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実践編2
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前回、大切なセーブデータが壊れてしまいました。
困りましたね。
そこで今回はサムチェックを直して行きます。
方法は至って簡単です。
16進数で10000、つまり10進数だと65536から目的のセーブデータファイルの合計を引いた数値が正常なサムチェックの数値となります。
データの数値を全部足してしまえば良いわけです。
しかし、これは面倒ですねw
安心して下さい、大丈夫です。
引くための16進数で10000は変わりません。
つまり自分の弄った数値のぶんだけ足し引きすればいいだけなのです。
増やしたら減らす、減らしたら増やす。
前回の例だと、根性ステータスの05を06にしましたね。
1だけ増やしただけです。
だから元のサムチェックの数値から1を引けば良いだけです。
逆に05を03に2つ減らした場合は、サムチェックの数値に2を足す。
これなら簡単ですね。
サムチェックの数値はそれぞれのセーブデータごとに用意されており、ファイルネームの先頭から3つ目と4つ目まで戻ったアドレスにあります。
画像を見て見ましょう。
赤いカーソルがファイルネームの先頭です。
その前の方にある『C012番地』と『C013番地』のFBECが元のサムチェックになります。
ここで1つ注意するべき事があります。
それは、すべての数値はリトルエディアンで格納されているということです。
なんでしょうね、リトルエディアンって。
これは前のアドレス内の数値の方が桁が低いという意味です。
意味不明ですねw
ですが簡単な事ですので安心して下さい。
1つのアドレスに入る数値は最大でFFまでです。
それ以上の数値を扱うには別のアドレスを使います。
2つのアドレスを使えばFFFFまでの数値を使えますし、3つのアドレスならFFFFFFですね。
画像のサムチェックの数値はFBECなので2つのアドレスを使っているわけですね。
ここで、先程書いた前のアドレスの方が桁が低いのを思い出して下さい。
FBECの数値はそれぞれ『FB』『EC』で格納されています。
前の方が低ということは事は、実際の数値は前後を入れ替えたECFBとなるのです。
このリトルエディアンはすべてのセーブデータ内で適用されます。
例えばHPを10000から99999にしたい場合、16進数では002710から01869Fに書き換える事になります。
これがセーブデータ内ではリトルエディアンなので、元のHPが10 27 00となっており、それを9F 86 01に書き換える事になります。
簡単に言えば、右から数値を読んでいけば良いだけです。
ただし、1つのアドレスは2桁ですが、これは普通に左から読みます。
10 00=リトルエディアンで00 10
理解してしまえば簡単ですね。
それでは話を元に戻してサムチェックを修正してあげましょう。
FBECから1を引きます。
元の数地がリトルエディアンなので計算機には非リトルエディアンでECFB-0001と入力して計算し、ECFB-0001=ECFAとなります。
これを再び前後を入替えてFAECと入力してあげます。
実際に変化するのは『C012番地』にあるFBだけですので、それをFAにしてあげましょう。
これでサムチェックは完璧です。
忘れずに『SAVE』を実行して下さい。
リセットをしてから削除画面で確認しましょう。
ファイル名の横にあった『×』が消えていれば成功です。
実際にゲームを起動してみましょう。
セーブデータをロードすれば根性が006となっているはずです。
以上がセーブデータの書き換え。
いわゆるセーブチートですね。
今回は極めて単純なチートの為に、サーチをしていません。
本来は少しゲームを進行させて、前回のセーブデータとどこの数値が変化したか? などを調べる必要があります。
最初にときめきメモリアルのセーブを若干進行させて違う2か所にセーブしたのはこの為です。
2つのセーブデータがあれば、いちいち進行→セーブを繰り返さなくともサーチ出来るからです。
他にもこのチート方法は、あくまでもデフォルトのサムチェックを使用したゲームのみです。
殆どのゲームはこの方法でチートが可能ですが、中には独自のサムチェックを持ったゲームもあります。
その場合は独自で解析するしかありませんので、諦めた方が良いでしょう。
他にもセーブファイルは正常でもロードできない状態とかもあります。
例えばプリンセスメーカーです。
このゲームは娘を着せ替えることが出来るのですが、着れない服を数値上で着たままにするとロード出来ません。
エミュレーターでは直接実行中のメモリを書き換えて強制着せ替えが可能な為に、裸にも出来ますが今回の方法では不可能です。
ちょっと残念ですねw
最後にチートをして何が面白いの? と思われる方も当然居ると思います。
楽しみ方は人それぞれですが、一部例を上げるならば『強ニュー』とかですね。
一度ゲームをクリアして、もう一度楽しみたいけど面倒臭い。
そんな時には強くてニューゲーム、強ニューです。
他にも知的好奇心とかもあります。
ゲームの進行上でRPGなど強制的に負けるイベントは良くありますが、もしも勝ったら?
負けるはずなのに勝ってしまったらどうなるのでしょうか?
チートで最強状態になって絶対に勝てない強敵を倒してしまいましょう。
今回使ったときめきメモリアルも、すべてのステータスをMAXでプレイしたら?
考えると、ちょっとワクワクしませんか?
小説の主人公最強、神様からもらったチートをゲームで体験できてしまいます!
更にはステージごとにセーブするゲームだったら、本来無いはずのそれ以降のステージを指定したら……
この画像はイースⅣの序盤で取られてしまった最強装備を無理矢理回収していますw
何もない所にカーソルが行っています。
なんだか面白いですね。
楽しみ方はひとそれぞれなのです。
それでは皆さん、良いチートライフを!
Wir sehen uns
困りましたね。
そこで今回はサムチェックを直して行きます。
方法は至って簡単です。
16進数で10000、つまり10進数だと65536から目的のセーブデータファイルの合計を引いた数値が正常なサムチェックの数値となります。
データの数値を全部足してしまえば良いわけです。
しかし、これは面倒ですねw
安心して下さい、大丈夫です。
引くための16進数で10000は変わりません。
つまり自分の弄った数値のぶんだけ足し引きすればいいだけなのです。
増やしたら減らす、減らしたら増やす。
前回の例だと、根性ステータスの05を06にしましたね。
1だけ増やしただけです。
だから元のサムチェックの数値から1を引けば良いだけです。
逆に05を03に2つ減らした場合は、サムチェックの数値に2を足す。
これなら簡単ですね。
サムチェックの数値はそれぞれのセーブデータごとに用意されており、ファイルネームの先頭から3つ目と4つ目まで戻ったアドレスにあります。
画像を見て見ましょう。
赤いカーソルがファイルネームの先頭です。
その前の方にある『C012番地』と『C013番地』のFBECが元のサムチェックになります。
ここで1つ注意するべき事があります。
それは、すべての数値はリトルエディアンで格納されているということです。
なんでしょうね、リトルエディアンって。
これは前のアドレス内の数値の方が桁が低いという意味です。
意味不明ですねw
ですが簡単な事ですので安心して下さい。
1つのアドレスに入る数値は最大でFFまでです。
それ以上の数値を扱うには別のアドレスを使います。
2つのアドレスを使えばFFFFまでの数値を使えますし、3つのアドレスならFFFFFFですね。
画像のサムチェックの数値はFBECなので2つのアドレスを使っているわけですね。
ここで、先程書いた前のアドレスの方が桁が低いのを思い出して下さい。
FBECの数値はそれぞれ『FB』『EC』で格納されています。
前の方が低ということは事は、実際の数値は前後を入れ替えたECFBとなるのです。
このリトルエディアンはすべてのセーブデータ内で適用されます。
例えばHPを10000から99999にしたい場合、16進数では002710から01869Fに書き換える事になります。
これがセーブデータ内ではリトルエディアンなので、元のHPが10 27 00となっており、それを9F 86 01に書き換える事になります。
簡単に言えば、右から数値を読んでいけば良いだけです。
ただし、1つのアドレスは2桁ですが、これは普通に左から読みます。
10 00=リトルエディアンで00 10
理解してしまえば簡単ですね。
それでは話を元に戻してサムチェックを修正してあげましょう。
FBECから1を引きます。
元の数地がリトルエディアンなので計算機には非リトルエディアンでECFB-0001と入力して計算し、ECFB-0001=ECFAとなります。
これを再び前後を入替えてFAECと入力してあげます。
実際に変化するのは『C012番地』にあるFBだけですので、それをFAにしてあげましょう。
これでサムチェックは完璧です。
忘れずに『SAVE』を実行して下さい。
リセットをしてから削除画面で確認しましょう。
ファイル名の横にあった『×』が消えていれば成功です。
実際にゲームを起動してみましょう。
セーブデータをロードすれば根性が006となっているはずです。
以上がセーブデータの書き換え。
いわゆるセーブチートですね。
今回は極めて単純なチートの為に、サーチをしていません。
本来は少しゲームを進行させて、前回のセーブデータとどこの数値が変化したか? などを調べる必要があります。
最初にときめきメモリアルのセーブを若干進行させて違う2か所にセーブしたのはこの為です。
2つのセーブデータがあれば、いちいち進行→セーブを繰り返さなくともサーチ出来るからです。
他にもこのチート方法は、あくまでもデフォルトのサムチェックを使用したゲームのみです。
殆どのゲームはこの方法でチートが可能ですが、中には独自のサムチェックを持ったゲームもあります。
その場合は独自で解析するしかありませんので、諦めた方が良いでしょう。
他にもセーブファイルは正常でもロードできない状態とかもあります。
例えばプリンセスメーカーです。
このゲームは娘を着せ替えることが出来るのですが、着れない服を数値上で着たままにするとロード出来ません。
エミュレーターでは直接実行中のメモリを書き換えて強制着せ替えが可能な為に、裸にも出来ますが今回の方法では不可能です。
ちょっと残念ですねw
最後にチートをして何が面白いの? と思われる方も当然居ると思います。
楽しみ方は人それぞれですが、一部例を上げるならば『強ニュー』とかですね。
一度ゲームをクリアして、もう一度楽しみたいけど面倒臭い。
そんな時には強くてニューゲーム、強ニューです。
他にも知的好奇心とかもあります。
ゲームの進行上でRPGなど強制的に負けるイベントは良くありますが、もしも勝ったら?
負けるはずなのに勝ってしまったらどうなるのでしょうか?
チートで最強状態になって絶対に勝てない強敵を倒してしまいましょう。
今回使ったときめきメモリアルも、すべてのステータスをMAXでプレイしたら?
考えると、ちょっとワクワクしませんか?
小説の主人公最強、神様からもらったチートをゲームで体験できてしまいます!
更にはステージごとにセーブするゲームだったら、本来無いはずのそれ以降のステージを指定したら……
この画像はイースⅣの序盤で取られてしまった最強装備を無理矢理回収していますw
何もない所にカーソルが行っています。
なんだか面白いですね。
楽しみ方はひとそれぞれなのです。
それでは皆さん、良いチートライフを!
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