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依存したくないオメガは依存させたいアルファに囚われる
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オメガの少年。
母親は運命の番の愛人だった。いろいろあっただろうに、母はそれを割り切って楽しんでいた。
そんな風にアルファに依存したくない主人公。
でも大学生になった時運命の番に遭ってしまった。
運命の番は金持ちの息子で、自分も企業しているやりてだった。たまたま同じ大学に通っていた。
結婚したいと言われるが断る。運命の番からは優秀なアルファが生まれるからと囚われて抱かれてしまう少年。
それならば契約しろと少年はアルファに言った。
アルファの子を産んだら番の解消をしろ。
その後は家と、五年は暮らせる資金と仕事をよこせという。
そうできないなら放せと言ったのに、アルファは少年の言うことを聞く。
でも少年はアルファに恋をしてしまう。そのストレスで発情期には抱かれている間の記憶がなくなる。抱かれている間はアルファに甘えまくって好き好き言いまくる。
実のところアルファは少年に一目惚れしていたし、運命の番であることに歓喜していた。
やがて二人の間にアルファの子が産まれた。
オメガの少年は青年になっていた。
契約通り番を解消しろと青年は言った。
それをアルファが拒む。
家も金も仕事もやるが、番の解消だけはしないとアルファは言った。
青年は怒った。お前にはもう抱かれたくないし、誰にも抱かれたくなんかないと言う。
それはそれでかまわないとアルファは笑う。
ただ体調を崩すといけないからとオメガの体調を整えるという薬を渡される。これを毎日飲むようにと青年は言われ、アルファにもらったからと青年は欠かさず飲むことにする。実はその薬は妊娠しやすくなるという新薬で、副作用として発情期の記憶が曖昧になるというものだった。(ご都合主義万歳)アルファは念には念を入れたのだ。
そうして子どもはアルファに渡し、青年は別居することとなった。
青年は発情期になるとその間の記憶を忘れてしまう。それを利用してアルファは青年の発情期には青年の元に通い、丁寧に抱いた。
抱かれている間、青年はアルファのことを好きだと、愛していると切々と訴えるし、巣作りもする。
発情期の後心も体もすっきりしていることに気づくが、自分で自慰をしまくって解消したのだろうと青年は勘違いをする。
そうして青年が知らない間にまた妊娠をしたことで、今度こそアルファに囚われる。(その間1年)
「そんな……そんな……」
「諦めてくれ。俺はもう君がいないと生きていけないんだ」
そう口説かれて青年はとうとう絆される。
青年はとっくにアルファに惚れていたから。
アルファが自分に依存してくれるならと、やっと気持ちに折り合いをつけたのだった。
(潜在的には青年がアルファに依存している)
おしまい。
似たような話を誰か書いてるかもしれないけど、それほど読んでいないのでわからない。
ネタとしてはありふれているのかもしれないけど、こんな話が読みたいのです!
母親は運命の番の愛人だった。いろいろあっただろうに、母はそれを割り切って楽しんでいた。
そんな風にアルファに依存したくない主人公。
でも大学生になった時運命の番に遭ってしまった。
運命の番は金持ちの息子で、自分も企業しているやりてだった。たまたま同じ大学に通っていた。
結婚したいと言われるが断る。運命の番からは優秀なアルファが生まれるからと囚われて抱かれてしまう少年。
それならば契約しろと少年はアルファに言った。
アルファの子を産んだら番の解消をしろ。
その後は家と、五年は暮らせる資金と仕事をよこせという。
そうできないなら放せと言ったのに、アルファは少年の言うことを聞く。
でも少年はアルファに恋をしてしまう。そのストレスで発情期には抱かれている間の記憶がなくなる。抱かれている間はアルファに甘えまくって好き好き言いまくる。
実のところアルファは少年に一目惚れしていたし、運命の番であることに歓喜していた。
やがて二人の間にアルファの子が産まれた。
オメガの少年は青年になっていた。
契約通り番を解消しろと青年は言った。
それをアルファが拒む。
家も金も仕事もやるが、番の解消だけはしないとアルファは言った。
青年は怒った。お前にはもう抱かれたくないし、誰にも抱かれたくなんかないと言う。
それはそれでかまわないとアルファは笑う。
ただ体調を崩すといけないからとオメガの体調を整えるという薬を渡される。これを毎日飲むようにと青年は言われ、アルファにもらったからと青年は欠かさず飲むことにする。実はその薬は妊娠しやすくなるという新薬で、副作用として発情期の記憶が曖昧になるというものだった。(ご都合主義万歳)アルファは念には念を入れたのだ。
そうして子どもはアルファに渡し、青年は別居することとなった。
青年は発情期になるとその間の記憶を忘れてしまう。それを利用してアルファは青年の発情期には青年の元に通い、丁寧に抱いた。
抱かれている間、青年はアルファのことを好きだと、愛していると切々と訴えるし、巣作りもする。
発情期の後心も体もすっきりしていることに気づくが、自分で自慰をしまくって解消したのだろうと青年は勘違いをする。
そうして青年が知らない間にまた妊娠をしたことで、今度こそアルファに囚われる。(その間1年)
「そんな……そんな……」
「諦めてくれ。俺はもう君がいないと生きていけないんだ」
そう口説かれて青年はとうとう絆される。
青年はとっくにアルファに惚れていたから。
アルファが自分に依存してくれるならと、やっと気持ちに折り合いをつけたのだった。
(潜在的には青年がアルファに依存している)
おしまい。
似たような話を誰か書いてるかもしれないけど、それほど読んでいないのでわからない。
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