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第一章 都市伝説と呼ばれて
24 サトルトの村
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サザンの南門からはネアンへと続くタステ街道が繋がり、その間にはいくつかの集落や町が点在している。
一方反対の北門を抜けて谷の奥へと進むと、北部に点在する多数の塩鉱山と坑夫たちが暮らす村があるぐらいだ。
その村のひとつにサトルトの村ががある。サザンからも徒歩でわずか二時間と近くにある村だ。
キンガ湖の畔にあるため、かつては多くの塩坑夫の暮らし、最盛期には多くの船が行き交っていたほどだ。
だがそれも十年ほど前に近郊の坑道が廃坑になるまでのことだ。その後坑夫が去り、現在は僅かな果樹栽培と近くにある森からの恵みを頼りに食い繋ぐばかりの寒村だった。
しかし、それもこの冬までのことだ。
現在は村の至る所で槌音が木霊し、多くの人夫が忙しそうに働き活気に溢れていた。
シルベストルのフォレス行きが決定した翌日、その小さな寒村にトゥーレの姿があった。
人夫たちの指揮を執っているのは、オリヴェルという黒髪をオールバックにした男だ。彼はトゥーレの側近のひとりだが、普段はシルベストルの右腕としてその辣腕を振るっていた。
まだ三十代半ばだが内政官として非常に優秀な男だ。その能力を見込んで今回この現場の指揮を任されていた。
「進捗はどうだ?」
「まだ基礎工事に取り掛かったばかりですからね。それでも予定通り、秋には火を入れられるようにはしますよ」
地面を掘り返している人夫に指示を出していたオリヴェルに、トゥーレが声を掛ける。
この春から工事が始まったばかりで、こちらは形になってくるのはもう少し先だ。だが他の場所では建物の形ができつつある箇所もあり、多くの人夫が忙しそうに槌音を響かせていた。
「鍛冶職人の手配はどうなっている?」
「あちらで人夫に指示を出している者が、とりあえず確保した者です。残りはまだこれからといったところですね」
オリヴェルが指し示す先を見ると、まだ骨組みすらできていない建築現場で、職人風の男が人夫に忙しそうに指示を出していた。
「あの建築中の建物が鉄砲の生産拠点となる予定です。また隣にはそれ以外の生産拠点も並ぶ予定です」
「稼働にはどれくらいかかりそうだ?」
「高炉は先ほど申し上げた通り、秋には火を入れられるでしょう。他はそうですね、年明けから夏にかけてになるでしょうか?」
ただし本格的な生産体制を整えるためには、二年は掛かる見込みだという。
「なら港の整備はその後か?」
「そうですね。ですが、ある程度こちらが整えば港に人は回せるでしょう。それよりも、慢性的に不足している人材を確保していただきたいですね」
村の整備は港も含めた大規模なものだ。現在人出不足は深刻で、どうしても優先順位の高いものから取り掛かることになる。人足はなんとか集められても、専門性の高い施設のため、采配する人員が足りず工事が行き詰まっているという。
「わかったそれは善処しよう。とりあえずオレクを貴様に預ける。自由に使って構わない。急がせてすまないが頼む」
「御意!」
「オレク、聞いた通りだ。オリヴェルとともに、できるだけ早くサトルトを稼働させてくれ」
「承知いたしました」
突然の命令に驚いていたが、オレクは直ぐにオリヴェルに色々と質問を始める。彼はトゥーレとともに廃村寸前だったこの村を視察段階から付き従ってきた。そのため僅かな間に、槌音が響く活気溢れた村に変貌していく様を目の当たりにし、興味深く観察していたのだった。
元商人としての視点ゆえか、オレクは内政に興味を抱いている様子で、あのシルベストルに内政の仕事について質問攻めにしたこともあるほどだ。
今やユーリと並びトゥーレの側近の中では、確実な地位を確保していた彼に、トゥーレは新たな活躍の場を与えたのである。
カモフの谷でサザンより奥まった地にあり、立地としては決して良いとはいえないサトルトを生産拠点化する。
トゥーレが当初この案を提案した際には、グアラルですら難しい顔を浮かべていた。サザンには岩塩の売買と水運業で得た潤沢な資金があるとはいえ、サトルトは余りにも立地が悪いからだ。
整備をおこなうためには資材が必要だが、大量の物資を運ぶためには港を整備する必要がある。しかしサトルトには小船を停泊させる桟橋がなく、遠浅の砂浜があるのみだった。かつて活況だった頃は、浮き桟橋を船が泊まれる位置まで延ばしていたという。
幸いにしてサザンからそれほど離れた距離ではないため、陸路を使い物資を運搬していたが、それでも当初は建築資材にも事欠く有様だった。
現在はかつてのように砂浜に仮設の浮き桟橋を設置しているが、浜から三十メートルも離れた場所にようやく小型の運搬船が停泊できる程度だ。本格的にサトルトを稼働させるためには、物資の輸送のためにも早急な港湾施設の整備が必要だった。
「ちょっと彼等の話を聞いてきます」
護衛として従っていた坊主頭のルーベルトが、いても立ってもいられない様子で、トゥーレの返事も待たずに鍛冶職人が作業をおこなう現場に走って行く。
「おいルーベルト! 聞いちゃいねぇな・・・・ったく」
ユーリが大声で呼び止めたが、その時には彼はすでに職人と何事か話し込んでいた。
坊主頭がトレードマークとなっている彼は、トゥーレよりも若くまだ十四歳と成人前だ。トルスター軍一の槍使いと異名を持つ、クラウスの息子の一人で、容姿はあまり父に似ていないが黒い瞳はクラウスにそっくりだ。
彼の目下の悩みは、父親似の放っておくと直ぐに濃くなってしまう髭の濃さだという。最近では手入れを諦めているのか、無精髭が目立つようになってきていた。
彼はクラウスと違い、ひょろっとした体格で剣や槍の扱いもそれほど得意ではないが、トゥーレの従者の中でもっとも銃器の扱いに優れていた。その能力は射撃を得意とするトゥーレを上回る精度を誇り、トルスター軍の中でも一、二を争う腕前だ。
「鉄砲のこととなると、あいつは目の色変わるからな」
「サトルトに行くって分かってたから、あいつ朝から落ち着きがなかったぞ」
「俺に『サトルトに行きましょう!』ってずっと五月蠅かったからな。これで少しは静かにしてくれればいいのだが」
「まだ工房もできてないのに、何がそんなに嬉しいんだか」
彼等が生温かい目で見守る先では、ここ最近見ないほど顔を輝かせて職人に身振りを交えて何やら説明しているルーベルトがいる。普段物静かな彼を見ている彼らからすれば、俄には信じられない光景だ。
また、彼の能力は射撃能力だけに留まらない。
自分で鉄砲を分解して、組み立てることができるのはもちろん、独自に改良を加えることができるのだ。
改良のアイデアを思いつけば、その場で記すことができるように、常に小さな筆記用具を携帯している程だ。そのアイデアは底なしかと思うほどで、興味を持ったトゥーレにアイデアを延々と披露し、辟易とさせるほどであった。
サトルトの計画を聞いた時から、彼は訪問を心待ちにしていたのだ。念願の訪問が叶った彼は、抑制が外れたように生き生きとしていた。
「とりあえずルーベルトは置いておこう。最後はユーリに任せる」
「また私ですか?」
「力尽くで構わない。クラウスには許可を貰っている」
「マジですか? それなら仕方ないですね。請け負いましょう」
ルーベルトは、集中すれば梃子でも動かないと言われるほど、周りの音が耳に入らなくなる。
一時トゥーレの元に出仕しなくなった時があり、そのときは自宅に籠もり鉄砲をパーツひとつまで分解し、それをひとつひとつピカピカに磨いていたことがあるくらいだ。
彼を職人から引き離せ、という命に最初渋っていたユーリだったが、彼の父クラウスから、手荒なことをしてでも不問に付すというお墨付きを貰ったことを聞くと、肩を竦めながらあっさりと前言を翻した。
「あとは時間稼ぎが上手くいけば、ここももう少しカタチにすることはできるか」
「そうですね。シルベストル様の腕の見せ所です」
近付くドーグラスの脅威に、当初は限定的にしか認められていなかったサトルトの計画だったが、先日のお茶会でほぼトゥーレの計画通り、全面的に承認されたのだ。
今後サトルトの成功如何は、シルベストルのフォレス訪問にかかっていると言って過言ではない。
二人は途に就いたばかりで、まだ完成した建物はまだなく、人夫が忙しなく働くサトルトを見渡しながら、完成した姿を夢想するのだった。
一方反対の北門を抜けて谷の奥へと進むと、北部に点在する多数の塩鉱山と坑夫たちが暮らす村があるぐらいだ。
その村のひとつにサトルトの村ががある。サザンからも徒歩でわずか二時間と近くにある村だ。
キンガ湖の畔にあるため、かつては多くの塩坑夫の暮らし、最盛期には多くの船が行き交っていたほどだ。
だがそれも十年ほど前に近郊の坑道が廃坑になるまでのことだ。その後坑夫が去り、現在は僅かな果樹栽培と近くにある森からの恵みを頼りに食い繋ぐばかりの寒村だった。
しかし、それもこの冬までのことだ。
現在は村の至る所で槌音が木霊し、多くの人夫が忙しそうに働き活気に溢れていた。
シルベストルのフォレス行きが決定した翌日、その小さな寒村にトゥーレの姿があった。
人夫たちの指揮を執っているのは、オリヴェルという黒髪をオールバックにした男だ。彼はトゥーレの側近のひとりだが、普段はシルベストルの右腕としてその辣腕を振るっていた。
まだ三十代半ばだが内政官として非常に優秀な男だ。その能力を見込んで今回この現場の指揮を任されていた。
「進捗はどうだ?」
「まだ基礎工事に取り掛かったばかりですからね。それでも予定通り、秋には火を入れられるようにはしますよ」
地面を掘り返している人夫に指示を出していたオリヴェルに、トゥーレが声を掛ける。
この春から工事が始まったばかりで、こちらは形になってくるのはもう少し先だ。だが他の場所では建物の形ができつつある箇所もあり、多くの人夫が忙しそうに槌音を響かせていた。
「鍛冶職人の手配はどうなっている?」
「あちらで人夫に指示を出している者が、とりあえず確保した者です。残りはまだこれからといったところですね」
オリヴェルが指し示す先を見ると、まだ骨組みすらできていない建築現場で、職人風の男が人夫に忙しそうに指示を出していた。
「あの建築中の建物が鉄砲の生産拠点となる予定です。また隣にはそれ以外の生産拠点も並ぶ予定です」
「稼働にはどれくらいかかりそうだ?」
「高炉は先ほど申し上げた通り、秋には火を入れられるでしょう。他はそうですね、年明けから夏にかけてになるでしょうか?」
ただし本格的な生産体制を整えるためには、二年は掛かる見込みだという。
「なら港の整備はその後か?」
「そうですね。ですが、ある程度こちらが整えば港に人は回せるでしょう。それよりも、慢性的に不足している人材を確保していただきたいですね」
村の整備は港も含めた大規模なものだ。現在人出不足は深刻で、どうしても優先順位の高いものから取り掛かることになる。人足はなんとか集められても、専門性の高い施設のため、采配する人員が足りず工事が行き詰まっているという。
「わかったそれは善処しよう。とりあえずオレクを貴様に預ける。自由に使って構わない。急がせてすまないが頼む」
「御意!」
「オレク、聞いた通りだ。オリヴェルとともに、できるだけ早くサトルトを稼働させてくれ」
「承知いたしました」
突然の命令に驚いていたが、オレクは直ぐにオリヴェルに色々と質問を始める。彼はトゥーレとともに廃村寸前だったこの村を視察段階から付き従ってきた。そのため僅かな間に、槌音が響く活気溢れた村に変貌していく様を目の当たりにし、興味深く観察していたのだった。
元商人としての視点ゆえか、オレクは内政に興味を抱いている様子で、あのシルベストルに内政の仕事について質問攻めにしたこともあるほどだ。
今やユーリと並びトゥーレの側近の中では、確実な地位を確保していた彼に、トゥーレは新たな活躍の場を与えたのである。
カモフの谷でサザンより奥まった地にあり、立地としては決して良いとはいえないサトルトを生産拠点化する。
トゥーレが当初この案を提案した際には、グアラルですら難しい顔を浮かべていた。サザンには岩塩の売買と水運業で得た潤沢な資金があるとはいえ、サトルトは余りにも立地が悪いからだ。
整備をおこなうためには資材が必要だが、大量の物資を運ぶためには港を整備する必要がある。しかしサトルトには小船を停泊させる桟橋がなく、遠浅の砂浜があるのみだった。かつて活況だった頃は、浮き桟橋を船が泊まれる位置まで延ばしていたという。
幸いにしてサザンからそれほど離れた距離ではないため、陸路を使い物資を運搬していたが、それでも当初は建築資材にも事欠く有様だった。
現在はかつてのように砂浜に仮設の浮き桟橋を設置しているが、浜から三十メートルも離れた場所にようやく小型の運搬船が停泊できる程度だ。本格的にサトルトを稼働させるためには、物資の輸送のためにも早急な港湾施設の整備が必要だった。
「ちょっと彼等の話を聞いてきます」
護衛として従っていた坊主頭のルーベルトが、いても立ってもいられない様子で、トゥーレの返事も待たずに鍛冶職人が作業をおこなう現場に走って行く。
「おいルーベルト! 聞いちゃいねぇな・・・・ったく」
ユーリが大声で呼び止めたが、その時には彼はすでに職人と何事か話し込んでいた。
坊主頭がトレードマークとなっている彼は、トゥーレよりも若くまだ十四歳と成人前だ。トルスター軍一の槍使いと異名を持つ、クラウスの息子の一人で、容姿はあまり父に似ていないが黒い瞳はクラウスにそっくりだ。
彼の目下の悩みは、父親似の放っておくと直ぐに濃くなってしまう髭の濃さだという。最近では手入れを諦めているのか、無精髭が目立つようになってきていた。
彼はクラウスと違い、ひょろっとした体格で剣や槍の扱いもそれほど得意ではないが、トゥーレの従者の中でもっとも銃器の扱いに優れていた。その能力は射撃を得意とするトゥーレを上回る精度を誇り、トルスター軍の中でも一、二を争う腕前だ。
「鉄砲のこととなると、あいつは目の色変わるからな」
「サトルトに行くって分かってたから、あいつ朝から落ち着きがなかったぞ」
「俺に『サトルトに行きましょう!』ってずっと五月蠅かったからな。これで少しは静かにしてくれればいいのだが」
「まだ工房もできてないのに、何がそんなに嬉しいんだか」
彼等が生温かい目で見守る先では、ここ最近見ないほど顔を輝かせて職人に身振りを交えて何やら説明しているルーベルトがいる。普段物静かな彼を見ている彼らからすれば、俄には信じられない光景だ。
また、彼の能力は射撃能力だけに留まらない。
自分で鉄砲を分解して、組み立てることができるのはもちろん、独自に改良を加えることができるのだ。
改良のアイデアを思いつけば、その場で記すことができるように、常に小さな筆記用具を携帯している程だ。そのアイデアは底なしかと思うほどで、興味を持ったトゥーレにアイデアを延々と披露し、辟易とさせるほどであった。
サトルトの計画を聞いた時から、彼は訪問を心待ちにしていたのだ。念願の訪問が叶った彼は、抑制が外れたように生き生きとしていた。
「とりあえずルーベルトは置いておこう。最後はユーリに任せる」
「また私ですか?」
「力尽くで構わない。クラウスには許可を貰っている」
「マジですか? それなら仕方ないですね。請け負いましょう」
ルーベルトは、集中すれば梃子でも動かないと言われるほど、周りの音が耳に入らなくなる。
一時トゥーレの元に出仕しなくなった時があり、そのときは自宅に籠もり鉄砲をパーツひとつまで分解し、それをひとつひとつピカピカに磨いていたことがあるくらいだ。
彼を職人から引き離せ、という命に最初渋っていたユーリだったが、彼の父クラウスから、手荒なことをしてでも不問に付すというお墨付きを貰ったことを聞くと、肩を竦めながらあっさりと前言を翻した。
「あとは時間稼ぎが上手くいけば、ここももう少しカタチにすることはできるか」
「そうですね。シルベストル様の腕の見せ所です」
近付くドーグラスの脅威に、当初は限定的にしか認められていなかったサトルトの計画だったが、先日のお茶会でほぼトゥーレの計画通り、全面的に承認されたのだ。
今後サトルトの成功如何は、シルベストルのフォレス訪問にかかっていると言って過言ではない。
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