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「にしても……お前は一体何をしているんだロニ」
「坊っちゃま、今日も麗しい……」
この斜めスタイルは必ずやらないといけないのか?
「二人きりですね。一時的ですが坊っちゃまの傍付きになれるなんて私は幸せです」
どんどん顔が近付いてくる。
「実はマンドラゴラで作られたと言うこの薬品を試していただきたく……」
「おお、それはもしかして毒薬か?」
「左様です。非常に強力な毒薬です。身体中から熱が発生してやがて動けなくなり毒を抜かない限りずっとそのまま……」
「転生出来ぬのか?」
「私が手伝えばかなり近い体験が出来ます。……さあ、ベッドに行きましょう」
「うぬぅ、転生は出来ぬのか、だが転生に近い体験が出来るのなら試してみてもいい」
ベッドに座ってから、渡された薬品を全て飲む。うん? 身体がポカポカしてきたぞ。
「坊っちゃま……」
ボスン、とロニの手によってベッドに押し倒される。
「今日も麗しい……」
「それはもう聞いた」
「……服を脱ぎましょうか」
「転生に服が関係あるのか?」
「身も心も私に委ねていただくのです、服があっては邪魔ですよ」
何か、悪魔と同じ匂いがしてきたぞ。まさか、な。
「……ふむ。しかし……本当に転生出来るのか? ああ、なるほど! ナイフで刺し転生させてくれるのだな!」
ナイフならいつもみたいに『今どこから出した』と言えば出せる出せる!
「え、いや、そうでは……」
「ならどうやって……はっ! その手で俺の首を締めて転生させてくれるのだな!」
「……そうですね、その唇を塞いで呼吸を止めて転生させてあげます」
唇……。何故口と言わぬ。口より首の方が苦しいだろうに。そっちの方が転生に近い気がするぞ!
「…………まさか貴様、悪魔と同じようなことを考えているのではあるまいな? なんか変な予感がしてきたぞ。こう言う空気は奴で慣れているのだからな」
「同じようなこと? キリバイエ様が坊っちゃまの転生の手伝いを?」
む、ここでこの台詞と言う事は、やはり悪魔とは違い天然記念物だ。
「わかった、君を信じよう。疑って悪かったな。さあ、好きにしてくれ」
かわいい執事を疑うなんて、俺はどうかしていた。悪魔に影響されすぎたか、やはりロニは天然だ。
顔がゆっくりと降りてくる。唇と唇の距離が近付くが、きっとこれは天然で行われていること、もし何かあれば注意してやれば良いだけだ。ロニの為にも非常識な行為は教えてやらねばならぬ。
さらに距離が近付く。……にしたって、転生でどうして口に口を近づける必要がある? まさかかぶりついてホッチキスみたいにガチャコンするのか。確かにそれなら息が出来ないどころかしづらくてやがて精神的にも転生に近付きそうだ。信じているぞロニ。大丈夫だ。君は天然だ、天然なら責めることはできなくとも優しく教えてやることは出来るからな。分かっているとも。
「……シルベリウス様、愛しております」
「何だって?」
「いえ、心より忠誠を誓っておりますと伝えたかったのですが、より簡易的に伝える言葉を考えたところ、愛していると言う言葉が相応しいかと」
「そ、そうか」
1度離れた顔がすぐに近づいてくる。
「好きです」
「何だって?」
「好きですシルベリウス様」
「ちょ、ロニ!? 天然は!? 天然記念物は!?」
肩を押し返せば、んーんーと唇を突き出してきている、タコか! なるほどタコの真似だな! 君は天然だからこんな悪魔のようなことをするはずがない!
「愛しています。どうか私に貴方様の一夜をください……」
「もうフォロー出来ないぞ! や、やめたまえロニ! 正気に戻れ! 薬でも盛られたか!」
ロニは明らかにいつもと様子が違い、顔を赤くしてハァハァ息を荒らげて俺の身体を抱き竦めてくる。
「……そう言えば坊っちゃまが食べて下さらなかったごまクッキーとしょうがクッキーを食べたあとにスッポンの生き血を飲みました」
「何をしているのだ君は!?」
そんなん元気になるに決まってるだろう!
「食材が勿体ないので……自分で食べようと……ああなんて細い腰なのですか。折れてしまいそうです」
「身体は子供なのだから当たり前だ!」
「流石にこの身体では私を受け止めきれないでしょう。バニラで行きますか?」
「何の話だ! よせ! 下ネタは嫌われるぞ!」
「何の話ですか?」
くんくん匂いを嗅がれてスリスリ擦り寄られる。頭を撫でたりお腹を撫でてきたり太ももを撫でてきたりはするがそれ以上には侵攻してこない。変なところを触る気配はなく、キスもほっぺたにしてくるくらいだ。
「麗しい……可愛らしい……愛していますシルベリウス様」
「わ、わかったわかった」
ぺろぺろ頬を舐めてくる。犬か?
くぅんくぅんって聞こえてきたぞ。これはあれか、猫か?
猫の発情期的なあれか? にゃおんにゃおんって聞こえたきたぞ。
「好きです、私が守ります。守ってあげます。坊っちゃま、坊っちゃま」
「わかったわかった。かわいいなぁロニは」
よしよしとほっぺたや頭、背中や顎を撫でたり摩ったりしてあげれば擦り寄ってくる。これは完全にペットだ!
「この世界に首輪ってあるのかな。ヒモでもいいかな、ヒモでいいか。俺とお揃いだな」
ヒモを首に結んであげる。相変わらずぺろぺろ耳の裏や首筋や唇を舐められている。まったく、甘えん坊だな。このペットは。て言うか唇舐めすぎ。
「な、何をしているのですか……」
「お、メドゥーサ、帰ってきたか」
「な、何、何が起こって……あの人は執事なんじゃないんですかシレイスさん!」
「ロオオオオオオオオオオ!」
おお、キリエも。
「好きです、好きです」
「よしよしかわいいなぁロニは」
「何を受け入れておいでなのですか坊っちゃま! キリバイエ様の時みたいに抵抗してください! あの方は無理でもロニなら抵抗出来るでしょう!」
そんなことを言っている最中に、ロニを拳一発でノした君はまた怪力になったのではないか?
「ロニは甘えてきただけだ。特に問題でもなかろう」
「どこがですか! 立派なセクハラですよ! このことはキリバイエ様か旦那様に報告させていただきます」
「何を言う、ちょっとした触り合いだろう。よくある事だぞ。男の間では」
「よくあって溜まりますか!」
「君だって見たことあるだろう教室で男子が触って喜んでいるのを!」
「あるわけないでしょう!」
そうか? 男子に限らず女子ならスカートめくって遊んだり、体操着のズボン下げてパンツが見えちゃう遊びなら男女問わず中学の時めちゃめちゃ流行って恥かかされまくった哀れな子達もいたぞ。つまり誰かがいたずらし出したら仕返しにやり返して周りはそれを楽しんで巻き込まれクラス全員そして隣のクラスへ部活の仲間へ先輩後輩へ伝わり伝染していくのだ。やがて校内全体で流行る。
「流行るぞこれは」
「流行らせないでください! 流行ったら屋敷が血で染まります!」
キリエが顔を青くした。なるほど君は流行りに乗らず血に染まらないと言いたいのだな。なかなか肝が座っている薄情者だ。
「シルお嬢様、今変なことを考えましたね?」
「エスパー!? 君はメドゥーサと同じ力に目覚めたのか!?」
「いえなんかイラッとしましたので」
「どーしてそれで俺のせいになる! 君はそれでも俺の執事か!」
「身体は貴方のものでも心はセーザ様のものですから」
この言葉に反応したのは約2名である。
「あらあらあら、坊っちゃまに心を委ねないとおっしゃるの? あなたはセーザ様のお屋敷からクビにされたのよ、捨てられたのよ、不相応だったのよ。言葉は悪いわ坊っちゃまには暴言を吐くわ危険な目に合わせるわセーザ様のことも守らなかったわ貴方のような無能をどうしてキリバイエ様が雇ったのかと不思議だったのよねぇ」
「……君、新しく入った新人の執事なんだって? 私はロオ・ペリトナ。ロンの兄です。執事長ですよろしく。傍付きには私がなるので貴方は各部屋のゴミの回収でもしててください。その後はトイレ掃除、そうだ、ドラゴンと仲良しでしたね。ドラゴンの餌やりとドラゴンの遊び道具お願いします」
「シルお嬢様に心を委ねたく存じます」
何だ急に。
「いらぬわそんなもの」
「貴様このブス――ッ」
キリエは両脇に立つ殺気に気付いて言葉を止める。だが遅い。
「ブス? ブス? 誰のことかしらあなたの事かしら。いやですわ言わなくてもみんな存じ上げておりますわよおほほほほほ」
「麗しい坊っちゃまの前でなんと言う汚らしい言葉遣い。首にしましょうシレイス様」
「な、クビ!? 私はキリバイエ様に直接雇用された身、貴方達でもクビには出来ない筈です!」
「あら何を言っているのかしら? 出来ますわよ?」
そうなのか?
「坊っちゃま、今日も麗しい……」
この斜めスタイルは必ずやらないといけないのか?
「二人きりですね。一時的ですが坊っちゃまの傍付きになれるなんて私は幸せです」
どんどん顔が近付いてくる。
「実はマンドラゴラで作られたと言うこの薬品を試していただきたく……」
「おお、それはもしかして毒薬か?」
「左様です。非常に強力な毒薬です。身体中から熱が発生してやがて動けなくなり毒を抜かない限りずっとそのまま……」
「転生出来ぬのか?」
「私が手伝えばかなり近い体験が出来ます。……さあ、ベッドに行きましょう」
「うぬぅ、転生は出来ぬのか、だが転生に近い体験が出来るのなら試してみてもいい」
ベッドに座ってから、渡された薬品を全て飲む。うん? 身体がポカポカしてきたぞ。
「坊っちゃま……」
ボスン、とロニの手によってベッドに押し倒される。
「今日も麗しい……」
「それはもう聞いた」
「……服を脱ぎましょうか」
「転生に服が関係あるのか?」
「身も心も私に委ねていただくのです、服があっては邪魔ですよ」
何か、悪魔と同じ匂いがしてきたぞ。まさか、な。
「……ふむ。しかし……本当に転生出来るのか? ああ、なるほど! ナイフで刺し転生させてくれるのだな!」
ナイフならいつもみたいに『今どこから出した』と言えば出せる出せる!
「え、いや、そうでは……」
「ならどうやって……はっ! その手で俺の首を締めて転生させてくれるのだな!」
「……そうですね、その唇を塞いで呼吸を止めて転生させてあげます」
唇……。何故口と言わぬ。口より首の方が苦しいだろうに。そっちの方が転生に近い気がするぞ!
「…………まさか貴様、悪魔と同じようなことを考えているのではあるまいな? なんか変な予感がしてきたぞ。こう言う空気は奴で慣れているのだからな」
「同じようなこと? キリバイエ様が坊っちゃまの転生の手伝いを?」
む、ここでこの台詞と言う事は、やはり悪魔とは違い天然記念物だ。
「わかった、君を信じよう。疑って悪かったな。さあ、好きにしてくれ」
かわいい執事を疑うなんて、俺はどうかしていた。悪魔に影響されすぎたか、やはりロニは天然だ。
顔がゆっくりと降りてくる。唇と唇の距離が近付くが、きっとこれは天然で行われていること、もし何かあれば注意してやれば良いだけだ。ロニの為にも非常識な行為は教えてやらねばならぬ。
さらに距離が近付く。……にしたって、転生でどうして口に口を近づける必要がある? まさかかぶりついてホッチキスみたいにガチャコンするのか。確かにそれなら息が出来ないどころかしづらくてやがて精神的にも転生に近付きそうだ。信じているぞロニ。大丈夫だ。君は天然だ、天然なら責めることはできなくとも優しく教えてやることは出来るからな。分かっているとも。
「……シルベリウス様、愛しております」
「何だって?」
「いえ、心より忠誠を誓っておりますと伝えたかったのですが、より簡易的に伝える言葉を考えたところ、愛していると言う言葉が相応しいかと」
「そ、そうか」
1度離れた顔がすぐに近づいてくる。
「好きです」
「何だって?」
「好きですシルベリウス様」
「ちょ、ロニ!? 天然は!? 天然記念物は!?」
肩を押し返せば、んーんーと唇を突き出してきている、タコか! なるほどタコの真似だな! 君は天然だからこんな悪魔のようなことをするはずがない!
「愛しています。どうか私に貴方様の一夜をください……」
「もうフォロー出来ないぞ! や、やめたまえロニ! 正気に戻れ! 薬でも盛られたか!」
ロニは明らかにいつもと様子が違い、顔を赤くしてハァハァ息を荒らげて俺の身体を抱き竦めてくる。
「……そう言えば坊っちゃまが食べて下さらなかったごまクッキーとしょうがクッキーを食べたあとにスッポンの生き血を飲みました」
「何をしているのだ君は!?」
そんなん元気になるに決まってるだろう!
「食材が勿体ないので……自分で食べようと……ああなんて細い腰なのですか。折れてしまいそうです」
「身体は子供なのだから当たり前だ!」
「流石にこの身体では私を受け止めきれないでしょう。バニラで行きますか?」
「何の話だ! よせ! 下ネタは嫌われるぞ!」
「何の話ですか?」
くんくん匂いを嗅がれてスリスリ擦り寄られる。頭を撫でたりお腹を撫でてきたり太ももを撫でてきたりはするがそれ以上には侵攻してこない。変なところを触る気配はなく、キスもほっぺたにしてくるくらいだ。
「麗しい……可愛らしい……愛していますシルベリウス様」
「わ、わかったわかった」
ぺろぺろ頬を舐めてくる。犬か?
くぅんくぅんって聞こえてきたぞ。これはあれか、猫か?
猫の発情期的なあれか? にゃおんにゃおんって聞こえたきたぞ。
「好きです、私が守ります。守ってあげます。坊っちゃま、坊っちゃま」
「わかったわかった。かわいいなぁロニは」
よしよしとほっぺたや頭、背中や顎を撫でたり摩ったりしてあげれば擦り寄ってくる。これは完全にペットだ!
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ヒモを首に結んであげる。相変わらずぺろぺろ耳の裏や首筋や唇を舐められている。まったく、甘えん坊だな。このペットは。て言うか唇舐めすぎ。
「な、何をしているのですか……」
「お、メドゥーサ、帰ってきたか」
「な、何、何が起こって……あの人は執事なんじゃないんですかシレイスさん!」
「ロオオオオオオオオオオ!」
おお、キリエも。
「好きです、好きです」
「よしよしかわいいなぁロニは」
「何を受け入れておいでなのですか坊っちゃま! キリバイエ様の時みたいに抵抗してください! あの方は無理でもロニなら抵抗出来るでしょう!」
そんなことを言っている最中に、ロニを拳一発でノした君はまた怪力になったのではないか?
「ロニは甘えてきただけだ。特に問題でもなかろう」
「どこがですか! 立派なセクハラですよ! このことはキリバイエ様か旦那様に報告させていただきます」
「何を言う、ちょっとした触り合いだろう。よくある事だぞ。男の間では」
「よくあって溜まりますか!」
「君だって見たことあるだろう教室で男子が触って喜んでいるのを!」
「あるわけないでしょう!」
そうか? 男子に限らず女子ならスカートめくって遊んだり、体操着のズボン下げてパンツが見えちゃう遊びなら男女問わず中学の時めちゃめちゃ流行って恥かかされまくった哀れな子達もいたぞ。つまり誰かがいたずらし出したら仕返しにやり返して周りはそれを楽しんで巻き込まれクラス全員そして隣のクラスへ部活の仲間へ先輩後輩へ伝わり伝染していくのだ。やがて校内全体で流行る。
「流行るぞこれは」
「流行らせないでください! 流行ったら屋敷が血で染まります!」
キリエが顔を青くした。なるほど君は流行りに乗らず血に染まらないと言いたいのだな。なかなか肝が座っている薄情者だ。
「シルお嬢様、今変なことを考えましたね?」
「エスパー!? 君はメドゥーサと同じ力に目覚めたのか!?」
「いえなんかイラッとしましたので」
「どーしてそれで俺のせいになる! 君はそれでも俺の執事か!」
「身体は貴方のものでも心はセーザ様のものですから」
この言葉に反応したのは約2名である。
「あらあらあら、坊っちゃまに心を委ねないとおっしゃるの? あなたはセーザ様のお屋敷からクビにされたのよ、捨てられたのよ、不相応だったのよ。言葉は悪いわ坊っちゃまには暴言を吐くわ危険な目に合わせるわセーザ様のことも守らなかったわ貴方のような無能をどうしてキリバイエ様が雇ったのかと不思議だったのよねぇ」
「……君、新しく入った新人の執事なんだって? 私はロオ・ペリトナ。ロンの兄です。執事長ですよろしく。傍付きには私がなるので貴方は各部屋のゴミの回収でもしててください。その後はトイレ掃除、そうだ、ドラゴンと仲良しでしたね。ドラゴンの餌やりとドラゴンの遊び道具お願いします」
「シルお嬢様に心を委ねたく存じます」
何だ急に。
「いらぬわそんなもの」
「貴様このブス――ッ」
キリエは両脇に立つ殺気に気付いて言葉を止める。だが遅い。
「ブス? ブス? 誰のことかしらあなたの事かしら。いやですわ言わなくてもみんな存じ上げておりますわよおほほほほほ」
「麗しい坊っちゃまの前でなんと言う汚らしい言葉遣い。首にしましょうシレイス様」
「な、クビ!? 私はキリバイエ様に直接雇用された身、貴方達でもクビには出来ない筈です!」
「あら何を言っているのかしら? 出来ますわよ?」
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────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
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