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5.自己紹介
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「なんで家にいる?!一から説明しろ」
胸倉を掴まれ今にも殴られそうになっています。
なんでこんなことになったの??
***
~数時間前~
双子に車に無理やり入れさせられた。
後部座席で双子の二人に挟まれてどうしたらいいのか分からなくて俯いてると双子が自己紹介し始めた。
「えっと助けてくれてありがとうございました。私は七瀬たんぽぽです。好きなことは歌うことと食べることです!好きなタイプはカッコイいけどすっごく優しくて気遣いもできて以外と涙もろい子です」
「ちょ!ぽぽ抜け駆けしないでよ!僕の名前は七瀬 龍流で、好きなことは寝ることとネットを見ることです。好きなタイプはあなモゴォ!」
龍流さんが好きなタイプを言おうとしたらたんぽぽさんが龍流さんの口をふさいだ。龍流さんはふさがれている手を振りほどこうと必死になっていた。
「いや、あはは、漫才?合コンみたいこれ。クスクス、うん。私の名前は雪豹 晴。好きなことは漫画を読むことかなぁ」
双子を見ると顔を真っ赤にしていた。
「これは」
「反則」
「「でしょ」」
ボソボソと喋っていると思ったら同じ動作で顔に手を当てたり、顔をそらしたりしていた。
「・・・・・・?、大丈夫?」
「えっ?大丈夫です!」
「大丈夫じゃありません。うぅ、頭撫でてくださいぃ」
たんぽぽさんが抱きついてきた。
「あぁ!ずるいぞ!お前ぇぇぇぇ!!晴さん!コイツうそ言ってるから騙されないで」
「え?・・・・・・いやあ?そうなの?」
「違いますぅ。龍流が嘘言ってるんですぅ」
ギャアギャアと二人が私を挟んでケンカし始めた。
「ふふふ、二人とも晴ちゃんが好きだからって困らせちゃダメよぉ。あっ、たんぽぽと龍流の母ですぅ。りーちゃんって呼んでねぇ」
「ぇ?は、はい。分かりました」
「敬語じゃなくてもいいのよぉ。はい、りーちゃんよろしくって言っそれてねぇ」
「り、りーちゃんよろしく?」
「よくできましたぁ!いい子ねぇ」
褒められて頬を染めてしまった。
「なんで母さんはなんで晴さんのことをちゃんづけしてるの?!ずるいわ!」
「母さんやめてください」
「やぁねぇ。私はお父さんが大好きなのよぉ。横から拐かせないか気をつけてないようにしなさいよぉ。ふふ」
「ねぇ、晴さんのことを晴って呼んでもいい?私のこと"たんちゃん"って呼んでね!晴!」
なぜか自分の母親に対抗心燃やしたのかたんぽぽさんは私に抱きつきながら頬ずりしてきた。
「おい!たんぽぽ!晴さんが迷惑してるだろ!!僕のことりゅうって呼んでくださいね」
龍流さんに腕を引っ張られ龍流の体に倒れる形になってしまった。
「ちょっ!やめてよっ!晴!こっちきて!」
たんぽぽさんに腕を引っ張られたが龍流さんに体を固定されていたので腕だけを引っ張られる形になってしまい腕が痛い。
この人達の家に着くまでずっとこの体制のままだった。
胸倉を掴まれ今にも殴られそうになっています。
なんでこんなことになったの??
***
~数時間前~
双子に車に無理やり入れさせられた。
後部座席で双子の二人に挟まれてどうしたらいいのか分からなくて俯いてると双子が自己紹介し始めた。
「えっと助けてくれてありがとうございました。私は七瀬たんぽぽです。好きなことは歌うことと食べることです!好きなタイプはカッコイいけどすっごく優しくて気遣いもできて以外と涙もろい子です」
「ちょ!ぽぽ抜け駆けしないでよ!僕の名前は七瀬 龍流で、好きなことは寝ることとネットを見ることです。好きなタイプはあなモゴォ!」
龍流さんが好きなタイプを言おうとしたらたんぽぽさんが龍流さんの口をふさいだ。龍流さんはふさがれている手を振りほどこうと必死になっていた。
「いや、あはは、漫才?合コンみたいこれ。クスクス、うん。私の名前は雪豹 晴。好きなことは漫画を読むことかなぁ」
双子を見ると顔を真っ赤にしていた。
「これは」
「反則」
「「でしょ」」
ボソボソと喋っていると思ったら同じ動作で顔に手を当てたり、顔をそらしたりしていた。
「・・・・・・?、大丈夫?」
「えっ?大丈夫です!」
「大丈夫じゃありません。うぅ、頭撫でてくださいぃ」
たんぽぽさんが抱きついてきた。
「あぁ!ずるいぞ!お前ぇぇぇぇ!!晴さん!コイツうそ言ってるから騙されないで」
「え?・・・・・・いやあ?そうなの?」
「違いますぅ。龍流が嘘言ってるんですぅ」
ギャアギャアと二人が私を挟んでケンカし始めた。
「ふふふ、二人とも晴ちゃんが好きだからって困らせちゃダメよぉ。あっ、たんぽぽと龍流の母ですぅ。りーちゃんって呼んでねぇ」
「ぇ?は、はい。分かりました」
「敬語じゃなくてもいいのよぉ。はい、りーちゃんよろしくって言っそれてねぇ」
「り、りーちゃんよろしく?」
「よくできましたぁ!いい子ねぇ」
褒められて頬を染めてしまった。
「なんで母さんはなんで晴さんのことをちゃんづけしてるの?!ずるいわ!」
「母さんやめてください」
「やぁねぇ。私はお父さんが大好きなのよぉ。横から拐かせないか気をつけてないようにしなさいよぉ。ふふ」
「ねぇ、晴さんのことを晴って呼んでもいい?私のこと"たんちゃん"って呼んでね!晴!」
なぜか自分の母親に対抗心燃やしたのかたんぽぽさんは私に抱きつきながら頬ずりしてきた。
「おい!たんぽぽ!晴さんが迷惑してるだろ!!僕のことりゅうって呼んでくださいね」
龍流さんに腕を引っ張られ龍流の体に倒れる形になってしまった。
「ちょっ!やめてよっ!晴!こっちきて!」
たんぽぽさんに腕を引っ張られたが龍流さんに体を固定されていたので腕だけを引っ張られる形になってしまい腕が痛い。
この人達の家に着くまでずっとこの体制のままだった。
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