異世界に幼なじみと召喚されました。勇者と聖女?らしいです。

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はじまりは・・・

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「ううぅー、イッター。」

「美香ちゃん、大丈夫?」

高校からの帰り道。小山内 美香おさない みかは昼食後から頭痛と闘っていた。
その横には幼なじみの大河内 聖おおこうち しょうが美香の鞄を持ち並んで歩いていた。

2人は同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみで、高校2年になった今でもこうして一緒に帰るくらいには仲が良かった。
普通、幼なじみで高校までずっと一緒となると、お互い両想いなんでしょ?となりそうなものだし、実際2人をよく知らない同級生の中にはそう思ってる者もいるらしい。
しかし、この2人、本当にただの幼なじみである。

「あー、ごめんね聖。荷物持たせて。ッツー!」

「無理して喋らなくていいよ。僕は大丈夫、美香ちゃんのカバン軽いから。」

「ありがとう。でも勘違いしないで!今日はあえての置き勉よ。」

ガンガンする頭を押さえながら美香は自宅へと歩く。美香の家と聖の家は5分も離れていないため、幼なじみの体調不良を心配した聖が自宅までの介抱を申し出た。
フラフラ歩く美香を心配しつつ聖は、自分と美香のカバンを抱え直す。

「美香ちゃん、家に常備薬ある?ないなら病院も付き添うよ?」

普段にない美香の体調不良に聖は心配が尽きない。それもそうだ。生まれてから17年、美香は病気らしい病気をしたことがない、まさに野生児・・・いや健康優良児なのだ。
逆に聖は幼い頃しょっ中体調を崩しており、大変家族や美香を心配させた過去がある。

「いや、大丈夫。寝てりゃ治るって。」

「でも・・・明日まで治らなかったら病院に行きなよ?」

「そうする。」

心配する幼なじみの心境など全く意識にない美香はとにかく横になりたい一心で足を動かす。



しかし・・・

「うわっ!」

「うっ、まぶし!ってイッター!!」

パァアアア_______________

網膜直撃の眩い光が突如をして2人の目の前に現れた。
光はそのまま膨張し2人を覆う。

直後、フッと光は消失した。2人の姿とともに__________


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