能偽人 〜能力を偽られた時人類は拒絶するだろう〜

ミライ164

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〜第一章〜

危険

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 飯田が加護を手に入れてから、とても強くなっていった。最下位から、トップに。そして高校2年の最後。

 「え!?飯田が、伊律次高校へ転校!?」

 「うん、スカウトされまして。」

 スカウトで、普通はいけるもんか?絶対上が関与してる。

 「頑張ってこいよ。全能祭は見に行くから。」

 「はい。」

 そして、全能祭当日。

 「そろそろ、出番か。やっぱ、伊律次高校は強いよな。ん?あいつは・・・。」

 「そのとうりですよ。盲点でしたね。それでは、全能祭も終わりとしましょう。さようなら。」

 これで終わりだな。ん?何か様子がおかしいな。まさか・・・。

 「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」

 まずいな。暴走だ。能力を使いすぎちまったな。

 そういえば、早苗は風制委員長になったんだったな。記憶を改竄しておいたから。ええと?確か、俺がもと委員長で早苗にその座を交代。そのあと、エルス戦で戦い「成長したな」と言い、能力を少し戻した。こんな感じか。

 俺は、飯田の肩に触れ眠らせた。そのあと、すぐその場から去り退散した。

 まずいな。だが、封印はしなくて良いな。あいつには、もっと学ばなせなきゃならんからな。

 「どうだった?全能祭は。」

 「札律次高校の、優勝だ。飯田のやつ。負けちまったよ。」

 これでいいんだ。これで。

 「帝。久しぶりだね。」

 「どうした黒霧?」

 「久しぶりに、手合わせ願いたいね。」

 こうして、あいつと戦うのも何年ぶりか?まぁ、いいだろう。久しぶりに本調子にいかせてもらおうか。

 「槍術 陸式 乱蒼空蘭らんそうくうらん

 「さすが、でもそれじゃあだめだ。」
 
 俺は、全て交わした。

 「そうくるよね。でも、それじゃあだめだ。槍術 伍式 混沌の渦」

 くっ、まずいな。俺の能力は、触れていないとだめだ。でも、

 「なに!?まさか、加護でも持ったか?」

 「いや、空気を俺の手に変えただけだ。」

 「それはすごい。」

 こんな芸当、俺にしかできないな。

 「今日はここまでだ。俺は、帰るとするよ。」

 「そうか、俺も用事があるし帰るとするね。それじゃぁ。」

 終わったな。高校を出たらどうするか?上の命令は、監視だし。もう、あいつらは大丈夫だな。俺は自由にするか。それじゃぁ。
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