能覚人

ミライ164

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〜第四章〜

側近

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 どうやら、組織にはボスに使える5人の側近がいるらしい。呼び方は、組織ごと違うが、黒闇闇だと黒で呼ぶらしい。

 黒霧の奴・・・、これくらい教えろよ!おかげで、組織員の人と話すことになっちまったじゃねえか。まだ、入りだてっていうのに。「これで、よくボスが認めたね。」とか言われたしよ~。あーもームカつく。今度1発殴ろう。今は、それより・・・。

 今日は、第4黒に会いにきていた。

 「あの~、すみません。」

 「ん?何か用があるのかい?」

 第4黒の、黒紫 実政こくし さねまさが呼びかけに応じてくれた。

 「あ~、君が新しく黒闇闇入った昴か!僕は、黒紫実政。黒紫と、そう呼んでくれ。黒霧からは、聞いているし。それじゃ、早速始めようか。まずは、今の能力を完璧に扱えるようにならないとね!」

 いや聞いてるのかよ。だったら、俺にも教えてくれよ。黒霧め・・・。

 そう、覚醒状態の能力を扱うためには、今現在使える能力を、磨き上げる必要があった。でも・・・。

 「そんなのじゃぁ、ダメだよ!もっと、力を入れる場所を工夫して!」

 工夫?工夫も何も、こんな能力当たるところにだけ力を・・・。そうか!

 「ほう、やるね!そのとうり。強化系能力は、相手に当たるとこ以外も強化しないと意味がない。たとえば、蹴りの場合は蹴る脚だけじゃなく、踏み込む足、そして腕にも使わないと、遠心力が生まれないからね!そうやって、工夫していくんだよ。」

 俺は、いつも以上に動けていた。能力をうまく扱えると、こうも変わるものなのか。

 「今日は、ここまでだね!もっと、うまく扱えるようになれば、もっと強くなれる。」

 この後に、黒霧と会う約束をしていた。

 「どうだい?実感は、湧いてきたのかな。うまく扱えれば、それだけ覚醒した時に人格が変わらなくなる。それだけ、分かってればいい。これからも、頑張っていこうね。」

 「そういえば、覚醒した俺の力には、どんなふう力があるんだ?あの時は、俺が何者かに取り憑かれたみたいな感じで、覚醒?みたいなものだとは分かったけど、記憶がなんせとんでいる。」

 そのとうりだ。俺が意識を取り戻した時には、戦闘が終わっていた。

 「昴の能力は、未知数だ。僕にもわからない。知っているのは、君が本来の力を使えないということだけだ。」

 「そうか、ありがとう。使いこなせた時に、分かるってやつだ。それまで、努力を続けないと。」

 それからも、特訓は続いた。2週間くらいが経過した。

 その頃の、早苗といえば・・・。

 「おっそ~い!もう2週間もたったのよ~。学園祭までは、まだあるけど・・・。そういえば、小春も帰ってきてないわね。あの一件、そんなに大変だったのかしら。もう、ウズウズする~。ちょっと、私探してくる。」

 と言ったものの、委員に止められ駄々をこねる委員長だったのである。
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