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本編
27 涙のアリア (前半セレスside・後半リヒトside)
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体が重い。頭が痛い。叫びすぎたせいか、声が枯れている。
結局、私は抵抗も虚しくリヒトに陵辱されてしまった。
思い出したくもないし、信じたくもないことだが……昨夜、私とリヒトが肉体的に結ばれてしまったことは事実だ。
──今日、俺とお前が繋がったという事実をこの先もずっと忘れるな。
「……っ」
リヒトに言われた言葉を思い出し、思わず枕に突っ伏す。昨夜、彼が言った言葉の数々は私の頭の中を支配し呪縛した。
きっと、私はもう一生弟から逃れられない。元々、リヒトが私を解放するつもりなんかないことはわかっていた。とはいえ……私は心のどこかで「いつかわかってくれる日が来るかもしれない」という淡い期待を抱いていたのだ。
──それでも、お前は俺に欲情していないと言い張るつもりなのか?
「違うっ! あなたに欲情なんかするわけない!」
頭の中で語りかけてくるリヒトに、思わずそう叫び返す。自分以外誰もいない室内に、悲痛な声が響いた。
昨夜リヒトと体を重ねた時、不覚にも私の体は反応してしまった。それを見たリヒトは、嫌だと言いつつも本心では私が彼を欲していると思ったのかもしれない。
「だって……あなたは私の弟だよ? 前世からずっと実の姉弟なのに、そんな風に思えるわけがないでしょう? 私はただ、昔みたいに普通の姉弟として仲良く過ごしたいだけなのに……!」
以前の彼だって、ずっと私を異性として見ていたのだろうから、精神的な部分では今と変わらないのかもしれない。
でも、少なくとも、以前の彼は私が嫌がることを強行するような人間ではなかった。この間だって、私が泣き叫んだらちゃんとやめてくれたのに、どうして……?
リヒトは前世からずっと私を抱きたかったと言っていたけれど……本当に、私を泣かせてまで思いを遂げたかったんだろうか。
「……普通の姉弟に戻りたい」
叶わぬ夢だと頭では理解しつつも、そう願わずにはいられない。
昨夜、リヒトは一晩中ベッドの中で私を抱きしめていた。ショックのあまり涙が止まらない私の頭を、あやすように優しく撫で続けていた。
私が泣き疲れて眠る早朝頃までずっとそうしていたから、きっと彼は一睡もしていないと思う。けれども……リヒトはいつも通り、私に声をかけて仕事に出掛けていった。
返事をしない私を見てリヒトは悲しそうな表情をしていたけれど、今の私の目には彼が『大好きな弟』ではなく『自分を陵辱した酷い男』にしか映らなかったから、反応できないのも仕方がなかった。
「ねえ、どうして!? どうしてこんな酷いことをしたの!? 教えてよ、リヒト! ねえっ……!」
そう叫びながら尋ねてみるが、リヒトは今王都にいるし、仕事中だろうから聞いているかどうかもわからない。
けれども、私は今屋敷にいない弟を責めるように、ひたすらその問いを投げかけ続けた。
◆
「リヒトくん、お疲れさま」
勤務終了と同時に背中を叩かれ声をかけられた。後ろを振り返ると、同僚の男がにこにこと微笑みながら立っていた。
昨日、勤務後に俺を飲み会に誘ってきた男だ。普段断っている俺が珍しく参加をしたから、機嫌がいいのだろうか。
「お疲れさまです」
「いやー、昨日は参加してくれて助かったよ。リヒトくんが参加してくれると、新人達の士気が上がるからね」
昨日は中途採用された新人達の歓迎会だったのだが、なんでも俺に憧れて宮廷魔術師を目指した新人が多かったらしく、上司にどうしても参加して欲しいと頼み込まれてしまった。
「そう言えば……昨日は大丈夫だったかい? 随分、沢山飲んでいたようだけど……」
「ええ、大丈夫ですよ。それに、いつも断ってばかりなので、たまにはああやって羽目を外すのもいいかなと……」
「そうか。それならいいんだけど」
元々、俺はあまり酒に強いほうではない。この男はそれを知っているので、やけに飲んでいる俺を見て不思議に思ったのだろう。
「でも、どうしてあんなに飲んだんだ? 無理をしているようにも見えたけど」
「それは……」
言葉に詰まった俺を見て、同僚の男は首を傾げながら顔を覗き込んできた。
「実は、片思いしている女性がいるんです。その人があまりにも自分に振り向いてくれないから、つい……」
「なるほど。それで、自棄酒ってわけか」
「ええ、まあ」
「それにしても……君に靡かない女なんているんだな。驚いたよ。地位も財産もある良家の生まれで、高い魔力と才能もあって……おまけにその美貌だろう?」
やたらと褒めちぎってくる同僚に、俺は苦笑を返す。靡かなくて当然だ。何しろ、俺の愛する相手は実の姉なのだから。
「でも、そのせいで彼女を泣かせてしまいました。大切で大切で仕方がないのに、気づけばいつも彼女のことを傷付けているんです」
「そうか……でも、縁が切れたわけではないんだろう? それなら、きっと仲直りできるさ」
「そう……ですね」
きっと、彼は精々『好きな人と喧嘩をした』くらいにしか思っていないのだろう。
だが、俺はセレスに対してこれ以上にないほど酷い仕打ちをした。彼女はきっと、この先ずっと俺のことを恨み続けると思う。
でも……それでも、俺はどうしてもセレスと結ばれたかった。酒の力を借りてでも、結ばれたかったのだ。酔ってでもいなければ、きっと拒絶されたことを気にしてしまって事に及べなかっただろう。
酷い仕打ちをした自覚はある。だが、これでもうセレスは一生俺から逃げられない。そう思った途端、安堵感で胸が一杯になり心が満たされた。
たとえセレスが何らかの方法を使って逃亡に成功したとしても、『実の弟と過ちを犯した』という事実は死ぬまで彼女を縛り続けるはずだ。そうなれば、絶対に俺のことを忘れられないだろう。
俺がこの世で最も恐れることは、セレスを失うこととセレスに忘れられることだ。
「まあ、あまり思いつめないほうがいいよ」
帰り支度を済ませて部屋を出ようとした俺に、同僚はそう助言した。
リーヴェの町に着くと、辺りはすっかり夕闇に染まっていた。人気のない道を早足で歩き帰路についていると、不意に自分を呼び止める声が聞こえた。
「お久しぶりです」
「……?」
声がしたほうを振り返ると、前世の親友であり恋敵でもあるネイトがやや剣呑な眼差しで俺を見据えていた。
「ここで待っていれば、あなたに会える気がしたので」
「ああ、なんだ……ネイトさんじゃないですか。どうしたんですか? 僕に何かご用でも?」
「はい。実は、ロゼッタの容態が気になって仕方がなくて……。でも、屋敷を訪ねるのは迷惑かなと思って、ここであなたを待っていたんです」
「そうですか。そこまでうちの使用人を心配して頂いて、感謝します。でも、相変わらず容態が悪いので面会も控えている状態なんです」
「やっぱり、良くならないんですね」
「ええ……」
ネイトはそう答えると、残念そうに眉尻を下げた。
「不躾な質問ですが……ロゼッタは、本当に病気なんですか?」
「……どういう意味ですか?」
「いえ、その……こんなことを言ったら失礼かもしれませんが。僕には、あなたが何か隠し事をしているように思えてならないんですよ。いい加減、本当のことを話してくれませんか? リヒトさん──いや……今は望と呼んだほうがいいか」
「……!」
あまりにも唐突だったため、ネイトが前世の俺の名を口にした途端僅かに動揺してしまった。
だが、慌てる必要はない。彼が俺の正体に勘付くことも想定の範囲内だ。ここは何としても白を切り通したほうがいいだろう。
「ノゾム……? 一体、何の話ですか? 僕の名前は生まれた時からずっと変わっていませんよ」
「やっぱり、その癖は前世と変わらないな」
「癖……?」
「初めて会った時から気になっていたんだ。君は動揺したり、内心怒っていたりする時はいつも腕を組む癖があった。他にも、君が望だと確信した部分は色々あるけどね。……姿形は変わっても、僕はかつての親友をそう簡単に忘れたりしないよ」
ネイトはそう言いながら、ゆっくりと俺のほうに歩いてきた。
──やはり、お前は観察力や洞察力に長けているな。前世からそうだった。
「いきなり、何を言い出すのかと思えば……。前世? そんなものが本当にあるとでも……?」
「勿論、証明なんかできない。でも、僕達三人には確かに共通する記憶が──日本で暮らしていた頃の記憶があるんだ。……そうだろう?」
「いい加減にしてくれませんか? これ以上、馬鹿げた話に付き合っている暇はないんです」
「君は、どうしてもロゼッタから僕を遠ざけたいみたいだけど……そうする理由は、『現世でまだ彼女のことを愛しているから』なんだろ?」
「……」
「教えてくれ、望。ロゼッタは──いや、千鶴は今どうしているんだ?」
ネイトは次々と俺の本心を言い当て、詰め寄ってきた。……最早、彼の目は誤魔化せないか。
結局、私は抵抗も虚しくリヒトに陵辱されてしまった。
思い出したくもないし、信じたくもないことだが……昨夜、私とリヒトが肉体的に結ばれてしまったことは事実だ。
──今日、俺とお前が繋がったという事実をこの先もずっと忘れるな。
「……っ」
リヒトに言われた言葉を思い出し、思わず枕に突っ伏す。昨夜、彼が言った言葉の数々は私の頭の中を支配し呪縛した。
きっと、私はもう一生弟から逃れられない。元々、リヒトが私を解放するつもりなんかないことはわかっていた。とはいえ……私は心のどこかで「いつかわかってくれる日が来るかもしれない」という淡い期待を抱いていたのだ。
──それでも、お前は俺に欲情していないと言い張るつもりなのか?
「違うっ! あなたに欲情なんかするわけない!」
頭の中で語りかけてくるリヒトに、思わずそう叫び返す。自分以外誰もいない室内に、悲痛な声が響いた。
昨夜リヒトと体を重ねた時、不覚にも私の体は反応してしまった。それを見たリヒトは、嫌だと言いつつも本心では私が彼を欲していると思ったのかもしれない。
「だって……あなたは私の弟だよ? 前世からずっと実の姉弟なのに、そんな風に思えるわけがないでしょう? 私はただ、昔みたいに普通の姉弟として仲良く過ごしたいだけなのに……!」
以前の彼だって、ずっと私を異性として見ていたのだろうから、精神的な部分では今と変わらないのかもしれない。
でも、少なくとも、以前の彼は私が嫌がることを強行するような人間ではなかった。この間だって、私が泣き叫んだらちゃんとやめてくれたのに、どうして……?
リヒトは前世からずっと私を抱きたかったと言っていたけれど……本当に、私を泣かせてまで思いを遂げたかったんだろうか。
「……普通の姉弟に戻りたい」
叶わぬ夢だと頭では理解しつつも、そう願わずにはいられない。
昨夜、リヒトは一晩中ベッドの中で私を抱きしめていた。ショックのあまり涙が止まらない私の頭を、あやすように優しく撫で続けていた。
私が泣き疲れて眠る早朝頃までずっとそうしていたから、きっと彼は一睡もしていないと思う。けれども……リヒトはいつも通り、私に声をかけて仕事に出掛けていった。
返事をしない私を見てリヒトは悲しそうな表情をしていたけれど、今の私の目には彼が『大好きな弟』ではなく『自分を陵辱した酷い男』にしか映らなかったから、反応できないのも仕方がなかった。
「ねえ、どうして!? どうしてこんな酷いことをしたの!? 教えてよ、リヒト! ねえっ……!」
そう叫びながら尋ねてみるが、リヒトは今王都にいるし、仕事中だろうから聞いているかどうかもわからない。
けれども、私は今屋敷にいない弟を責めるように、ひたすらその問いを投げかけ続けた。
◆
「リヒトくん、お疲れさま」
勤務終了と同時に背中を叩かれ声をかけられた。後ろを振り返ると、同僚の男がにこにこと微笑みながら立っていた。
昨日、勤務後に俺を飲み会に誘ってきた男だ。普段断っている俺が珍しく参加をしたから、機嫌がいいのだろうか。
「お疲れさまです」
「いやー、昨日は参加してくれて助かったよ。リヒトくんが参加してくれると、新人達の士気が上がるからね」
昨日は中途採用された新人達の歓迎会だったのだが、なんでも俺に憧れて宮廷魔術師を目指した新人が多かったらしく、上司にどうしても参加して欲しいと頼み込まれてしまった。
「そう言えば……昨日は大丈夫だったかい? 随分、沢山飲んでいたようだけど……」
「ええ、大丈夫ですよ。それに、いつも断ってばかりなので、たまにはああやって羽目を外すのもいいかなと……」
「そうか。それならいいんだけど」
元々、俺はあまり酒に強いほうではない。この男はそれを知っているので、やけに飲んでいる俺を見て不思議に思ったのだろう。
「でも、どうしてあんなに飲んだんだ? 無理をしているようにも見えたけど」
「それは……」
言葉に詰まった俺を見て、同僚の男は首を傾げながら顔を覗き込んできた。
「実は、片思いしている女性がいるんです。その人があまりにも自分に振り向いてくれないから、つい……」
「なるほど。それで、自棄酒ってわけか」
「ええ、まあ」
「それにしても……君に靡かない女なんているんだな。驚いたよ。地位も財産もある良家の生まれで、高い魔力と才能もあって……おまけにその美貌だろう?」
やたらと褒めちぎってくる同僚に、俺は苦笑を返す。靡かなくて当然だ。何しろ、俺の愛する相手は実の姉なのだから。
「でも、そのせいで彼女を泣かせてしまいました。大切で大切で仕方がないのに、気づけばいつも彼女のことを傷付けているんです」
「そうか……でも、縁が切れたわけではないんだろう? それなら、きっと仲直りできるさ」
「そう……ですね」
きっと、彼は精々『好きな人と喧嘩をした』くらいにしか思っていないのだろう。
だが、俺はセレスに対してこれ以上にないほど酷い仕打ちをした。彼女はきっと、この先ずっと俺のことを恨み続けると思う。
でも……それでも、俺はどうしてもセレスと結ばれたかった。酒の力を借りてでも、結ばれたかったのだ。酔ってでもいなければ、きっと拒絶されたことを気にしてしまって事に及べなかっただろう。
酷い仕打ちをした自覚はある。だが、これでもうセレスは一生俺から逃げられない。そう思った途端、安堵感で胸が一杯になり心が満たされた。
たとえセレスが何らかの方法を使って逃亡に成功したとしても、『実の弟と過ちを犯した』という事実は死ぬまで彼女を縛り続けるはずだ。そうなれば、絶対に俺のことを忘れられないだろう。
俺がこの世で最も恐れることは、セレスを失うこととセレスに忘れられることだ。
「まあ、あまり思いつめないほうがいいよ」
帰り支度を済ませて部屋を出ようとした俺に、同僚はそう助言した。
リーヴェの町に着くと、辺りはすっかり夕闇に染まっていた。人気のない道を早足で歩き帰路についていると、不意に自分を呼び止める声が聞こえた。
「お久しぶりです」
「……?」
声がしたほうを振り返ると、前世の親友であり恋敵でもあるネイトがやや剣呑な眼差しで俺を見据えていた。
「ここで待っていれば、あなたに会える気がしたので」
「ああ、なんだ……ネイトさんじゃないですか。どうしたんですか? 僕に何かご用でも?」
「はい。実は、ロゼッタの容態が気になって仕方がなくて……。でも、屋敷を訪ねるのは迷惑かなと思って、ここであなたを待っていたんです」
「そうですか。そこまでうちの使用人を心配して頂いて、感謝します。でも、相変わらず容態が悪いので面会も控えている状態なんです」
「やっぱり、良くならないんですね」
「ええ……」
ネイトはそう答えると、残念そうに眉尻を下げた。
「不躾な質問ですが……ロゼッタは、本当に病気なんですか?」
「……どういう意味ですか?」
「いえ、その……こんなことを言ったら失礼かもしれませんが。僕には、あなたが何か隠し事をしているように思えてならないんですよ。いい加減、本当のことを話してくれませんか? リヒトさん──いや……今は望と呼んだほうがいいか」
「……!」
あまりにも唐突だったため、ネイトが前世の俺の名を口にした途端僅かに動揺してしまった。
だが、慌てる必要はない。彼が俺の正体に勘付くことも想定の範囲内だ。ここは何としても白を切り通したほうがいいだろう。
「ノゾム……? 一体、何の話ですか? 僕の名前は生まれた時からずっと変わっていませんよ」
「やっぱり、その癖は前世と変わらないな」
「癖……?」
「初めて会った時から気になっていたんだ。君は動揺したり、内心怒っていたりする時はいつも腕を組む癖があった。他にも、君が望だと確信した部分は色々あるけどね。……姿形は変わっても、僕はかつての親友をそう簡単に忘れたりしないよ」
ネイトはそう言いながら、ゆっくりと俺のほうに歩いてきた。
──やはり、お前は観察力や洞察力に長けているな。前世からそうだった。
「いきなり、何を言い出すのかと思えば……。前世? そんなものが本当にあるとでも……?」
「勿論、証明なんかできない。でも、僕達三人には確かに共通する記憶が──日本で暮らしていた頃の記憶があるんだ。……そうだろう?」
「いい加減にしてくれませんか? これ以上、馬鹿げた話に付き合っている暇はないんです」
「君は、どうしてもロゼッタから僕を遠ざけたいみたいだけど……そうする理由は、『現世でまだ彼女のことを愛しているから』なんだろ?」
「……」
「教えてくれ、望。ロゼッタは──いや、千鶴は今どうしているんだ?」
ネイトは次々と俺の本心を言い当て、詰め寄ってきた。……最早、彼の目は誤魔化せないか。
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