10 / 19
〜第一章〜
急転
しおりを挟む
あの事件から、約3ヶ月。
「みんな、卒業おめでとう。皆んなは、同じ高校に行くのに俺はいけないなんて悲しいな。」
「先生。また会えることを皆んなで期待しています。」
偉いな、この子たちは。
「高校でも、頑張れよ。」
「は~い。」
・・・
「はい!?高校生になれ!?しかもあいつらの!?」
「そうだ。上からの命令でね。記憶は、全て消しておくようだ。転入手続きは済ませておく。頼んだよ、帝君。」
「りょ、了解しました。」
~研律高校~
「入学生の諸君。ここでは、能力のレベルアップに勤しんで欲しい。」
「ねぇねぇ、飯田君。能力調査、楽しみだね。」
「そうだね、早苗。」
「そういえば、1週間後に転入してくる新入生気になるね~。」
「そうだね、どんな人だろう。中学生から、皆んな一緒だし。新しい友達ができるのは、とても楽しみだな。」
~1週間後~
ついに、この日が来てしまった。記憶削除や改竄で1週間もかかってしまった。上手くおかしいところは繋ぎ合わせといたが、支障が起きるかもしれん。最善の注意を払わなければ。名前は・・・
「え~と、皆さん初めまして。僕の名前は、隼 零二です。よろしくお願いします。」
隼 零二で、大丈夫だったかな。帝 光輝よりは、バレにくいと思うし。大丈夫か。そうだ!早苗の件。能力の封印はどう解放して行こうか。まぁ、封印と言っても能力の10分の1程度の力は使えるだろう。早苗の能力の場合、1人の時間を止めるとかかな。工夫すれば、強くなれそうだな。でも、研律高校は全能祭には参加できないし競う場があんまないからな。
「あっ、いた~。零二く~ん。」
!?早苗・・・。
「はっ、初めまして。早苗さん。」
ぎこちない。
「ははは~。緊張しなくていいよ~。あと、早苗でいいよ~。」
「お、おう。早苗。」
だめだ。この調子で3年間、続けれるかな?心配だ。
「早苗、ちょっといいかな~?」
「分かった。じゃあね~、零二君。」
「おっ、おう。」
俺の、記憶も消した方が良いんじゃないか?でも、それじゃあ命令が遂行できないし。仕方ないな。
まさか、ここまで授業を受けるのが大変だったとは・・・。あいつらの気持ちがよく分かった。高校になってから、能力実技があったとは・・・。誤魔化しているとはいえ、俺の能力ランクじゃあ手加減しても危なかったな。この調子じゃあ、バレかねない。もうちょっとだけ、調整してみるか。一応、ランクC中ぐらいが良いか。
~2日目~
朝が早い。しかも、1人登校か。皆んなとも、この状況じゃまだあってから日が経ってないし。不要に詮索するのも禁じられている。教師・生徒の関係から生徒・生徒・・・か。漫画でもこんな展開見たことないな。上の命令で、仕方なくやってるだけなのに。
本当に記憶って消せるのかな?
「ここはこうで・・・。はい、零二君。能素はランクC中だと、何回分溜め込める?」
「はい、大体3回分くらいです。」
「正解。」
こんなもん、中学で習わせたしこいつらはもう十分にできている・・・はず。大丈夫か?そこまで、記憶は決してないと思うが改竄する途中でおかしなものでも混じったか?どっちにしろ、もう一度教えてやれば良いか。
終わった~、やっと。めっちゃ疲れた~。毎日これなら、生徒って大変だな。
「零二く~ん。」
「うっ、さっさ早苗。どうしたんだ?」
「ここわからないんだけど。」
「ああ、ここか。」
ここは、中学でも教えなかったところだな。久しぶりに、教師するか。
「零二君って、教えるの上手いんね。」
「ま、まぁそれほどでもないと思うんだが。」
「今日は、ありがとね~。それじゃあ、ばいば~い。」
教えるのが上手いっか。もと、教師だしな。だが、その記録ももう俺以外だれも覚えていない。悲しいな、あんなに頑張ったのに。全てが海の藻屑だ。
そういえば、早苗の封印の件はどうなるのか。あいつもばかじゃない。そのうち気づくだろう。自分が他者より劣っていると。その時は、帝にでも押し付けるか。それが、あいつのためになるからな。
さて、どうしたもんかね?監視が目的だけど、もう高校生だ。能力も使えるし、俺が出る幕はもうないな。
「零二。」
「どうした?飯田。」
飯田が早苗意外と話すなんて、珍しいな。
「私の能力、どう思う?」
「どうって、そうだな・・・。体力回復か。ん~、そうだな。確かに、戦闘向きではないが・・・。加護、だな。」
「加護?」
「そうだ。加護は、能力に似たようで違うものだ。大きく違うのが、能素を使わないのと、使うと体力が減る点だ。ここが、主に違うところだな。」
加護は、神様に頼んで認められれば貰えれる。貰えるといっても、与えられると言った方がいいかな。
「そうだ!今度、俺と一緒に伊律次神社に行かないか?」
「一緒に、いいんですか?」
「いいよ。それじゃあ決定な。次の土曜にでも。」
飯田には、自分を守るくらいの力がないとな。加護は、手に入ればとても心強い。飯田のためにも、いっちょ本気出しますか。
「みんな、卒業おめでとう。皆んなは、同じ高校に行くのに俺はいけないなんて悲しいな。」
「先生。また会えることを皆んなで期待しています。」
偉いな、この子たちは。
「高校でも、頑張れよ。」
「は~い。」
・・・
「はい!?高校生になれ!?しかもあいつらの!?」
「そうだ。上からの命令でね。記憶は、全て消しておくようだ。転入手続きは済ませておく。頼んだよ、帝君。」
「りょ、了解しました。」
~研律高校~
「入学生の諸君。ここでは、能力のレベルアップに勤しんで欲しい。」
「ねぇねぇ、飯田君。能力調査、楽しみだね。」
「そうだね、早苗。」
「そういえば、1週間後に転入してくる新入生気になるね~。」
「そうだね、どんな人だろう。中学生から、皆んな一緒だし。新しい友達ができるのは、とても楽しみだな。」
~1週間後~
ついに、この日が来てしまった。記憶削除や改竄で1週間もかかってしまった。上手くおかしいところは繋ぎ合わせといたが、支障が起きるかもしれん。最善の注意を払わなければ。名前は・・・
「え~と、皆さん初めまして。僕の名前は、隼 零二です。よろしくお願いします。」
隼 零二で、大丈夫だったかな。帝 光輝よりは、バレにくいと思うし。大丈夫か。そうだ!早苗の件。能力の封印はどう解放して行こうか。まぁ、封印と言っても能力の10分の1程度の力は使えるだろう。早苗の能力の場合、1人の時間を止めるとかかな。工夫すれば、強くなれそうだな。でも、研律高校は全能祭には参加できないし競う場があんまないからな。
「あっ、いた~。零二く~ん。」
!?早苗・・・。
「はっ、初めまして。早苗さん。」
ぎこちない。
「ははは~。緊張しなくていいよ~。あと、早苗でいいよ~。」
「お、おう。早苗。」
だめだ。この調子で3年間、続けれるかな?心配だ。
「早苗、ちょっといいかな~?」
「分かった。じゃあね~、零二君。」
「おっ、おう。」
俺の、記憶も消した方が良いんじゃないか?でも、それじゃあ命令が遂行できないし。仕方ないな。
まさか、ここまで授業を受けるのが大変だったとは・・・。あいつらの気持ちがよく分かった。高校になってから、能力実技があったとは・・・。誤魔化しているとはいえ、俺の能力ランクじゃあ手加減しても危なかったな。この調子じゃあ、バレかねない。もうちょっとだけ、調整してみるか。一応、ランクC中ぐらいが良いか。
~2日目~
朝が早い。しかも、1人登校か。皆んなとも、この状況じゃまだあってから日が経ってないし。不要に詮索するのも禁じられている。教師・生徒の関係から生徒・生徒・・・か。漫画でもこんな展開見たことないな。上の命令で、仕方なくやってるだけなのに。
本当に記憶って消せるのかな?
「ここはこうで・・・。はい、零二君。能素はランクC中だと、何回分溜め込める?」
「はい、大体3回分くらいです。」
「正解。」
こんなもん、中学で習わせたしこいつらはもう十分にできている・・・はず。大丈夫か?そこまで、記憶は決してないと思うが改竄する途中でおかしなものでも混じったか?どっちにしろ、もう一度教えてやれば良いか。
終わった~、やっと。めっちゃ疲れた~。毎日これなら、生徒って大変だな。
「零二く~ん。」
「うっ、さっさ早苗。どうしたんだ?」
「ここわからないんだけど。」
「ああ、ここか。」
ここは、中学でも教えなかったところだな。久しぶりに、教師するか。
「零二君って、教えるの上手いんね。」
「ま、まぁそれほどでもないと思うんだが。」
「今日は、ありがとね~。それじゃあ、ばいば~い。」
教えるのが上手いっか。もと、教師だしな。だが、その記録ももう俺以外だれも覚えていない。悲しいな、あんなに頑張ったのに。全てが海の藻屑だ。
そういえば、早苗の封印の件はどうなるのか。あいつもばかじゃない。そのうち気づくだろう。自分が他者より劣っていると。その時は、帝にでも押し付けるか。それが、あいつのためになるからな。
さて、どうしたもんかね?監視が目的だけど、もう高校生だ。能力も使えるし、俺が出る幕はもうないな。
「零二。」
「どうした?飯田。」
飯田が早苗意外と話すなんて、珍しいな。
「私の能力、どう思う?」
「どうって、そうだな・・・。体力回復か。ん~、そうだな。確かに、戦闘向きではないが・・・。加護、だな。」
「加護?」
「そうだ。加護は、能力に似たようで違うものだ。大きく違うのが、能素を使わないのと、使うと体力が減る点だ。ここが、主に違うところだな。」
加護は、神様に頼んで認められれば貰えれる。貰えるといっても、与えられると言った方がいいかな。
「そうだ!今度、俺と一緒に伊律次神社に行かないか?」
「一緒に、いいんですか?」
「いいよ。それじゃあ決定な。次の土曜にでも。」
飯田には、自分を守るくらいの力がないとな。加護は、手に入ればとても心強い。飯田のためにも、いっちょ本気出しますか。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
『紅茶の香りが消えた午後に』
柴田はつみ
恋愛
穏やかで控えめな公爵令嬢リディアの唯一の楽しみは、幼なじみの公爵アーヴィンと過ごす午後の茶会だった。
けれど、近隣に越してきた伯爵令嬢ミレーユが明るく距離を詰めてくるたび、二人の時間は少しずつ失われていく。
誤解と沈黙、そして抑えた想いの裏で、すれ違う恋の行方は——。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?
Debby
恋愛
ヴェルトが友人からの手紙を手に辺境伯令嬢であるレィディアンスの元を訪れたのは、その手紙に「詳細は彼女に聞け」と書いてあったからだ。
簡単にいうと、手紙の内容は「学園で問題を起こした平民──エボニーを妻として引き取ってくれ」というものだった。
一方その話を聞いてしまった伯爵令嬢のオリーブは動揺していた。
ヴェルトとは静かに愛を育んできた。そんな自分を差し置いて、言われるがまま平民を妻に迎えてしまうのだろうか。
そんなオリーブの気持ちを知るはずもないエボニーは、辺境伯邸で行儀見習いをすることになる。
オリーブは何とかしてヴェルトを取り戻そうと画策し、そのことを咎められてしまう。もう後は無い。
オリーブが最後の望みをかけてヴェルトに自分を選んで欲しいと懇願する中、レィディアンスが静かに口を開いた。
「で、そろそろお前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか」
「はい?」
ヴェルトは自分が何を言われたのか全く理解が出来なかった。
*--*--*
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
★全31話7時19時更新で、全話予約投稿済みです。
★★「このお話だけ読んでいただいてもOKです!」という前提のもと↓↓↓
このお話は独立した一つのお話ですが、「で。」シリーズのサイドストーリーでもあり、第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の「エボニーその後」でもあります(あるいは「最終話」のその後)。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
どれも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾はHOT一位になることが出来ました!(*´▽`人)アリガトウ
もしよかったら宜しくお願いしますね!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる