135 / 138
4thSEASON
風の中を力の限り
しおりを挟む
「おお、綺麗だ。水奈」
父さんは泣いていた。
母さんはその隣で笑っている。
私の朝早くから、まだ太陽の出ていないうちから、着付けをしていた。
眠いのとしんどいのと大変だけど、うちのどうしようもない父親でもこんな風になるんだなと思った。
「お前今からそんなんでどうするんだ?ウェディングドレスを着る時も来るんだぞ」
「そ、そうだよな……」
落ち込む父さん。
本当にしょうがない奴だな……。
「……その後に孫の顔が見れるだろ?」
私なりに励ましたつもりだった。
「ってことはまさかもう空と子作りをしてるのか!?」
本気でこいつは馬鹿か?
母さんにどつかれていた。
「素直に『早く孫の顔を見せてくれるのを楽しみにしてるよ』くらい言えないのか!?お前は!」
「くそぉ……そんな事なら水奈が小さいうちにもっと水奈の……」
また母さんにどつかれていた。
「せっかくのめでたい日を台無しにしやがって!このド変態」
そんなやりとりをしていると呼び鈴が鳴った。
空が迎えに来たみたいだ。
「じゃ、母さん行ってくる」
「ああ、気をつけてな」
家を出ると空が待っていた。
空は私を見ると言葉を失ったようだ。
大体何を考えているか想像つく。
「……どうかな?」
「綺麗だよ」
何よりもうれしい空の言葉。
空の車に乗り込むと成人式の会場に向かう。
「えっと、式が終ったら一度帰るんだっけ?」
「うん。この格好じゃ何もできないから」
「写真撮ってもいいかな?」
「その必要はないよ」
「どうして?」
「フォトスタジオで記念写真撮っておいたから」
「なるほどね」
会場に着くと車を降りる。
「ファミレスで時間潰しておくから」
「ああ、終わったら連絡する」
歩いて玄関に向かうと天音や大地達と会う。
天音も晴れ着姿だった。
花やなずな、遊や粋と合流すると皆で記念写真を撮った。
そうしていると会場が開く。
退屈な式典。
天音は爆睡していた。
終ると私たちは一度家に帰る。
家で着替えてそしてまた街に集合。
ゲーセンで遊んだり、ボウリングしたりしていた。
大学生になってから月1くらいの感覚で皆で遊んでいた。
空達はそうでもないみたいだけど。
天音と紗理奈は今年で専門学校を卒業する。
紗理奈の母さんの家で働くつもりらしい。
「どうせ家にいても暇だしな」
天音達にとっては暇つぶしらしい。
夜になると居酒屋で騒ぐ。
紗理奈や天音を筆頭に女性陣も騒いでいた。
「天音、あまり飲み過ぎないで」
「いいじゃねーか!一生に一度のお祭りだぞ!」
成人式がお祭りなのかは分からないけど私は控えめにしていた。
今日だけじゃない。
大体の飲み会では大人しくしてる。
「水奈は大学生になってから付き合い悪いぞ!」
天音から文句が出る。
それでも仕方ない。
私には別に楽しみがあるから。
しかし今日はそう言うわけには行かないようだ。
「2次会は強制参加だからな!」
天音が宣言する。
私は空に連絡を入れる。
「今日は帰れそうにない」
「わかった。朝には帰るんだろ?」
「バスで帰るから、空は休んでいて」
「うん、早めに寝ておくから終わったら電話して」
「ありがとう」
何度空にその言葉を伝えただろう。
空はいつも私を大切にしてくれる。
それが分かるから、何度でも同じ感謝の言葉を伝える。
それが当たり前だと思ってはいけない。
いつでも相手を思いやる心を。
2次会はカラオケに行く。
遊達は違う店に行こうとしたがなずな達に捕まる。
「カラオケでいいよね!」
「いや、女性は女性で盛り上がってくれ。俺達は」
「どこに行くつもり?」
「……カラオケでいいです」
本当に懲りない奴だな。
「しかしあれだよな。高校卒業したら少しは遊べると思ったけどそうでもないんだな」
天音がそんな事を漏らしていた。
「そうだね、母さん達は遊びまくっていたらしいけど」
物騒な事件に巻き込まれたりもしたらしいけどな。
何も無い平穏な日々に飽きて「退屈だ」と不満を漏らしているうちが、きっと幸せなんだろう。
たまにこうして朝まで騒いで何事もなかったかのように皆日常生活に戻っていく。
そんな日を重ねていくんだ。
「空が来るまで時間あるだろ?コーヒーショップで時間潰さないか?」
天音が言うのでそうすることにした。
「空との生活はどうだ?」
天音が聞いてきた。
「特に何もないよ」
「何も無いってあいつ何もしてくれないのか?」
「いや、そう言うわけじゃない」
休日は私に構ってくれる。
授業が私より早いときは家事もしてくれる。
非の打ち所がないとはまさにこの事だ。
空はあまり一人で遊びに行ったりしない。
どうしてなのかは分からない。
単に学達が忙しいから遊ぶ時間が無いだけかもしれない。
じゃあ、どうやって日頃のストレスを発散しているのだろう?
ため込んでる様子もないいけど。
心が通じなくても空の考えてる事は分かる。
分かってる気になってるだけかもしれないけど、それでも空が幸せに思っている事くらいは伝わってくる。
そんな気持ちになってくれるのが嬉しく思う。
私が幸せに感じているから空もそう思っているのだろうか。
そして空がそう感じているから私も同じ事を考えているのか。
「天音はどうなんだ?新婚生活」
「水奈と一緒かもな」
もっとも天音は不満があるらしい。
もっと構って欲しい。
天音が大地に小言を言うより、大地が天音に小言を言う事が多いそうだ。
飲み過ぎるな。
無茶するな。
数えたらきりがないくらい小言が増えたらしい。
「普通逆だろ!」
「帰ったら酒瓶抱いて床で寝てたら文句も言いたくなるよ」
大地も強くなったんだな。
もっとも天音の身を案じての事なんだろうけど。
スマホに連絡が入る。
空からだ。
駅に着いたらしい。
「じゃあ、私そろそろ行くよ」
「ああ、また皆で遊ぼうぜ!」
天音はタフだな。
私は店を出て駅に向かう。
駅のロータリーに止まっている空の車を見つけて乗り込む。
「お疲れ、今日は帰ったらゆっくり休むだろ」
「ごめん」
「気にしないで。それよりどうだった?」
久々に皆にあったんだろ?
私は皆の事を伝えた。
なんだかんだ言って皆上手くやってるらしい。
「空は大丈夫なのか?もうじき就活しないといけないんじゃ……」
「就職先は決まってるからね。資格も取れたし問題ないよ」
後は無事に卒業するだけだと空は笑っていた。
家に帰るとシャワーを浴びてキッチンに向かう。
「空、朝食まだなんだろ?」
「いいよ、水奈は休んでて」
「大丈夫、まだ一日徹夜したくらいで倒れる歳じゃない」
とはいえ朝食を作って空が食べている様子を見ていると流石に眠気が襲ってきた。
「片づけは僕やっとくから水奈は休んで」
「ごめん」
「大丈夫だから」
空はいつでも優しい。
私は空の言葉に甘えてベッドに倒れるとそのまま寝る。
空は私を気づかってかリビングでゲームをしていた。
私が目が覚めたのは夕方くらいだった。
「あ、起きた?夕食は外で済ませようと思うんだけど」
「わかった。じゃあ着替える」
そう言って着替えると空と夕食を食べに行く。
食べたら家に帰って風呂に入ってそして二人の時間を過ごす。
平穏という名の退屈を過ごす毎日。
時折強い風が吹くけど風に乗って流れていくだけ。
向かい風に負けない用に力の限り進んでいく。
朝になると目が覚めてアラームがある。
そして隣で眠っている空を起こす。
今日がまた始まる。
父さんは泣いていた。
母さんはその隣で笑っている。
私の朝早くから、まだ太陽の出ていないうちから、着付けをしていた。
眠いのとしんどいのと大変だけど、うちのどうしようもない父親でもこんな風になるんだなと思った。
「お前今からそんなんでどうするんだ?ウェディングドレスを着る時も来るんだぞ」
「そ、そうだよな……」
落ち込む父さん。
本当にしょうがない奴だな……。
「……その後に孫の顔が見れるだろ?」
私なりに励ましたつもりだった。
「ってことはまさかもう空と子作りをしてるのか!?」
本気でこいつは馬鹿か?
母さんにどつかれていた。
「素直に『早く孫の顔を見せてくれるのを楽しみにしてるよ』くらい言えないのか!?お前は!」
「くそぉ……そんな事なら水奈が小さいうちにもっと水奈の……」
また母さんにどつかれていた。
「せっかくのめでたい日を台無しにしやがって!このド変態」
そんなやりとりをしていると呼び鈴が鳴った。
空が迎えに来たみたいだ。
「じゃ、母さん行ってくる」
「ああ、気をつけてな」
家を出ると空が待っていた。
空は私を見ると言葉を失ったようだ。
大体何を考えているか想像つく。
「……どうかな?」
「綺麗だよ」
何よりもうれしい空の言葉。
空の車に乗り込むと成人式の会場に向かう。
「えっと、式が終ったら一度帰るんだっけ?」
「うん。この格好じゃ何もできないから」
「写真撮ってもいいかな?」
「その必要はないよ」
「どうして?」
「フォトスタジオで記念写真撮っておいたから」
「なるほどね」
会場に着くと車を降りる。
「ファミレスで時間潰しておくから」
「ああ、終わったら連絡する」
歩いて玄関に向かうと天音や大地達と会う。
天音も晴れ着姿だった。
花やなずな、遊や粋と合流すると皆で記念写真を撮った。
そうしていると会場が開く。
退屈な式典。
天音は爆睡していた。
終ると私たちは一度家に帰る。
家で着替えてそしてまた街に集合。
ゲーセンで遊んだり、ボウリングしたりしていた。
大学生になってから月1くらいの感覚で皆で遊んでいた。
空達はそうでもないみたいだけど。
天音と紗理奈は今年で専門学校を卒業する。
紗理奈の母さんの家で働くつもりらしい。
「どうせ家にいても暇だしな」
天音達にとっては暇つぶしらしい。
夜になると居酒屋で騒ぐ。
紗理奈や天音を筆頭に女性陣も騒いでいた。
「天音、あまり飲み過ぎないで」
「いいじゃねーか!一生に一度のお祭りだぞ!」
成人式がお祭りなのかは分からないけど私は控えめにしていた。
今日だけじゃない。
大体の飲み会では大人しくしてる。
「水奈は大学生になってから付き合い悪いぞ!」
天音から文句が出る。
それでも仕方ない。
私には別に楽しみがあるから。
しかし今日はそう言うわけには行かないようだ。
「2次会は強制参加だからな!」
天音が宣言する。
私は空に連絡を入れる。
「今日は帰れそうにない」
「わかった。朝には帰るんだろ?」
「バスで帰るから、空は休んでいて」
「うん、早めに寝ておくから終わったら電話して」
「ありがとう」
何度空にその言葉を伝えただろう。
空はいつも私を大切にしてくれる。
それが分かるから、何度でも同じ感謝の言葉を伝える。
それが当たり前だと思ってはいけない。
いつでも相手を思いやる心を。
2次会はカラオケに行く。
遊達は違う店に行こうとしたがなずな達に捕まる。
「カラオケでいいよね!」
「いや、女性は女性で盛り上がってくれ。俺達は」
「どこに行くつもり?」
「……カラオケでいいです」
本当に懲りない奴だな。
「しかしあれだよな。高校卒業したら少しは遊べると思ったけどそうでもないんだな」
天音がそんな事を漏らしていた。
「そうだね、母さん達は遊びまくっていたらしいけど」
物騒な事件に巻き込まれたりもしたらしいけどな。
何も無い平穏な日々に飽きて「退屈だ」と不満を漏らしているうちが、きっと幸せなんだろう。
たまにこうして朝まで騒いで何事もなかったかのように皆日常生活に戻っていく。
そんな日を重ねていくんだ。
「空が来るまで時間あるだろ?コーヒーショップで時間潰さないか?」
天音が言うのでそうすることにした。
「空との生活はどうだ?」
天音が聞いてきた。
「特に何もないよ」
「何も無いってあいつ何もしてくれないのか?」
「いや、そう言うわけじゃない」
休日は私に構ってくれる。
授業が私より早いときは家事もしてくれる。
非の打ち所がないとはまさにこの事だ。
空はあまり一人で遊びに行ったりしない。
どうしてなのかは分からない。
単に学達が忙しいから遊ぶ時間が無いだけかもしれない。
じゃあ、どうやって日頃のストレスを発散しているのだろう?
ため込んでる様子もないいけど。
心が通じなくても空の考えてる事は分かる。
分かってる気になってるだけかもしれないけど、それでも空が幸せに思っている事くらいは伝わってくる。
そんな気持ちになってくれるのが嬉しく思う。
私が幸せに感じているから空もそう思っているのだろうか。
そして空がそう感じているから私も同じ事を考えているのか。
「天音はどうなんだ?新婚生活」
「水奈と一緒かもな」
もっとも天音は不満があるらしい。
もっと構って欲しい。
天音が大地に小言を言うより、大地が天音に小言を言う事が多いそうだ。
飲み過ぎるな。
無茶するな。
数えたらきりがないくらい小言が増えたらしい。
「普通逆だろ!」
「帰ったら酒瓶抱いて床で寝てたら文句も言いたくなるよ」
大地も強くなったんだな。
もっとも天音の身を案じての事なんだろうけど。
スマホに連絡が入る。
空からだ。
駅に着いたらしい。
「じゃあ、私そろそろ行くよ」
「ああ、また皆で遊ぼうぜ!」
天音はタフだな。
私は店を出て駅に向かう。
駅のロータリーに止まっている空の車を見つけて乗り込む。
「お疲れ、今日は帰ったらゆっくり休むだろ」
「ごめん」
「気にしないで。それよりどうだった?」
久々に皆にあったんだろ?
私は皆の事を伝えた。
なんだかんだ言って皆上手くやってるらしい。
「空は大丈夫なのか?もうじき就活しないといけないんじゃ……」
「就職先は決まってるからね。資格も取れたし問題ないよ」
後は無事に卒業するだけだと空は笑っていた。
家に帰るとシャワーを浴びてキッチンに向かう。
「空、朝食まだなんだろ?」
「いいよ、水奈は休んでて」
「大丈夫、まだ一日徹夜したくらいで倒れる歳じゃない」
とはいえ朝食を作って空が食べている様子を見ていると流石に眠気が襲ってきた。
「片づけは僕やっとくから水奈は休んで」
「ごめん」
「大丈夫だから」
空はいつでも優しい。
私は空の言葉に甘えてベッドに倒れるとそのまま寝る。
空は私を気づかってかリビングでゲームをしていた。
私が目が覚めたのは夕方くらいだった。
「あ、起きた?夕食は外で済ませようと思うんだけど」
「わかった。じゃあ着替える」
そう言って着替えると空と夕食を食べに行く。
食べたら家に帰って風呂に入ってそして二人の時間を過ごす。
平穏という名の退屈を過ごす毎日。
時折強い風が吹くけど風に乗って流れていくだけ。
向かい風に負けない用に力の限り進んでいく。
朝になると目が覚めてアラームがある。
そして隣で眠っている空を起こす。
今日がまた始まる。
0
あなたにおすすめの小説
元おっさんの幼馴染育成計画
みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
27歳女子が婚活してみたけど何か質問ある?
藍沢咲良
恋愛
一色唯(Ishiki Yui )、最近ちょっと苛々しがちの27歳。
結婚適齢期だなんて言葉、誰が作った?彼氏がいなきゃ寂しい女確定なの?
もう、みんな、うるさい!
私は私。好きに生きさせてよね。
この世のしがらみというものは、20代後半女子であっても放っておいてはくれないものだ。
彼氏なんていなくても。結婚なんてしてなくても。楽しければいいじゃない。仕事が楽しくて趣味も充実してればそれで私の人生は満足だった。
私の人生に彩りをくれる、その人。
その人に、私はどうやら巡り合わないといけないらしい。
⭐︎素敵な表紙は仲良しの漫画家さんに描いて頂きました。著作権保護の為、無断転載はご遠慮ください。
⭐︎この作品はエブリスタでも投稿しています。
イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。
楠ノ木雫
恋愛
蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……
思い出のチョコレートエッグ
ライヒェル
恋愛
失恋傷心旅行に出た花音は、思い出の地、オランダでの出会いをきっかけに、ワーキングホリデー制度を利用し、ドイツの首都、ベルリンに1年限定で住むことを決意する。
慣れない海外生活に戸惑い、異国ならではの苦労もするが、やがて、日々の生活がリズムに乗り始めたころ、とてつもなく魅力的な男性と出会う。
秘密の多い彼との恋愛、彼を取り巻く複雑な人間関係、初めて経験するセレブの世界。
主人公、花音の人生パズルが、紆余曲折を経て、ついに最後のピースがぴったりはまり完成するまでを追う、胸キュン&溺愛系ラブストーリーです。
* ドイツ在住の作者がお届けする、ヨーロッパを舞台にした、喜怒哀楽満載のラブストーリー。
* 外国での生活や、外国人との恋愛の様子をリアルに感じて、主人公の日々を間近に見ているような気分になれる内容となっています。
* 実在する場所と人物を一部モデルにした、リアリティ感の溢れる長編小説です。
好きだから傍に居たい
麻沙綺
恋愛
前作「ヒ・ミ・ツ~許嫁は兄の親友~(旧:遠回りして気付いた想い)」の続編です。
突如として沸いた結婚話から学校でのいざこざ等です。
まぁ、見てやってください。
※なろうさんにもあげてあります。
訳あり冷徹社長はただの優男でした
あさの紅茶
恋愛
独身喪女の私に、突然お姉ちゃんが子供(2歳)を押し付けてきた
いや、待て
育児放棄にも程があるでしょう
音信不通の姉
泣き出す子供
父親は誰だよ
怒り心頭の中、なしくずし的に子育てをすることになった私、橋本美咲(23歳)
これはもう、人生詰んだと思った
**********
この作品は他のサイトにも掲載しています
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
専業プウタ
恋愛
25歳の桜田未来は中学生から10年以上引きこもりだったが、2人暮らしの母親の死により外に出なくてはならなくなる。城ヶ崎冬馬は女遊びの激しい大手アパレルブランドの副社長。彼をストーカーから身を張って助けた事で未来は一時的に記憶喪失に陥る。冬馬はちょっとした興味から、未来は自分の恋人だったと偽る。冬馬は未来の純粋さと直向きさに惹かれていき、嘘が明らかになる日を恐れながらも未来の為に自分を変えていく。そして、未来は恐れもなくし、愛する人の胸に飛び込み夢を叶える扉を自ら開くのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる