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第二章 巨星堕つ
45 巨星堕つ
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「カモフを頼む」
年が明けて十日、サザン港に見送りに来ていた者にそう言い残すと、ザオラルはテオドーラを伴って真新しいキャラベル船へと乗り込んでいった。
船は昨秋に進水し急ピッチで艤装を完了させたばかりの新造船である。
今まで商船を徴発する事の多かったカモフ軍初となるキャラベル船で、船名をジャンヌ・ダルクと言う。
全長は約二十五メートルで二本のマストを持ち、のちに編成するカモフ水軍の旗艦となる予定であった。
大きさではアルテの巨大な商船どころか普段サザンに寄港する商船にも及ばないが、キャラベル船は操船性能に優れ速度も早いという利点があった。
商船に多いキャラック船は全体にずんぐりと丸みを帯びた船体で、大量輸送に適した広い船倉を持っている。対してキャラベル船は、浅海域や強風下でも航行でき船速も早いという特徴がある。
当初は大型のキャラック船の建造を考えていたトゥーレだったが、湖や川での取り回しや機動力を考えた場合、キャラック船よりもキャラベル船の方が良いというピエタリの意見を受け、方針変更をおこなったのだった。
「果たして間に合うでしょうか?」
桟橋をゆっくりと離れていくジャンヌ・ダルクを見送りながら、シルベストルは心配そうに呟く。
「我らがここで気を揉んでも仕方がない。こればかりは舅殿次第だ」
曇った表情のシルベストルに対してというより、自らを納得させるようにトゥーレが言葉を零した。
フォレスから連絡が来てから既に数ヶ月、その後も続報は入っていないため最悪の事態には至っていないと思いたい。だが、こちらは冬の風に閉ざされていたため、連絡が取れなかったという事も考えられる。
昨秋まで何度も訪問していたトゥーレたちは、領主をダニエルに譲ってからオリヤンの二メートルを超えていた巨体がひとまわりもふたまわりも小さくなり、声も掠れて聞き取りにくくなっていく姿を見ていた。二人はお互いに口には出すことはなかったが感じるところは同じだっただろう。
異国の戦女神の名を付けられたキャラック船は、特徴ある三角形のラテンセイル一杯に風を受け、スピードを上げながらサザンを離れていった。
昼夜を問わず帆走し続けたジャンヌ・ダルクは、二日後の昼過ぎには早くもフォレスに到着した。
二年振りの訪問となるフォレスは、以前の祝賀に包まれた雰囲気とは一変していた。
大通りや街道の人通りは疎らで、軒を連ねた商店も殆どが店を閉めていた。今にも降り出しそうな雲行きと相まって、街全体が重苦しい雰囲気に飲み込まれたかのようだった。
港に到着したザオラルは迎えの馬車に乗り込むと早速城へと案内されていく。
「どうやら間に合ったようだな」
「皆様静かにオリヤン様の快復を祈っているようです」
人々の表情は沈痛なものの、悲しみに沈んでるというほどでもない。静かに祈りを捧げているような雰囲気だった。
道中の雰囲気からザオラルとテオドーラがホッと息を吐いて感想を零す。
城に到着した彼らを迎えたのは領主のダニエルだった。平静を装ってはいたが、隠すことの出来ない疲労を顔に滲ませている。
「ザオラル様、よくいらして下さいました」
「領主自らのお出迎え痛み入ります、ダニエル様」
「いえいえ、ザオラル様は父の大事な盟友でございます。お気遣いは無用でございます。ささ、顔を上げてください」
跪いたザオラルを立たせると、挨拶もそこそこに先頭に立って城内へと自ら案内していく。
「それで、オリヤン様のご容態は?」
「間に合って良かったです。医者の話ではこの二、三日が山だと・・・・」
声を潜めるように囁かれた言葉に、ザオラルもテオドーラも想像以上に容態が悪いことに思わず息を呑む。
「そ、それほどなのか・・・・」
「ですが、いい時に来てくださいました。昨夜までは意識も混濁し会話もままならなかったのですが、今朝は多少回復し少しならば会話も可能でございます。父上はザオラル様に会いたがっておりましたので、お顔を見れば喜ぶことでしょう」
努めて明るくそう言ったダニエルの様子に、却って深刻さを感じる二人だった。
オリヤンの寝所は日当たりの良い城の南東側だったが、折からの曇り空もあってカーテンが開け放たれているにも関わらず部屋の中は薄暗かった。
風を入れるためにバルコニーへと繋がる大きな両開きの窓も開け放たれていたが、風はそよとも吹かずカーテンは静かに垂れ下がったままだった。
寝室の中央に天蓋の付いたベッドが置かれ、そこにこの部屋の主人であるオリヤンが横たわっていた。
天蓋があるとはいえ、装飾のほとんど施されていないシンプルな天蓋で、支える柱に僅かに彫刻がある程度だ。部屋の調度品も小振りなサイドテーブルがひとつあるだけで、後は夕陽に染まるフォレスの街並みが描かれた絵画が壁にひとつ掛けられただけの質素な部屋だった。
ベッドに横たわるオリヤンは、頬がこけ眼窩が暗く落ちくぼみ、土気色の顔で浅い息を繰り返していた。別人のような姿にザオラルは思わず息を呑み、テオドーラも無意識に顔を背けそうになるのを辛うじて堪えたほどだ。
「ザオラル様、テオドーラ様。よくぞおいでくださいました」
ダニエルに続いて二人が入室すると、オリヤンの妻であるファリスとアデリナ、それにリーディアがベッド脇のスツールから立ち上がり一斉に頭を下げた。
ベッドに近づくと右側に座っていたアデリナとリーディアが、二人に席を空けるように移動したため、ザオラルたちはそちらからベッド脇へと近づいていく。
「父上」
左側のファリスの傍へと近づいたダニエルが静かに声を掛ける。眠っているのかと思われたが、オリヤンは声を掛けられると静かに目を開いた。
「ザオラル殿、テオドーラど、の・・・・」
二人に気付いたオリヤンは弱々しく呟くと身体を起こそうと身を捩った。だがその途中で激しく咳き込んでしまう。
「オリヤン様!」
慌てたファリスが駆け寄ると背中を擦り、ゆっくりとオリヤンを横たわらせる。ゆっくりと息を整えたオリヤンは、申し訳無さそうに顔だけをザオラルに向けた。
「病気の身ゆえ、このままで失礼する」
「気にすることはありませぬ。ここには私たちしかおりません」
ザオラルはそう言いながら、伸ばされた震える手を掴んだ。
「思ったよりも血色がよく安心いたしました」
「リーディアの婚約式以来になるか? しばらく見ないうちに老けたな」
「それはお互い様かと」
そう言うとお互いに笑顔を見せた。
「父の笑った顔を久しぶりに見た気がします」
わずか五分ほどの間だったが楽しそうにザオラルと談笑をしていたオリヤンは『疲れた』と呟きベッドに身を沈めるとほどなく昏睡に陥ったのだった。
二人を部屋へと案内しながらダニエルが疲れた表情で笑顔を浮かべる。
ザオラルはダニエルに掛ける言葉を見つけられなかった。
かつてその背中を追いかけた偉大な英雄が見る影もなく痩せ衰えていた。トゥーレやシルベストルからは報告を受けていたが、実際に目にした今でさえも信じられないくらいだった。
血色がよいと言葉にしたものの、事前に用意していた言葉が口をついて出ただけだ。数多の人の生死を見てきたザオラルは、ひと目見て盟友に死期が迫っている事を悟ったのだった。
「・・・・話ができてよかった」
『最期に』という言葉を飲み込み、短くそれだけを絞り出した。
ダニエルはすでに覚悟しているのだろう。疲れ切った顔で軽く俯いただけで何も口にしなかった。
オリヤン・ストランドはその日の深夜、親族やザオラルに看取られながら静かに息を引き取った。
アルテミラ史上最強と名を馳せた騎士だったが、晩年は後継者問題に加え長い闘病を余儀なくされた。
享年七十一歳。
彼の死を切っ掛けにして、情勢が大きく動いていくこととなる。
年が明けて十日、サザン港に見送りに来ていた者にそう言い残すと、ザオラルはテオドーラを伴って真新しいキャラベル船へと乗り込んでいった。
船は昨秋に進水し急ピッチで艤装を完了させたばかりの新造船である。
今まで商船を徴発する事の多かったカモフ軍初となるキャラベル船で、船名をジャンヌ・ダルクと言う。
全長は約二十五メートルで二本のマストを持ち、のちに編成するカモフ水軍の旗艦となる予定であった。
大きさではアルテの巨大な商船どころか普段サザンに寄港する商船にも及ばないが、キャラベル船は操船性能に優れ速度も早いという利点があった。
商船に多いキャラック船は全体にずんぐりと丸みを帯びた船体で、大量輸送に適した広い船倉を持っている。対してキャラベル船は、浅海域や強風下でも航行でき船速も早いという特徴がある。
当初は大型のキャラック船の建造を考えていたトゥーレだったが、湖や川での取り回しや機動力を考えた場合、キャラック船よりもキャラベル船の方が良いというピエタリの意見を受け、方針変更をおこなったのだった。
「果たして間に合うでしょうか?」
桟橋をゆっくりと離れていくジャンヌ・ダルクを見送りながら、シルベストルは心配そうに呟く。
「我らがここで気を揉んでも仕方がない。こればかりは舅殿次第だ」
曇った表情のシルベストルに対してというより、自らを納得させるようにトゥーレが言葉を零した。
フォレスから連絡が来てから既に数ヶ月、その後も続報は入っていないため最悪の事態には至っていないと思いたい。だが、こちらは冬の風に閉ざされていたため、連絡が取れなかったという事も考えられる。
昨秋まで何度も訪問していたトゥーレたちは、領主をダニエルに譲ってからオリヤンの二メートルを超えていた巨体がひとまわりもふたまわりも小さくなり、声も掠れて聞き取りにくくなっていく姿を見ていた。二人はお互いに口には出すことはなかったが感じるところは同じだっただろう。
異国の戦女神の名を付けられたキャラック船は、特徴ある三角形のラテンセイル一杯に風を受け、スピードを上げながらサザンを離れていった。
昼夜を問わず帆走し続けたジャンヌ・ダルクは、二日後の昼過ぎには早くもフォレスに到着した。
二年振りの訪問となるフォレスは、以前の祝賀に包まれた雰囲気とは一変していた。
大通りや街道の人通りは疎らで、軒を連ねた商店も殆どが店を閉めていた。今にも降り出しそうな雲行きと相まって、街全体が重苦しい雰囲気に飲み込まれたかのようだった。
港に到着したザオラルは迎えの馬車に乗り込むと早速城へと案内されていく。
「どうやら間に合ったようだな」
「皆様静かにオリヤン様の快復を祈っているようです」
人々の表情は沈痛なものの、悲しみに沈んでるというほどでもない。静かに祈りを捧げているような雰囲気だった。
道中の雰囲気からザオラルとテオドーラがホッと息を吐いて感想を零す。
城に到着した彼らを迎えたのは領主のダニエルだった。平静を装ってはいたが、隠すことの出来ない疲労を顔に滲ませている。
「ザオラル様、よくいらして下さいました」
「領主自らのお出迎え痛み入ります、ダニエル様」
「いえいえ、ザオラル様は父の大事な盟友でございます。お気遣いは無用でございます。ささ、顔を上げてください」
跪いたザオラルを立たせると、挨拶もそこそこに先頭に立って城内へと自ら案内していく。
「それで、オリヤン様のご容態は?」
「間に合って良かったです。医者の話ではこの二、三日が山だと・・・・」
声を潜めるように囁かれた言葉に、ザオラルもテオドーラも想像以上に容態が悪いことに思わず息を呑む。
「そ、それほどなのか・・・・」
「ですが、いい時に来てくださいました。昨夜までは意識も混濁し会話もままならなかったのですが、今朝は多少回復し少しならば会話も可能でございます。父上はザオラル様に会いたがっておりましたので、お顔を見れば喜ぶことでしょう」
努めて明るくそう言ったダニエルの様子に、却って深刻さを感じる二人だった。
オリヤンの寝所は日当たりの良い城の南東側だったが、折からの曇り空もあってカーテンが開け放たれているにも関わらず部屋の中は薄暗かった。
風を入れるためにバルコニーへと繋がる大きな両開きの窓も開け放たれていたが、風はそよとも吹かずカーテンは静かに垂れ下がったままだった。
寝室の中央に天蓋の付いたベッドが置かれ、そこにこの部屋の主人であるオリヤンが横たわっていた。
天蓋があるとはいえ、装飾のほとんど施されていないシンプルな天蓋で、支える柱に僅かに彫刻がある程度だ。部屋の調度品も小振りなサイドテーブルがひとつあるだけで、後は夕陽に染まるフォレスの街並みが描かれた絵画が壁にひとつ掛けられただけの質素な部屋だった。
ベッドに横たわるオリヤンは、頬がこけ眼窩が暗く落ちくぼみ、土気色の顔で浅い息を繰り返していた。別人のような姿にザオラルは思わず息を呑み、テオドーラも無意識に顔を背けそうになるのを辛うじて堪えたほどだ。
「ザオラル様、テオドーラ様。よくぞおいでくださいました」
ダニエルに続いて二人が入室すると、オリヤンの妻であるファリスとアデリナ、それにリーディアがベッド脇のスツールから立ち上がり一斉に頭を下げた。
ベッドに近づくと右側に座っていたアデリナとリーディアが、二人に席を空けるように移動したため、ザオラルたちはそちらからベッド脇へと近づいていく。
「父上」
左側のファリスの傍へと近づいたダニエルが静かに声を掛ける。眠っているのかと思われたが、オリヤンは声を掛けられると静かに目を開いた。
「ザオラル殿、テオドーラど、の・・・・」
二人に気付いたオリヤンは弱々しく呟くと身体を起こそうと身を捩った。だがその途中で激しく咳き込んでしまう。
「オリヤン様!」
慌てたファリスが駆け寄ると背中を擦り、ゆっくりとオリヤンを横たわらせる。ゆっくりと息を整えたオリヤンは、申し訳無さそうに顔だけをザオラルに向けた。
「病気の身ゆえ、このままで失礼する」
「気にすることはありませぬ。ここには私たちしかおりません」
ザオラルはそう言いながら、伸ばされた震える手を掴んだ。
「思ったよりも血色がよく安心いたしました」
「リーディアの婚約式以来になるか? しばらく見ないうちに老けたな」
「それはお互い様かと」
そう言うとお互いに笑顔を見せた。
「父の笑った顔を久しぶりに見た気がします」
わずか五分ほどの間だったが楽しそうにザオラルと談笑をしていたオリヤンは『疲れた』と呟きベッドに身を沈めるとほどなく昏睡に陥ったのだった。
二人を部屋へと案内しながらダニエルが疲れた表情で笑顔を浮かべる。
ザオラルはダニエルに掛ける言葉を見つけられなかった。
かつてその背中を追いかけた偉大な英雄が見る影もなく痩せ衰えていた。トゥーレやシルベストルからは報告を受けていたが、実際に目にした今でさえも信じられないくらいだった。
血色がよいと言葉にしたものの、事前に用意していた言葉が口をついて出ただけだ。数多の人の生死を見てきたザオラルは、ひと目見て盟友に死期が迫っている事を悟ったのだった。
「・・・・話ができてよかった」
『最期に』という言葉を飲み込み、短くそれだけを絞り出した。
ダニエルはすでに覚悟しているのだろう。疲れ切った顔で軽く俯いただけで何も口にしなかった。
オリヤン・ストランドはその日の深夜、親族やザオラルに看取られながら静かに息を引き取った。
アルテミラ史上最強と名を馳せた騎士だったが、晩年は後継者問題に加え長い闘病を余儀なくされた。
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