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コノカ
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そう思っていたシティアや蘭だったが、生徒たちの中には結構な数、図太い神経の持ち主がいたようだった。
「何なんだよあれは! アンタ三匹って言ってたじゃねえか!」
そう叫んだのは原野拓次と仲の良かったコウア・シェユと言う青年だ。原野拓次は先の任務で死亡している。
「あら。私は入口付近に三匹程度現れたと言わなかったかしら?」
「ぐっ……ほ、他にいる可能性があるとは言わなかっただろ! さっきの任務で半数が死亡した!」
施設では教師のことを教育係、クラスを部屋と呼ぶ。そして一部屋40人前後と定められているが、この部屋は全員で41人だった。しかし今残っているのは20人である。
「あら、他がいることくらい説明しなくても分かっていることじゃない。寧ろどうしていないと思っていたのかを知りたいわ。さあ、聞いてあげるから話して」
「…………っ」
「あら。話さないのね。いいわ。そのままずっと発言しないことをお勧めするわ」
ス……と蔘が手を上げると、アリシアの手で指し示され発言が許される。
「なぜ合図がなかったんですの?」
「あら。忘れてたわ」
「――ふざけるなッ!!」
そう叫んだのは、教室に帰ってきてからずっと黙り込んでいた頭伎と言う男だった。シティアの前に整列する男だ。
「娘が死んだ……幸が死んだ!!」
「そうね。大勢死んだわ。待ち伏せしている時から油断ばかりしていたものね。ヤル気さえあれば倒せる数だったわ。奇襲ごときでなぜ愚かに慌てふためくのかしら……困ったわ。虫けら共の行動を理解しろだなんて無理難題だわ。でもまだ任務はあるの。死なないように頑張って」
「…………っ」
もはや何を言っても無駄なのだと思い知らされる。この女は自分達を殺すために教育係になったんじゃないかと。
「次の任務は、昔使用されていた施設の本館から指定された資料を回収する事と、施設の滅菌をする事よ」
アリシアの言葉に蓮が反応する。
「滅菌と言うことはまた化け物か」
「ええ。アレは穴を掘るタイプだったけれど、次にどんなタイプなのか何が出てくるのかは分からないわ。ウイルスについて調べていた施設でもあるから中にはウイルスが蔓延している可能性があるの。感染しないよう常に火を絶やさないで頂戴。パートナーと交代制で火を灯して。施設は広いわ。4人1組の計5組のチームで廻って貰おうかしら。資料を見つけるまで帰れないから覚悟しなさい」
アリシアは首を動かさないまま言い放つ。
「今後はチームでの行動が増えると思って頂戴。縦の列が4人になるように5人目からは前に並び直して」
何人死んだかは把握しているらしい。
縦4列、横5列に整列が完了すると、アリシアは5枚の地図を取り出し、それぞれ先頭にいる者達に配った。
「チッ……ちゃんと用意できるのかよ……」
シティアの前の頭伎が呟く。後ろの蘭が「黙ってロ」と注意した。
「施設内の地図よ。私が情報を元に絞った場所に印をつけておいたわ。被らないようにチームの代表達がA棟の中から担当する場所を相談して決めておいて。代表は地図を渡した先頭の方々でいいわ」
「よろしくな、串間っくん!」
頭伎が前の青年の背を叩き、蘭が「黙れと言ったのニ……」と文句を言う。シティアはそれを聞いて、あはは……と苦笑した。
「待て。B棟とC棟にも印が付いているようだがこれはどの部屋が行くんだ?」
蓮の質問に対して、なぜ分からないんだと言わんばかりにアリシアはしれっと答える。
「私に決まってるじゃない」
ひ、一人で――とその場にいた全員が思ったが、口にはしなかった。
彼女一人で充分、それは身に染みて知っていたからだ。
◇◇◇
ウイルスがいるのは基本的に地上だった。地下は地熱を感じるほど深く温かく、ウイルスが好まない環境らしい。昔はマグマエネルギーを使った施設があったとのことだったからその影響もあるのだろう。
そんな旧施設までの道中、見たこともない化け物達に次々と襲われたが、生徒達が手を出す暇もなくアリシアがあっという間に一掃してしまった。
そんな中、蓮が列から離れ、先頭を行くアリシアに並び、アリシアの視線が前方から左隣へ移る。
教室でも食堂でも、この間の依頼の最中でもアシリアの視線は常に前方を向いている。それが自分にだけ向けられる優越感を蓮はこの時から既に覚え始めていた。
蓮は初めて会った時からシティアと同じようにアリシアの瞳に不思議と引き込まれるような感覚がしていた。
教壇の上に立つ彼女の瞳は濃いピンク色だが、近くで見ると瞳の淵は赤く染まって見える。それに加えて透明感のある肌と人形のように可愛らしい顔立ち、人間離れしているそのオーラ。大勢の中にいてもいつも一人でぽつんと突っ立っているようにも見える不思議な女。
蓮はもちろん、自分達に化け物退治が回されないことについて文句を言いに来たのだが……自分を見上げてくるアリシアの麗しい顔に一瞬頬を赤く染めて怯む。
しかしすぐに顔を正常に戻した。
「おいアリシア。俺たちにも回せ」
「いやよ。この森はあなたが思っているより深いし危険なの。施設に着いたらもっといるわ。今回はたった半数じゃ済まないわよ」
「だがいくらお前でもこれだけ炎を扱えば……」
「あら。心配してくれてるの?」
くすくす、と柔らかな笑みを漏らすアリシアに、蓮は激しく心を揺さぶられる。猛烈な衝動を抑え込んで自分の額を押さえた。
「無駄なこと考えてないで列に戻って頂戴」
「…………そう言うところもなかなか……」
「まだ何か用なの?」
「…………何でもない」
蓮は早々に自分の列へと戻っていった。
それを後方の列で見届けていた蘭とシティアは互いに顔を見合わせる。
「いったい何を話してたのかな?」
「蓮兄さん正気か? あいつを姉とは呼びたくないぞ」
「え。どう言う意味?」
「シティアは知らなくていいんだ」
「酷いよ蘭ちゃん。いつもそう言って教えてくれないんだからぁ!」
ぷくっと頬を膨らませて拗ねるシティアに、蘭はにこにこと微笑みを浮かべる。
「シティアもいっつもかわいいナ」
「もうっ蘭ちゃんったらいつもそうなんだから……!」
後列のシティア達の会話は先頭にいるアリシアには聞こえていないのか、聞こえてはいるが注意するのにわざわざ後列に向かうのが面倒くさいのか、道中、彼女たちの会話は止められることはなかった。
アリシアは施設に到着すると、炎で生徒たちの周りを囲んで防御壁を張る。
「守ったのは此処までに力を温存しておく為よ。霧が濃いわね。念のため着火剤は一度に二粒使いなさい。何かあったらすぐに連絡して」
それだけを伝えて炎の防御壁が消され、アリシアは生徒達に背を向けて森の中へと消えていく。
彼女とは別行動になり、生徒達は作戦通りチームごとに行動することとなった。
シティア、蘭、頭伎、串間チームはA棟の6階、611号室~620号室までを調べると決まった。他のチームは3階、4階などに集中したが、6階に上がるのは串間達のチームだけだ。
6階に辿り着くまでに化け物に襲われると言う可能性がどこよりもあり、辿り着いても注意を怠ってはいけないので一番大変だと言えるだろう。きっとアリシアなら屁でもないのだろうが。
シティア、蘭、頭伎、串間は既にボロボロの状態で6階の長い廊下を歩いていた。今は串間が、いつ化け物共が出てきても対応できるように炎を灯す役割を担っている。
大病院ほどの広さはある施設の中でも使用率が高かったと言うA棟、もう本館と言っても過言ではない。
階ごとに1から50号室分の部屋があり、施設の職員達が使う部屋もそれぞれ設けられていた。その中から化け物の巣あるいは主のいる場所を絞りアリシアが示したポイントには、確かに、うじゃうじゃと湧き出てくる数百匹以上の化け物達が壁や床を覆い尽くして蠢いていた。種類もバラバラで攻撃パターンが異なる化け物達。対処法を考えようとすると、頭が追いつかなくなり焦りが生まれる。
これを、アリシアは一人で……
「何なんだよあれは! アンタ三匹って言ってたじゃねえか!」
そう叫んだのは原野拓次と仲の良かったコウア・シェユと言う青年だ。原野拓次は先の任務で死亡している。
「あら。私は入口付近に三匹程度現れたと言わなかったかしら?」
「ぐっ……ほ、他にいる可能性があるとは言わなかっただろ! さっきの任務で半数が死亡した!」
施設では教師のことを教育係、クラスを部屋と呼ぶ。そして一部屋40人前後と定められているが、この部屋は全員で41人だった。しかし今残っているのは20人である。
「あら、他がいることくらい説明しなくても分かっていることじゃない。寧ろどうしていないと思っていたのかを知りたいわ。さあ、聞いてあげるから話して」
「…………っ」
「あら。話さないのね。いいわ。そのままずっと発言しないことをお勧めするわ」
ス……と蔘が手を上げると、アリシアの手で指し示され発言が許される。
「なぜ合図がなかったんですの?」
「あら。忘れてたわ」
「――ふざけるなッ!!」
そう叫んだのは、教室に帰ってきてからずっと黙り込んでいた頭伎と言う男だった。シティアの前に整列する男だ。
「娘が死んだ……幸が死んだ!!」
「そうね。大勢死んだわ。待ち伏せしている時から油断ばかりしていたものね。ヤル気さえあれば倒せる数だったわ。奇襲ごときでなぜ愚かに慌てふためくのかしら……困ったわ。虫けら共の行動を理解しろだなんて無理難題だわ。でもまだ任務はあるの。死なないように頑張って」
「…………っ」
もはや何を言っても無駄なのだと思い知らされる。この女は自分達を殺すために教育係になったんじゃないかと。
「次の任務は、昔使用されていた施設の本館から指定された資料を回収する事と、施設の滅菌をする事よ」
アリシアの言葉に蓮が反応する。
「滅菌と言うことはまた化け物か」
「ええ。アレは穴を掘るタイプだったけれど、次にどんなタイプなのか何が出てくるのかは分からないわ。ウイルスについて調べていた施設でもあるから中にはウイルスが蔓延している可能性があるの。感染しないよう常に火を絶やさないで頂戴。パートナーと交代制で火を灯して。施設は広いわ。4人1組の計5組のチームで廻って貰おうかしら。資料を見つけるまで帰れないから覚悟しなさい」
アリシアは首を動かさないまま言い放つ。
「今後はチームでの行動が増えると思って頂戴。縦の列が4人になるように5人目からは前に並び直して」
何人死んだかは把握しているらしい。
縦4列、横5列に整列が完了すると、アリシアは5枚の地図を取り出し、それぞれ先頭にいる者達に配った。
「チッ……ちゃんと用意できるのかよ……」
シティアの前の頭伎が呟く。後ろの蘭が「黙ってロ」と注意した。
「施設内の地図よ。私が情報を元に絞った場所に印をつけておいたわ。被らないようにチームの代表達がA棟の中から担当する場所を相談して決めておいて。代表は地図を渡した先頭の方々でいいわ」
「よろしくな、串間っくん!」
頭伎が前の青年の背を叩き、蘭が「黙れと言ったのニ……」と文句を言う。シティアはそれを聞いて、あはは……と苦笑した。
「待て。B棟とC棟にも印が付いているようだがこれはどの部屋が行くんだ?」
蓮の質問に対して、なぜ分からないんだと言わんばかりにアリシアはしれっと答える。
「私に決まってるじゃない」
ひ、一人で――とその場にいた全員が思ったが、口にはしなかった。
彼女一人で充分、それは身に染みて知っていたからだ。
◇◇◇
ウイルスがいるのは基本的に地上だった。地下は地熱を感じるほど深く温かく、ウイルスが好まない環境らしい。昔はマグマエネルギーを使った施設があったとのことだったからその影響もあるのだろう。
そんな旧施設までの道中、見たこともない化け物達に次々と襲われたが、生徒達が手を出す暇もなくアリシアがあっという間に一掃してしまった。
そんな中、蓮が列から離れ、先頭を行くアリシアに並び、アリシアの視線が前方から左隣へ移る。
教室でも食堂でも、この間の依頼の最中でもアシリアの視線は常に前方を向いている。それが自分にだけ向けられる優越感を蓮はこの時から既に覚え始めていた。
蓮は初めて会った時からシティアと同じようにアリシアの瞳に不思議と引き込まれるような感覚がしていた。
教壇の上に立つ彼女の瞳は濃いピンク色だが、近くで見ると瞳の淵は赤く染まって見える。それに加えて透明感のある肌と人形のように可愛らしい顔立ち、人間離れしているそのオーラ。大勢の中にいてもいつも一人でぽつんと突っ立っているようにも見える不思議な女。
蓮はもちろん、自分達に化け物退治が回されないことについて文句を言いに来たのだが……自分を見上げてくるアリシアの麗しい顔に一瞬頬を赤く染めて怯む。
しかしすぐに顔を正常に戻した。
「おいアリシア。俺たちにも回せ」
「いやよ。この森はあなたが思っているより深いし危険なの。施設に着いたらもっといるわ。今回はたった半数じゃ済まないわよ」
「だがいくらお前でもこれだけ炎を扱えば……」
「あら。心配してくれてるの?」
くすくす、と柔らかな笑みを漏らすアリシアに、蓮は激しく心を揺さぶられる。猛烈な衝動を抑え込んで自分の額を押さえた。
「無駄なこと考えてないで列に戻って頂戴」
「…………そう言うところもなかなか……」
「まだ何か用なの?」
「…………何でもない」
蓮は早々に自分の列へと戻っていった。
それを後方の列で見届けていた蘭とシティアは互いに顔を見合わせる。
「いったい何を話してたのかな?」
「蓮兄さん正気か? あいつを姉とは呼びたくないぞ」
「え。どう言う意味?」
「シティアは知らなくていいんだ」
「酷いよ蘭ちゃん。いつもそう言って教えてくれないんだからぁ!」
ぷくっと頬を膨らませて拗ねるシティアに、蘭はにこにこと微笑みを浮かべる。
「シティアもいっつもかわいいナ」
「もうっ蘭ちゃんったらいつもそうなんだから……!」
後列のシティア達の会話は先頭にいるアリシアには聞こえていないのか、聞こえてはいるが注意するのにわざわざ後列に向かうのが面倒くさいのか、道中、彼女たちの会話は止められることはなかった。
アリシアは施設に到着すると、炎で生徒たちの周りを囲んで防御壁を張る。
「守ったのは此処までに力を温存しておく為よ。霧が濃いわね。念のため着火剤は一度に二粒使いなさい。何かあったらすぐに連絡して」
それだけを伝えて炎の防御壁が消され、アリシアは生徒達に背を向けて森の中へと消えていく。
彼女とは別行動になり、生徒達は作戦通りチームごとに行動することとなった。
シティア、蘭、頭伎、串間チームはA棟の6階、611号室~620号室までを調べると決まった。他のチームは3階、4階などに集中したが、6階に上がるのは串間達のチームだけだ。
6階に辿り着くまでに化け物に襲われると言う可能性がどこよりもあり、辿り着いても注意を怠ってはいけないので一番大変だと言えるだろう。きっとアリシアなら屁でもないのだろうが。
シティア、蘭、頭伎、串間は既にボロボロの状態で6階の長い廊下を歩いていた。今は串間が、いつ化け物共が出てきても対応できるように炎を灯す役割を担っている。
大病院ほどの広さはある施設の中でも使用率が高かったと言うA棟、もう本館と言っても過言ではない。
階ごとに1から50号室分の部屋があり、施設の職員達が使う部屋もそれぞれ設けられていた。その中から化け物の巣あるいは主のいる場所を絞りアリシアが示したポイントには、確かに、うじゃうじゃと湧き出てくる数百匹以上の化け物達が壁や床を覆い尽くして蠢いていた。種類もバラバラで攻撃パターンが異なる化け物達。対処法を考えようとすると、頭が追いつかなくなり焦りが生まれる。
これを、アリシアは一人で……
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