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〜第二章〜
弍逅
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新田の覚醒には、成功した。次は・・・、
いた。
ここは、組織区のスラム。いわゆる、人として生きられなくなった人たちが暮らすような場所だ。ここで生きるためには、組織と手を組むしかない。しかし、ここには第7の勢力があった。
当時は、沢山の組織が同時に存在しており、抗争や同盟など色々な理由で現在の6つに減っていった。ただ、どことも手を結ばず、どこにも負けたことがない第7の組織『絶恨憎』
そんな連中をまとめ上げ、ボスに上り詰めた者がいるらしい。
俺は、彼女を五能覚に誘うことにした。
邂逅 摩耶
ただ、厄介なことに今はちょうど、組織同士の争いが起こっている最中だ。
さて、どうしたものか・・・、俺も組織員として入る・・・か?
いや、無理だな。今入ると、スパイと思われてしまうかもしれないからだ。
強行突破路線・・・そうだ!
いるじゃないか!あいつが。
早速、電話をかけた。
「どうした?帝。」
「実はな・・・」
俺は、事情を話した。
「僕はまだ、下っ端だぞ?僕にどう言っても、不可能だ。勝機があるとすれば、現ボスの目標を達成させることだ。でも、それは不可能に近い。ボスの目標は、この戦いを終わらせること。僕にそんな力なんて・・・、」
「ある、力はある。ただ、まだ未完成だ。これは、お前がボスになり、部下たちと協力して完成させるものなんだ。」
この戦いは、別の形で終わらせる。みんなが和解できるように、俺は動くんだ。
この戦いの肝は、どうして始まったかだ。
簡単な話だ。ただ頂点に立とうとしたものが、同時にいただけ。つまり、他は巻き添えをくらったも同然。そいつらを叩けばいいだけだ。
江流水と、土山地・・・か。
さて、どう叩こうかな・・・そうだ!こういう時の、五能覚じゃん。
「もしもし、新田?今来れるか・・・分かった、頼んだぞ。」
5分後・・・
「遅いぞ!新田。予定より、2分も遅刻だ!」
「おいおい、これでも頑張った方なんだぞ?研究区から組織区までを、3分とか・・・常人には無理だよ。」
「まぁいい、それよりさっさと始めるぞ!」
「おうよ!」
作戦は簡単、俺たちがそれぞれ叩き込みに行くだけだ。
2つを粛清し、平和を・・・ってだめか。どこかを頂点に立たせないと、この戦いには勝てない。なんせ、悪あがきとかされたら、最悪だしな。
さて・・・、どうしようかな・・・。
仕方ない、黒闇闇に任せるか。
さて、あとは俺が黒闇闇を名乗り江流水を叩くだけ。
「失礼しまーす。」
「誰だ?貴様は。」
見た感じ、こいつがボスだな。護衛もつけないとは・・・よっぽど自信があるように、見える。
「黒闇闇のものでーす。」
「黒闇闇だと?そうか・・・、これは言い難いが帰ってもらえないか。君たちとは、やり合いたくないんだ。」
「何故だ?戦争を引き起こしたのは、あなたでは?」
「いや違う、この戦争には裏がある。私たちは、その発端を探すために名乗り出たのだ。」
裏だと?つまり、この戦争を手引きしたものがいるのか・・・
「絶恨憎・・・か。」
「そうだ、私もそう思っている。しかし、彼らは自分の担当区を持っていない。つまり、」
「居場所がわからないと、いうことか。」
「我々に力を貸してくれないか?その暁には、何か願いを聞き入れよう。」
「分かった、ボスに頼んでおくよ、それじゃぁ。」
一体誰だったのだろう。格好からして、黒闇闇ではないと思うが・・・まあいい、君にかけるぞ。解き明かしてくれ、この戦争の真相を。
いた。
ここは、組織区のスラム。いわゆる、人として生きられなくなった人たちが暮らすような場所だ。ここで生きるためには、組織と手を組むしかない。しかし、ここには第7の勢力があった。
当時は、沢山の組織が同時に存在しており、抗争や同盟など色々な理由で現在の6つに減っていった。ただ、どことも手を結ばず、どこにも負けたことがない第7の組織『絶恨憎』
そんな連中をまとめ上げ、ボスに上り詰めた者がいるらしい。
俺は、彼女を五能覚に誘うことにした。
邂逅 摩耶
ただ、厄介なことに今はちょうど、組織同士の争いが起こっている最中だ。
さて、どうしたものか・・・、俺も組織員として入る・・・か?
いや、無理だな。今入ると、スパイと思われてしまうかもしれないからだ。
強行突破路線・・・そうだ!
いるじゃないか!あいつが。
早速、電話をかけた。
「どうした?帝。」
「実はな・・・」
俺は、事情を話した。
「僕はまだ、下っ端だぞ?僕にどう言っても、不可能だ。勝機があるとすれば、現ボスの目標を達成させることだ。でも、それは不可能に近い。ボスの目標は、この戦いを終わらせること。僕にそんな力なんて・・・、」
「ある、力はある。ただ、まだ未完成だ。これは、お前がボスになり、部下たちと協力して完成させるものなんだ。」
この戦いは、別の形で終わらせる。みんなが和解できるように、俺は動くんだ。
この戦いの肝は、どうして始まったかだ。
簡単な話だ。ただ頂点に立とうとしたものが、同時にいただけ。つまり、他は巻き添えをくらったも同然。そいつらを叩けばいいだけだ。
江流水と、土山地・・・か。
さて、どう叩こうかな・・・そうだ!こういう時の、五能覚じゃん。
「もしもし、新田?今来れるか・・・分かった、頼んだぞ。」
5分後・・・
「遅いぞ!新田。予定より、2分も遅刻だ!」
「おいおい、これでも頑張った方なんだぞ?研究区から組織区までを、3分とか・・・常人には無理だよ。」
「まぁいい、それよりさっさと始めるぞ!」
「おうよ!」
作戦は簡単、俺たちがそれぞれ叩き込みに行くだけだ。
2つを粛清し、平和を・・・ってだめか。どこかを頂点に立たせないと、この戦いには勝てない。なんせ、悪あがきとかされたら、最悪だしな。
さて・・・、どうしようかな・・・。
仕方ない、黒闇闇に任せるか。
さて、あとは俺が黒闇闇を名乗り江流水を叩くだけ。
「失礼しまーす。」
「誰だ?貴様は。」
見た感じ、こいつがボスだな。護衛もつけないとは・・・よっぽど自信があるように、見える。
「黒闇闇のものでーす。」
「黒闇闇だと?そうか・・・、これは言い難いが帰ってもらえないか。君たちとは、やり合いたくないんだ。」
「何故だ?戦争を引き起こしたのは、あなたでは?」
「いや違う、この戦争には裏がある。私たちは、その発端を探すために名乗り出たのだ。」
裏だと?つまり、この戦争を手引きしたものがいるのか・・・
「絶恨憎・・・か。」
「そうだ、私もそう思っている。しかし、彼らは自分の担当区を持っていない。つまり、」
「居場所がわからないと、いうことか。」
「我々に力を貸してくれないか?その暁には、何か願いを聞き入れよう。」
「分かった、ボスに頼んでおくよ、それじゃぁ。」
一体誰だったのだろう。格好からして、黒闇闇ではないと思うが・・・まあいい、君にかけるぞ。解き明かしてくれ、この戦争の真相を。
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