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晴れた空
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頸取六兵衛こと足立六兵衛の剣術は、力こそ凄まじいが技量となるとさほどではない。
それは槍を得意としていて、滅多に刀を用いないのが原因である。
だから彼の剣術は圧して斬る――力で圧倒するものだった。
上段からの斬撃を見たとき、利家はまるで昔の俺だなと微笑んだ。
よく成政に返し技をされたものだと懐かしい思いで一杯になった。
大振りの上段が自分の当たる前に、一歩右前に踏み込む。
そして相手の両腕、肘あたりに刃先を立てて――跳ね上げる!
「ぐおおおおお!?」
自らが勢いよく振りかぶったのと、利家の振り上げの力が相合わさったことで、六兵衛の両腕は身体から切り離されて――天高く飛び、そしてくるくると回転しながら戦場へと落ちた。刃先が地面に突き刺さっても、六兵衛の両手は握ったままだった。
「本当は胴を狙う技だけどよ。具足を着ているんじゃあ、逆に腰が伸びちまうからな」
利家は両腕を斬られて、荒い呼吸をしている六兵衛の首元に刃を添えた。
とてつもない痛みとどくどくと流れる出血で、意識が朦朧とする中、六兵衛は利家に訊ねる。
「き、貴様の、名を教えろ……」
「あん? 俺の名前?」
「この頸取六兵衛を、討ち取った、男の名……冥途の土産にさせてくれ……」
利家は少し黙って「俺の名は、前田利家だ」と答えた。
それが六兵衛と言う猛者に対する礼儀だと彼は思った。
「よく覚えておけ。俺の名を」
「前田利家か……あっちでまた、戦いたいものだ」
満足そうに笑った六兵衛に、利家も「俺もいずれ行くさ」と応じて笑った。
「それじゃ、またな。頸取六兵衛」
「ああ、さらばだ――前田利家」
利家は素早い動きで、六兵衛の首を刎ねた。
その落とされた首は、穏やかな表情をしていた。
「……平手様以来だな。首を落としたのは」
過去を思い出して寂しい気持ちになってしまった利家。
今の戦闘を見ていた、毛利新介や服部小平太、織田家の兵や斉藤家の兵は、決着がついたというのに、何も言えず、何も動けずにいた。
「天晴れ! 前田利家殿が、猛将である頸取六兵衛を討ち取った! これは大手柄ですぞ!」
戦場全体に響き渡ると思われる大声が、皆の弛緩した心を平常に戻す。
声の主は、ようやく追いついた木下藤吉郎だった。
戦闘が終わった瞬間、つまり六兵衛の首を刎ねたところしか見てなかったので、彼だけが冷静でいられた。
「――ああ! 大手柄だ!」
「値千金の戦果だ!」
新介も小平太も声を張り上げる。
空から降り続く雨にも負けない、利家を称える声が重なり合って大きくなる――
◆◇◆◇
「長井甲斐守、日比野下野守、討ち取りました! お味方大勝利、大勝利にてございます!」
信長の陣に次々と戦果が報告される。
千五百の兵で六千あまりの兵を打ち破った。結果から言えば伝令の言うとおり、大勝利である。
「であるか。それは上々だな」
満足そうに頷く信長。自らの戦略が成功したのと同時に、今まで負け続きだった斉藤家との戦いの流れを変え、追い風になるだろうと確信したからだ。
「殿。馬廻り衆の毛利新介、服部小平太の両名が、ご報告があるとのこと」
「報告? さてはあやつら、義元以上の首級でも挙げたか?」
これは信長なりの冗談で、陣中の武将も追従の笑みを浮かべた。
陣幕を開けて新介と小平太が入ってくる――その後ろにもう一名、信長が見知った顔の男が堂々と続いた。
「なっ――お前は……」
「お久しぶりですね、殿」
首桶を傍らに抱えた利家が信長の前に跪く。
信長は新介と小平太に「どういうことだ?」と詰問した。
「報告とは、利家のことか」
「そのとおりでございます。殿、この者はこたびの戦で、頸取六兵衛を討ち取りました」
新介の言葉に陣中の武将たちは驚きを禁じ得なかった。
美濃国出身の森可成は特に、あの足立六兵衛を討ったのかと目を剥いた。
また家老の柴田勝家も、あの勇名轟く男を討ち取るとは、成長したなと感慨深く思っていた。
「ほう。あの頸取六兵衛をか……」
信長もこれは予想していなかった。猛将として名高き男を、利家が討ち取るとは……
「ええ、ですから、利家の帰参をお認めください」
小平太が深く頭を下げる。
隣の新介も同じく下げた。
そして後ろに控えている利家も平伏した。
「……殿。わしからもお願いいたします」
「俺も、同じ気持ちです」
柴田と可成が言い出すと、陣中の武将たちも口々に懇願し始めた。
信長は「家中の信頼をそこまで集めていたか」と呟く。
「皆の者……少し黙れ。俺は利家と二人で話したい」
水を打ったように静まり返る陣中。
外の喧騒としとしとと降り続ける雨が遠くに聞こえる。
「利家。俺の本音を言おう。実を言えば、拾阿弥をお前が斬り殺したとき、お前は武士には向かないと感じたのだ」
「……桶狭間のときも、詳しくは言わなかったですが、そんなことを言っていましたね」
「これから織田家は大きくなるだろう。必然、新たな武士が家中に入る。しかし、その中でお前と馬が合わない者も現れるだろう。そうなったら、お前は全員、斬り殺すのか?」
そんなことを、利家は一回も考えたことが無かった。
てっきり拾阿弥が信長のお気に入りで、それを目の前で斬ってしまったから、追放されたとばかり思いこんでいた。
「そのようなことは……しないと思います……」
「今のお前の言葉、信用していいのか。俺には判断着かない。昔から短気だった。初めて出会ったとき、お前は俺を殴ろうとした」
「…………」
昔の話です、と言おうとして――何も言えないことに気づく利家。
信長は険しい顔のまま「だから見定める必要があった」と続ける。
「武士の身から浪人へとなっても、我慢に我慢を重ねられるのか。そしてどうしても織田家に再仕官したいのか。忍耐と熱意がお前の中にあるのかを知る必要があったのだ」
そう言った後、信長は徐々に険しい顔を緩め始めた。
利家は緊張していたが、昔の信長の面影を思い出していた。
「しかしこたびの手柄を見て、成長したと感じられる。以前のお前ならば決して勝てなかった武将だ。よくぞ強くなった。腐ることなく研鑽を磨いたと分かる結果だ」
「殿……」
「この首は、城二つ分の手柄である。それは何故か分かるか?」
利家は「いえ、分かりませぬ」と首を横に振った。
信長は菩薩のような優しい顔で言った。
「城一つ分は、頸取六兵衛の強さを評価したもの。もうひと城は――前田利家という男を評価したものだ」
「俺が、城一つ分に値すると?」
「可愛い子には旅をさせよとは、よく言ったものだ。織田家はますます大きくなる。何故なら――前田利家という、素晴らしい男がいるのだから」
信長は皆に宣言しようとする。
慌てて利家と他の者は姿勢を正す。
「頸取六兵衛の首をもって、前田利家の帰参を許す。それだけではなく、侍大将に任ずる」
「さ、侍大将……!?」
「それだけの価値が、お前にある」
信長はゆっくりと立ち上がった。
利家に近づいて、その肩を叩く。
それは信頼の証であり、主従として認めた仕草であった。
「よく頑張ったな。偉いぞ、利家」
今までの苦労が報われたと分かり、そして自らの願いが叶ったと知った利家は――
「ありがたき幸せに、存じます……!」
大粒の涙を流し始めた。
「これから、織田家のために身命を賭して、尽くして参ります!」
「であるか。頼もしいぞ、利家!」
それを見ていた柴田や可成、新介や小平太、陣中にいた武将たちは涙した。
陣の外で一部始終を盗み聞きしていた、藤吉郎は喝采を叫びたい気持ちだった。
いつの間にか、雨は止み、雲の切れ間から日の光が差し込んでいた。
それは槍を得意としていて、滅多に刀を用いないのが原因である。
だから彼の剣術は圧して斬る――力で圧倒するものだった。
上段からの斬撃を見たとき、利家はまるで昔の俺だなと微笑んだ。
よく成政に返し技をされたものだと懐かしい思いで一杯になった。
大振りの上段が自分の当たる前に、一歩右前に踏み込む。
そして相手の両腕、肘あたりに刃先を立てて――跳ね上げる!
「ぐおおおおお!?」
自らが勢いよく振りかぶったのと、利家の振り上げの力が相合わさったことで、六兵衛の両腕は身体から切り離されて――天高く飛び、そしてくるくると回転しながら戦場へと落ちた。刃先が地面に突き刺さっても、六兵衛の両手は握ったままだった。
「本当は胴を狙う技だけどよ。具足を着ているんじゃあ、逆に腰が伸びちまうからな」
利家は両腕を斬られて、荒い呼吸をしている六兵衛の首元に刃を添えた。
とてつもない痛みとどくどくと流れる出血で、意識が朦朧とする中、六兵衛は利家に訊ねる。
「き、貴様の、名を教えろ……」
「あん? 俺の名前?」
「この頸取六兵衛を、討ち取った、男の名……冥途の土産にさせてくれ……」
利家は少し黙って「俺の名は、前田利家だ」と答えた。
それが六兵衛と言う猛者に対する礼儀だと彼は思った。
「よく覚えておけ。俺の名を」
「前田利家か……あっちでまた、戦いたいものだ」
満足そうに笑った六兵衛に、利家も「俺もいずれ行くさ」と応じて笑った。
「それじゃ、またな。頸取六兵衛」
「ああ、さらばだ――前田利家」
利家は素早い動きで、六兵衛の首を刎ねた。
その落とされた首は、穏やかな表情をしていた。
「……平手様以来だな。首を落としたのは」
過去を思い出して寂しい気持ちになってしまった利家。
今の戦闘を見ていた、毛利新介や服部小平太、織田家の兵や斉藤家の兵は、決着がついたというのに、何も言えず、何も動けずにいた。
「天晴れ! 前田利家殿が、猛将である頸取六兵衛を討ち取った! これは大手柄ですぞ!」
戦場全体に響き渡ると思われる大声が、皆の弛緩した心を平常に戻す。
声の主は、ようやく追いついた木下藤吉郎だった。
戦闘が終わった瞬間、つまり六兵衛の首を刎ねたところしか見てなかったので、彼だけが冷静でいられた。
「――ああ! 大手柄だ!」
「値千金の戦果だ!」
新介も小平太も声を張り上げる。
空から降り続く雨にも負けない、利家を称える声が重なり合って大きくなる――
◆◇◆◇
「長井甲斐守、日比野下野守、討ち取りました! お味方大勝利、大勝利にてございます!」
信長の陣に次々と戦果が報告される。
千五百の兵で六千あまりの兵を打ち破った。結果から言えば伝令の言うとおり、大勝利である。
「であるか。それは上々だな」
満足そうに頷く信長。自らの戦略が成功したのと同時に、今まで負け続きだった斉藤家との戦いの流れを変え、追い風になるだろうと確信したからだ。
「殿。馬廻り衆の毛利新介、服部小平太の両名が、ご報告があるとのこと」
「報告? さてはあやつら、義元以上の首級でも挙げたか?」
これは信長なりの冗談で、陣中の武将も追従の笑みを浮かべた。
陣幕を開けて新介と小平太が入ってくる――その後ろにもう一名、信長が見知った顔の男が堂々と続いた。
「なっ――お前は……」
「お久しぶりですね、殿」
首桶を傍らに抱えた利家が信長の前に跪く。
信長は新介と小平太に「どういうことだ?」と詰問した。
「報告とは、利家のことか」
「そのとおりでございます。殿、この者はこたびの戦で、頸取六兵衛を討ち取りました」
新介の言葉に陣中の武将たちは驚きを禁じ得なかった。
美濃国出身の森可成は特に、あの足立六兵衛を討ったのかと目を剥いた。
また家老の柴田勝家も、あの勇名轟く男を討ち取るとは、成長したなと感慨深く思っていた。
「ほう。あの頸取六兵衛をか……」
信長もこれは予想していなかった。猛将として名高き男を、利家が討ち取るとは……
「ええ、ですから、利家の帰参をお認めください」
小平太が深く頭を下げる。
隣の新介も同じく下げた。
そして後ろに控えている利家も平伏した。
「……殿。わしからもお願いいたします」
「俺も、同じ気持ちです」
柴田と可成が言い出すと、陣中の武将たちも口々に懇願し始めた。
信長は「家中の信頼をそこまで集めていたか」と呟く。
「皆の者……少し黙れ。俺は利家と二人で話したい」
水を打ったように静まり返る陣中。
外の喧騒としとしとと降り続ける雨が遠くに聞こえる。
「利家。俺の本音を言おう。実を言えば、拾阿弥をお前が斬り殺したとき、お前は武士には向かないと感じたのだ」
「……桶狭間のときも、詳しくは言わなかったですが、そんなことを言っていましたね」
「これから織田家は大きくなるだろう。必然、新たな武士が家中に入る。しかし、その中でお前と馬が合わない者も現れるだろう。そうなったら、お前は全員、斬り殺すのか?」
そんなことを、利家は一回も考えたことが無かった。
てっきり拾阿弥が信長のお気に入りで、それを目の前で斬ってしまったから、追放されたとばかり思いこんでいた。
「そのようなことは……しないと思います……」
「今のお前の言葉、信用していいのか。俺には判断着かない。昔から短気だった。初めて出会ったとき、お前は俺を殴ろうとした」
「…………」
昔の話です、と言おうとして――何も言えないことに気づく利家。
信長は険しい顔のまま「だから見定める必要があった」と続ける。
「武士の身から浪人へとなっても、我慢に我慢を重ねられるのか。そしてどうしても織田家に再仕官したいのか。忍耐と熱意がお前の中にあるのかを知る必要があったのだ」
そう言った後、信長は徐々に険しい顔を緩め始めた。
利家は緊張していたが、昔の信長の面影を思い出していた。
「しかしこたびの手柄を見て、成長したと感じられる。以前のお前ならば決して勝てなかった武将だ。よくぞ強くなった。腐ることなく研鑽を磨いたと分かる結果だ」
「殿……」
「この首は、城二つ分の手柄である。それは何故か分かるか?」
利家は「いえ、分かりませぬ」と首を横に振った。
信長は菩薩のような優しい顔で言った。
「城一つ分は、頸取六兵衛の強さを評価したもの。もうひと城は――前田利家という男を評価したものだ」
「俺が、城一つ分に値すると?」
「可愛い子には旅をさせよとは、よく言ったものだ。織田家はますます大きくなる。何故なら――前田利家という、素晴らしい男がいるのだから」
信長は皆に宣言しようとする。
慌てて利家と他の者は姿勢を正す。
「頸取六兵衛の首をもって、前田利家の帰参を許す。それだけではなく、侍大将に任ずる」
「さ、侍大将……!?」
「それだけの価値が、お前にある」
信長はゆっくりと立ち上がった。
利家に近づいて、その肩を叩く。
それは信頼の証であり、主従として認めた仕草であった。
「よく頑張ったな。偉いぞ、利家」
今までの苦労が報われたと分かり、そして自らの願いが叶ったと知った利家は――
「ありがたき幸せに、存じます……!」
大粒の涙を流し始めた。
「これから、織田家のために身命を賭して、尽くして参ります!」
「であるか。頼もしいぞ、利家!」
それを見ていた柴田や可成、新介や小平太、陣中にいた武将たちは涙した。
陣の外で一部始終を盗み聞きしていた、藤吉郎は喝采を叫びたい気持ちだった。
いつの間にか、雨は止み、雲の切れ間から日の光が差し込んでいた。
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