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バシリアス ※BL
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気づくと、声を張り上げて、陳列棚に隠れた彼を全速力で追いかけていた。
初めて、目が合った。
何て、美しい瞳だろうか。
闇に囚われたような感覚に、自然と動悸が速くなる。
そう、ごく自然に、あの美しい微笑みに心を奪われてしまった。
「えッ!?」
陳列棚を曲がったとたん、特異な美青年が目に入る。近距離で彼を見るのは初めてで、そして、ここにいた事実に驚きのあまり目を見張る。全力疾走の勢いのまま足が止められず、彼の胸に飛び込んだ。
「ぎゃッ!?」
堅いと思われた胸は以外と柔らかくて、故意ではないが顔を埋めたとたん、花の香りの良い匂いがして、蕩けたように彼の胸へ沈み込んだ。鼻がすぅっと自然に匂いを求める。香気に酔い、匂いを嗅ぐ事に耽溺していると、そっと背中に手を回される。
「わっ!?」
心臓がドクンッと危険を知らせるように大きく鳴ったものだから、慌てて離れる。
忙しく手を動かしたまま彼を見上げると、愛らしい愁眉が目に付いた。
「大丈夫?」
「あ、はいっ!! す、すみませんでした……っ!」
「気にしないで」
額に変な汗が湧いて、相当ビックリしたのか、心臓はバクバクと鳴り続けている。
たぶん、背に手を回したのは、支えようとしてくれたからだろう。
そんな事より、初めて会話した。
今思えば、声を聞いたのも初めてだ。
な、何か話題を──……
「ど、どうしてここに……っ?」
「えっと……食材を買いに」
彼は困ったように眉を下げて首を傾げる。
そ、そりゃそうだ。食品売り場にいるのだから当たり前だ。
だ、だが俺が聞いたのは
〝俺の声が聞こえていて、ここで待っていたのですか?〟
と言う事であって。
――まあ、それは誤解だったと言う事が今判明したのだけど。
彼の前の陳列棚に菓子コーナーがある。多分これを見ていたのだろう。
──い、いや、だけど、このままじゃ、まるで俺が馬鹿みたいじゃないか。
いや、変人か?
一時匂いを嗅いでいた訳だし……。
あんなにあからさまに胸に顔を埋めて匂いを嗅げば、周りの目から見てもバレるだろうし……。
人生最大と言えるくらい焦っていた──だからと言って、匂いを嗅いでいた羞恥とか、そんな安いもんで焦っていた訳じゃない。
──彼の、声が、
「……キミは、電話をしてくれた子かな?」
──電話の相手と全く同じだったからだ。
電子音でない彼の本当の声──メロディを奏でるような柔らかい声に、聞き惚れていると、そっと頬を撫でられ、彼の端正な顔が近寄る。
キスされそうな程近い距離に、緊張のせいか身体が震える。
背筋に汗が流れた。更に顔が近づいてきて、離れようとすれば、腰を捕まえられる。唇同士が、ゆっくりと接近する。
こんな時でも彼の長い睫毛が伏せられる動作に見惚れてしまう。伏せられたまま開かない事が、不思議でならないけれど。
残り1センチもない距離で更に迫られ、自分の唇に彼の熱い吐息が掛かる。意を決して、ぎゅっと目を瞑って、自分の唇を突き出した────……
「……ん? あれ?」
──けれど、求めた感触は感じられなかった。恐る恐る目を開けると、彼は片手にスナック菓子を持ちながら、もう片方の手元にある刺身のパックを見つめていた。
「──キス……は?」
「ん? ……ああ、美味しそうだよね」
「え……!?」
バッと自分の口を両手で塞ぐ。そんな茄遊矢の様子を眺めながら不思議そうに首を傾げて言った。
「でも、まだ食べた事はないんだ。兄さんがマグロばっかり食べたがるものだから」
「……マグロ?」
──ん、あれ? まさか、また変な勘違いをしてしまったのだろうか。
「うん。魚の名前だよ、知らない?」
「い、いえ、知ってます」
茄遊矢の答えを聞いていたのか、いなかったのか、彼が急に楽しそうに語り始めた。
「これはメバチマグロ、脂質が少なくてあっさりしてるんだって。それにしても、こんなに質の悪いメバチさんは、国外じゃ売られてないだろうけどね。多分国外の残り物か、ある程度日が経った物のどちらかだろう。兄さんがそれでもいいから食べたいと言うんだ。国外から最高級の品を買ってあげると言うのに、いらないの一点張りさ。もし買っても俺一人で食えだなんて言うんだよ? だから、もう一人ぐらい家に居てくれたら、クロマグロかミナミマグロか、おいっしいマグロさんが食べられると思って」
「メバチマグロは質が悪いんですか?」
「え? 違う違うっ! このスーパーに並んでる魚は全部質が悪いって事だよ。魚だけじゃないけどね。殆ど全部腐り掛けてる」
「え、ま、まさか卵もですか……!?」
「そう言えばいつも買ってるよね、臭いなぁとは思ってたけど、大丈夫だった?」
見ていたのか。
「いつもトイレにはご無沙汰になって、おりましたが……」
そう言えば、この人を追いかける時に手に持っていたパックは卵コーナーに置いてきてしまった。
「でも、何で質の良し悪しが分かるんですか?」
「新鮮なモノは家で捕れるからね。兄さんが捌いてくれるんだ」
「捕れる……? 家で、ですか?」
「うん。家の庭で」
──〝建物内の掃除兼庭の植物の世話〟と言うチラシの内容を思い出し、鞄からチラシと手帳を取り出す。
ペンを持って、走り書きのスタンバイをする。
「あ、あの、建物ってどれくらいの大きさなんですか、庭の広さは? 助手って、お世話って? 場所は何処なんですか、時間帯は? いつから働けば────」
言い終わる前に、唇にキスをされた。もちろん、人差し指で。
それくらい色っぽい。
「落ち着いて」
自分の唇に触れた指先に、ちゅっとキスをされて、ボンッと蒸気が出そうなくらい顔に熱気が溜まる。なんだ今のは。からかわれているのか。いやいや、考え過ぎだ。多分、深い意味は無いだろう。
震えが来る程男前な癖に仕草がいちいち妖艶でドキドキしてしまう。
「大きさとか広さとか、面倒な事は見てから決めてよ。百聞は一見にしかずって言うでしょ? まあ、時間帯なら答えられるだろうけど、働く事になったら伝えるから」
「お、俺は今招待されているんですか?」
「うん。建物って言うのは我が家と周辺一帯の建物の事だから」
「じゃ、じゃあ助手って言うのは?」
「俺、医者なんだ。色んな研究もしてるし、知識が無くても道具渡してくれるだけで構わないし、興味があるなら一緒に研究してくれてもいいよ」
──医者と聞けばお金持ちと言う考えはここでは通用しない。
何故なら、皆健康であるから病院事態が必要ないのだ。
まあ、時々風邪を引いたり緑龍子を吸いすぎて副作用を起こす者もいたりするが、緑龍子の影響か、風邪は放って置けば治るし、副作用は何と言っても緑龍子事態が何なのか分からない為、治療が出来る医者がいないのだ。
けれど、彼は研究している──つまり彼が〝研究者〟なら、緑龍子の正体を突き止めて欲しいと、他国から研究費の支援がガッポガッポ入ってくる。それもかなり莫大な費用が。そうと決まれば彼がかなりの金持ちなのは納得がいくし、あの時給も納得がいく。涎を拭い、彼を拝んでいると、その手を彼の両手に包み込まれ、何だか恥ずかしくて頬が熱くなる。
「この後の予定は?」
「ゆ、夕飯を作ります……。独り暮らしなので……」
羞恥をごまかそうと頭を掻くと、握られたままだったもう片方の手に指が絡められ手を繋がれる。所謂恋人繋ぎと言う奴だ。
「え、あ、あの……っ」
指をパタパタ動かしていると、更に強く握られて、妙な気分になった。
何で手を繋ぐくらいで動揺しているんだろう、俺は。
ルイスとは肩を組んだり抱き締め合ったり頬に別れのキスをしたりするじゃないか。
こんな事で、こんな事で混乱してどうする。
──いや、まず、何故手を繋ぐ必要があるんだ!?
「ご馳走するから家においで」
「は、はい……」
柔らかい声と微笑みを向けられ、魅了されてしまう。
いつの間にかしてしまった返事にも後悔はない。
彼の毎日食べていると言う新鮮な食事とは、どんなものなのだろう。
しかも、タダ飯と来た。
ジュルリと涎を吸い上げると、手を引かれ、店の外へと連れ出された。
男同士で手を繋いでいるからか、自分の髪のせいか、……それとも、彼の美しい容姿のせいか……
──俺達の髪の色に、注目を集めているのか、知らないけれど、居たたまれない。手を離そうとすれば、〝逃がさない〟とでも言われんばかりにより一層強く握られる。
「離したらダメだよ。迷子になっちゃう」
「え?」
俺は生まれて17年ここで暮らして来ているんだ。もう庭みたいなモノなのに、何を言ってるんだこの人は。
「いいから離さないで。キミの知らない道を高速で通らなくちゃならないんだ」
──な、に? 俺に、知らない道があると? ──と言うか今、彼は心をよんだのか?
「顔に出てるよ」
彼はふっと笑って、茄遊矢の頭を撫でる。
何だろう、この人といると、幸せな気分になれる。この人に触れられると、胸が高鳴って、もっと触れて欲しいと思ってしまう。
もしかして、まさか、一目、惚れ……
初めて、目が合った。
何て、美しい瞳だろうか。
闇に囚われたような感覚に、自然と動悸が速くなる。
そう、ごく自然に、あの美しい微笑みに心を奪われてしまった。
「えッ!?」
陳列棚を曲がったとたん、特異な美青年が目に入る。近距離で彼を見るのは初めてで、そして、ここにいた事実に驚きのあまり目を見張る。全力疾走の勢いのまま足が止められず、彼の胸に飛び込んだ。
「ぎゃッ!?」
堅いと思われた胸は以外と柔らかくて、故意ではないが顔を埋めたとたん、花の香りの良い匂いがして、蕩けたように彼の胸へ沈み込んだ。鼻がすぅっと自然に匂いを求める。香気に酔い、匂いを嗅ぐ事に耽溺していると、そっと背中に手を回される。
「わっ!?」
心臓がドクンッと危険を知らせるように大きく鳴ったものだから、慌てて離れる。
忙しく手を動かしたまま彼を見上げると、愛らしい愁眉が目に付いた。
「大丈夫?」
「あ、はいっ!! す、すみませんでした……っ!」
「気にしないで」
額に変な汗が湧いて、相当ビックリしたのか、心臓はバクバクと鳴り続けている。
たぶん、背に手を回したのは、支えようとしてくれたからだろう。
そんな事より、初めて会話した。
今思えば、声を聞いたのも初めてだ。
な、何か話題を──……
「ど、どうしてここに……っ?」
「えっと……食材を買いに」
彼は困ったように眉を下げて首を傾げる。
そ、そりゃそうだ。食品売り場にいるのだから当たり前だ。
だ、だが俺が聞いたのは
〝俺の声が聞こえていて、ここで待っていたのですか?〟
と言う事であって。
――まあ、それは誤解だったと言う事が今判明したのだけど。
彼の前の陳列棚に菓子コーナーがある。多分これを見ていたのだろう。
──い、いや、だけど、このままじゃ、まるで俺が馬鹿みたいじゃないか。
いや、変人か?
一時匂いを嗅いでいた訳だし……。
あんなにあからさまに胸に顔を埋めて匂いを嗅げば、周りの目から見てもバレるだろうし……。
人生最大と言えるくらい焦っていた──だからと言って、匂いを嗅いでいた羞恥とか、そんな安いもんで焦っていた訳じゃない。
──彼の、声が、
「……キミは、電話をしてくれた子かな?」
──電話の相手と全く同じだったからだ。
電子音でない彼の本当の声──メロディを奏でるような柔らかい声に、聞き惚れていると、そっと頬を撫でられ、彼の端正な顔が近寄る。
キスされそうな程近い距離に、緊張のせいか身体が震える。
背筋に汗が流れた。更に顔が近づいてきて、離れようとすれば、腰を捕まえられる。唇同士が、ゆっくりと接近する。
こんな時でも彼の長い睫毛が伏せられる動作に見惚れてしまう。伏せられたまま開かない事が、不思議でならないけれど。
残り1センチもない距離で更に迫られ、自分の唇に彼の熱い吐息が掛かる。意を決して、ぎゅっと目を瞑って、自分の唇を突き出した────……
「……ん? あれ?」
──けれど、求めた感触は感じられなかった。恐る恐る目を開けると、彼は片手にスナック菓子を持ちながら、もう片方の手元にある刺身のパックを見つめていた。
「──キス……は?」
「ん? ……ああ、美味しそうだよね」
「え……!?」
バッと自分の口を両手で塞ぐ。そんな茄遊矢の様子を眺めながら不思議そうに首を傾げて言った。
「でも、まだ食べた事はないんだ。兄さんがマグロばっかり食べたがるものだから」
「……マグロ?」
──ん、あれ? まさか、また変な勘違いをしてしまったのだろうか。
「うん。魚の名前だよ、知らない?」
「い、いえ、知ってます」
茄遊矢の答えを聞いていたのか、いなかったのか、彼が急に楽しそうに語り始めた。
「これはメバチマグロ、脂質が少なくてあっさりしてるんだって。それにしても、こんなに質の悪いメバチさんは、国外じゃ売られてないだろうけどね。多分国外の残り物か、ある程度日が経った物のどちらかだろう。兄さんがそれでもいいから食べたいと言うんだ。国外から最高級の品を買ってあげると言うのに、いらないの一点張りさ。もし買っても俺一人で食えだなんて言うんだよ? だから、もう一人ぐらい家に居てくれたら、クロマグロかミナミマグロか、おいっしいマグロさんが食べられると思って」
「メバチマグロは質が悪いんですか?」
「え? 違う違うっ! このスーパーに並んでる魚は全部質が悪いって事だよ。魚だけじゃないけどね。殆ど全部腐り掛けてる」
「え、ま、まさか卵もですか……!?」
「そう言えばいつも買ってるよね、臭いなぁとは思ってたけど、大丈夫だった?」
見ていたのか。
「いつもトイレにはご無沙汰になって、おりましたが……」
そう言えば、この人を追いかける時に手に持っていたパックは卵コーナーに置いてきてしまった。
「でも、何で質の良し悪しが分かるんですか?」
「新鮮なモノは家で捕れるからね。兄さんが捌いてくれるんだ」
「捕れる……? 家で、ですか?」
「うん。家の庭で」
──〝建物内の掃除兼庭の植物の世話〟と言うチラシの内容を思い出し、鞄からチラシと手帳を取り出す。
ペンを持って、走り書きのスタンバイをする。
「あ、あの、建物ってどれくらいの大きさなんですか、庭の広さは? 助手って、お世話って? 場所は何処なんですか、時間帯は? いつから働けば────」
言い終わる前に、唇にキスをされた。もちろん、人差し指で。
それくらい色っぽい。
「落ち着いて」
自分の唇に触れた指先に、ちゅっとキスをされて、ボンッと蒸気が出そうなくらい顔に熱気が溜まる。なんだ今のは。からかわれているのか。いやいや、考え過ぎだ。多分、深い意味は無いだろう。
震えが来る程男前な癖に仕草がいちいち妖艶でドキドキしてしまう。
「大きさとか広さとか、面倒な事は見てから決めてよ。百聞は一見にしかずって言うでしょ? まあ、時間帯なら答えられるだろうけど、働く事になったら伝えるから」
「お、俺は今招待されているんですか?」
「うん。建物って言うのは我が家と周辺一帯の建物の事だから」
「じゃ、じゃあ助手って言うのは?」
「俺、医者なんだ。色んな研究もしてるし、知識が無くても道具渡してくれるだけで構わないし、興味があるなら一緒に研究してくれてもいいよ」
──医者と聞けばお金持ちと言う考えはここでは通用しない。
何故なら、皆健康であるから病院事態が必要ないのだ。
まあ、時々風邪を引いたり緑龍子を吸いすぎて副作用を起こす者もいたりするが、緑龍子の影響か、風邪は放って置けば治るし、副作用は何と言っても緑龍子事態が何なのか分からない為、治療が出来る医者がいないのだ。
けれど、彼は研究している──つまり彼が〝研究者〟なら、緑龍子の正体を突き止めて欲しいと、他国から研究費の支援がガッポガッポ入ってくる。それもかなり莫大な費用が。そうと決まれば彼がかなりの金持ちなのは納得がいくし、あの時給も納得がいく。涎を拭い、彼を拝んでいると、その手を彼の両手に包み込まれ、何だか恥ずかしくて頬が熱くなる。
「この後の予定は?」
「ゆ、夕飯を作ります……。独り暮らしなので……」
羞恥をごまかそうと頭を掻くと、握られたままだったもう片方の手に指が絡められ手を繋がれる。所謂恋人繋ぎと言う奴だ。
「え、あ、あの……っ」
指をパタパタ動かしていると、更に強く握られて、妙な気分になった。
何で手を繋ぐくらいで動揺しているんだろう、俺は。
ルイスとは肩を組んだり抱き締め合ったり頬に別れのキスをしたりするじゃないか。
こんな事で、こんな事で混乱してどうする。
──いや、まず、何故手を繋ぐ必要があるんだ!?
「ご馳走するから家においで」
「は、はい……」
柔らかい声と微笑みを向けられ、魅了されてしまう。
いつの間にかしてしまった返事にも後悔はない。
彼の毎日食べていると言う新鮮な食事とは、どんなものなのだろう。
しかも、タダ飯と来た。
ジュルリと涎を吸い上げると、手を引かれ、店の外へと連れ出された。
男同士で手を繋いでいるからか、自分の髪のせいか、……それとも、彼の美しい容姿のせいか……
──俺達の髪の色に、注目を集めているのか、知らないけれど、居たたまれない。手を離そうとすれば、〝逃がさない〟とでも言われんばかりにより一層強く握られる。
「離したらダメだよ。迷子になっちゃう」
「え?」
俺は生まれて17年ここで暮らして来ているんだ。もう庭みたいなモノなのに、何を言ってるんだこの人は。
「いいから離さないで。キミの知らない道を高速で通らなくちゃならないんだ」
──な、に? 俺に、知らない道があると? ──と言うか今、彼は心をよんだのか?
「顔に出てるよ」
彼はふっと笑って、茄遊矢の頭を撫でる。
何だろう、この人といると、幸せな気分になれる。この人に触れられると、胸が高鳴って、もっと触れて欲しいと思ってしまう。
もしかして、まさか、一目、惚れ……
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