29 / 51
28話
しおりを挟む
今日は港へ行くのよ。
やっと近くで船と海を見られるわ!
「ミュリー、嬉しいのは分かるけど少し落ち着こうね」
「だって、やっと船と海を近くで見られるんですもの」
馬車の中でも落ち着かなくて、そわそわしてしまうのは仕方がないと思うの。今なら子供扱いされても怒らないわ。
「人が沢山いるから、そんなんじゃ危ないよ」
「フェル兄様から離れませんわ」
「はぁ…街の中とは違うからね。本当に気をつけるんだよ」
何故、溜息をついたのかしら?離れないって約束したのに。
城壁を抜けると一気に雰囲気が変わる。
カーテンが閉まっているから外の様子は分からないけれど、馬車の中に居ても外の喧騒が聞こえてくる。
しばらくして馬車が止まったけれど、どうしたのかしら?降りないの?
「フェリクス様。遅れていた船が先程着いたようで、荷降ろしの最中で思った以上に混雑しています」
「分かった。ミュリーは僕が連れて行くよ」
「畏まりました」
「ミュリー、今から馬車を降りるけれど大丈夫?」
「ええ。大丈夫ですわ」
リュカがドアを開けてくれて外に出ると、荷物を担いだり荷車に乗せて運ぶ人達が忙しなく行き来してある。
この中を歩くのよね?大丈夫かしら?
「ミュリー行くよ」
「はい」
周りを護衛に囲まれて、歩き出そうとしたらお兄様に抱き上げられる。
「フェル兄様!歩けますわ!」
「うん。でも今は人が多くて危ないからね」
キラキラした圧のある笑顔を向けられる。こういう時は何を言っても聞いてもらえないわ…。
その変わり目線が高くなって周りが見渡しやすい。大きな船が並び、倉庫のような所に色々な物が並んでいる。
後でゆっくり見られるかしら?
*****
港を管理する建物の入口で、やっと下ろしてもらえたわ。
応接室に通されるとすぐに組合長さんが来て報告と相談が始まる。港にある設備の交換や新設、船乗りや商人達からの要望など様々。
まだ学生なのにお父様の代わりに仕事をするお兄様って本当に凄いと思う。前世の十代って遊んでいたような…。
話し合いが終わり建物を出るとお兄様に手を繋がれる。
今度は抱っこじゃなくても良いのかしら?と思って握られた手を見つめていると。
「ミュリーは抱き上げる方が良かった?」
「良くありませんわ!先程も手を繋いでくれたら良かったのに」
「ふふっ。さっきは時間が迫っていたからね。馬車に戻りながらゆっくり見て回ろうか」
「はい!」
やっと観光の時間だわ!
それにしても、船乗りさんは日に焼けて筋骨隆々系の人が多いのね。でも上半身裸なのは何故なの?
あまり人が肌を出しているのは見た事ないから、何となく居心地が悪い…。
ついお兄様に隠れるように歩くと。
「ふふっ。来る時は気にしてなかったのに」
「目線が高くなって目に入っていなかったんですもの…」
「ミュリーは好奇心が旺盛だから、気にしていないと思っていたよ」
「フェル兄様、私だってレディですのよ!」
もう!失礼しちゃうわ。来る時は色々な物に目を奪われて、本当に視界に入っていなかったのよね。
船は前世と違い木造の船。先端にとっても長い角みたい物が突き出していて、マストが数本立っているから風で動くのかしら?
あの長い角は何の意味があるの?じっと見すぎたのかお兄様が教えてくれた。
「あれは大きな波を避けたり、風下へ行く時に帆を張ったりするみたいだよ」
「そうなのですね」
「下に彫刻があるでしょ?航海の無事を祈るものなんだ」
「フェル兄様は何でも知っているのですね」
「僕も昔、父様から教えてもらったんだよ」
お兄様も初めて来た時ははしゃいだのかしら?いつも落ち着いてるから、あまり想像出来ないけれど…。
街と違い子供も沢山働いている。見習いなのかな?
あっ!褐色の肌の人もいる。前世の黒人さんとも違うし、日焼けとも違うのね。
「あの人達は海を挟んだ大陸でも暑い国から来ているんだよ。砂に覆われた土地が多く少し特殊な国なんだ」
「砂?」
今世あまり砂を見た事が無いわね。
「砂漠と言うらしいよ。その中に街があると聞いたけれど、ちょっと想像がつかないね」
オアシスの街的な感じなのかな?ちょっと見てみたいな。
「色々な国を見てみたいけれど、なかなか難しいからね」
「私も砂の中にある街を見てみたいです」
ただ海外に行くのはかなり難しい。まず貴族が国外に出ること自体あまり無い。外交や留学くらいかしら?
海外旅行という概念が無いのよ。国内旅行ですら珍しい。知り合いの貴族の領地に遊びに行くか、シャルロット様達みたいに避暑に行くのが旅行よ。
「転移塔では行けないのですか?」
「国と国を繋ぐ転移塔は王族か余程の緊急事態でしか使えないよ」
転移塔で行けたら楽なのに残念だわ…。
*****
人生で1番はしゃいだ私は帰りの馬車で眠ってしまい、お兄様に抱き抱えられて邸に戻ったわ。
学園1年生になったのに恥ずかしい…。
『別にまだ子供なんだから、何がそんなに恥ずかしいの?』
フェーリにそう言われるけれど。
『学園に入って少し大人になった気分だったから、何だか恥ずかしいのよ…』
『大人…相変わらず小さいのに?』
『身長はまだ伸びるわよ!』
フェーリにはデリカシーが無いのかしら?
他の精霊を知らないけれど、精霊って皆こんなにストレートな物言いなの?
『そういえば、フェーリはお仕事終わりそう?』
『他の精霊もいるから大丈夫だよ』
『それなら良かったわ。私はちゃんとリュカ達と居るから大丈夫よ』
『うん。ありがとう』
フェーリは領地に来てから調和が乱れていると言って、どこかへ出かけているわ。
守護精霊なのに離れても良いのか疑問だけれど、精霊にとって本来のお仕事だものね。
そわそわ気にしているフェーリに、私まで気になっちゃうもの。
やっと近くで船と海を見られるわ!
「ミュリー、嬉しいのは分かるけど少し落ち着こうね」
「だって、やっと船と海を近くで見られるんですもの」
馬車の中でも落ち着かなくて、そわそわしてしまうのは仕方がないと思うの。今なら子供扱いされても怒らないわ。
「人が沢山いるから、そんなんじゃ危ないよ」
「フェル兄様から離れませんわ」
「はぁ…街の中とは違うからね。本当に気をつけるんだよ」
何故、溜息をついたのかしら?離れないって約束したのに。
城壁を抜けると一気に雰囲気が変わる。
カーテンが閉まっているから外の様子は分からないけれど、馬車の中に居ても外の喧騒が聞こえてくる。
しばらくして馬車が止まったけれど、どうしたのかしら?降りないの?
「フェリクス様。遅れていた船が先程着いたようで、荷降ろしの最中で思った以上に混雑しています」
「分かった。ミュリーは僕が連れて行くよ」
「畏まりました」
「ミュリー、今から馬車を降りるけれど大丈夫?」
「ええ。大丈夫ですわ」
リュカがドアを開けてくれて外に出ると、荷物を担いだり荷車に乗せて運ぶ人達が忙しなく行き来してある。
この中を歩くのよね?大丈夫かしら?
「ミュリー行くよ」
「はい」
周りを護衛に囲まれて、歩き出そうとしたらお兄様に抱き上げられる。
「フェル兄様!歩けますわ!」
「うん。でも今は人が多くて危ないからね」
キラキラした圧のある笑顔を向けられる。こういう時は何を言っても聞いてもらえないわ…。
その変わり目線が高くなって周りが見渡しやすい。大きな船が並び、倉庫のような所に色々な物が並んでいる。
後でゆっくり見られるかしら?
*****
港を管理する建物の入口で、やっと下ろしてもらえたわ。
応接室に通されるとすぐに組合長さんが来て報告と相談が始まる。港にある設備の交換や新設、船乗りや商人達からの要望など様々。
まだ学生なのにお父様の代わりに仕事をするお兄様って本当に凄いと思う。前世の十代って遊んでいたような…。
話し合いが終わり建物を出るとお兄様に手を繋がれる。
今度は抱っこじゃなくても良いのかしら?と思って握られた手を見つめていると。
「ミュリーは抱き上げる方が良かった?」
「良くありませんわ!先程も手を繋いでくれたら良かったのに」
「ふふっ。さっきは時間が迫っていたからね。馬車に戻りながらゆっくり見て回ろうか」
「はい!」
やっと観光の時間だわ!
それにしても、船乗りさんは日に焼けて筋骨隆々系の人が多いのね。でも上半身裸なのは何故なの?
あまり人が肌を出しているのは見た事ないから、何となく居心地が悪い…。
ついお兄様に隠れるように歩くと。
「ふふっ。来る時は気にしてなかったのに」
「目線が高くなって目に入っていなかったんですもの…」
「ミュリーは好奇心が旺盛だから、気にしていないと思っていたよ」
「フェル兄様、私だってレディですのよ!」
もう!失礼しちゃうわ。来る時は色々な物に目を奪われて、本当に視界に入っていなかったのよね。
船は前世と違い木造の船。先端にとっても長い角みたい物が突き出していて、マストが数本立っているから風で動くのかしら?
あの長い角は何の意味があるの?じっと見すぎたのかお兄様が教えてくれた。
「あれは大きな波を避けたり、風下へ行く時に帆を張ったりするみたいだよ」
「そうなのですね」
「下に彫刻があるでしょ?航海の無事を祈るものなんだ」
「フェル兄様は何でも知っているのですね」
「僕も昔、父様から教えてもらったんだよ」
お兄様も初めて来た時ははしゃいだのかしら?いつも落ち着いてるから、あまり想像出来ないけれど…。
街と違い子供も沢山働いている。見習いなのかな?
あっ!褐色の肌の人もいる。前世の黒人さんとも違うし、日焼けとも違うのね。
「あの人達は海を挟んだ大陸でも暑い国から来ているんだよ。砂に覆われた土地が多く少し特殊な国なんだ」
「砂?」
今世あまり砂を見た事が無いわね。
「砂漠と言うらしいよ。その中に街があると聞いたけれど、ちょっと想像がつかないね」
オアシスの街的な感じなのかな?ちょっと見てみたいな。
「色々な国を見てみたいけれど、なかなか難しいからね」
「私も砂の中にある街を見てみたいです」
ただ海外に行くのはかなり難しい。まず貴族が国外に出ること自体あまり無い。外交や留学くらいかしら?
海外旅行という概念が無いのよ。国内旅行ですら珍しい。知り合いの貴族の領地に遊びに行くか、シャルロット様達みたいに避暑に行くのが旅行よ。
「転移塔では行けないのですか?」
「国と国を繋ぐ転移塔は王族か余程の緊急事態でしか使えないよ」
転移塔で行けたら楽なのに残念だわ…。
*****
人生で1番はしゃいだ私は帰りの馬車で眠ってしまい、お兄様に抱き抱えられて邸に戻ったわ。
学園1年生になったのに恥ずかしい…。
『別にまだ子供なんだから、何がそんなに恥ずかしいの?』
フェーリにそう言われるけれど。
『学園に入って少し大人になった気分だったから、何だか恥ずかしいのよ…』
『大人…相変わらず小さいのに?』
『身長はまだ伸びるわよ!』
フェーリにはデリカシーが無いのかしら?
他の精霊を知らないけれど、精霊って皆こんなにストレートな物言いなの?
『そういえば、フェーリはお仕事終わりそう?』
『他の精霊もいるから大丈夫だよ』
『それなら良かったわ。私はちゃんとリュカ達と居るから大丈夫よ』
『うん。ありがとう』
フェーリは領地に来てから調和が乱れていると言って、どこかへ出かけているわ。
守護精霊なのに離れても良いのか疑問だけれど、精霊にとって本来のお仕事だものね。
そわそわ気にしているフェーリに、私まで気になっちゃうもの。
10
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【完結】転生したら脳筋一家の令嬢でしたが、インテリ公爵令息と結ばれたので万事OKです。
櫻野くるみ
恋愛
ある日前世の記憶が戻ったら、この世界が乙女ゲームの舞台だと思い至った侯爵令嬢のルイーザ。
兄のテオドールが攻略対象になっていたことを思い出すと共に、大変なことに気付いてしまった。
ゲーム内でテオドールは「脳筋枠」キャラであり、家族もまとめて「脳筋一家」だったのである。
私も脳筋ってこと!?
それはイヤ!!
前世でリケジョだったルイーザが、脳筋令嬢からの脱却を目指し奮闘したら、推しの攻略対象のインテリ公爵令息と恋に落ちたお話です。
ゆるく軽いラブコメ目指しています。
最終話が長くなってしまいましたが、完結しました。
小説家になろう様でも投稿を始めました。少し修正したところがあります。
二度目の子育て~我が子を可愛がったら溺愛されました
三園 七詩
恋愛
私は一人娘の優里亜の母親だった。
優里亜は幼い頃から体が弱く病院でほとんどの時間を過ごしていた。
優里亜は本が好きでよく私にも本の話をしてくれた。
そんな優里亜の病状が悪化して幼くして亡くなってしまう。
絶望に打ちひしがれている時事件に巻き込まれ私も命を落とした。
そして気がつくと娘の優里亜が大好きだった本の世界に入り込んでいた。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる