能偽人 〜能力を偽られた時人類は拒絶するだろう〜

ミライ164

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〜第二章〜

自分の過去

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 なぜ俺は、五能覚と面識があったのか。みな、疑問に思っただろう。いいだろう。今から、俺が五能覚と過ごしてきた日々の1部始終をお見せしよう。

 俺が高校生として過ごした日から3年前・・・。

 「君には、人間の進化の可能性を導き出してほしい。リストは作ってある。1人1人、焦らずにゆっくりでいい。頼んだよ。」

 と言われてもな~。なんだよ!進化の可能性って。確かに、現段階では能力ランクAに到達した人はいないけど・・・。まぁ、やってみるか。

 まずはここか・・・。

 「新田はいるか~?」
 
 「なんだなんだ?なんかようか?」

 俺は事情を話した。信じてもらえるか怪しかったが、新田はランクB上で止まっていたため、快く引き受けてくれた。

 この日から、特訓の毎日が始まった。

 「まず初めは、ランクAの力を体験してもらう。暴走するが、本当にいいのか?」

 「暴走でもなんでも、かかってこい。完璧に制御してやるぜ。」

 自信満々だな。まぁ、この世界ではイメージが1番大切だ。これは分かって貰わないと、後先大変になってしまう。

 「いくぞ。」

 そう言って、俺は道具Redを近づけた。

 「うあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 これ制御できてるのか?まぁいい。

 「1発打ってみろ。」

 「うおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

 やっぱり、すごい威力だなこれは。

 コンクリート壁が、たった一振りで影も形もなくなるとは・・・。

 「終わりだぞ~。」

 そういって、額に触れた。

 暴走は止まった。

 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。これ想像以上に疲れるな‥。これを制御するのが目標か?」

 「そうだ。暴走を制御できれば、覚醒になる。覚醒すれば、ランクAは夢じゃなくなる。現実に、なるんだ。」

 まぁ、ここで止まると困るのだが・・・そうでもなかった。

 特訓の日々は、続いた。

 イメージトレーニングに、剣の練習。

 特に、新田の能力『羅刹剣舞』にとって、剣の練習は欠かせなかった。

 1ヶ月が経過しただろうか、

 「もう一度、いくぞ。」

 「はい!」

 俺は、道具Redを使った。

 「うあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 やっぱりダメだったか?

 「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 !?

 「どうだ、やれば出来るんだよこちとら。」

 「やったな、覚醒している。ランクもA下に上がってる。」

 「よしゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

 第一の目標、達成。

 「そうだな、名称がいるな。呼び名。そうだな・・・、お前を合わせた5人を覚醒させるから、五能覚なんてのはどうだ?」

 「いいんじゃないか、それで。」

 「それじゃあ、きてもらいたい場所がある。」

 ~五能覚本拠点~

 「君には、ここで人助けをしてもらう。ここに、依頼が書き込まれるから、それを解決していく。それが今後の、目標だ。それじゃぁ、俺は次の仕事があるから、これで。」

 「おう!ありがとな、帝。」

 1人目は、覚醒成功。あと4人。絶対に成功させる。ボスの命令だ。失敗は許されない。絶対にだ。絶対に・・・。
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