36 / 53
第35話 久々の
しおりを挟む
頭痛で目が覚めた。布団は僕の汗を吸い込みバケツの水をこぼしたかのように濡れていた。時刻は深夜3時、僕は水を飲もうとリビングに向かった。そのついでに体温計を古いケースから取り出し脇に挟んだ。
ほんまにしんどいなあ
古い水銀の体温計で熱を計っている3分間、僕は目を瞑り頭痛と闘っていた。3分経ち眠気としんどさからか霞む目を懸命に凝らし、水銀のメモリを見てみた。
38.5度。
久々の高熱に僕は驚いた。すぐにベッドに戻り眠ろうとしたが、ずきんずきんする頭が僕の眠りを妨げる。なんとか眠りにつけたかと思えば、うるさいバイクのエンジン音に起こされた。マフラーを改造して大音量で珍走する暴走族だろう。
バイク好きの僕ですら彼らの考え方を理解できない。
なぜ、うるさくするのか?
なぜ、暴走するのか?
なぜ、バイクのイメージを悪くするのか?
なぜ、なぜ、なぜ、クソが……
イライラとずきんずきんが頭で共鳴し、頭の中の神経は活性化していた。このまま眠れない気がしたので、とりあえずまなみにメールを送った。
「ごめん。今日高熱出たから会われへんわ……」
当然深夜なのですぐに返信が来ることはなく、スマホを枕元に置き仰向けになり目を瞑った。
なんとか眠ることができたが頭痛に度々起こされ、浅い眠りだった。昼前に家の近所にある病院へ向かった。その病院は土曜日も診察しており、昔からお世話になっている病院だ。
ふくよかな医院長に診てもらい薬をもらった。どうやら単なる風邪のようだ。僕はスーパーでスポーツドリンクを買ってから家に帰った。
昨日ほどの頭痛はもうなく、外に出るのはしんどいが、家の中でベッドに横たわりスマホを触るくらいならできる。スマホでニュース記事やブログを見たりしていると、まなみからメールが来た。
「えー大丈夫~?お大事だね」
僕は文字だけ読み返信はしなかった。そのままスマホとともに時間を潰していた。
「まなみ浮気してるで?」
友達から突然メールが来た。
そんなん知ってるわ
「また金髪男?」
僕は友達にそう返信した。しかし、帰ってきたメールは意外なものだった。
「違うで、長身の坊主頭」
金髪男は長身でもなければ坊主頭でもない……誰や?
「どこで見たん?」
「高級住宅街の近くで手繋いでた」
まなみの家やん
「連絡ありがとな」
「いえいえ。すまんな嫌な事伝えて……」
友達も言いづらかったのだろう、メールの文面からは何も悪くないのに申し訳なさそうな友達の顔が浮かぶ。
いったい何人と浮気してるんやろ?
僕はただ、知りたくなった。しかし、本人に聞いても何人と素直に答えるはずがない。何か良い方法はないか?僕はスマホで調べた。
『浮気 見つけ方』
検索すると記事が山ほどあった。色々な記事に目を通したところ、まなみのスマホを見るのが1番良さそうだった。しかし、バレずに見るタイミングを作るのは難しい。
何分か考えているとふと、良いタイミングが頭に浮かんだ。それはというと、まなみは僕が1回果てる度に必ずトイレに行く。以前聞いたところ『それ』をすると尿意を催すらしい。
これだ!
僕はベッドで1人ニヤついた。次まなみと『それ』をした時に決行しよう。僕は最短で行えかつ、多くの情報量を得ることができる方法を何度も頭でシュミレーションした。
そして、決行日を楽しみにしていた。
ほんまにしんどいなあ
古い水銀の体温計で熱を計っている3分間、僕は目を瞑り頭痛と闘っていた。3分経ち眠気としんどさからか霞む目を懸命に凝らし、水銀のメモリを見てみた。
38.5度。
久々の高熱に僕は驚いた。すぐにベッドに戻り眠ろうとしたが、ずきんずきんする頭が僕の眠りを妨げる。なんとか眠りにつけたかと思えば、うるさいバイクのエンジン音に起こされた。マフラーを改造して大音量で珍走する暴走族だろう。
バイク好きの僕ですら彼らの考え方を理解できない。
なぜ、うるさくするのか?
なぜ、暴走するのか?
なぜ、バイクのイメージを悪くするのか?
なぜ、なぜ、なぜ、クソが……
イライラとずきんずきんが頭で共鳴し、頭の中の神経は活性化していた。このまま眠れない気がしたので、とりあえずまなみにメールを送った。
「ごめん。今日高熱出たから会われへんわ……」
当然深夜なのですぐに返信が来ることはなく、スマホを枕元に置き仰向けになり目を瞑った。
なんとか眠ることができたが頭痛に度々起こされ、浅い眠りだった。昼前に家の近所にある病院へ向かった。その病院は土曜日も診察しており、昔からお世話になっている病院だ。
ふくよかな医院長に診てもらい薬をもらった。どうやら単なる風邪のようだ。僕はスーパーでスポーツドリンクを買ってから家に帰った。
昨日ほどの頭痛はもうなく、外に出るのはしんどいが、家の中でベッドに横たわりスマホを触るくらいならできる。スマホでニュース記事やブログを見たりしていると、まなみからメールが来た。
「えー大丈夫~?お大事だね」
僕は文字だけ読み返信はしなかった。そのままスマホとともに時間を潰していた。
「まなみ浮気してるで?」
友達から突然メールが来た。
そんなん知ってるわ
「また金髪男?」
僕は友達にそう返信した。しかし、帰ってきたメールは意外なものだった。
「違うで、長身の坊主頭」
金髪男は長身でもなければ坊主頭でもない……誰や?
「どこで見たん?」
「高級住宅街の近くで手繋いでた」
まなみの家やん
「連絡ありがとな」
「いえいえ。すまんな嫌な事伝えて……」
友達も言いづらかったのだろう、メールの文面からは何も悪くないのに申し訳なさそうな友達の顔が浮かぶ。
いったい何人と浮気してるんやろ?
僕はただ、知りたくなった。しかし、本人に聞いても何人と素直に答えるはずがない。何か良い方法はないか?僕はスマホで調べた。
『浮気 見つけ方』
検索すると記事が山ほどあった。色々な記事に目を通したところ、まなみのスマホを見るのが1番良さそうだった。しかし、バレずに見るタイミングを作るのは難しい。
何分か考えているとふと、良いタイミングが頭に浮かんだ。それはというと、まなみは僕が1回果てる度に必ずトイレに行く。以前聞いたところ『それ』をすると尿意を催すらしい。
これだ!
僕はベッドで1人ニヤついた。次まなみと『それ』をした時に決行しよう。僕は最短で行えかつ、多くの情報量を得ることができる方法を何度も頭でシュミレーションした。
そして、決行日を楽しみにしていた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
せんせいとおばさん
悠生ゆう
恋愛
創作百合
樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。
※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる