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売っちゃってごめんね
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「お前・・・何で」
「はあ?何でって、食材とか包帯とか買ってきてあげたんじゃない」
お嬢は、袋をむんとオレに差し出すと、頬を膨らませて答えた。
「はあ、そんなお金・・・」
そういうと、お嬢は優しい笑みを浮かべた。
「バカじゃないのかお前」
袋を持った手が震えた。本当に・・・なんだコイツは。馬鹿じゃないのか。
袋の中には、化膿止めやら包帯やら、りんごやら久々に見る食べ物がかなり入っている。
オレの為にということは明らかだった。
「ごめんね」
お嬢は、悲しげな表情で微笑んだ。
「・・・何がだ」
「売っちゃった。綺麗な髪も、お気に入りのドレスも、新品だった靴も・・・」
肩までになってしまった自分の髪をいじりながら、お嬢は何かをこらえているように、口元に両手を当てて俯いた。
「謝るのはこっちだよ。悪かった、本当に。肩が痛かったから八つ当たりしたりして悪かった」
「いいのよ、そんなこと」
お嬢は、天使のような笑みで微笑んだ。
オレは、その姿にまた涙が出そうになった。
「助けてくれてありがとう、ハーネス。私、あなたがあの時、助けにきてくれて本当にうれしかったのよ」
お嬢は、オレの怪我していない方の肩に優しく手を添えた。
「それでね」
お嬢は、今日一番の笑顔ではっきりといった。何故かオレの背中を冷たい汗が伝った。
「バイクと銃売っちゃった」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
オレの思考はフリーズした。
今コイツなんて言った?
「正直、あの、あたしの靴や髪やドレスはね、その全然金にならなかったの、ええ、その破れていたしね?汚かったし、その、ほら、林檎。林檎くらいにしかならなくて、その、ね。だから」
「バイクと、銃を、売った?」
「ええ、物騒だしもう使わないかと思って」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
オレは、肩ではなく、いや肩もそうだけど、頭も痛くなってきた。
「ほら、寝ていた方がいいわよ、傷に響くわ」
お嬢は、心配の言葉で人の所持品を勝手に売ったことはおとがめなしにしようとしている。
ありがたい、ええ、確かに包帯、止血止めの薬、ありがたいよ。オレのためにありがとう。
オレは、人指し指をたててにっこり笑った。
「ん?どうしたのハーネス」
「どおおおおおしたのじゃねえんだよこのクソアマ。よくも勝手にオレの唯一の所持品を売ってくれたな」
人指す指で、お嬢のほっぺをぎぐりぐりおすと、お嬢は案の定泣きだした。
「うわあああああああああああああああいたいいたいいたい!ひゃにすんのよ」
「なにすんのよはこっちのセリフだクソボケ。もうこれでお前が誘拐されたり、またあの変なジジイに絡まれたとき助けられなくなるんだぞ」
オレがそういうと、お嬢はぴたっと泣き止んだ。
そして、少し嬉しそうに笑った。表情が忙しい奴だな、笑うところじゃないだろ今の。
ムカついたから、オレは立ち上がって無言でソファのところに戻ってやった。
「誘拐されないわよ」
ソファで寝ていると、お嬢の明るい声が近づいてきた。
「あたし今こんなんだし、興味を示す人なんていないでしょ。それにハーネスがそんな状態じゃ、あたしを売りに行くこともできないし」
お嬢は、得意げにそういって寝ているオレと目線を合わせてにやりと笑った。
そして、笑顔で右手を差し出してきた。
「ナイフ、ちょうだい」
「な、なにするんだよ」
「林檎を切るのよ。あと私料理できないし、ハーネスが料理できることも期待してないから、食材は基本的にフルーツだからね」
お嬢は、意外と冷静に考えて買ってきたようだ。
このお嬢にそんなことを考えるような脳みそがあったとは。オレは初めてお嬢に誠に不本意だが感心してしまった。
「なに、そのサルが芸をしたときに感心する人間のような目は。あたしも、り、林檎の皮くらいむけるわよ」
腰に下げているナイフホルダーからナイフを抜いて、試しにお嬢に与えてみた。
さっきの発言の時から心配だったが、案の定だった。
お嬢は、震える手で林檎に刃先を入れていく。
「な、なんでりんごって・・・丸いのよ、くっふっ」
「おい」
オレは、見ていられなくて怪我していない方の手を差し出した。
「貸してみろ」
「はあ?できるわよ。子供じゃないんだから」
「サルの方がまだ上手くむくだろ」
「なんですってえ!!!」
ぶんすこ怒るお嬢を無視し、オレはするするりんごをむいていく。
「凄いわ、サルより上手じゃない」
「あ?」
「え?前にテレビで見たのよ。林檎をむくサル。」
また喧嘩を売られたのかと思った。
お嬢は、バカにしている様子もなく、本当に感心した様子でオレの手元をじっと見ていた。
うちにある唯一の皿と、お嬢を縛り付けていた椅子を持ってきて机代わりにし、オレは寝たまま、三角座りしたお嬢と向かいあって林檎を食べた。なんだ、どうしてこうなった。
「終わったら、手当してあげるわよ」
「お前もな」
「へ?」
オレは、さっきぐりぐりしたお嬢の頬に触れた。
「ひゃっ、な、なにすんのよ」
「殴られたのか?少しあざになってる」
「う・・・うん、っていうか。気づいていたくせにぐりぐりしたのね!!!きいいいいい!!」
お嬢は、顔を真っ赤にして怒っていた。
ほっておいたら、膝に顔をうずめて「ばか」と呟いて動かなくなった。誰が馬鹿だこの野郎。
オレは、その間にお嬢の分の林檎をひょいひょい口に放り込んだ。
「はあ?何でって、食材とか包帯とか買ってきてあげたんじゃない」
お嬢は、袋をむんとオレに差し出すと、頬を膨らませて答えた。
「はあ、そんなお金・・・」
そういうと、お嬢は優しい笑みを浮かべた。
「バカじゃないのかお前」
袋を持った手が震えた。本当に・・・なんだコイツは。馬鹿じゃないのか。
袋の中には、化膿止めやら包帯やら、りんごやら久々に見る食べ物がかなり入っている。
オレの為にということは明らかだった。
「ごめんね」
お嬢は、悲しげな表情で微笑んだ。
「・・・何がだ」
「売っちゃった。綺麗な髪も、お気に入りのドレスも、新品だった靴も・・・」
肩までになってしまった自分の髪をいじりながら、お嬢は何かをこらえているように、口元に両手を当てて俯いた。
「謝るのはこっちだよ。悪かった、本当に。肩が痛かったから八つ当たりしたりして悪かった」
「いいのよ、そんなこと」
お嬢は、天使のような笑みで微笑んだ。
オレは、その姿にまた涙が出そうになった。
「助けてくれてありがとう、ハーネス。私、あなたがあの時、助けにきてくれて本当にうれしかったのよ」
お嬢は、オレの怪我していない方の肩に優しく手を添えた。
「それでね」
お嬢は、今日一番の笑顔ではっきりといった。何故かオレの背中を冷たい汗が伝った。
「バイクと銃売っちゃった」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
オレの思考はフリーズした。
今コイツなんて言った?
「正直、あの、あたしの靴や髪やドレスはね、その全然金にならなかったの、ええ、その破れていたしね?汚かったし、その、ほら、林檎。林檎くらいにしかならなくて、その、ね。だから」
「バイクと、銃を、売った?」
「ええ、物騒だしもう使わないかと思って」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
オレは、肩ではなく、いや肩もそうだけど、頭も痛くなってきた。
「ほら、寝ていた方がいいわよ、傷に響くわ」
お嬢は、心配の言葉で人の所持品を勝手に売ったことはおとがめなしにしようとしている。
ありがたい、ええ、確かに包帯、止血止めの薬、ありがたいよ。オレのためにありがとう。
オレは、人指し指をたててにっこり笑った。
「ん?どうしたのハーネス」
「どおおおおおしたのじゃねえんだよこのクソアマ。よくも勝手にオレの唯一の所持品を売ってくれたな」
人指す指で、お嬢のほっぺをぎぐりぐりおすと、お嬢は案の定泣きだした。
「うわあああああああああああああああいたいいたいいたい!ひゃにすんのよ」
「なにすんのよはこっちのセリフだクソボケ。もうこれでお前が誘拐されたり、またあの変なジジイに絡まれたとき助けられなくなるんだぞ」
オレがそういうと、お嬢はぴたっと泣き止んだ。
そして、少し嬉しそうに笑った。表情が忙しい奴だな、笑うところじゃないだろ今の。
ムカついたから、オレは立ち上がって無言でソファのところに戻ってやった。
「誘拐されないわよ」
ソファで寝ていると、お嬢の明るい声が近づいてきた。
「あたし今こんなんだし、興味を示す人なんていないでしょ。それにハーネスがそんな状態じゃ、あたしを売りに行くこともできないし」
お嬢は、得意げにそういって寝ているオレと目線を合わせてにやりと笑った。
そして、笑顔で右手を差し出してきた。
「ナイフ、ちょうだい」
「な、なにするんだよ」
「林檎を切るのよ。あと私料理できないし、ハーネスが料理できることも期待してないから、食材は基本的にフルーツだからね」
お嬢は、意外と冷静に考えて買ってきたようだ。
このお嬢にそんなことを考えるような脳みそがあったとは。オレは初めてお嬢に誠に不本意だが感心してしまった。
「なに、そのサルが芸をしたときに感心する人間のような目は。あたしも、り、林檎の皮くらいむけるわよ」
腰に下げているナイフホルダーからナイフを抜いて、試しにお嬢に与えてみた。
さっきの発言の時から心配だったが、案の定だった。
お嬢は、震える手で林檎に刃先を入れていく。
「な、なんでりんごって・・・丸いのよ、くっふっ」
「おい」
オレは、見ていられなくて怪我していない方の手を差し出した。
「貸してみろ」
「はあ?できるわよ。子供じゃないんだから」
「サルの方がまだ上手くむくだろ」
「なんですってえ!!!」
ぶんすこ怒るお嬢を無視し、オレはするするりんごをむいていく。
「凄いわ、サルより上手じゃない」
「あ?」
「え?前にテレビで見たのよ。林檎をむくサル。」
また喧嘩を売られたのかと思った。
お嬢は、バカにしている様子もなく、本当に感心した様子でオレの手元をじっと見ていた。
うちにある唯一の皿と、お嬢を縛り付けていた椅子を持ってきて机代わりにし、オレは寝たまま、三角座りしたお嬢と向かいあって林檎を食べた。なんだ、どうしてこうなった。
「終わったら、手当してあげるわよ」
「お前もな」
「へ?」
オレは、さっきぐりぐりしたお嬢の頬に触れた。
「ひゃっ、な、なにすんのよ」
「殴られたのか?少しあざになってる」
「う・・・うん、っていうか。気づいていたくせにぐりぐりしたのね!!!きいいいいい!!」
お嬢は、顔を真っ赤にして怒っていた。
ほっておいたら、膝に顔をうずめて「ばか」と呟いて動かなくなった。誰が馬鹿だこの野郎。
オレは、その間にお嬢の分の林檎をひょいひょい口に放り込んだ。
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