぐりヤられたり、鳳凰族の伸びるちんちんでありえないほど奥まで犯されたこともあった。終った後はジャンが身体を清めてくれて、それからヤられたけど、あの一か月はもうどうにでもしろという投げやりなかんじだったからかろうじて生きていたのだと思う。まぁ精を受けてもどんどん弱っていったみたいだったけど。
断片的にしか思い出せないけど、みんなそれなりに優しく抱いてくれていたかもしれない。そう思ったら涙がポロリとこぼれた。
「カイト?」
「ん……なんでも、ない」
でも身体は俺を裏切ってぼろぼろぼろぼろと涙をこぼした。
「なんで、俺……売られ……」
ビットが苦し気な顔をした。そんな顔をしたって今更だ。仲間だって、これからも数年は一緒にやっていくんだって信じてた。金は確かに大事だって知っているし、なかったら生きていけない。だからって仲間を売るなんて……。
「カイト、泣くな」
ジャンが俺の頬を舐めて涙を吸い取る。
「や、だ……」
「だめだ。他の奴のせいで泣くな」
「わかんな……」
別に泣きたくて泣いてるわけじゃない。
「ビット、寝室の前に立て。僕と兄さん以外は決して入れないように」
「かしこまりました!」
ジャンの腕に抱かれて寝室に戻された。ベッドに押し倒され、ちゅ、ちゅと目元に口づけられる。そんなに優しくしないでほしい。なんで泣いてるのかよくわからなくて更に泣いてしまう。涙が止まらなくて困っているとジャックも入ってきた。
「カイト、何故泣く」
「わ、かんない……」
「俺はカイトがかわいい」
ジャックが変なことを言いだした。
「泣いているカイトもかわいい」
そう言ってベッドに乗り上げてきた。
「抱く」
「……え……」
ジャックはジャンの下から俺を攫うと、膝に乗せて服を脱がせた。
「え、え……?」
そして目元に口づけ、鼻に、頬に口づけを落とし、唇に触れた。肉厚の唇があやすように俺の唇を食む。ちら、とジャンを窺うと慈しむような表情をしていた。
いつのまにか涙は止まっていた。なんだかたまらなくなって俺はジャックに縋りついた。
ジャックに抱きしめられたままベッドに下ろされる。唇が半開きになったら長くて肉厚の舌が入ってきた。そのまま口腔内を舐め回される。
「んんっ……」
優しいんだけど、優しいんだけど、まるで支配されているみたいでどきどきしてしまう。俺はMじゃないはずなのに、ジャックやジャンの大きい身体で包まれたらどうにでもして、なんて思ってしまった。俺のばかばか。
耳たぶを食まれ、首筋、鎖骨とキスを落とされて、陥没乳首に二人でふっと息を吹きかけられた。
「っ、やっ……」
「全く誰もこのかわいい乳首をいじらなかったなんて……」
「埋まっているのもかわいいが、常に出ているように育てるぞ」
「え、あんっ……!」
ジャンとジャックが俺の乳首を眺めてとんでもないことを言い、二人同時にちゅうっと吸い付いた。身体がびくん、と大きく震える。
俺の乳首、どうなっちゃうんだろう。
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次回からエロー!(歓喜
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