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211.永遠に愛される運命のようで
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朝からとろとろにされて全身溶けてしまうのではないかと思った。
こうして抱かれるとジャンのことも好きだなってしみじみ思う。ジャックとジャンのこと、大好き。
「朝食ができたぞ」
とジャックが呼びにきてくれた。ジャンが洗浄魔法をかけてくれて、抱き上げられて居間に向かう。本当に歩けなくなりそうだなぁっていつも思う。だから何度でも確認するのだ。
「なぁ……俺本気で歩けなくなりそうなんだけど」
「? カイトが歩く必要などないだろう?」
ジャックが不思議そうに言う。俺はなんともいえない顔をした。いつものやりとりではある。
「……少しは歩きたい……」
「だめだ」
ジャックが即答した。
「なんで?」
俺は口を尖らせた。
「嫁は夫の腕に抱かれて移動するものだ。歩くなどとんでもない」
俺はちら、とロンドとビットを見た。竜族や触手族もそういうものなんだろうか。
「で、でもでもっ! それで本当に歩けなくなって、いざという時何もできなかったら困るじゃないか! それに、こんな食っちゃ寝な生活してたら身体だってすぐだらしなくなってしまうだろうし……」
それで二人に愛想をつかされたら困る。
「……天使についていろいろ調べてみたが、信じられないことに30歳の誕生日を迎えた時点で体型などは維持されるそうだ。もちろんそれは愛し愛されることが前提だがな」
「そんな、バカな……」
ジャンが言っていることが到底信じられない。
「ただ性処理道具にされた天使は衰弱して簡単に死に至る。少し前のカイトのような状態だな。だが僕たちはカイトを愛しているし、カイトも僕たちのことが好きなはずだ。ずっとこのままでいられるだろう。それに」
「それに?」
「いくらカイトがされるがままとはいえあれだけ感じて精を放っているんだ。体力の消費量はすごいはずだぞ」
「えええええ」
そういえばセックスのカロリー消費量はかなりあるようなことを聞いたことがある。具体的にはどれぐらいの数値なのか知らないけど。
「そ、そっか……」
じゃあいいか、と思った。
「じゃあ……俺のこと、捨てるなよ?」
俺たちは全然対等じゃない。ジャンとジャックがいらないって言ったら明日にでも野垂れ死にするだろう。他の奴に譲渡だってされたくない。だって俺は二人のことがたまらなく好きなんだから。
ジャンにきつく抱きしめられた。
「捨てるわけがないだろう。カイトは心配性なのか? 僕たちはいつだってカイトに夢中なのに」
「……一生夢中とは限らないだろ……」
「永遠に夢中だ」
ジャックが俺の手を取り、手の甲に口づけた。カッと顔に熱が上がるのを感じた。
「それよりも食おう。話はそれからだ」
確かにおなかがすいたと思う。
おなかいっぱい食べて少し落ち着いた。でもなんで俺こんなに情緒不安定なんだろうな? 首を傾げた。
「カイト、どうかしたのか?」
「んー……なんでこんなに落ち着かないのかなって思って……」
ジャックに聞かれて素直に答えた。
「僕たちのことを心から好きになっているからだろう? だから今になって不安になっているんだ。違うか?」
悔しいけど、そうかもしれない。
「そう、なのかもな……」
「それなら、カイトがずっと不安な方がいい。俺たちがただひたすらにカイトを愛して、その不安を埋めるから」
ジャックが嬉しそうに言う。だからなんでそういうこと恥ずかしがりもしないで言うかな。
「……ジャックは、午後までお預け……」
「カイト……」
途端にジャックが情けない顔をした。
「だ、だって……昨日いっぱいしたじゃんか……」
言ってて顔がどんどん熱くなるのが困る。
「毎日いっぱい抱きたい」
そんな子供みたいなこと言われたって感じすぎてたいへんなんだよっ。
「だから……感じすぎちゃうから、たいへんなんだって……」
「ほほう。なら僕とはそこまで感じすぎないのか?」
ジャンが面白がるように言う。
「そ、そうじゃなくて……」
うまく説明できない。
「もっと手加減してほしくて……」
「確かに、兄さんだけだと止める者がいないな。だが兄さんもカイトを抱きたくてたまらない……」
ジャンならわかってくれると思った。でもその後に続いた科白に白目をむきそうになった。
「ならばやはり二輪挿しすればいいんじゃないか」
もう、この兄弟やだ。
「それはいい考えだな。カイトをとろとろにしよう」
「ええ兄さん、今日もいっぱい可愛がりましょう」
子牛は売られていく運命のようだ。
「優しくしてくれ……」
「いつも優しくしてるだろ」
そうだけど、そうなんだけど……。
二輪挿しなんかされたら尻穴拡がっちゃうから、その後なかなか尻穴が閉まらなくて困ってしまうのだ。ぽっかり空いた尻穴を見て二人とももっと興奮していっぱい後戯をされてしまうし……しかも尻穴が閉じる前にまた犯されちゃったりもするから感じすぎてたいへんなことになっちゃうし。
二輪挿しされるの好きだけど、好きになっちゃったんだけどもう少し手加減してほしい。
ジャンに抱き上げられて寝室に運ばれる。
二輪挿しされるのだろう尻穴が、期待しているみたいでひくひくし始めた。
もー、俺の身体がエロくてやだ。
ーーーーー
4/17 BLの新作を開始しました! 題材は鬼+聖職者×天使です。またしてもエロがエロでエロなのよ! という話になります(何
「化物の生贄花嫁~童貞処女だったのに旦那様たちに毎日甘く抱かれています」
現在72話です。ウイがめちゃくちゃかわいい件について。
よろしくですー
こうして抱かれるとジャンのことも好きだなってしみじみ思う。ジャックとジャンのこと、大好き。
「朝食ができたぞ」
とジャックが呼びにきてくれた。ジャンが洗浄魔法をかけてくれて、抱き上げられて居間に向かう。本当に歩けなくなりそうだなぁっていつも思う。だから何度でも確認するのだ。
「なぁ……俺本気で歩けなくなりそうなんだけど」
「? カイトが歩く必要などないだろう?」
ジャックが不思議そうに言う。俺はなんともいえない顔をした。いつものやりとりではある。
「……少しは歩きたい……」
「だめだ」
ジャックが即答した。
「なんで?」
俺は口を尖らせた。
「嫁は夫の腕に抱かれて移動するものだ。歩くなどとんでもない」
俺はちら、とロンドとビットを見た。竜族や触手族もそういうものなんだろうか。
「で、でもでもっ! それで本当に歩けなくなって、いざという時何もできなかったら困るじゃないか! それに、こんな食っちゃ寝な生活してたら身体だってすぐだらしなくなってしまうだろうし……」
それで二人に愛想をつかされたら困る。
「……天使についていろいろ調べてみたが、信じられないことに30歳の誕生日を迎えた時点で体型などは維持されるそうだ。もちろんそれは愛し愛されることが前提だがな」
「そんな、バカな……」
ジャンが言っていることが到底信じられない。
「ただ性処理道具にされた天使は衰弱して簡単に死に至る。少し前のカイトのような状態だな。だが僕たちはカイトを愛しているし、カイトも僕たちのことが好きなはずだ。ずっとこのままでいられるだろう。それに」
「それに?」
「いくらカイトがされるがままとはいえあれだけ感じて精を放っているんだ。体力の消費量はすごいはずだぞ」
「えええええ」
そういえばセックスのカロリー消費量はかなりあるようなことを聞いたことがある。具体的にはどれぐらいの数値なのか知らないけど。
「そ、そっか……」
じゃあいいか、と思った。
「じゃあ……俺のこと、捨てるなよ?」
俺たちは全然対等じゃない。ジャンとジャックがいらないって言ったら明日にでも野垂れ死にするだろう。他の奴に譲渡だってされたくない。だって俺は二人のことがたまらなく好きなんだから。
ジャンにきつく抱きしめられた。
「捨てるわけがないだろう。カイトは心配性なのか? 僕たちはいつだってカイトに夢中なのに」
「……一生夢中とは限らないだろ……」
「永遠に夢中だ」
ジャックが俺の手を取り、手の甲に口づけた。カッと顔に熱が上がるのを感じた。
「それよりも食おう。話はそれからだ」
確かにおなかがすいたと思う。
おなかいっぱい食べて少し落ち着いた。でもなんで俺こんなに情緒不安定なんだろうな? 首を傾げた。
「カイト、どうかしたのか?」
「んー……なんでこんなに落ち着かないのかなって思って……」
ジャックに聞かれて素直に答えた。
「僕たちのことを心から好きになっているからだろう? だから今になって不安になっているんだ。違うか?」
悔しいけど、そうかもしれない。
「そう、なのかもな……」
「それなら、カイトがずっと不安な方がいい。俺たちがただひたすらにカイトを愛して、その不安を埋めるから」
ジャックが嬉しそうに言う。だからなんでそういうこと恥ずかしがりもしないで言うかな。
「……ジャックは、午後までお預け……」
「カイト……」
途端にジャックが情けない顔をした。
「だ、だって……昨日いっぱいしたじゃんか……」
言ってて顔がどんどん熱くなるのが困る。
「毎日いっぱい抱きたい」
そんな子供みたいなこと言われたって感じすぎてたいへんなんだよっ。
「だから……感じすぎちゃうから、たいへんなんだって……」
「ほほう。なら僕とはそこまで感じすぎないのか?」
ジャンが面白がるように言う。
「そ、そうじゃなくて……」
うまく説明できない。
「もっと手加減してほしくて……」
「確かに、兄さんだけだと止める者がいないな。だが兄さんもカイトを抱きたくてたまらない……」
ジャンならわかってくれると思った。でもその後に続いた科白に白目をむきそうになった。
「ならばやはり二輪挿しすればいいんじゃないか」
もう、この兄弟やだ。
「それはいい考えだな。カイトをとろとろにしよう」
「ええ兄さん、今日もいっぱい可愛がりましょう」
子牛は売られていく運命のようだ。
「優しくしてくれ……」
「いつも優しくしてるだろ」
そうだけど、そうなんだけど……。
二輪挿しなんかされたら尻穴拡がっちゃうから、その後なかなか尻穴が閉まらなくて困ってしまうのだ。ぽっかり空いた尻穴を見て二人とももっと興奮していっぱい後戯をされてしまうし……しかも尻穴が閉じる前にまた犯されちゃったりもするから感じすぎてたいへんなことになっちゃうし。
二輪挿しされるの好きだけど、好きになっちゃったんだけどもう少し手加減してほしい。
ジャンに抱き上げられて寝室に運ばれる。
二輪挿しされるのだろう尻穴が、期待しているみたいでひくひくし始めた。
もー、俺の身体がエロくてやだ。
ーーーーー
4/17 BLの新作を開始しました! 題材は鬼+聖職者×天使です。またしてもエロがエロでエロなのよ! という話になります(何
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