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第二章 巨星堕つ
43 暗雲
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その日領主邸の広間には、シルベストルを筆頭に重臣たちが一様に深刻な表情を浮かべて居並んでいた。
必要最低限といった言葉を地でいくように、広間には華美な装飾は殆どない。
過去、財力を誇示するように豪勢に飾り立てられていた時期もあったが、ギルドとの力関係が逆転すると徐々に装飾が減っていきこのようになった。ギルドを排除した現在は、かつてのようにとまでにはいかないが、ある程度飾り立てる事も可能だったが、ザオラルが華美を好まない事もあり現在もそのままだ。
その広間は領主邸の中でも最も広く、多くの人数を収容することができたが、領地の広さと相まってそれほど大きくはない。五〇名も入れば立錐の余地がなく飽和状態となるため、従者や護衛は広間には入れず控えの間で控える事になる。しかし今回はその控えの間にも収容できず廊下にまで人が溢れるほどだった。
詰めかけている全ての者が息苦しいほどの重苦しさを纏い、一段高くなった広間の奥にザオラルが現れるのを今か今かと待っていた。
―――オリヤン・ストランド公倒る!
その第一報が伝えられたのは昨夜の事だった。
冬籠もりで身動きのとれない冬の最中のことだ。僅かに風が弱まった時を見計らって決死の覚悟で届けられた報告だった。
その後風が強まったため、まんじりたりともできない夜を過ごした彼らは、夜が明け再び風が弱まると続々と領主邸に集まってきていたのだ。
近年、体力の衰えと共に病に伏せることが多くなっていたオリヤンだったが、これ程カモフの騎士を震撼させるような状況となったのは、『オリヤン公が晩餐後に大量の吐血とともに昏睡に陥った』との報が飛び込んできたからだ。
ザオラルとオリヤンの二人は、カモフ・ウンダル同盟の要といってよかった。
二人は先年のトゥーレの婚約式の際に顔を合わせた程度であったが、二人の友誼がなければ同盟の成立はなかったと言われるほどだった。
オリヤンは去年の夏に領主をダニエルに譲っていたが、そのダニエルが従前通り信用に値するのかという懐疑的な意見がカモフ内には根強く残っていた。『オリヤン公が万が一身罷れるようなことがあった場合、果たして以前と変わらずダニエル公と同盟を維持できるのか?』と言うのが、カモフにおけるダニエルに対する憂慮だったのだ。
オリヤンの補佐としては有能だった彼だが、領主としてはどうなのか分からない。この一年見てきた中ではオリヤンが健在なこともあって、まだそれほど独自の政策はとっておらず、オリヤンが長年紡いできた路線を継承しているように見える。彼の本質がわかるのはこれから数年先の事になるのだろう。長い目で判断しなければならないと考えていた矢先での急報だったのだ。
「悪天候の風の中、わざわざご苦労!」
ざわざわと不安が立ち込める中、そう言ってザオラルがトゥーレを引き連れて入室してきた。
するとそれまでの喧騒が嘘の様に静まり、壇上のザオラルに耳目が集まっていく。しんと静まった広間には咳払いひとつなく、僅かな身動ぎで生じる衣擦れの音がやけに大きく響く。
「ザオラル様、オリヤン公のご容態は?」
待ちきれないといった様子で、一人の老騎士がザオラルに詰め寄るように問い掛けた。
六十代半ばを過ぎて頭髪は白く染まり頭頂部は薄くなっているが、背筋が真っ直ぐ伸び矍鑠とした老騎士だ。
彼はかつてザオラルがまだ街の衛兵だった頃の上司に当たる人物で、名をテオドル・ロズスンという。彼の家は代々トルスター家に仕え軍務を預かってきた家系のひとつだ。
彼の発言が広間に詰めかけた者達の代弁であったかのように、広間の視線がザオラルに集中する。
「こちらも昨夜知らせが届いたばかりで、皆も既に聞いての通りオリヤン様が倒れられたという事以外はこちらでも詳しくは分からぬ」
視線を受け止めたザオラルがゆっくりと広間を見渡しながら静かにそう告げる。
皆どこかで間違いであって欲しいと考えていたのかザオラルの言葉に、広間のあちこちで息を飲むように目を見開く者や『本当だったのか』と呆然と呟く者が続出した。
「そ、それで、ご容態は?」
今度は壮年の小太りの騎士が声を上げる。
彼はタイスト・オーグス。背はそれほど高くないため、全体的に丸っこい体型をしている。彼も古くからトルスター家に仕える家系の出身で、彼もまた長く軍事面で貢献してきた騎士のひとりだ。
「うむ。医師の懸命の治療により、峠は越えられたとの事だ」
ザオラルがそう告げると、広間にほっとした空気が流れたのは、それだけ同盟にとってオリヤンの存在が大きいという証拠だった。
「皆も知っての通り、万が一があれば同盟とってダメージは計り知れない。それ故今後の事も含めてオリヤン様、ダニエル公との会談をおこなう事にした。春になれば私自らフォレスを訪れることにする」
その言葉に『おおっ!』という声が広がる。
オリヤンとの友情の篤さは広く知られているが、お互いに領主となってからはそれほど会ってはいなかった。
ザオラルはオリヤンと会談が必要な際は、シルベストルを彼の代理として派遣する事がほとんどで、カモフ領主となって以降にオリヤンと顔を合わせたのは、二年前の婚約式の一回きりだった。それも前夜にフォレスを訪れ、式が終われば慌ただしくサザンに戻るという日程だったため、ゆっくりと旧交を温める余裕もなかったのだ。
「私の不在時は領主代理をトゥーレに引き受けてもらう。私の不在を知られればドーグラス公の動きが活発になってくると考えられる。引き続き警戒は怠らないようにせよ!」
「はっ!」
「春まで保ってくれるといいのだが・・・・」
執務室に戻ったザオラルが辛そうな表情を浮かべて呟いた。
広間では動揺を抑えるために峠を越えたと語ったザオラルだったが、実際は吐血後に昏睡に陥ったまま今も目を覚ましてはいないとの報告だ。
昨夜から落ち着かず心ここにあらずといった様子のザオラル。冬でなければすぐにでもサザンを発ちフォレスへと向かっていたことだろう。
「ザオラル様、わたくしたちがここで気を揉んでいても容態はよくはなりません。オリヤン様のご武運を信じましょう」
「そうだな。それしか出来ぬのが辛いところだ」
今彼らにできることはオリヤンの快癒を祈りながら春を待つことだけだ。
慰めるようなテオドーラの言葉にもどかしさを隠すことなく、ザオラルは無理やり自分を納得させるように呟いた。
領主を引退してから一年、毎回トゥーレとともにフォレスに足を運んでいるシルベストルから体調が優れない様子を報告で聞いていた。
特に直接オリヤンと会っているトゥーレやシルベストルは、訪問のたびに小さくなっていく彼の背中に何とも言えぬ寂しさを感じていたのだった。
「こちらでもこれだけ動揺があるのです。どこかに潜伏しているエリアス殿に対する警戒でフォレスでは相当ピリピリしているやも知れませんな」
「うむ。考えたくはないが、最悪内戦に入ることも考えられる」
シルベストルの言葉に厳しい顔で頷く。
エリアスがこの状況で何も動かないとは考えにくい。今頃どこかでほくそ笑みながらタイミングを謀っているのかも知れない。
「エリアス殿は動きますか?」
「動くだろうな。確実に」
そう言って窓の外を見る。
また一段と風が強くなってきたのか、風の唸る音が大きくなったような気がした。
必要最低限といった言葉を地でいくように、広間には華美な装飾は殆どない。
過去、財力を誇示するように豪勢に飾り立てられていた時期もあったが、ギルドとの力関係が逆転すると徐々に装飾が減っていきこのようになった。ギルドを排除した現在は、かつてのようにとまでにはいかないが、ある程度飾り立てる事も可能だったが、ザオラルが華美を好まない事もあり現在もそのままだ。
その広間は領主邸の中でも最も広く、多くの人数を収容することができたが、領地の広さと相まってそれほど大きくはない。五〇名も入れば立錐の余地がなく飽和状態となるため、従者や護衛は広間には入れず控えの間で控える事になる。しかし今回はその控えの間にも収容できず廊下にまで人が溢れるほどだった。
詰めかけている全ての者が息苦しいほどの重苦しさを纏い、一段高くなった広間の奥にザオラルが現れるのを今か今かと待っていた。
―――オリヤン・ストランド公倒る!
その第一報が伝えられたのは昨夜の事だった。
冬籠もりで身動きのとれない冬の最中のことだ。僅かに風が弱まった時を見計らって決死の覚悟で届けられた報告だった。
その後風が強まったため、まんじりたりともできない夜を過ごした彼らは、夜が明け再び風が弱まると続々と領主邸に集まってきていたのだ。
近年、体力の衰えと共に病に伏せることが多くなっていたオリヤンだったが、これ程カモフの騎士を震撼させるような状況となったのは、『オリヤン公が晩餐後に大量の吐血とともに昏睡に陥った』との報が飛び込んできたからだ。
ザオラルとオリヤンの二人は、カモフ・ウンダル同盟の要といってよかった。
二人は先年のトゥーレの婚約式の際に顔を合わせた程度であったが、二人の友誼がなければ同盟の成立はなかったと言われるほどだった。
オリヤンは去年の夏に領主をダニエルに譲っていたが、そのダニエルが従前通り信用に値するのかという懐疑的な意見がカモフ内には根強く残っていた。『オリヤン公が万が一身罷れるようなことがあった場合、果たして以前と変わらずダニエル公と同盟を維持できるのか?』と言うのが、カモフにおけるダニエルに対する憂慮だったのだ。
オリヤンの補佐としては有能だった彼だが、領主としてはどうなのか分からない。この一年見てきた中ではオリヤンが健在なこともあって、まだそれほど独自の政策はとっておらず、オリヤンが長年紡いできた路線を継承しているように見える。彼の本質がわかるのはこれから数年先の事になるのだろう。長い目で判断しなければならないと考えていた矢先での急報だったのだ。
「悪天候の風の中、わざわざご苦労!」
ざわざわと不安が立ち込める中、そう言ってザオラルがトゥーレを引き連れて入室してきた。
するとそれまでの喧騒が嘘の様に静まり、壇上のザオラルに耳目が集まっていく。しんと静まった広間には咳払いひとつなく、僅かな身動ぎで生じる衣擦れの音がやけに大きく響く。
「ザオラル様、オリヤン公のご容態は?」
待ちきれないといった様子で、一人の老騎士がザオラルに詰め寄るように問い掛けた。
六十代半ばを過ぎて頭髪は白く染まり頭頂部は薄くなっているが、背筋が真っ直ぐ伸び矍鑠とした老騎士だ。
彼はかつてザオラルがまだ街の衛兵だった頃の上司に当たる人物で、名をテオドル・ロズスンという。彼の家は代々トルスター家に仕え軍務を預かってきた家系のひとつだ。
彼の発言が広間に詰めかけた者達の代弁であったかのように、広間の視線がザオラルに集中する。
「こちらも昨夜知らせが届いたばかりで、皆も既に聞いての通りオリヤン様が倒れられたという事以外はこちらでも詳しくは分からぬ」
視線を受け止めたザオラルがゆっくりと広間を見渡しながら静かにそう告げる。
皆どこかで間違いであって欲しいと考えていたのかザオラルの言葉に、広間のあちこちで息を飲むように目を見開く者や『本当だったのか』と呆然と呟く者が続出した。
「そ、それで、ご容態は?」
今度は壮年の小太りの騎士が声を上げる。
彼はタイスト・オーグス。背はそれほど高くないため、全体的に丸っこい体型をしている。彼も古くからトルスター家に仕える家系の出身で、彼もまた長く軍事面で貢献してきた騎士のひとりだ。
「うむ。医師の懸命の治療により、峠は越えられたとの事だ」
ザオラルがそう告げると、広間にほっとした空気が流れたのは、それだけ同盟にとってオリヤンの存在が大きいという証拠だった。
「皆も知っての通り、万が一があれば同盟とってダメージは計り知れない。それ故今後の事も含めてオリヤン様、ダニエル公との会談をおこなう事にした。春になれば私自らフォレスを訪れることにする」
その言葉に『おおっ!』という声が広がる。
オリヤンとの友情の篤さは広く知られているが、お互いに領主となってからはそれほど会ってはいなかった。
ザオラルはオリヤンと会談が必要な際は、シルベストルを彼の代理として派遣する事がほとんどで、カモフ領主となって以降にオリヤンと顔を合わせたのは、二年前の婚約式の一回きりだった。それも前夜にフォレスを訪れ、式が終われば慌ただしくサザンに戻るという日程だったため、ゆっくりと旧交を温める余裕もなかったのだ。
「私の不在時は領主代理をトゥーレに引き受けてもらう。私の不在を知られればドーグラス公の動きが活発になってくると考えられる。引き続き警戒は怠らないようにせよ!」
「はっ!」
「春まで保ってくれるといいのだが・・・・」
執務室に戻ったザオラルが辛そうな表情を浮かべて呟いた。
広間では動揺を抑えるために峠を越えたと語ったザオラルだったが、実際は吐血後に昏睡に陥ったまま今も目を覚ましてはいないとの報告だ。
昨夜から落ち着かず心ここにあらずといった様子のザオラル。冬でなければすぐにでもサザンを発ちフォレスへと向かっていたことだろう。
「ザオラル様、わたくしたちがここで気を揉んでいても容態はよくはなりません。オリヤン様のご武運を信じましょう」
「そうだな。それしか出来ぬのが辛いところだ」
今彼らにできることはオリヤンの快癒を祈りながら春を待つことだけだ。
慰めるようなテオドーラの言葉にもどかしさを隠すことなく、ザオラルは無理やり自分を納得させるように呟いた。
領主を引退してから一年、毎回トゥーレとともにフォレスに足を運んでいるシルベストルから体調が優れない様子を報告で聞いていた。
特に直接オリヤンと会っているトゥーレやシルベストルは、訪問のたびに小さくなっていく彼の背中に何とも言えぬ寂しさを感じていたのだった。
「こちらでもこれだけ動揺があるのです。どこかに潜伏しているエリアス殿に対する警戒でフォレスでは相当ピリピリしているやも知れませんな」
「うむ。考えたくはないが、最悪内戦に入ることも考えられる」
シルベストルの言葉に厳しい顔で頷く。
エリアスがこの状況で何も動かないとは考えにくい。今頃どこかでほくそ笑みながらタイミングを謀っているのかも知れない。
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