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いつか
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(1)
大晦日。
僕達は酒井リゾートフォレストにいた。
夏休みに遊びに行った場所だ。
この日は渡辺班貸し切りで遊んでいた。
夜はホテルでパーティ。
桐谷君は残念だったけど来年があるさ。
翼たちも友達と楽しんでいるようだった。
僕と愛莉は冬眞と莉子と冬吾と冬莉をつれて食べ物を楽しんでいた。
「冬夜、久しぶりだな。元気にやってるか?」
渡辺班のリーダー渡辺君がやって来た。
「お陰様で楽しませてもらってるよ」
「みんなお前が来るのを待っていたんだ」
確かにここ数年皆と会っていなかったな。
晴斗や石原さん達も来た。
恵美さんも杏采や岳也の世話で去年とかはこれなかったらしい。
話していると誠が来た。
「よう、冬夜。冬吾は順調みたいじゃないか」
「ああ、誠の所も誠司が活躍してるみたいじゃないか」
今月にあった練習試合の事は冬吾から聞いていた。
冬吾一人で大暴れしたらしい。
でも冬吾にパスを出す誠司。
また冬吾がパスを出す相手、高久君たちがいてこそ成り立つプレイ。
決して冬吾一人のプレイだけじゃない。
僕の時と違う。仲間がいてこそ成り立つプレイになっていた。
冬吾は守備にも積極的に参加したらしい。
冬吾がパスコースを呼んでカットしたり、プレスに積極的に参加する。
そして誠司にパスをおくって誠司のゲームメイクに判断を委ねる。
理想の11人がそろっているそうだ。
ケガを恐れて途中出場とはいえ10番を任されるほどの選手になっていた。
「昔のお前顔負けのキックに加えてドリブルテクニックもある。文句なしのエースだよ」
誠は冬吾をそう評価していた。
フルタイム出場したわけじゃないけどプレスに参加してなおかつ縦横無尽に駆け回る冬吾はスタミナにも問題ないらしい。
「今から楽しみだぜ。冬吾をどう仕上げるか」
誠は本当に冬吾達が地元チーム入りするのを楽しみにしているようだ。
多分今の2年生組がきたら最強のチームが出来上がる。
だけど今出したら慢心してしまう。
もっと強力な相手と試合させたい。
誠の悩みはそこにあった。
もう中学生や高校生相手に戦わせるしかないな。
そう言って笑っていた。
誠も飲んでいるようだ。
テンションが高い。
誠司の事もあるから気分がいいんだろう。
それに、崇博や歩美のこともある。
「崇博や歩美も活躍してるらしいじゃないか」
その勢いは九州だけに留まらず国内の出られるカート選手権を総なめにしているらしい。
カートと言えば遊園地のゴーカートを連想するだろうけど実際のレーシングカートはものすごく速い。
崇博や歩美の乗っているキッズカートは最高速度70キロ前後出るそうだ。
たかが70キロと思うだろうけどカートの座席の位置、それにステアリングの反応、受ける風からくる体感速度は普通車の3倍以上と言われている。
いずれ二人が乗るだろうレーシングカートは体感速度300キロに達するという。
実際にも200キロ超の高速で走るそうだ。
普通の4WDのスポーツカーよりも早いラップタイムを叩きだす。
運転技術は僕よりも格段に上の技術を必要とする。
わずかなステアリングの操作がマシンの挙動に直結する。
コーナーへの侵入速度も考えないといけない。
2人はスピードに対する怖さはなかった。
そんな正確なコントロールを要求されるレースで勝ち進んでいる。
9歳になったらF4でデビューするつもりらしい。
しかし国内のレースではライセンスが取れない年齢。
数少ない海外のレースに挑むそうだ。
そして二人が目指すF1の最高速度は時速370キロ台を出す。
体感速度はその3倍という。
当然体も鍛えておかないといけない。
コーナーリングの際に首にかかるGは体重の3倍以上。
2人とも一般車には興味がない。
まあ2人にしてみたら狭い日本の公道なんて危なっかしくて飛ばせないんだろうな。
それだけシビアな技術と経験と勘を積み重ねているという事だ。
あとカートも暫く並行して続ける。
カートの全日本選手権での入賞がF3へのライセンス取得の道になるから。
それも15歳にならないととれない。
F4とF3とカートを乗りこなしながらレースに参加してライセンスを取ってF1に勝ち進むプロジェクト。
長い道のりだな。
まあ、どんな道だって究めようと思ったら簡単にはいかない。
校区内の子供達はまだ子供たちを通じて大体の情報は仕入れている。
渡辺君とかはどうなんだろう?
ちょっと話を聞いていた。
「娘二人は調理師になるって言ってるよ。高校も桜丘にするらしい」
「息子さんは?」
「来年中学生になるというのにもう『教師になる』とか言ってるよ。もう少し夢を持ってると思ったが」
教師も大変だろうな。
ライブが始まった。
参加アーティストは年々増えている。
朝まで行うそうだ。
さすがに僕には徹夜はしんどいから途中で寝るけど。
その後もしばらく渡辺班の皆と話をしていた。
愛莉も同じみたいだ。
そして新年へのカウントダウンが始まった。
皆でコールする。
年が開けると同時に外では花火が上がっていた。
年々豪勢になっていくみたいだな、年越しパーティ。
皆と新年のあいさつをして話をする。
教育の苦労等を話していた。
3時過ぎになるとさすがに眠くなる。
「ごめん、そろそろ休むよ」
「そうだな、俺達もそろそろ休むか」
渡辺君も言う。
朝にはホテルを発つ予定だ。
眠っておいた方がいい。
子供たちはまだ騒いでいた。
美嘉さんも車で寝るからいいと子供達の監督をしていた。
監督になるのかは置いておいて。
部屋に戻ると先に戻ってきていた冬吾や冬莉、冬眞と莉子が眠っている。
僕もその隣で寝る事にした。
(2)
「ハッピーニューイヤー」
ジュースを片手に盛り上がる皆。
「今年もよろしくね」
皆が挨拶している。
そしてライブが再開される。
ライブを終えたミュージシャンにサインを求める者もいた。
学や遊達は来ていない。
父さんが事故で怪我したから。
普段のパーティでは大人しいらしい天音は今日は渡辺班だけのパーティというだけあって食べ放題になっている。
大地はそれを見守っていた。
天音の様に料理を食べる者。
ライブに熱狂する者。
父さん達は大人だけで話をしていた。
水島先生が盛り上がってるところなんて初めて見た。
冬吾達は先に寝た。
まだ年明けまで起きていることは不可能みたいだ。
僕達もいい加減眠くなってきたけど。
昼間からずっと騒いでいたのだから仕方ない。
「いよいよ俺達も高校最後の年だな」
光太がやって来た。
まあ、大体の人が地元大に進学するらしいけど。
高校で離れ離れになった人とまた再開できるらしい。
もちろん光太の様に就職するもの。
プロのチームにスカウトされる者もいた。
「小学生の頃から考えると6年以上……よく続きましたね」
善明が言う。
これからも続いていくんだろうな。
「空も高校卒業したら家を出るってきいたけど」
光太が聞いてきた。
「そのつもり」
「俺もそうなんだ。麗華と一緒に暮らそうって約束した」
「え?じゃあ、もう結婚決めたの?」
翼が聞いている。
「いや、さすがに色々金かかるだろ?それが溜まるまではただの同棲だよ」
お互いの生活リズムを合わせる事も重要だしなと光太は言った。
「善明はどうするの?」
僕が聞いていた。
「いやあ、大学卒業するまでは待つつもりなんですけど。何せ家を出ると言ったら家をプレゼントしかねない親だから」
なんかすごいな。
「あれ?私は善明と同棲するつもりだったんだけど?」
翼が善明に聞いていた。
「どうせ、学校までは一緒に行くんでしょ?それなら同棲の方が手っ取り早くない?」
「そんな簡単に言わないでおくれ。同棲するには色々大変なんだよ?」
「何がどう大変なの?もしかして私に不安を感じてる?」
「そ、そんな滅相もない。ただ生活費の工面など考えると同棲のメリットありませんよ?」
バイトもしないといけないし。
だけどそんな当たり前の事が通用しないのがこの世界。
「その心配は必要ありません。生活費くらいちゃんと考えてあります」
善明のお母さんと美希のお母さんが来た。
「善明の嫁候補でしょ?母さんがちゃんと仕送りします」
「空もバイトしようなんて考えなくてもいいからね。美希の旦那候補なんだから」
2人の中では僕達の結婚は決まっているようだ。
父さん達の中では学生婚が流行ってたそうだ。
善明と翼もそうするんだろうか?……って他人事じゃないな。
美希のウェディングドレス姿かぁ。
楽しみだなぁ。
「そう言えば父さん達が言っていたプレゼントってなんだろうね?」
翼が言う。
卒業祝いと同時にテストがあって、大学卒業したら最後のプレゼントがあると言っていた。
何を企んでいるのだろう?
僕達も受験に向けて準備しなければならない時期が来た。
光太達はすでに内定もらっているようなものだからいいけど。
先の夢を見る前にまず目の前の事を片付けていこう。
話はそれからだ。
まずは新年を祝って朝まではしゃいで車の中で眠っていた。
大晦日。
僕達は酒井リゾートフォレストにいた。
夏休みに遊びに行った場所だ。
この日は渡辺班貸し切りで遊んでいた。
夜はホテルでパーティ。
桐谷君は残念だったけど来年があるさ。
翼たちも友達と楽しんでいるようだった。
僕と愛莉は冬眞と莉子と冬吾と冬莉をつれて食べ物を楽しんでいた。
「冬夜、久しぶりだな。元気にやってるか?」
渡辺班のリーダー渡辺君がやって来た。
「お陰様で楽しませてもらってるよ」
「みんなお前が来るのを待っていたんだ」
確かにここ数年皆と会っていなかったな。
晴斗や石原さん達も来た。
恵美さんも杏采や岳也の世話で去年とかはこれなかったらしい。
話していると誠が来た。
「よう、冬夜。冬吾は順調みたいじゃないか」
「ああ、誠の所も誠司が活躍してるみたいじゃないか」
今月にあった練習試合の事は冬吾から聞いていた。
冬吾一人で大暴れしたらしい。
でも冬吾にパスを出す誠司。
また冬吾がパスを出す相手、高久君たちがいてこそ成り立つプレイ。
決して冬吾一人のプレイだけじゃない。
僕の時と違う。仲間がいてこそ成り立つプレイになっていた。
冬吾は守備にも積極的に参加したらしい。
冬吾がパスコースを呼んでカットしたり、プレスに積極的に参加する。
そして誠司にパスをおくって誠司のゲームメイクに判断を委ねる。
理想の11人がそろっているそうだ。
ケガを恐れて途中出場とはいえ10番を任されるほどの選手になっていた。
「昔のお前顔負けのキックに加えてドリブルテクニックもある。文句なしのエースだよ」
誠は冬吾をそう評価していた。
フルタイム出場したわけじゃないけどプレスに参加してなおかつ縦横無尽に駆け回る冬吾はスタミナにも問題ないらしい。
「今から楽しみだぜ。冬吾をどう仕上げるか」
誠は本当に冬吾達が地元チーム入りするのを楽しみにしているようだ。
多分今の2年生組がきたら最強のチームが出来上がる。
だけど今出したら慢心してしまう。
もっと強力な相手と試合させたい。
誠の悩みはそこにあった。
もう中学生や高校生相手に戦わせるしかないな。
そう言って笑っていた。
誠も飲んでいるようだ。
テンションが高い。
誠司の事もあるから気分がいいんだろう。
それに、崇博や歩美のこともある。
「崇博や歩美も活躍してるらしいじゃないか」
その勢いは九州だけに留まらず国内の出られるカート選手権を総なめにしているらしい。
カートと言えば遊園地のゴーカートを連想するだろうけど実際のレーシングカートはものすごく速い。
崇博や歩美の乗っているキッズカートは最高速度70キロ前後出るそうだ。
たかが70キロと思うだろうけどカートの座席の位置、それにステアリングの反応、受ける風からくる体感速度は普通車の3倍以上と言われている。
いずれ二人が乗るだろうレーシングカートは体感速度300キロに達するという。
実際にも200キロ超の高速で走るそうだ。
普通の4WDのスポーツカーよりも早いラップタイムを叩きだす。
運転技術は僕よりも格段に上の技術を必要とする。
わずかなステアリングの操作がマシンの挙動に直結する。
コーナーへの侵入速度も考えないといけない。
2人はスピードに対する怖さはなかった。
そんな正確なコントロールを要求されるレースで勝ち進んでいる。
9歳になったらF4でデビューするつもりらしい。
しかし国内のレースではライセンスが取れない年齢。
数少ない海外のレースに挑むそうだ。
そして二人が目指すF1の最高速度は時速370キロ台を出す。
体感速度はその3倍という。
当然体も鍛えておかないといけない。
コーナーリングの際に首にかかるGは体重の3倍以上。
2人とも一般車には興味がない。
まあ2人にしてみたら狭い日本の公道なんて危なっかしくて飛ばせないんだろうな。
それだけシビアな技術と経験と勘を積み重ねているという事だ。
あとカートも暫く並行して続ける。
カートの全日本選手権での入賞がF3へのライセンス取得の道になるから。
それも15歳にならないととれない。
F4とF3とカートを乗りこなしながらレースに参加してライセンスを取ってF1に勝ち進むプロジェクト。
長い道のりだな。
まあ、どんな道だって究めようと思ったら簡単にはいかない。
校区内の子供達はまだ子供たちを通じて大体の情報は仕入れている。
渡辺君とかはどうなんだろう?
ちょっと話を聞いていた。
「娘二人は調理師になるって言ってるよ。高校も桜丘にするらしい」
「息子さんは?」
「来年中学生になるというのにもう『教師になる』とか言ってるよ。もう少し夢を持ってると思ったが」
教師も大変だろうな。
ライブが始まった。
参加アーティストは年々増えている。
朝まで行うそうだ。
さすがに僕には徹夜はしんどいから途中で寝るけど。
その後もしばらく渡辺班の皆と話をしていた。
愛莉も同じみたいだ。
そして新年へのカウントダウンが始まった。
皆でコールする。
年が開けると同時に外では花火が上がっていた。
年々豪勢になっていくみたいだな、年越しパーティ。
皆と新年のあいさつをして話をする。
教育の苦労等を話していた。
3時過ぎになるとさすがに眠くなる。
「ごめん、そろそろ休むよ」
「そうだな、俺達もそろそろ休むか」
渡辺君も言う。
朝にはホテルを発つ予定だ。
眠っておいた方がいい。
子供たちはまだ騒いでいた。
美嘉さんも車で寝るからいいと子供達の監督をしていた。
監督になるのかは置いておいて。
部屋に戻ると先に戻ってきていた冬吾や冬莉、冬眞と莉子が眠っている。
僕もその隣で寝る事にした。
(2)
「ハッピーニューイヤー」
ジュースを片手に盛り上がる皆。
「今年もよろしくね」
皆が挨拶している。
そしてライブが再開される。
ライブを終えたミュージシャンにサインを求める者もいた。
学や遊達は来ていない。
父さんが事故で怪我したから。
普段のパーティでは大人しいらしい天音は今日は渡辺班だけのパーティというだけあって食べ放題になっている。
大地はそれを見守っていた。
天音の様に料理を食べる者。
ライブに熱狂する者。
父さん達は大人だけで話をしていた。
水島先生が盛り上がってるところなんて初めて見た。
冬吾達は先に寝た。
まだ年明けまで起きていることは不可能みたいだ。
僕達もいい加減眠くなってきたけど。
昼間からずっと騒いでいたのだから仕方ない。
「いよいよ俺達も高校最後の年だな」
光太がやって来た。
まあ、大体の人が地元大に進学するらしいけど。
高校で離れ離れになった人とまた再開できるらしい。
もちろん光太の様に就職するもの。
プロのチームにスカウトされる者もいた。
「小学生の頃から考えると6年以上……よく続きましたね」
善明が言う。
これからも続いていくんだろうな。
「空も高校卒業したら家を出るってきいたけど」
光太が聞いてきた。
「そのつもり」
「俺もそうなんだ。麗華と一緒に暮らそうって約束した」
「え?じゃあ、もう結婚決めたの?」
翼が聞いている。
「いや、さすがに色々金かかるだろ?それが溜まるまではただの同棲だよ」
お互いの生活リズムを合わせる事も重要だしなと光太は言った。
「善明はどうするの?」
僕が聞いていた。
「いやあ、大学卒業するまでは待つつもりなんですけど。何せ家を出ると言ったら家をプレゼントしかねない親だから」
なんかすごいな。
「あれ?私は善明と同棲するつもりだったんだけど?」
翼が善明に聞いていた。
「どうせ、学校までは一緒に行くんでしょ?それなら同棲の方が手っ取り早くない?」
「そんな簡単に言わないでおくれ。同棲するには色々大変なんだよ?」
「何がどう大変なの?もしかして私に不安を感じてる?」
「そ、そんな滅相もない。ただ生活費の工面など考えると同棲のメリットありませんよ?」
バイトもしないといけないし。
だけどそんな当たり前の事が通用しないのがこの世界。
「その心配は必要ありません。生活費くらいちゃんと考えてあります」
善明のお母さんと美希のお母さんが来た。
「善明の嫁候補でしょ?母さんがちゃんと仕送りします」
「空もバイトしようなんて考えなくてもいいからね。美希の旦那候補なんだから」
2人の中では僕達の結婚は決まっているようだ。
父さん達の中では学生婚が流行ってたそうだ。
善明と翼もそうするんだろうか?……って他人事じゃないな。
美希のウェディングドレス姿かぁ。
楽しみだなぁ。
「そう言えば父さん達が言っていたプレゼントってなんだろうね?」
翼が言う。
卒業祝いと同時にテストがあって、大学卒業したら最後のプレゼントがあると言っていた。
何を企んでいるのだろう?
僕達も受験に向けて準備しなければならない時期が来た。
光太達はすでに内定もらっているようなものだからいいけど。
先の夢を見る前にまず目の前の事を片付けていこう。
話はそれからだ。
まずは新年を祝って朝まではしゃいで車の中で眠っていた。
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