65 / 184
第五章 回想編
辺境の勇者 3
しおりを挟む
「まことに、すまんかった!」
征司は真実を知って、怒るというより気落ちしていた。
「もういいさ、じっさま。まあ、堂々と使えなくなったのは残念ではあるが」
「気にしとるのは、そっちなのか……」
「ん?」
「いいや、なんでも」
「それはそうと、魔法石が防御に使えそうなのはわかった。でもよ、こんな程度の防御壁で、魔法を防げるかね?」
征司が念じると、周囲に半円球の炎の壁が現われてすぐに消えた。
実際に中級魔族の魔法を体験した征司にしてみると、火の魔法ひとつにしても天を衝かんばかりの炎の柱のようだった。
下級魔族の魔法ですら相当な熱量になる。
規模からして、この魔法石の力では、到底及びそうにない。
「仕方ないじゃろ。それはもともと護身用、その中では逸品じゃがな。もっと本格的なものになると値が張るし、こんな辺境での入手は不可能じゃろうな。良品は中央で買い占められ、軍事利用とされておるしのう」
「じっさまの店でも無理となると、このカルディナではどうにもならないってことか。魔法具があてにならないなら、別の手段を考えるしかないなあ」
「諦めるのはまだ早い。手はないでもない。おまえさんは『並列魔法』を聞いたことは?」
「あ~……前に共闘したエルフのねーちゃんが使ってたやつか? 嫌な記憶だけどよ」
「……嫌な? よくわからんが、エルフとなれば、そいつはたぶん『精霊魔法』じゃな。こちらは『並列魔法』。その名の通り、並列して魔法を使う手法じゃ。この場合は魔法石じゃな。仮に、火と風の魔法を同時に使用すると、風に煽られた火は熱風渦巻く炎の竜巻となり、水と土では大地を底なし沼と化す。要は相乗効果じゃな。防御壁でも、火と壁と水の壁を二重に張れば、大抵の火も水も防げるとは思わんかの?」
「なるほどね。それならいけそうだ。で、どうやるんだ?」
期待に声が大きくなる征司に対し、対照的にガトーの声のトーンがやや下がった。
「問題は、これがとても難しい。かなりの訓練が必要じゃな。なにせ、魔法石を同時にふたつ使うということは、ふたつのことを同時に考えると同義。人間の脳は、そうそう都合よくはできとらん」
ガトーはいったん席を離れると、店のカウンターから紙と筆を持って戻ってきた。
征司から隠して紙に筆でなにかを綴り、裏にしてテーブルに伏せる。
「これはわしが考えた並列思考の練習法でな。いいかの、やってみるぞ?」
ガトーは紙をひっくり返すと同時に、
「15+42+6+11+24=?」
と訊いてきた。
紙にもまた、似たような計算式が書いてある。
「とまあ、簡単な足し算じゃが、目で見るのと耳で聞くのを同時に行ない、それぞれを並列して暗算するという訓練法じゃ。難点は、ひとりではできない――」
「98と72だろ?」
顎に手を添えていた征司は、あっさりと答えた。
ほぼ即答といってもいい。
「……ん? 間違ってた?」
無言のまま反応がなかったために征司が訊ねると、ガトーは思い出したように返事をした。
「……いいや、合っとるな。というか、なぜできるのじゃ?」
「2桁の暗算だぞ? できるだろ、普通」
「できないじゃろ、普通」
同じ単語を用いているのに、ふたりの間には隔絶があった。
何度か同じように繰り返したが、征司はそのすべてに即答で正解した。
試しとばかり、ガトーは店のショーケースの中から3つの魔法石を持ち出し、征司に渡してきた。
征司は床に座り、その前に3つの魔法石を置く。
そして目を閉じて念じると、水・土・風の3つの魔法石が見事に同時に発動した。
ガトーも腰砕け気味に床に座り込み、驚嘆の息を漏らしていた。
「規格外とは思っとったが、ここまでとは。いやはやたまげた」
「もしかして、これって普通じゃなかったりするのか……?」
「当たり前じゃ! そうそうこんな真似ができるわけなかろうが!」
思い返せば、征司には思い当たる節がある。
まんがを読みながら音楽耳コピしたり、授業聞きながらゲームしたりと、他人から不思議がられていたのは、どうやらそういうことだったらしい。
どうりで、周囲と話が合わなかったりしたわけだ。
物心ついたときから征司にとっては当たり前のことだったので、他の人も同じと思い込み、自分が特殊などとは露ほども想像していなかった。
「おまえさんのそれは先天的なものじゃろうな……その感じじゃと、3つが限界とも思えんわい。なんにせよ、魔法石を使う上で、その能力はこの上ないものじゃ。使い方次第では、絶対の盾にも矛にもなるじゃろうな……」
ガトーがしみじみと言う。
征司自身はというと、あまり理解してはいなかったが。
生粋の戦士だったはずが、最上の魔法使いでもありましたと言われて、すんなりと実感できるわけがない。
「そうそう、ちょっと待っておれ」
ガトーはいきなり起き上がると、そそくさと店の奥へと引っ込み、ある大きな包みを引きずり出してきた。
征司も手伝って封が解かれ、その中から出てきたのは、色鮮やかなブルーメタリックの鎧だった。
「おお、なんかすごいのが出てきたな!」
「これは酔狂な貴族の好事家が、以前わしに製作を依頼してきたものでな。レアメタルをふんだんに使った鎧自体も秀逸じゃが、各部に6大系統の魔法石をはじめとした複数の魔石を埋め込んであり、卓越した防御力を誇る自信作じゃったが……ほれ、持ってみい」
ガトーに促されて、征司は鎧を持ち上げてみた。
豪腕の征司にして片手ではままならないほどの、かなりの重量である。
「凡人では身に纏うことすらままならん。というわけで、突き返されてしまってのう」
そのまま文字通りに、お蔵入りしていたわけだ。
「これをおまえさんにやろう。おまえさんなら、鎧の能力を最大限に役立ててくれそうじゃからの」
物は試しと、さっそく征司は鎧を装着してみた。
確かに通常の鎧に魔石の重量が付加されている分、並みの鎧の重量ではない。
だが征司なら、若干動きづらいことはあっても、阻害されるには至らない。
なにより、あつらえたようにサイズがぴったりだった。
「じっさま、遠慮なんてしねえからな?」
「おお、持ってけ持ってけ! 武具なんて、使われてなんぼじゃろ!」
「だな! ありがたく使わせてもらうとするぜ! はっはっ!」
その後、ブルーメタリックの鎧に巨大な大鉈を担いだ『辺境の勇者』の名声は、ますます高まっていくことになった。
征司は真実を知って、怒るというより気落ちしていた。
「もういいさ、じっさま。まあ、堂々と使えなくなったのは残念ではあるが」
「気にしとるのは、そっちなのか……」
「ん?」
「いいや、なんでも」
「それはそうと、魔法石が防御に使えそうなのはわかった。でもよ、こんな程度の防御壁で、魔法を防げるかね?」
征司が念じると、周囲に半円球の炎の壁が現われてすぐに消えた。
実際に中級魔族の魔法を体験した征司にしてみると、火の魔法ひとつにしても天を衝かんばかりの炎の柱のようだった。
下級魔族の魔法ですら相当な熱量になる。
規模からして、この魔法石の力では、到底及びそうにない。
「仕方ないじゃろ。それはもともと護身用、その中では逸品じゃがな。もっと本格的なものになると値が張るし、こんな辺境での入手は不可能じゃろうな。良品は中央で買い占められ、軍事利用とされておるしのう」
「じっさまの店でも無理となると、このカルディナではどうにもならないってことか。魔法具があてにならないなら、別の手段を考えるしかないなあ」
「諦めるのはまだ早い。手はないでもない。おまえさんは『並列魔法』を聞いたことは?」
「あ~……前に共闘したエルフのねーちゃんが使ってたやつか? 嫌な記憶だけどよ」
「……嫌な? よくわからんが、エルフとなれば、そいつはたぶん『精霊魔法』じゃな。こちらは『並列魔法』。その名の通り、並列して魔法を使う手法じゃ。この場合は魔法石じゃな。仮に、火と風の魔法を同時に使用すると、風に煽られた火は熱風渦巻く炎の竜巻となり、水と土では大地を底なし沼と化す。要は相乗効果じゃな。防御壁でも、火と壁と水の壁を二重に張れば、大抵の火も水も防げるとは思わんかの?」
「なるほどね。それならいけそうだ。で、どうやるんだ?」
期待に声が大きくなる征司に対し、対照的にガトーの声のトーンがやや下がった。
「問題は、これがとても難しい。かなりの訓練が必要じゃな。なにせ、魔法石を同時にふたつ使うということは、ふたつのことを同時に考えると同義。人間の脳は、そうそう都合よくはできとらん」
ガトーはいったん席を離れると、店のカウンターから紙と筆を持って戻ってきた。
征司から隠して紙に筆でなにかを綴り、裏にしてテーブルに伏せる。
「これはわしが考えた並列思考の練習法でな。いいかの、やってみるぞ?」
ガトーは紙をひっくり返すと同時に、
「15+42+6+11+24=?」
と訊いてきた。
紙にもまた、似たような計算式が書いてある。
「とまあ、簡単な足し算じゃが、目で見るのと耳で聞くのを同時に行ない、それぞれを並列して暗算するという訓練法じゃ。難点は、ひとりではできない――」
「98と72だろ?」
顎に手を添えていた征司は、あっさりと答えた。
ほぼ即答といってもいい。
「……ん? 間違ってた?」
無言のまま反応がなかったために征司が訊ねると、ガトーは思い出したように返事をした。
「……いいや、合っとるな。というか、なぜできるのじゃ?」
「2桁の暗算だぞ? できるだろ、普通」
「できないじゃろ、普通」
同じ単語を用いているのに、ふたりの間には隔絶があった。
何度か同じように繰り返したが、征司はそのすべてに即答で正解した。
試しとばかり、ガトーは店のショーケースの中から3つの魔法石を持ち出し、征司に渡してきた。
征司は床に座り、その前に3つの魔法石を置く。
そして目を閉じて念じると、水・土・風の3つの魔法石が見事に同時に発動した。
ガトーも腰砕け気味に床に座り込み、驚嘆の息を漏らしていた。
「規格外とは思っとったが、ここまでとは。いやはやたまげた」
「もしかして、これって普通じゃなかったりするのか……?」
「当たり前じゃ! そうそうこんな真似ができるわけなかろうが!」
思い返せば、征司には思い当たる節がある。
まんがを読みながら音楽耳コピしたり、授業聞きながらゲームしたりと、他人から不思議がられていたのは、どうやらそういうことだったらしい。
どうりで、周囲と話が合わなかったりしたわけだ。
物心ついたときから征司にとっては当たり前のことだったので、他の人も同じと思い込み、自分が特殊などとは露ほども想像していなかった。
「おまえさんのそれは先天的なものじゃろうな……その感じじゃと、3つが限界とも思えんわい。なんにせよ、魔法石を使う上で、その能力はこの上ないものじゃ。使い方次第では、絶対の盾にも矛にもなるじゃろうな……」
ガトーがしみじみと言う。
征司自身はというと、あまり理解してはいなかったが。
生粋の戦士だったはずが、最上の魔法使いでもありましたと言われて、すんなりと実感できるわけがない。
「そうそう、ちょっと待っておれ」
ガトーはいきなり起き上がると、そそくさと店の奥へと引っ込み、ある大きな包みを引きずり出してきた。
征司も手伝って封が解かれ、その中から出てきたのは、色鮮やかなブルーメタリックの鎧だった。
「おお、なんかすごいのが出てきたな!」
「これは酔狂な貴族の好事家が、以前わしに製作を依頼してきたものでな。レアメタルをふんだんに使った鎧自体も秀逸じゃが、各部に6大系統の魔法石をはじめとした複数の魔石を埋め込んであり、卓越した防御力を誇る自信作じゃったが……ほれ、持ってみい」
ガトーに促されて、征司は鎧を持ち上げてみた。
豪腕の征司にして片手ではままならないほどの、かなりの重量である。
「凡人では身に纏うことすらままならん。というわけで、突き返されてしまってのう」
そのまま文字通りに、お蔵入りしていたわけだ。
「これをおまえさんにやろう。おまえさんなら、鎧の能力を最大限に役立ててくれそうじゃからの」
物は試しと、さっそく征司は鎧を装着してみた。
確かに通常の鎧に魔石の重量が付加されている分、並みの鎧の重量ではない。
だが征司なら、若干動きづらいことはあっても、阻害されるには至らない。
なにより、あつらえたようにサイズがぴったりだった。
「じっさま、遠慮なんてしねえからな?」
「おお、持ってけ持ってけ! 武具なんて、使われてなんぼじゃろ!」
「だな! ありがたく使わせてもらうとするぜ! はっはっ!」
その後、ブルーメタリックの鎧に巨大な大鉈を担いだ『辺境の勇者』の名声は、ますます高まっていくことになった。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる