ノンケなのにアナニー好きな俺が恋をしたら

浅葱

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24.ケツマンコって言うな

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 安田はがたいがでかいだけじゃなくて、どこもかしこも大きかった。舌も肉厚で長かったし、指も太く節くれ立っていて長かった。
 普通なら友人の身体的特徴など言われなければ知ることもないだろう。まじまじと見るなんてこともないし。なのに尻穴でそれを知ってしまうとか勘弁してほしい。

「あっ、あっ、あっ……」

 安田は俺の中を長く肉厚の舌でたっぷり舐めた後、ローションをまぶした指で中をぐりぐりと広げた。尻穴の入口を指先で何度もなぞられるとぞくぞくする。太くて節くれ立った指が二本ゆっくりと尻穴を穿ち、俺の中に触れる。

「なぁ、どこがイイのか教えろよ」

 だからその声やめてほしい。
 岡といい安田といい色を含んだ声が腰に響くのだ。岡はどちらかといえば高めだが、安田の声は低い。思わず尻穴がひくひくと動いてしまった。

「智のココ、女みたいだな。アナルじゃなくてもうマンコじゃないか?」

 ココ、と言いながらずちゅずちゅと指を抜き差しされるのがたまらない。マンコだったら感じたり、危機感を覚えれば濡れるだろうが尻穴は勝手に濡れないと思う。でも気持ちいい。

「い、言うなよっ、そんな、ことっ……あっ、んっ」
「すげえ感じっぷりだな。これなら多少無理しても大丈夫か」

 なんだか安田が不穏なことを言っている気がするが、三本目を入れられて限界まで入口を広げられるともう何も考えられなくなった。入口を指とかイチモツとかで思いっきり広げられるのが超気持ちいい。

「あっ、あっ、あーーーっっ!!」

 ぬっくぬっくと指が曲げられ、前立腺をこりこりと刺激される。すぐに頭が真っ白になり、俺はイッてしまった。

「ココだけでイくとか、智のケツマンコ、サイコーだ」
「あんっ、ケツ、マンコとか、言うなああああああ!!」

 そんなこと言われたらもっと感じてしまうじゃないか。

「ひうっ、う、動かす、なっ、あんっ……」

 イッてたいへんなのに安田はまだ前立腺を刺激している。頭に直接快感を叩き込まれているようで腰が勝手に揺れてしまうし、声も止まらない。そんなことをするなら早くイチモツで貫いてほしかった。

「今日明日休みだろ? たっぷり可愛がってやるから覚悟しろよ?」
「なっ、あっ、ああっ、あんっ、あんっ……」

 しっかり広がったと思ったのか、安田はやっと指を抜くと、うつ伏せで腰だけを上げた状態の俺の尻穴にその大きくて長いイチモツをずぶずぶと突き入れ始めた。
 それは岡自身と違ってみっちりと中を埋めるかんじではない。ただいつまでも入ってくることから、なんだか蛇のような物が入ってきているのかと思ってしまう。それは岡の巨根よりも更に奥まで中を開き、俺を啼かせた。

「やっ、やだっ、ふかっ、ああああーっ!」
「……すっげ……奥まで入った……超気持ちいい」

 奥の奥まで開かれてぐりぐりと腰を回されるのがたまらない。鈍く甘い痛みに俺は陶然となる。岡にも征服されていると考えるだけで尻穴がきゅんきゅんしてしまうが、安田に貫かれるのもすごくよかった。

「あっ……あっ……」

 奥までいっぱい、という余韻に震えていると、なんということか安田はそのまま俺の身体を持ち上げ、座位になった。

「あっ、ひいいいいいい~~~~!!」

 下からずがんっ! と突き上げられて俺はびくびくと震える。その衝撃で俺自身も達し、頭がまた真っ白になった。

「やっぱ智がいい。なぁ、俺もセフレにしてくれよ。アナニーなんかよりずっと気持ちいいだろ? 智の好きな奴の次でいいからさ」

 俺がイッたのもかまわずがんがん下から突き上げられながら言われても、拒絶の言葉も吐けない。

「だめなのか? じゃあ俺をセフレにするって言うまでヤるから」
「あひっ、あひぃっ、あああああんっ!」

 なんて乱暴な話だろう。俺は尻穴の奥まで延々抉られながら乳首をこねられたり、しまいには駅弁スタイルで家の中を移動されたりと散々に犯されまくった。そんな乱暴に扱われても俺自身は何度もイってしまうから、俺の土日は安田に尻穴をたっぷりヤられまくって終わった。
 すんごく気持ちよかったけど、もう少し限度ってものを知ってほしい。
 
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