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5話 最低なんだ、俺は
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「可愛い、ナナオ……動いていい?」
「あっ……ゆきひこくっ……いいっ……おねがい……しますっ……」
しかも、感じやすい敏感すぎるくらい、ちんぽを挿れている時や耳元で囁くだけでも、ぴくん、ぴくんっと体が反応してしまうくらい、エロい身体をしている。さっきまで朝出会ったばかりだとか、色々考えていたがそんな色々な考えをとろとろに溶かすくらい、ナナオの身体は気持ちいい。
「ンっ……あっ、あっ……ゆきっ……ゆきひこくっ……あっ……だめ、きもちっ……あっ……っ」
「ナナオ、可愛い、もっとよがって、もっと、俺のことを求めてっ……」
ナナオの頭を撫でながら、俺は可愛がるように甘やかすようにナナオに腰を打ち付ける。ナナオは、そんな俺に答えるように蕩けた表情でよがる。それがたまらなく愛おしい。ナナオの膣内は、理性をどろどろに溶かし、このままここで人生を果ててもいいと思うくらい、気持ちいい。女とセックスする気は一生なかったが、ナナオとセックスしたら、そんな気は二度と起きないと断言できるくらいに、名器だった。
「あっ……んんっ……あっ……ゆきひこくんのっ……おっきっ……きもちっ……んっ、んっ……」
ナナオは赤子のように俺の背中にしがみついてくる。でも、全然痛くない、抱擁のように優しく、理性のない人間のような抱擁ではない。膣内も、俺と離れそうになるときゅーっと締め付け、俺とずっと繋がっていたいのだと全力で甘えているようだった。可愛い、愛しさがこみあげてくる。こんな気持は初めてだ。
「ナナオ……」
ナナオの顔を見ると、ふわりとした茶髪が一筋小さな開いた口に入ってしまっていた。
「髪の毛食べてる……、ナナオ、可愛いっ……」
「んっ……ゆきひこくっ……あっ……」
俺は、ナナオの頬をなでつつ髪をはらりとはらった。しかし、その時どくん、と心臓が脈打った。俺の血は、心臓から一気にナナオの膣内に挿っている勃起ペニスに集まっていく。
「……っあ、ゆきひこくっ……?」
そっくりだったのだ。驚く程に俺の中学の時に妄想していた“彼”と、表情も、顔も、身体も。まるで今、妄想の中にいるようだ、俺のちんぽは、妄想の中の……。
「……ゆきひこくん……っ、ゆきひこくんっ……っ」
早く動いてと言わんばかりの、ナナオに俺はハッとする。今目の前にいるのは、彼じゃない、いや、アイツじゃ……ない。そう思っているのに、そう思っているのにどうして俺のちんぽはこんなにも……今までにないくらい脈打っているんだ。
「ナナオ……ごめんな」
「……っ……あっ、なんっ……急に激しっ……んんっ、んっ、あっ……あっ」
たまらないくらい可愛い顔で、よがっているナナオは、今日初めて出会ったばかりのオナホドール。首の後ろにはバーコードと、製品番号の070という数字。
でも、そんなことは俺にとってはどうでもよくて、このドロドロのケーキのような甘い妄想の中のような、ふわふわとしたドラッグのような快楽で、今は溺れて居たい。
「……っあ、出して……いっぱい……っ、いっぱいっ……あっ」
俺はナナオを強く抱きしめた。脳がぴりつく恍惚とした感覚に、身を委ねながら。
「ナナオ……出すぞ……っ」
「はいっ……んっ……くださいっ……くださいっ……せいし……っ、せーしいっぱい……っ」
俺は、ナナオに中学の頃からずっと溜まっていたんじゃないかってくらいの白い毒を吐き出した。ナナオは、俺の射精と共にびくびくっと顔を震わせ、俺に強く抱き着いてきた。それも、俺が壊れないように、女が俺に抱き着いてくる程度の力で。そういうことに気づいてしまう俺は、まだ足先だけでも現実に取り残されているのだろうか。
「ナナオ……っ」
「ゆきひこくんっ……っ」
俺とナナオはしばらく繋がったまま、見つめ合った。ナナオからは徐々に表情が失われていく、セックスの熱が冷めていくように。
「ナナオ、ごめんなっ……」
俺は、ナナオの顔を撫でた。俺が撫でたところでナナオの表情は戻ることはない。そんな俺の手を、ナナオは愛おしそうに両手で包み込んだ。
「ゆきひこくんっ……ありがとう、ございます」
犬が飼い主にすりすりと顔をすりつけるように、ナナオは俺の手に顔をすりすりとこすりつける。なんて愛おしいんだろう。なんて、俺は……俺は、ナナオにそんなお礼を言われるような人間じゃないのに。
だって、俺はナナオとセックスしている時、一瞬でもアイツのことを考えて勃起した。最低なんだ、俺。そんなこと、ナナオには言えないけど。
「あっ……ゆきひこくっ……いいっ……おねがい……しますっ……」
しかも、感じやすい敏感すぎるくらい、ちんぽを挿れている時や耳元で囁くだけでも、ぴくん、ぴくんっと体が反応してしまうくらい、エロい身体をしている。さっきまで朝出会ったばかりだとか、色々考えていたがそんな色々な考えをとろとろに溶かすくらい、ナナオの身体は気持ちいい。
「ンっ……あっ、あっ……ゆきっ……ゆきひこくっ……あっ……だめ、きもちっ……あっ……っ」
「ナナオ、可愛い、もっとよがって、もっと、俺のことを求めてっ……」
ナナオの頭を撫でながら、俺は可愛がるように甘やかすようにナナオに腰を打ち付ける。ナナオは、そんな俺に答えるように蕩けた表情でよがる。それがたまらなく愛おしい。ナナオの膣内は、理性をどろどろに溶かし、このままここで人生を果ててもいいと思うくらい、気持ちいい。女とセックスする気は一生なかったが、ナナオとセックスしたら、そんな気は二度と起きないと断言できるくらいに、名器だった。
「あっ……んんっ……あっ……ゆきひこくんのっ……おっきっ……きもちっ……んっ、んっ……」
ナナオは赤子のように俺の背中にしがみついてくる。でも、全然痛くない、抱擁のように優しく、理性のない人間のような抱擁ではない。膣内も、俺と離れそうになるときゅーっと締め付け、俺とずっと繋がっていたいのだと全力で甘えているようだった。可愛い、愛しさがこみあげてくる。こんな気持は初めてだ。
「ナナオ……」
ナナオの顔を見ると、ふわりとした茶髪が一筋小さな開いた口に入ってしまっていた。
「髪の毛食べてる……、ナナオ、可愛いっ……」
「んっ……ゆきひこくっ……あっ……」
俺は、ナナオの頬をなでつつ髪をはらりとはらった。しかし、その時どくん、と心臓が脈打った。俺の血は、心臓から一気にナナオの膣内に挿っている勃起ペニスに集まっていく。
「……っあ、ゆきひこくっ……?」
そっくりだったのだ。驚く程に俺の中学の時に妄想していた“彼”と、表情も、顔も、身体も。まるで今、妄想の中にいるようだ、俺のちんぽは、妄想の中の……。
「……ゆきひこくん……っ、ゆきひこくんっ……っ」
早く動いてと言わんばかりの、ナナオに俺はハッとする。今目の前にいるのは、彼じゃない、いや、アイツじゃ……ない。そう思っているのに、そう思っているのにどうして俺のちんぽはこんなにも……今までにないくらい脈打っているんだ。
「ナナオ……ごめんな」
「……っ……あっ、なんっ……急に激しっ……んんっ、んっ、あっ……あっ」
たまらないくらい可愛い顔で、よがっているナナオは、今日初めて出会ったばかりのオナホドール。首の後ろにはバーコードと、製品番号の070という数字。
でも、そんなことは俺にとってはどうでもよくて、このドロドロのケーキのような甘い妄想の中のような、ふわふわとしたドラッグのような快楽で、今は溺れて居たい。
「……っあ、出して……いっぱい……っ、いっぱいっ……あっ」
俺はナナオを強く抱きしめた。脳がぴりつく恍惚とした感覚に、身を委ねながら。
「ナナオ……出すぞ……っ」
「はいっ……んっ……くださいっ……くださいっ……せいし……っ、せーしいっぱい……っ」
俺は、ナナオに中学の頃からずっと溜まっていたんじゃないかってくらいの白い毒を吐き出した。ナナオは、俺の射精と共にびくびくっと顔を震わせ、俺に強く抱き着いてきた。それも、俺が壊れないように、女が俺に抱き着いてくる程度の力で。そういうことに気づいてしまう俺は、まだ足先だけでも現実に取り残されているのだろうか。
「ナナオ……っ」
「ゆきひこくんっ……っ」
俺とナナオはしばらく繋がったまま、見つめ合った。ナナオからは徐々に表情が失われていく、セックスの熱が冷めていくように。
「ナナオ、ごめんなっ……」
俺は、ナナオの顔を撫でた。俺が撫でたところでナナオの表情は戻ることはない。そんな俺の手を、ナナオは愛おしそうに両手で包み込んだ。
「ゆきひこくんっ……ありがとう、ございます」
犬が飼い主にすりすりと顔をすりつけるように、ナナオは俺の手に顔をすりすりとこすりつける。なんて愛おしいんだろう。なんて、俺は……俺は、ナナオにそんなお礼を言われるような人間じゃないのに。
だって、俺はナナオとセックスしている時、一瞬でもアイツのことを考えて勃起した。最低なんだ、俺。そんなこと、ナナオには言えないけど。
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