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中型モンスターではあるが、少女と比べればかなりの巨体だ。
大きな拳は一撃でも大ダメージを受けるだろうが、防御力の高い桜夜鈴にとっては驚異ではない筈だった。
「ガオーッ(ガオー)」
「そんな攻撃程度で私が……」
ドゴォ!!
敏感になり過ぎている身体のせいで動きが鈍っていたので、避けるのを諦めて防御体制を取ったのだが……
「ガハッ!?」
防いでいる腕の上からですら、凄まじい衝撃を受け吹き飛ばされた。
宙を舞った身体は背中から壁面に打ち付けられ、全身に激痛が走ると同時に強烈な快楽によって絶頂してしまう。
「んぎぃひぃぃぃぃぃっ♡ がっ、はっ、あぐぐぐぅぅぅ……」
地面に倒れてのたうち回り、それでも再び湧き上がる絶頂感に耐えようとしたが、自分の意志とは関係無しに感じてしまう。
愛液は止めどなく流れ出し、薄く小さなショーツは意味を成さずヒラヒラのミニスカートまでも濡らしていた。
無防備な姿を晒す分けには行かなかったが、今まで受けたことの無い痛みと快楽の混じり合う感覚に戸惑を隠せない。
(ど、どうして…… この程度の攻撃で…… えっ!?)
相当なダメージと予測されるので、ステータスを開いてヒットポイントを確認すると、数値がすべて[--]になっていた。
「どうなってるの……?」
困惑しながらも戦いが続いている以上はいつまでも怯んでいては不利になる一方だ。
必死に立ち上がろうとしたが……
モンスターはここぞとばかりに追撃を仕掛けてきた。
「ガオガオー(魔法少女を倒すぞー)」
「っ! マジカルシールドッ」
咄嗟に防御壁を張り敵の攻撃を弾き返した。
「ガオガオ(生意気な)」
「調子に乗らないで!」
と……
不意に身体が軽くなった。
「あ……」
ステータスは正常に戻り、[高速治癒]と[状態異常無効]のスキルによって怪我は治り敏感だった身体も元通りになった。
すぐに飛び起きると反撃へと移る。
「よくもやってくれたわね!」
「ガ、ガオガオガオー?(な、なんだ急に元気になりやがった)」
「マジカルキィィィッック!」
破壊力バツグンな蹴りがモンスターを襲う。
モロに鳩尾へ入ると、爆発するように肉片が飛び散り胴体を真っ二つにしてしまった。
「ガオォー(うぎゃー)」
上半身は地面に落ちる前に絶命し、緑の液体を撒き散らしながら落下した。
頭部を失った下半身はビクンと足を動かすと、その場で崩れ落ち痙攣するのだった。
「はぁ…… 酷い目に合ったわ。いったい何だったのかしら?」
桜夜鈴は一息つくとアイテムの回収することにした。
謎のモンスターではあったが中身を確認すると、どうやらデーモンフィッシュであった。
「え…… 魚だったの…… 一旦戻った方がいいわね……」
そして、来た道を戻り20階層のセーフゾーンに戻って行くのだった。
大きな拳は一撃でも大ダメージを受けるだろうが、防御力の高い桜夜鈴にとっては驚異ではない筈だった。
「ガオーッ(ガオー)」
「そんな攻撃程度で私が……」
ドゴォ!!
敏感になり過ぎている身体のせいで動きが鈍っていたので、避けるのを諦めて防御体制を取ったのだが……
「ガハッ!?」
防いでいる腕の上からですら、凄まじい衝撃を受け吹き飛ばされた。
宙を舞った身体は背中から壁面に打ち付けられ、全身に激痛が走ると同時に強烈な快楽によって絶頂してしまう。
「んぎぃひぃぃぃぃぃっ♡ がっ、はっ、あぐぐぐぅぅぅ……」
地面に倒れてのたうち回り、それでも再び湧き上がる絶頂感に耐えようとしたが、自分の意志とは関係無しに感じてしまう。
愛液は止めどなく流れ出し、薄く小さなショーツは意味を成さずヒラヒラのミニスカートまでも濡らしていた。
無防備な姿を晒す分けには行かなかったが、今まで受けたことの無い痛みと快楽の混じり合う感覚に戸惑を隠せない。
(ど、どうして…… この程度の攻撃で…… えっ!?)
相当なダメージと予測されるので、ステータスを開いてヒットポイントを確認すると、数値がすべて[--]になっていた。
「どうなってるの……?」
困惑しながらも戦いが続いている以上はいつまでも怯んでいては不利になる一方だ。
必死に立ち上がろうとしたが……
モンスターはここぞとばかりに追撃を仕掛けてきた。
「ガオガオー(魔法少女を倒すぞー)」
「っ! マジカルシールドッ」
咄嗟に防御壁を張り敵の攻撃を弾き返した。
「ガオガオ(生意気な)」
「調子に乗らないで!」
と……
不意に身体が軽くなった。
「あ……」
ステータスは正常に戻り、[高速治癒]と[状態異常無効]のスキルによって怪我は治り敏感だった身体も元通りになった。
すぐに飛び起きると反撃へと移る。
「よくもやってくれたわね!」
「ガ、ガオガオガオー?(な、なんだ急に元気になりやがった)」
「マジカルキィィィッック!」
破壊力バツグンな蹴りがモンスターを襲う。
モロに鳩尾へ入ると、爆発するように肉片が飛び散り胴体を真っ二つにしてしまった。
「ガオォー(うぎゃー)」
上半身は地面に落ちる前に絶命し、緑の液体を撒き散らしながら落下した。
頭部を失った下半身はビクンと足を動かすと、その場で崩れ落ち痙攣するのだった。
「はぁ…… 酷い目に合ったわ。いったい何だったのかしら?」
桜夜鈴は一息つくとアイテムの回収することにした。
謎のモンスターではあったが中身を確認すると、どうやらデーモンフィッシュであった。
「え…… 魚だったの…… 一旦戻った方がいいわね……」
そして、来た道を戻り20階層のセーフゾーンに戻って行くのだった。
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