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ヴァラヴォルフ
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ティーネはルビーを見たことがなかった。
それでも彼女の瞳がルビーだと思ったのは、宝石のように美しかったからだ。
赤い宝石はルビーだと、鵺トや母親に聞いたことがあった。
その頃、ティーネはあのルビーの瞳の女の子を発見していた。あの湖の近くの花畑に彼女は佇んでいた。
「見つけたぞ!」
「あら。貴方は……」
「まさか島を一周するとは思わなかった。ここで待ってればよかった」
「私を探していたの?」
「聞きたいんだウイルスについて!」
「いいわよ」
あっさりと返事が返ってきてティーネは少し戸惑う。深呼吸をして落ち着いてから、尋ねた。
「ウイルスはどこから発生している」
「発生源はいくつもあるわ。感染者の中でももっとも重症な者達が発生源となるの」
「近くにいるだけで感染するのか」
「いいえ。虫よ。ウイルスと私たちが呼んでいるモノの正体は虫。彼らは人型のものにしか入り込もうとしないの」
「入り込む?」
「そうよ。成れの果てとは虫の巣になった者達のことを言うの」
ティーネは少し考える素振りを見せてから、あの悲しい記憶を引き出す。
「お母様が亡くなった。なんでなのか分からない。お母さんはウイルスに感染しないはずなんだ」
「恐らく虫ね。虫を体中に詰め込むか、血管や内臓、心臓なんか特にいいわ、そこに虫をたくさん入らせることが出来れば、血液の循環がなくて死亡するわ。それか……いえ、なんでもないの。お気の毒に……今の話大丈夫だった?」
「心配してくれてありがとう。真実は分からないが、可能性を知れて良かった。感謝する」
「感謝なんて要らないわ。他に質問は?」
彼女にウイルスについて問い質している最中に気が付いた。彼女はいつも一人で行動しているのに傷一つ付いていない。
「あの……どうして」
そのことについて質問する前に彼女は言った。
「あら。ごめんなさい。仕事があるの。もう行かなくちゃ」
彼女が去ってすぐに。
ティーネは異変を察知し、その方角へ走った。走った先で、ティーネは成れの果て達に囲まれてしまう。
拠点の近くのため、みんなが襲われているのかも……!
とティーネは心配し、早く先に行きたいと考えるも、彼女は以前の変身がトラウマになり狼に変身することが出来ない。
そんな彼女に成れの果て共は飛び掛かって来た。
「うわああああああっ」
絶体絶命のピンチだったその時、あの女の子の瞳のように真っ赤な炎が成れの果て達を包んだ。
そして、宙に浮かび、月下でルビーの瞳を輝かせるその少女を見てしまった。
「お前が炎の魔王だったのか……?」
ティーネの問いかけは彼女には聞こえていなかった。
相手がティーネに気が付き、ティーネの表情から察し、やっと彼女は問いかけに答える。
「そうよ。そう呼ばれているの」
ティーネは眉を下げ、見上げていた少女から目を離し、俯く。
「……ごめんなさい」
ティーネは両手で顔を覆い、涙を流す。その姿に炎の魔王は目を真ん丸にして驚いた。
「……ありがとう」
ティーネが感謝すると炎の魔王は身体が驚きに震えた。
「わたし……まだ仕事があるのよ」
彼女はそう言ってティーネに背を向けて去っていった。
ティーネは思った。【彼女だけに苦しみを押し付けられない】と。
ティーネは炎の魔王を追って走った。
◇◇◇
鵺トと躾は銀杏たち以外の集団と合流し、成れの果て退治に勤しんだ。しかし何度倒しても這い上がってくる化け物相手に躾達は疲労を見せていた。
「俺が歌を……」
鵺トがそう言って歌い出す。
滅びが来た
我々の滅び
滅びの歌を歌おう
余話の余興となりすまし
滅びを願って歌おう
滅びの歌を歌おう
「はぁ……はぁ」
「やめろ。ずっと歌い続けたってこいつらは死なない」
「じゃあどうすれば……」
「ティーネがいれば……」
「あの子にこんな奴らを食わせてたまるか……!!」
どんどん狂暴化していく成れの果て達を見てそう言うと、躾がぐっと唇を噛み締めたのを見て鵺トはハッとする。
「ごめん。君の家族だった人たちに」
「そうだ。家族だった人たちだ」
躾はそう言って覚悟を決めたように、銀杏達ではなくこちらを追いかけてきていた導の前に立ち塞がった。
「躾!」
「親父! もう同胞は俺しか残ってない……! みんなあんたの手下に戻りたかったみたいでな! だけど俺はそうならない。親父を倒して大切なモノを守ってみせる!」
「君にティーネはあげないよ?」
「うるさい!! ならお前でいい!」
「僕も君でいいや」
鵺トは歌を歌う、今度は物騒な歌ではなく、自分の母親代わりの女性を思った優しさのある歌だった。
敵の動きが鈍くなり、凶暴性もなくなる。それほどまでに、美しい歌声だった。
躾が炎のように真っ赤な毛の狼に変身して飛び出し、それを導が穏やかに、じゃれ合うように軽々と薙ぎ払う。躾の背は木を何本も破壊していく。
それでも躾は立ち上がり、導へと向かっていく。
そう。躾の手で安らかに眠らせてあげたかった。鵺トも躾も。そう思ったから協力し合った、なのに。
炎の魔王は現れる。
父親の叫び声と炎の声と、どちらの声なのか分からなくなるくらい、多くの声が上がっていた。それに加えて、一緒に戦っていた集団にもその炎の被害が及んだ。
初めて見る炎の魔王はそれはそれは美しかった。
この世のものとは思えない美貌を持つ少女だった。
だが、躾も國哦伐家も閻夏供家も皆彼女を憎み、恨み、殺したがった。
それほど残酷な光景を見せつけられたからだった。
炎から逃げてきたのか、真黒と銀杏と成が地面を走ってきているのが見える。山火事が起きている今、木の上にいたら危険だと思ったのだろう。
彼女達は炎の魔王の操る炎に追われた。成が振り返り、銀杏の胸をどんっと押した。彼女は胃腸を盾にして生き延びた。炎はもう追ってはこなかったが、それを見ていた真黒は成の髪を引っ掴んで地面に叩きつけた。
「なあああありいいいいいいいいい!!」
「は、離して!!」
「銀杏姉さんをよくも、よくもおおおおお!!」
成は炎の中で真黒に瀕死になるまで殴られ続けた。
絶望の中。
ティーネは鵺トと再会していた。
「ティーネ!」
「鵺ト!」
鵺トに抱きしめられ、ティーネは真っ赤になって暴れる。
「あの子を止めないと!」
今度は自分も抱き着きながらそう言うと、躾に振り返った。
「三人で――…………躾?」
躾は突っ立ったまま動かなかった。
いや、動けないのだ。
何もかもを飲み込んでいく炎が、恐ろしくて。
躾はルビーの、赤い瞳と対峙していた。
彼女ソノモノが恐ろしい女神に見えて動けなかった。
ティーネも炎の魔王の姿を見て何も出来ないと気付き、心の中で嘆いた。
山火事で拠点も仲間も失った。
絶望の淵に立たされていたその時、1本の白い水が一直線に炎に延ばされ打つかっていく姿が見えた。それは2本3本と増え、炎を倒していく。
炎の魔王はそれをきっかけに姿を消し、代わりにやって来たのは能力協会と言う化け物を保護する団体だった。
化け物と言っても、ヴァラヴォルフやリョウゲの人型を保った化け物達だ。
「船が用意してある! 船に乗り込め!」
と何人もの協会員が伝えてきて、みんなが【助かるんだ】と希望の方へと走った。
船の上に全員が避難したとき、協会員たちも避難した。
もう山火事は手が出せないところまで来ている。たった数十人の消火活動で消化できないのは仕方がない。
鵺トはそう思った。
船の上の鵺トとティーネに近づく者がいた。
その者は、彼らにセイナの所在を聞く。
ティーネは首飾りを外して、その者に渡す。
その意味が分かっていない相手に、鵺トは目を潤ませた。
「お母さんは死にました」
そう告げたとたん、その者は涙を流して戸惑った。
言葉の意味を噛みしめ、次に自分達を抱きしめた。
鵺トは彼を知っていた。本当の血のつながった兄の友人だったからだ。この世界に存在していていいのかも分からなような迚も美しい青年だった。
そんな彼の泣き声が、ティーネに伝わり、鵺トにも伝わった。安心させる抱擁が苦しかった日々を思い出させる。
躾にはそんなことをしてくれる相手さえいなかった。
だから鵺トが頼んだのだ。
その者は鵺トとティーネを連れて、彼のことも抱きしめた。
それでも彼女の瞳がルビーだと思ったのは、宝石のように美しかったからだ。
赤い宝石はルビーだと、鵺トや母親に聞いたことがあった。
その頃、ティーネはあのルビーの瞳の女の子を発見していた。あの湖の近くの花畑に彼女は佇んでいた。
「見つけたぞ!」
「あら。貴方は……」
「まさか島を一周するとは思わなかった。ここで待ってればよかった」
「私を探していたの?」
「聞きたいんだウイルスについて!」
「いいわよ」
あっさりと返事が返ってきてティーネは少し戸惑う。深呼吸をして落ち着いてから、尋ねた。
「ウイルスはどこから発生している」
「発生源はいくつもあるわ。感染者の中でももっとも重症な者達が発生源となるの」
「近くにいるだけで感染するのか」
「いいえ。虫よ。ウイルスと私たちが呼んでいるモノの正体は虫。彼らは人型のものにしか入り込もうとしないの」
「入り込む?」
「そうよ。成れの果てとは虫の巣になった者達のことを言うの」
ティーネは少し考える素振りを見せてから、あの悲しい記憶を引き出す。
「お母様が亡くなった。なんでなのか分からない。お母さんはウイルスに感染しないはずなんだ」
「恐らく虫ね。虫を体中に詰め込むか、血管や内臓、心臓なんか特にいいわ、そこに虫をたくさん入らせることが出来れば、血液の循環がなくて死亡するわ。それか……いえ、なんでもないの。お気の毒に……今の話大丈夫だった?」
「心配してくれてありがとう。真実は分からないが、可能性を知れて良かった。感謝する」
「感謝なんて要らないわ。他に質問は?」
彼女にウイルスについて問い質している最中に気が付いた。彼女はいつも一人で行動しているのに傷一つ付いていない。
「あの……どうして」
そのことについて質問する前に彼女は言った。
「あら。ごめんなさい。仕事があるの。もう行かなくちゃ」
彼女が去ってすぐに。
ティーネは異変を察知し、その方角へ走った。走った先で、ティーネは成れの果て達に囲まれてしまう。
拠点の近くのため、みんなが襲われているのかも……!
とティーネは心配し、早く先に行きたいと考えるも、彼女は以前の変身がトラウマになり狼に変身することが出来ない。
そんな彼女に成れの果て共は飛び掛かって来た。
「うわああああああっ」
絶体絶命のピンチだったその時、あの女の子の瞳のように真っ赤な炎が成れの果て達を包んだ。
そして、宙に浮かび、月下でルビーの瞳を輝かせるその少女を見てしまった。
「お前が炎の魔王だったのか……?」
ティーネの問いかけは彼女には聞こえていなかった。
相手がティーネに気が付き、ティーネの表情から察し、やっと彼女は問いかけに答える。
「そうよ。そう呼ばれているの」
ティーネは眉を下げ、見上げていた少女から目を離し、俯く。
「……ごめんなさい」
ティーネは両手で顔を覆い、涙を流す。その姿に炎の魔王は目を真ん丸にして驚いた。
「……ありがとう」
ティーネが感謝すると炎の魔王は身体が驚きに震えた。
「わたし……まだ仕事があるのよ」
彼女はそう言ってティーネに背を向けて去っていった。
ティーネは思った。【彼女だけに苦しみを押し付けられない】と。
ティーネは炎の魔王を追って走った。
◇◇◇
鵺トと躾は銀杏たち以外の集団と合流し、成れの果て退治に勤しんだ。しかし何度倒しても這い上がってくる化け物相手に躾達は疲労を見せていた。
「俺が歌を……」
鵺トがそう言って歌い出す。
滅びが来た
我々の滅び
滅びの歌を歌おう
余話の余興となりすまし
滅びを願って歌おう
滅びの歌を歌おう
「はぁ……はぁ」
「やめろ。ずっと歌い続けたってこいつらは死なない」
「じゃあどうすれば……」
「ティーネがいれば……」
「あの子にこんな奴らを食わせてたまるか……!!」
どんどん狂暴化していく成れの果て達を見てそう言うと、躾がぐっと唇を噛み締めたのを見て鵺トはハッとする。
「ごめん。君の家族だった人たちに」
「そうだ。家族だった人たちだ」
躾はそう言って覚悟を決めたように、銀杏達ではなくこちらを追いかけてきていた導の前に立ち塞がった。
「躾!」
「親父! もう同胞は俺しか残ってない……! みんなあんたの手下に戻りたかったみたいでな! だけど俺はそうならない。親父を倒して大切なモノを守ってみせる!」
「君にティーネはあげないよ?」
「うるさい!! ならお前でいい!」
「僕も君でいいや」
鵺トは歌を歌う、今度は物騒な歌ではなく、自分の母親代わりの女性を思った優しさのある歌だった。
敵の動きが鈍くなり、凶暴性もなくなる。それほどまでに、美しい歌声だった。
躾が炎のように真っ赤な毛の狼に変身して飛び出し、それを導が穏やかに、じゃれ合うように軽々と薙ぎ払う。躾の背は木を何本も破壊していく。
それでも躾は立ち上がり、導へと向かっていく。
そう。躾の手で安らかに眠らせてあげたかった。鵺トも躾も。そう思ったから協力し合った、なのに。
炎の魔王は現れる。
父親の叫び声と炎の声と、どちらの声なのか分からなくなるくらい、多くの声が上がっていた。それに加えて、一緒に戦っていた集団にもその炎の被害が及んだ。
初めて見る炎の魔王はそれはそれは美しかった。
この世のものとは思えない美貌を持つ少女だった。
だが、躾も國哦伐家も閻夏供家も皆彼女を憎み、恨み、殺したがった。
それほど残酷な光景を見せつけられたからだった。
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成は炎の中で真黒に瀕死になるまで殴られ続けた。
絶望の中。
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「ティーネ!」
「鵺ト!」
鵺トに抱きしめられ、ティーネは真っ赤になって暴れる。
「あの子を止めないと!」
今度は自分も抱き着きながらそう言うと、躾に振り返った。
「三人で――…………躾?」
躾は突っ立ったまま動かなかった。
いや、動けないのだ。
何もかもを飲み込んでいく炎が、恐ろしくて。
躾はルビーの、赤い瞳と対峙していた。
彼女ソノモノが恐ろしい女神に見えて動けなかった。
ティーネも炎の魔王の姿を見て何も出来ないと気付き、心の中で嘆いた。
山火事で拠点も仲間も失った。
絶望の淵に立たされていたその時、1本の白い水が一直線に炎に延ばされ打つかっていく姿が見えた。それは2本3本と増え、炎を倒していく。
炎の魔王はそれをきっかけに姿を消し、代わりにやって来たのは能力協会と言う化け物を保護する団体だった。
化け物と言っても、ヴァラヴォルフやリョウゲの人型を保った化け物達だ。
「船が用意してある! 船に乗り込め!」
と何人もの協会員が伝えてきて、みんなが【助かるんだ】と希望の方へと走った。
船の上に全員が避難したとき、協会員たちも避難した。
もう山火事は手が出せないところまで来ている。たった数十人の消火活動で消化できないのは仕方がない。
鵺トはそう思った。
船の上の鵺トとティーネに近づく者がいた。
その者は、彼らにセイナの所在を聞く。
ティーネは首飾りを外して、その者に渡す。
その意味が分かっていない相手に、鵺トは目を潤ませた。
「お母さんは死にました」
そう告げたとたん、その者は涙を流して戸惑った。
言葉の意味を噛みしめ、次に自分達を抱きしめた。
鵺トは彼を知っていた。本当の血のつながった兄の友人だったからだ。この世界に存在していていいのかも分からなような迚も美しい青年だった。
そんな彼の泣き声が、ティーネに伝わり、鵺トにも伝わった。安心させる抱擁が苦しかった日々を思い出させる。
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