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第17話 恐怖の魚淫人兄弟現る
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―― 柴田駅 東出口
駅舎から一歩踏み出すと、そこは歪な花壇によって狭められた歩道になっており、車寄せかタクシー乗り場でもした方が、まだマシと思える場所だ。
眼前にはエーゲ海が広がり、歓楽街の駅前とは思えない程の狭い道路がネオンに照らされいる。
普段ならば今宵の夢を求め、素敵な店を探す人がチラホラ歩いているが、今は魚とおばさんしか居ない。
魚とおばさん……
2メートル以上も有るハマチから筋肉質の手足が生えており、おばさんを捕らえている……
何とも摩訶不思議な状況であった。
「やめて! 離してちょうだい。いったい何をする気なの?」
怯えながら魚を拒むおばさんは、どうやら熟キャバに出勤する途中で捕まってしまったらしい。
本人は必死に抵抗しているつもりであろうが、心底嫌がっている様にもみえない。
「ぎょぎょぎょー……」
そんなおばさんを襲おうとしている魚ではあるが、さっきから躊躇していた。
やはり魚類でも若い子の方がいいのだろう。
と、そこへ……
金山方面から来た電車が過ぎ去った直後のことだ。
駅の中から可愛らしい声が聞こえてくる。
「そこまでです!」
「ぎょ!? 何奴!」
出入口から姿を現した魔法少女!
格闘を得意とした戦闘を行う魔法少女!
そう! 魔闘少女プディカベリーが人に仇なす淫人を討伐しに電車に乗って来たのだ!
「旦那とのセックスがご無沙汰になっている熟女でも、強姦は論外です! たとえ彼女が嫌がる振をしながら新たな刺激を求めようとも、このプディカベリーが許しません! 魚は大人しく刺身になりなさいっ!!」
「ぎょぎょぎょ! 現れやがったなプディカベリー! こんなババァはこっちこそ御免ぎょ。貴様の発育途中な身体がまだマシぎょ! 貧乳魔法少女め、このハマチ淫人様が貴様を苗床にしてくれるわ!」
自称ハマチの淫人はそう言うと、手を離しプディカベリーを舐める様に睨んだ。
その隙きにおばさんは、少し不機嫌そうな顔をしながらも逃げ出す。
文句の一つも言いたいだろうが、既に遅刻気味なので仕方がなく勤め先へと走って行った。
「誰が貧乳魔法少女ですかっ! こ、これでも胸の谷間はそれなりにありますから!」
「ぎょぎょぎょぉ、ならば俺様が確認してやるギョ。裸になって平伏すがいいギョー!」
「生物なんかに平伏すとか有り得ませんよっ。すぐに三枚おろしにしてあげますから覚悟して下さい!」
「ぎょへへへっ、生意気なガキだな。これからお前をマン汁垂らさせながらヒーヒー言わせてやるぎょ、期待しておけ!」
ハマチ淫人はドタドタ走り出すと、拳を振り上げいきなり攻撃して来るが、やはり海洋生物だからであろうか? 意外と動きが鈍い。
華麗に身を翻したプディカベリーは、寸前で避けつつカウンターパンチで魚の横腹を殴った。
「ぐふっぎょ!?」
「ふふっ、遅いですね」
「うごごぉ…… き、貴様ァーっ!」
怒る淫人もお構いなしに、怯んだ隙きに続けて必殺技を放つ!
「魔導拳!!」
ドドドーンッ!!
近距離で撃ち放たれた魔法の拳が直撃して大爆発だ!
確実な手応えを感じる。
「あらら…… もしかして、本当に雑魚でしたか?」
ニヤつくプディカベリーは余裕の表情で敵をあざ笑う。
「ぎょ…… ぎょぎょぇ……」
爆風が治まり姿を現したハマチ淫人は、右半分の鱗が剥がれ、生焼けながらも焼き魚になりつつあった。
辛うじて立ってはいるが、相当なダメージを負った様子だ。
「今回は楽勝のようですね」
「くそぉ! ガキのくせに舐めやがって! ただでは済まさんぎょ!」
焦げた顔を真っ赤にして怒鳴るが、プディカベリーは呆れた表情をわざと見せながら煽る。
「はぁ…… それではあなたを倒して、さっさと終わらせるとしましょうか。あはは」
「ぎょぎょっ、お前は勘違いをしてるぎょ?」
「は? 何を言っているのですか…… 勘違いなど何もありません。精々、雑魚淫人になったことを悔やむことですね。ははっ」
右手に魔力を込めて再び必殺技を撃とうとするプディカベリーだが、ハマチ淫人は不敵な笑みを浮かべていた。
「ぎょぎょぎょ、馬鹿な奴め……」
まるで、勝ち誇ったかの様に……
「これで終わりです! 魔導…… あえっ!?」
必殺技が出る前にプディカベリーを背後から強烈な衝撃が襲った!
「うっ! がはぁっ!?」
投げ捨てられる空き缶の様に飛ばされ、ビルの壁面に打ち付けられた。
コンクリは砕けガラガラと崩れる壁が、衝撃の強さを物語っている。
「がはっ、ぐはっ…… う、うぅぅぅ…… な、何がぁ…… あぐぅ……」
突然、背後からの攻撃に何が起こったのかわからなかった。
敵は目に前に捉えていた筈であったが、あらぬ方向からの攻撃だった。
両手をつき、必死に立ち上がり振り向くと……
「う、ぐぐっ…… え、嘘…… 何で……」
「ぎょぎょぎょっ、ザマアないなプディカベリー。さすが兄者ぎょ」
「弟。虐める。許さない」
なんと魚が二匹に増えている。
しかも、もう一匹はハマチ淫人よりも大きい!
(淫人が二体同時に出るなんて……)
「兄者は俺よりも強いぞ? 何せブリだからな! ブリ淫人ぎょっ!」
「ブリ。強い」
「く…… ざ、雑魚が一匹から二匹になっても変わりはありません! さっきは不意討ちを受けただけです」
そう言いながら、ダメージを確認すると、マジカルシールドは10パーセント減っているだけだ。
コスチュームも少し破れているが問題は無い。
だが、今ので淫度が10パーセント上がっていた。
(まだ平気みたいですね。でも…… どうして淫度が上昇してるのですか!?)
腑に落ちないプディカベリーではあるが、淫度の上昇はパラメーターも上げてくれる。
パワーアップで気を取り直して、闘志を燃やすのだ。
「このぉ、負けませんよ! 行きますっ!」
「ブリ。魔法少女。壊す」
「そうだ、生意気なクソガキを殺ってしまうぎょ。兄者よ」
「殺す。死ね。クソガキ」
カタコトに喋るブリ淫人が突進して来る。
ハマチ淫人とは桁違いの速度だ。
「見た目の割には動きが速いみたい…… ですがっ!」
それでも、プディカベリーの方が俊敏に動けるので、ギリギリで飛び退き間合いを取ると必殺技を放つ。
「魔導拳っ!!」
魔法の拳はブリ淫人目掛けて飛翔し直撃する。
筈であったが……
「リフレクトスマァァァァァッシュッ!! ブリッ!」
魚の尾が魔道拳を撃ち払った!!
同時に敵に放った魔法攻撃が跳ね返りプディカベリーを襲う!
「えっ? きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
自分の放った攻撃を諸に食らってしまい、更には爆発によって追加ダメージを受け視界も遮られた。
淫人を倒す程の力を持った魔法攻撃は強烈だ!
一瞬、意識が飛びそうになり、全身の骨が砕けそうな痛みが走る。
辛うじて倒れるのを耐えることができたが、視界が晴れると目の前にブリ淫人が迫っていた。
その後ろではハマチ淫人が面白そうに見ている。
「ぎょはははぁ、随分といい恰好になったじゃないかプディカベリー。クソガキにはお似合いぎょ」
「クソガキ。もっと痛めつける」
コスチュームは至る所が破れ、胸もはだけかけていた。
咄嗟に腕で胸を隠し、涙目で悔しさを顕わにする幼い少女は巨大な敵を見上げて恐怖心が沸き上がっていた。
それでも負けまいと勇気を振り絞る。
「はぁ、はぁ、はぁ…… うぐっ、こ、この程度で…… 図体がデカイだけの魚になんか…… プディカベリーは負けません! 必ずあなた達を倒してみせます!」
歯を食いしばり、どんなにピンチになろうとも強大な敵に立ち向かう魔闘少女プディカベリー。
魚の生臭さに嫌悪感を覚えるが、飛び道具である魔道拳を破られた今、近接戦闘で戦うしかない。
小さな体で果敢に挑むのであった。
駅舎から一歩踏み出すと、そこは歪な花壇によって狭められた歩道になっており、車寄せかタクシー乗り場でもした方が、まだマシと思える場所だ。
眼前にはエーゲ海が広がり、歓楽街の駅前とは思えない程の狭い道路がネオンに照らされいる。
普段ならば今宵の夢を求め、素敵な店を探す人がチラホラ歩いているが、今は魚とおばさんしか居ない。
魚とおばさん……
2メートル以上も有るハマチから筋肉質の手足が生えており、おばさんを捕らえている……
何とも摩訶不思議な状況であった。
「やめて! 離してちょうだい。いったい何をする気なの?」
怯えながら魚を拒むおばさんは、どうやら熟キャバに出勤する途中で捕まってしまったらしい。
本人は必死に抵抗しているつもりであろうが、心底嫌がっている様にもみえない。
「ぎょぎょぎょー……」
そんなおばさんを襲おうとしている魚ではあるが、さっきから躊躇していた。
やはり魚類でも若い子の方がいいのだろう。
と、そこへ……
金山方面から来た電車が過ぎ去った直後のことだ。
駅の中から可愛らしい声が聞こえてくる。
「そこまでです!」
「ぎょ!? 何奴!」
出入口から姿を現した魔法少女!
格闘を得意とした戦闘を行う魔法少女!
そう! 魔闘少女プディカベリーが人に仇なす淫人を討伐しに電車に乗って来たのだ!
「旦那とのセックスがご無沙汰になっている熟女でも、強姦は論外です! たとえ彼女が嫌がる振をしながら新たな刺激を求めようとも、このプディカベリーが許しません! 魚は大人しく刺身になりなさいっ!!」
「ぎょぎょぎょ! 現れやがったなプディカベリー! こんなババァはこっちこそ御免ぎょ。貴様の発育途中な身体がまだマシぎょ! 貧乳魔法少女め、このハマチ淫人様が貴様を苗床にしてくれるわ!」
自称ハマチの淫人はそう言うと、手を離しプディカベリーを舐める様に睨んだ。
その隙きにおばさんは、少し不機嫌そうな顔をしながらも逃げ出す。
文句の一つも言いたいだろうが、既に遅刻気味なので仕方がなく勤め先へと走って行った。
「誰が貧乳魔法少女ですかっ! こ、これでも胸の谷間はそれなりにありますから!」
「ぎょぎょぎょぉ、ならば俺様が確認してやるギョ。裸になって平伏すがいいギョー!」
「生物なんかに平伏すとか有り得ませんよっ。すぐに三枚おろしにしてあげますから覚悟して下さい!」
「ぎょへへへっ、生意気なガキだな。これからお前をマン汁垂らさせながらヒーヒー言わせてやるぎょ、期待しておけ!」
ハマチ淫人はドタドタ走り出すと、拳を振り上げいきなり攻撃して来るが、やはり海洋生物だからであろうか? 意外と動きが鈍い。
華麗に身を翻したプディカベリーは、寸前で避けつつカウンターパンチで魚の横腹を殴った。
「ぐふっぎょ!?」
「ふふっ、遅いですね」
「うごごぉ…… き、貴様ァーっ!」
怒る淫人もお構いなしに、怯んだ隙きに続けて必殺技を放つ!
「魔導拳!!」
ドドドーンッ!!
近距離で撃ち放たれた魔法の拳が直撃して大爆発だ!
確実な手応えを感じる。
「あらら…… もしかして、本当に雑魚でしたか?」
ニヤつくプディカベリーは余裕の表情で敵をあざ笑う。
「ぎょ…… ぎょぎょぇ……」
爆風が治まり姿を現したハマチ淫人は、右半分の鱗が剥がれ、生焼けながらも焼き魚になりつつあった。
辛うじて立ってはいるが、相当なダメージを負った様子だ。
「今回は楽勝のようですね」
「くそぉ! ガキのくせに舐めやがって! ただでは済まさんぎょ!」
焦げた顔を真っ赤にして怒鳴るが、プディカベリーは呆れた表情をわざと見せながら煽る。
「はぁ…… それではあなたを倒して、さっさと終わらせるとしましょうか。あはは」
「ぎょぎょっ、お前は勘違いをしてるぎょ?」
「は? 何を言っているのですか…… 勘違いなど何もありません。精々、雑魚淫人になったことを悔やむことですね。ははっ」
右手に魔力を込めて再び必殺技を撃とうとするプディカベリーだが、ハマチ淫人は不敵な笑みを浮かべていた。
「ぎょぎょぎょ、馬鹿な奴め……」
まるで、勝ち誇ったかの様に……
「これで終わりです! 魔導…… あえっ!?」
必殺技が出る前にプディカベリーを背後から強烈な衝撃が襲った!
「うっ! がはぁっ!?」
投げ捨てられる空き缶の様に飛ばされ、ビルの壁面に打ち付けられた。
コンクリは砕けガラガラと崩れる壁が、衝撃の強さを物語っている。
「がはっ、ぐはっ…… う、うぅぅぅ…… な、何がぁ…… あぐぅ……」
突然、背後からの攻撃に何が起こったのかわからなかった。
敵は目に前に捉えていた筈であったが、あらぬ方向からの攻撃だった。
両手をつき、必死に立ち上がり振り向くと……
「う、ぐぐっ…… え、嘘…… 何で……」
「ぎょぎょぎょっ、ザマアないなプディカベリー。さすが兄者ぎょ」
「弟。虐める。許さない」
なんと魚が二匹に増えている。
しかも、もう一匹はハマチ淫人よりも大きい!
(淫人が二体同時に出るなんて……)
「兄者は俺よりも強いぞ? 何せブリだからな! ブリ淫人ぎょっ!」
「ブリ。強い」
「く…… ざ、雑魚が一匹から二匹になっても変わりはありません! さっきは不意討ちを受けただけです」
そう言いながら、ダメージを確認すると、マジカルシールドは10パーセント減っているだけだ。
コスチュームも少し破れているが問題は無い。
だが、今ので淫度が10パーセント上がっていた。
(まだ平気みたいですね。でも…… どうして淫度が上昇してるのですか!?)
腑に落ちないプディカベリーではあるが、淫度の上昇はパラメーターも上げてくれる。
パワーアップで気を取り直して、闘志を燃やすのだ。
「このぉ、負けませんよ! 行きますっ!」
「ブリ。魔法少女。壊す」
「そうだ、生意気なクソガキを殺ってしまうぎょ。兄者よ」
「殺す。死ね。クソガキ」
カタコトに喋るブリ淫人が突進して来る。
ハマチ淫人とは桁違いの速度だ。
「見た目の割には動きが速いみたい…… ですがっ!」
それでも、プディカベリーの方が俊敏に動けるので、ギリギリで飛び退き間合いを取ると必殺技を放つ。
「魔導拳っ!!」
魔法の拳はブリ淫人目掛けて飛翔し直撃する。
筈であったが……
「リフレクトスマァァァァァッシュッ!! ブリッ!」
魚の尾が魔道拳を撃ち払った!!
同時に敵に放った魔法攻撃が跳ね返りプディカベリーを襲う!
「えっ? きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
自分の放った攻撃を諸に食らってしまい、更には爆発によって追加ダメージを受け視界も遮られた。
淫人を倒す程の力を持った魔法攻撃は強烈だ!
一瞬、意識が飛びそうになり、全身の骨が砕けそうな痛みが走る。
辛うじて倒れるのを耐えることができたが、視界が晴れると目の前にブリ淫人が迫っていた。
その後ろではハマチ淫人が面白そうに見ている。
「ぎょはははぁ、随分といい恰好になったじゃないかプディカベリー。クソガキにはお似合いぎょ」
「クソガキ。もっと痛めつける」
コスチュームは至る所が破れ、胸もはだけかけていた。
咄嗟に腕で胸を隠し、涙目で悔しさを顕わにする幼い少女は巨大な敵を見上げて恐怖心が沸き上がっていた。
それでも負けまいと勇気を振り絞る。
「はぁ、はぁ、はぁ…… うぐっ、こ、この程度で…… 図体がデカイだけの魚になんか…… プディカベリーは負けません! 必ずあなた達を倒してみせます!」
歯を食いしばり、どんなにピンチになろうとも強大な敵に立ち向かう魔闘少女プディカベリー。
魚の生臭さに嫌悪感を覚えるが、飛び道具である魔道拳を破られた今、近接戦闘で戦うしかない。
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