148 / 205
第三章 カモフ攻防戦
51 水攻め
しおりを挟む
三日目の戦いは、太陽が谷の稜線の向こうに姿を隠した頃からより激しさを増していた。
イグナーツ隊は、随時攻め手を交代させながら攻撃を加え続けていたが、それに対抗するトルスター軍が、その時間を境に疲れからか抵抗する力が弱くなってきたからだ。
急激な弱体化に初めは罠かと訝しんだイグナーツだったが、相手の慌て具合から罠ではないと判断し、即座に崩れ始めた相手右翼への攻勢を強めさせる。
「意外と脆かったな」
圧倒的な火力でラドスラフ隊を壊滅させたり、古い塹壕戦術の新しい活用方法を見出したりと、歴戦の騎士であるイグナーツですら目を見張るほどの戦術を駆使して彼の部隊を苦しめてきた。しかしこちらが長期戦を覚悟した戦いに移行した途端、戦力と経験の少なさがあっさりと表面化してしまった。
長丁場を覚悟していたイグナーツだったが、僅か半日ほどでほころびが出た敵軍に、意外にも残念そうな表情を浮かべた。
「期待の若い騎士なのだろうが、圧倒的に経験が足りん! 数年戦場に出るのが早ければ、少しは手応えがあっただろうに」
ドーグラスの拡大路線もあり、ここ十年来各地を転戦しているイグナーツらストール軍と、兵力も少なく辺境の谷に押し込められているトルスター軍では、圧倒的に戦いの経験値が違った。
今まではその差をザオラルという傑物の能力によって埋めていたが、それがなくなった今、長期戦になるにつれてその差が出始めていた。
もちろんそうなるようにイグナーツが仕向けたのも大きいが、逆に言えばイグナーツの戦術の多さに、経験の浅いトルスター軍が対応できなかったといえた。
このままもうひと押しすれば、確実に勝利を掴むことができるだろう。
「ミハル!」
「はい」
イグナーツは振り向くと、息子のミハルに声を掛ける。
「敵の左翼だ!」
「御意! 必ずや奪取してご覧に入れましょう」
「敵は浮き足立っているとはいえ、追い詰められれば思わぬ反撃があるかも知れぬ。努々油断するなよ!」
「お任せを!」
イグナーツは檄を飛ばして息子を送り出し、ミハルも戦意高く手勢を率いて出撃していった。
「間もなくカモフも閣下のものだ!」
彼の中では既にこの戦いの帰趨は決していた。
鉄砲を初めとする火力は厄介だったが、少し攪乱してやれば途端に命中率が下がり、相手は組織だった迎撃ができなくなった。
塹壕に身を隠しながら鉄砲で迎撃をおこなうという戦術は驚異だったが、如何せん経験が浅すぎた。
イグナーツにとっては消極的な戦法だったが、休みなく攻め立ててやれば相手の疲弊を待つまでもなく、僅か半日ほどで追い詰めることに成功したのだった。
あともう一押しすれば敵は崩れる。
そう確信していた。
一方、守るユーリ・ルーベルト隊でも、敵が攻勢を強めてきたことは把握していた。
そのため半ば無理に交代させてでも休ませていた兵までも投入し、全軍をもって迎撃に当たらせざるを得なくなっていた。
間にアーリンゲ川を挟んではいるが、カントの町の前面に半円を描くように掘られた二重の塹壕。
一段目は既に敵に奪われてしまっていたが、内側の塹壕にも危機が迫っていた。
必死で声を枯らし懸命に引き金を引き続けているが、先ほどから敵の攻勢の勢いが止まらなくなってきていた。
それまでの被害を最小限に抑えるような戦い方だったものが、多少の犠牲を顧みずに攻めて来るようになっていたからだ。
敵はこちらが放棄した外側の塹壕を足掛かりにしていた。
ふたつの塹壕を結ぶ通路で激しい戦闘が繰り広げられ、双方に少なくない犠牲が出ていた。魔砲による火力と通路の爆破による分断によって何とか撃退することに成功したが、逆にそれによって放棄した塹壕が完全に敵の手に落ちてしまったのだ。
「このままだとやばいな」
「仕方なかったとはいえ、一段目を奪われたのは痛いですね」
流石のルーベルトの表情にも疲労の色が漂っていた。
通路を遮断したのは失敗だったかも知れないが、放置していれば二段目に敵が殺到していただろう。
圧倒的な火力によってギリギリのところで踏ん張っているトルスター軍だが、ほんの二十メートル先に奪われた一段目の塹壕がある。そこは銃撃をかいくぐった敵兵にとって、すぐ目の前にある安全地帯として機能していたのだ。
今のところそこから二段目に辿り着く敵はいなかった。だがトルスター軍の目の前の塹壕に身を隠すことができるため、こちらの攻撃も有効とは言い難く相手を排除するには至っていなかった。
「こんなことならもう少し距離をとっておくべきだったか」
二十メートルなど隙を見せれば一呼吸の間に到達できてしまう距離だ。
手を伸ばせば届きそうな所に敵兵が息を潜めている状況に、ユーリは苦虫を噛み潰したような表情で呟いた。
「援護してください。ちょっと嫌がらせしてきます」
そう言うと、唐突にルーベルトは魔砲を手に塹壕からひょいと身を乗り出した。
「何をする気だ?」
怪訝そうに声を掛けるユーリだったが、ルーベルトが取り出した魔砲弾を見ると納得したように笑みを浮かべ、すぐに彼を守るために援護をおこなわせるのだった。
塹壕から這い出たルーベルトは敵前にその身を無防備にさらけ出すと、さらに数歩進んで膝立ちで魔砲を構えた。
突然姿を現したルーベルトに敵兵は驚いたものの、すぐに討ち取ろうと矢を射かけ始める。しかしそれらはルーベルトを守るために飛び出した兵の掲げた盾によって悉く防がれた。
――ボシュッ
味方の援護により落ち着いて狙いを定める事ができたルーベルトが魔砲の引き金を引く。気の抜けた炭酸のような発射音で打ち出された弾丸が、オレンジ色の尾を引きながら静かに飛んでいった。
「うわぁぁぁ!」
魔砲弾が着弾した箇所から突如として大量の水が溢れだし、魔炎弾を警戒して避難していた兵を巻き込んで押し流していく。
塹壕は地面を深さ二、三メートル、奥行き三メートル、幅は数百メートルに渡ってV字に掘った溝だ。
底には板を渡し通路としてあるが、その下は排水用の溝となっている。しかし溝とはいっても突然現れた大量の水を排水する能力は流石になかった。
いくら大量の水を生み出すとはいえども、魔水弾数発程度で塹壕を水浸しにできるほどの水量となる訳ではない。それでも着弾点付近では多くの兵が水に流され、混乱が広がったのである。
ルーベルトは、さらに十発ほど魔水弾を放つと、混乱する敵陣を尻目に悠々と塹壕に引き上げてくるのだった。
「水弾にこんな使いかたがあったのか」
ルーベルトを出迎えたユーリが感心したように言う。
「思った以上に使えますね。いい牽制になりました」
ルーベルトは、ホッとした表情で笑顔を見せた。
魔炎弾と比べると、魔水弾は戦場では使いづらい兵器だった。
数千度の火球が咲き、範囲内のものを悉く焼き尽くすのが魔炎弾だ。対して魔水弾は大量の水を発生させるものの水自体には殺傷力がないため、ルーベルトを始めトゥーレたちが長い間使用方法を検討してきた。しかし見た目に分かりやすい魔炎弾に比べ、使用する場面が限られるという判断から量産が見送られた経緯があったのだ。
だが今ルーベルトが使用したように、水のない場所での奇襲のような水攻めに高い効果を発揮することが証明された。何もないところから文字通り降って湧いてくる大量の水は、分かっていても対策をとることも難しいだろう。
「よくもあれだけの水弾を持っていたものだ」
「試作で作ったのが余っていたんです。こんなこともあろうかとありったけ持ってきていました」
制式化されていない大量の魔水弾を持っていたことに、ユーリは呆れたような声を上げた。ルーベルトは悪びれもせず軽く舌を出しながら、屈託のない笑顔を浮かべるのだった。
イグナーツ隊は、随時攻め手を交代させながら攻撃を加え続けていたが、それに対抗するトルスター軍が、その時間を境に疲れからか抵抗する力が弱くなってきたからだ。
急激な弱体化に初めは罠かと訝しんだイグナーツだったが、相手の慌て具合から罠ではないと判断し、即座に崩れ始めた相手右翼への攻勢を強めさせる。
「意外と脆かったな」
圧倒的な火力でラドスラフ隊を壊滅させたり、古い塹壕戦術の新しい活用方法を見出したりと、歴戦の騎士であるイグナーツですら目を見張るほどの戦術を駆使して彼の部隊を苦しめてきた。しかしこちらが長期戦を覚悟した戦いに移行した途端、戦力と経験の少なさがあっさりと表面化してしまった。
長丁場を覚悟していたイグナーツだったが、僅か半日ほどでほころびが出た敵軍に、意外にも残念そうな表情を浮かべた。
「期待の若い騎士なのだろうが、圧倒的に経験が足りん! 数年戦場に出るのが早ければ、少しは手応えがあっただろうに」
ドーグラスの拡大路線もあり、ここ十年来各地を転戦しているイグナーツらストール軍と、兵力も少なく辺境の谷に押し込められているトルスター軍では、圧倒的に戦いの経験値が違った。
今まではその差をザオラルという傑物の能力によって埋めていたが、それがなくなった今、長期戦になるにつれてその差が出始めていた。
もちろんそうなるようにイグナーツが仕向けたのも大きいが、逆に言えばイグナーツの戦術の多さに、経験の浅いトルスター軍が対応できなかったといえた。
このままもうひと押しすれば、確実に勝利を掴むことができるだろう。
「ミハル!」
「はい」
イグナーツは振り向くと、息子のミハルに声を掛ける。
「敵の左翼だ!」
「御意! 必ずや奪取してご覧に入れましょう」
「敵は浮き足立っているとはいえ、追い詰められれば思わぬ反撃があるかも知れぬ。努々油断するなよ!」
「お任せを!」
イグナーツは檄を飛ばして息子を送り出し、ミハルも戦意高く手勢を率いて出撃していった。
「間もなくカモフも閣下のものだ!」
彼の中では既にこの戦いの帰趨は決していた。
鉄砲を初めとする火力は厄介だったが、少し攪乱してやれば途端に命中率が下がり、相手は組織だった迎撃ができなくなった。
塹壕に身を隠しながら鉄砲で迎撃をおこなうという戦術は驚異だったが、如何せん経験が浅すぎた。
イグナーツにとっては消極的な戦法だったが、休みなく攻め立ててやれば相手の疲弊を待つまでもなく、僅か半日ほどで追い詰めることに成功したのだった。
あともう一押しすれば敵は崩れる。
そう確信していた。
一方、守るユーリ・ルーベルト隊でも、敵が攻勢を強めてきたことは把握していた。
そのため半ば無理に交代させてでも休ませていた兵までも投入し、全軍をもって迎撃に当たらせざるを得なくなっていた。
間にアーリンゲ川を挟んではいるが、カントの町の前面に半円を描くように掘られた二重の塹壕。
一段目は既に敵に奪われてしまっていたが、内側の塹壕にも危機が迫っていた。
必死で声を枯らし懸命に引き金を引き続けているが、先ほどから敵の攻勢の勢いが止まらなくなってきていた。
それまでの被害を最小限に抑えるような戦い方だったものが、多少の犠牲を顧みずに攻めて来るようになっていたからだ。
敵はこちらが放棄した外側の塹壕を足掛かりにしていた。
ふたつの塹壕を結ぶ通路で激しい戦闘が繰り広げられ、双方に少なくない犠牲が出ていた。魔砲による火力と通路の爆破による分断によって何とか撃退することに成功したが、逆にそれによって放棄した塹壕が完全に敵の手に落ちてしまったのだ。
「このままだとやばいな」
「仕方なかったとはいえ、一段目を奪われたのは痛いですね」
流石のルーベルトの表情にも疲労の色が漂っていた。
通路を遮断したのは失敗だったかも知れないが、放置していれば二段目に敵が殺到していただろう。
圧倒的な火力によってギリギリのところで踏ん張っているトルスター軍だが、ほんの二十メートル先に奪われた一段目の塹壕がある。そこは銃撃をかいくぐった敵兵にとって、すぐ目の前にある安全地帯として機能していたのだ。
今のところそこから二段目に辿り着く敵はいなかった。だがトルスター軍の目の前の塹壕に身を隠すことができるため、こちらの攻撃も有効とは言い難く相手を排除するには至っていなかった。
「こんなことならもう少し距離をとっておくべきだったか」
二十メートルなど隙を見せれば一呼吸の間に到達できてしまう距離だ。
手を伸ばせば届きそうな所に敵兵が息を潜めている状況に、ユーリは苦虫を噛み潰したような表情で呟いた。
「援護してください。ちょっと嫌がらせしてきます」
そう言うと、唐突にルーベルトは魔砲を手に塹壕からひょいと身を乗り出した。
「何をする気だ?」
怪訝そうに声を掛けるユーリだったが、ルーベルトが取り出した魔砲弾を見ると納得したように笑みを浮かべ、すぐに彼を守るために援護をおこなわせるのだった。
塹壕から這い出たルーベルトは敵前にその身を無防備にさらけ出すと、さらに数歩進んで膝立ちで魔砲を構えた。
突然姿を現したルーベルトに敵兵は驚いたものの、すぐに討ち取ろうと矢を射かけ始める。しかしそれらはルーベルトを守るために飛び出した兵の掲げた盾によって悉く防がれた。
――ボシュッ
味方の援護により落ち着いて狙いを定める事ができたルーベルトが魔砲の引き金を引く。気の抜けた炭酸のような発射音で打ち出された弾丸が、オレンジ色の尾を引きながら静かに飛んでいった。
「うわぁぁぁ!」
魔砲弾が着弾した箇所から突如として大量の水が溢れだし、魔炎弾を警戒して避難していた兵を巻き込んで押し流していく。
塹壕は地面を深さ二、三メートル、奥行き三メートル、幅は数百メートルに渡ってV字に掘った溝だ。
底には板を渡し通路としてあるが、その下は排水用の溝となっている。しかし溝とはいっても突然現れた大量の水を排水する能力は流石になかった。
いくら大量の水を生み出すとはいえども、魔水弾数発程度で塹壕を水浸しにできるほどの水量となる訳ではない。それでも着弾点付近では多くの兵が水に流され、混乱が広がったのである。
ルーベルトは、さらに十発ほど魔水弾を放つと、混乱する敵陣を尻目に悠々と塹壕に引き上げてくるのだった。
「水弾にこんな使いかたがあったのか」
ルーベルトを出迎えたユーリが感心したように言う。
「思った以上に使えますね。いい牽制になりました」
ルーベルトは、ホッとした表情で笑顔を見せた。
魔炎弾と比べると、魔水弾は戦場では使いづらい兵器だった。
数千度の火球が咲き、範囲内のものを悉く焼き尽くすのが魔炎弾だ。対して魔水弾は大量の水を発生させるものの水自体には殺傷力がないため、ルーベルトを始めトゥーレたちが長い間使用方法を検討してきた。しかし見た目に分かりやすい魔炎弾に比べ、使用する場面が限られるという判断から量産が見送られた経緯があったのだ。
だが今ルーベルトが使用したように、水のない場所での奇襲のような水攻めに高い効果を発揮することが証明された。何もないところから文字通り降って湧いてくる大量の水は、分かっていても対策をとることも難しいだろう。
「よくもあれだけの水弾を持っていたものだ」
「試作で作ったのが余っていたんです。こんなこともあろうかとありったけ持ってきていました」
制式化されていない大量の魔水弾を持っていたことに、ユーリは呆れたような声を上げた。ルーベルトは悪びれもせず軽く舌を出しながら、屈託のない笑顔を浮かべるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる