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第六章
北風エルフの女王さま 5
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なにせ時間の感覚がおかしいエルフだけに、このまま数日経過――なんてことになりかねない。
救いを求めるようにデッドさんを見ると、彼女は耳を押さえながらも、しきりにウィンクしてきていた。
口をぱくぱくと動かし、懸命にこちらになにかを伝えようとジェスチャーしている。
(え? これ?)
思い至ったのは、俺が肩から下げている保温バッグだった。
ジェスチャーで返すと、デッドさんは何度も頷き、催促するように顎でしゃくっていた。
意味は理解できてなかったが、とにかく開けろということなのだろう。
保温バッグのファスナーを開けて、口を広げた。
途端に、甘ったるい匂いが溢れてくる。
中に入れていたのは、例のリコエッタの店のハニートーストだ。
焼き立てを買ってから半日程度は経過しているが、さすがは専門店の通販で購入した業務用バッグだけに保温効果が高く、まだほんのり温かい。
匂いにつられ、そういえばそろそろ晩ご飯の時間だなー、などと思い浮かべていると、ディラブローゼスさんの街頭演説のようなけたたましいBGMが、いつしか止んでいた。
気づけば、女王の間にいる全員の視線が、こちらに集まっている。
いや、注視されているのは、バッグのほうだろう。怖いほどの真剣な眼差しが、注がれている。
「おーおー! こりゃあ、殊勝な心がけだな!」
満を持した芝居役者の口切のように、デッドさんが自分の膝をぺしりと叩いた。
「献上品に、森の恵みたぁ、心憎いね!」
わざとらしい口調で告げる。
「「「森の恵み!?」」」
途端に周囲がざわめいた。
森の恵み……そういえば、シラキ屋でデッドさんが蜂蜜のことをそう呼んでいたことを思い出した。
それにしても、あの冷静さを保っていた重鎮たちのこの動揺っぷり。
たかだか蜂蜜で、こうもなるものかと別の意味で不安になる。
デッドさんが手招きしていたので、いいのかなーとは思いつつも上座に歩み寄った。
「ここはあたいに任せときな。丸く収めるから、アキは調子を合わせてろよ」
耳打ちし、デッドさんが悪戯っぽく「にひひ」とほくそ笑む。
「ほーほー、なるほどなー! そりゃあすげえ!」
デッドさんは、さもたった今しがた俺から説明を受けたように、大げさに叫んだ。
「こいつは森の恵みをふんだんに使用して、特別に焼き上げたパンだって?」
その台詞に、ひそひそと何事がをお互いに囁きあっていた面々が、いっせいに身体ごと上座に向き直った。
その中には、ディラブローゼスさんも含まれている。
むしろ、大仰に「なんだってー!?」の驚愕ポーズまでしていた。
そんな様子を眼下に、デッドさんが意気揚々と続ける。
「なになに、生地にはたっぷりと森の恵みが練りこまれ――」
「「「なんとっ!?」」」
「さらには、中にも溢れんばかりに森の恵みが包み込まれ――」
「「「よもやっ!?」」」
「仕上げに、上からとろ~りと滴らんばかりに森の恵みがまぶされた充実っぷりだって!?」
「「「馬鹿なっ!?」」」
デッドさんの音頭に合わせて、エルフたちが全員で唱和していた。
まるで台本でもあるかのように、息ぴったりだ。
(あれ? エルフってこんなんだっけ?)
隣でデッドさんが、鬼の首を取ったとばかりに高笑いしている。
「どしたい、ディブロ? これだけの献上品を出してくるアキを無下にはできねーよな?」
ディラブローゼスさんは苦悩の表情を色濃く滲ませながら、拳を握っている。
「ま・さ・か、追い出す真似なんてしねーよなぁ? ここは『奉納の儀』のことも説明して、大人しく協力を仰ぐべきなんじゃねーの?」
「ぐぐぐ――っ!」
勝ち誇るデッドさん。悔しがるディラブローゼスさん。
まるで、物語のクライマックスでヘイトな親玉に「ざまぁ」をカマしたように盛り上がっているところ悪いが……なんだこれ。
「外界のもんだと驚いたろ。こいつがエルフの知られざる生態ってやつさね」
呆気に取られている俺に、デッドさんが説明してくれた。
「エルフってのは長寿だかんな。そもそも、欲求ってのも薄い。そいつは3大欲求でもおんなじでよ。喰う、寝る、ヤる――」
「言葉遣いが下品ですぞ、おひいさま!」
即座にディラブローゼスさんが突っ込んできた。
苦悩中の身でも、ここらへんは譲れないらしい。
デッドさんは肩を竦めると、溜め息を吐いて言い直した。
「3大欲求の、食べる、眠る、ヤる、の3つもおんなじでさ」
あ、最後は変わんないんだ。
むしろそこが問題そうだけど。
「寝ない奴は何日も寝ないし、出生率だって1年にひとりも赤子が産まれてない状況さね。ただ、食べるについてはそうはいかねー。1日の食べる量は人間に比べて少なくても、栄養を補給しねーと死ぬからな」
デッドさんは3人分のパンをひとりで食べ尽くしていたけどね、とは話の腰を折るので言わない。
「恥ずかしながら見ての通り、うちの連中はずっと極度の引きこもりだ。世の中には、うめーもんがいっぱいあるってのに知りもしねー。でも、知らねーってことは幸せでもあるんだぜ? 知らないもんは欲しがりようがねーしな。うちの主食は森で採れる木の実や野菜果物、あとはたまに獣の肉だな。すべては森で賄えるって寸法だ。けど、ひとつだけ――不確定で手に入るもんがある。しかも他にはない、圧倒的な甘味だ」
その説明でようやく理解できた。
それが、蜂蜜――すなわち”森の恵み”なのだろう。
蜂蜜を作る蜂が少ないのか、蜂蜜自体がこの異世界では希少と聞いた。その希少な蜂蜜が、この森で手に入るのはもっと稀だろう。
でも、森の中に存在する以上、長い年月を生きるエルフなら一度は口にする機会がある。知っているからこそ魅惑的で欲しくなる、そういう理屈だろう。
だからこその、”恵み”なわけか。
「普通のエルフにゃあ金銀財宝も興味がない。それに代わるのが、森の恵みってわけさね」
デッドさんはなんだか楽しそうだ。
例えると、ここのエルフたちにとって、莫大な金銀財宝を献上されたようなものか。
そう考えればこの状況も納得できなくはないが、やはり物がしょせんはただの蜂蜜だけに共感はできない。
「協議の結果が出た」
いつの間にか、協議に入っていたらしい。
ディラブローゼスさんが口惜しそうに、代表してデッドさんに報告した。
「長老会での決定により、そこな人間を正式な客人として迎え、此度の問題にも協力していただくことになりました」
「よっしゃ!」
デッドさんが身を乗り出して指を弾く。
(それほどか。皆そんなに好きなんだね、蜂蜜)
本当はデッドさんが好物のようだったから、お土産でに渡そうと軽い気持ちで購入したものだったんだけど……献上品扱いとか、いいのだろうか。
物で釣ったようで気が引ける。とはいえ、実際に間違いなく物で釣った結果なんだけど。
「おのれ、小賢しき人間め。おひいさまをたぶらかしおって……許せん」
なんか小声ですごい罵られた。
乞われて来たのに、なんでか予期せぬ恨みを買ってしまうことになった。
もしかして、これが噂のトラブルギフトの一端なのだろうか。
とにもかくにも、どうやらエルフの郷での俺の前途は多難らしい。
救いを求めるようにデッドさんを見ると、彼女は耳を押さえながらも、しきりにウィンクしてきていた。
口をぱくぱくと動かし、懸命にこちらになにかを伝えようとジェスチャーしている。
(え? これ?)
思い至ったのは、俺が肩から下げている保温バッグだった。
ジェスチャーで返すと、デッドさんは何度も頷き、催促するように顎でしゃくっていた。
意味は理解できてなかったが、とにかく開けろということなのだろう。
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途端に、甘ったるい匂いが溢れてくる。
中に入れていたのは、例のリコエッタの店のハニートーストだ。
焼き立てを買ってから半日程度は経過しているが、さすがは専門店の通販で購入した業務用バッグだけに保温効果が高く、まだほんのり温かい。
匂いにつられ、そういえばそろそろ晩ご飯の時間だなー、などと思い浮かべていると、ディラブローゼスさんの街頭演説のようなけたたましいBGMが、いつしか止んでいた。
気づけば、女王の間にいる全員の視線が、こちらに集まっている。
いや、注視されているのは、バッグのほうだろう。怖いほどの真剣な眼差しが、注がれている。
「おーおー! こりゃあ、殊勝な心がけだな!」
満を持した芝居役者の口切のように、デッドさんが自分の膝をぺしりと叩いた。
「献上品に、森の恵みたぁ、心憎いね!」
わざとらしい口調で告げる。
「「「森の恵み!?」」」
途端に周囲がざわめいた。
森の恵み……そういえば、シラキ屋でデッドさんが蜂蜜のことをそう呼んでいたことを思い出した。
それにしても、あの冷静さを保っていた重鎮たちのこの動揺っぷり。
たかだか蜂蜜で、こうもなるものかと別の意味で不安になる。
デッドさんが手招きしていたので、いいのかなーとは思いつつも上座に歩み寄った。
「ここはあたいに任せときな。丸く収めるから、アキは調子を合わせてろよ」
耳打ちし、デッドさんが悪戯っぽく「にひひ」とほくそ笑む。
「ほーほー、なるほどなー! そりゃあすげえ!」
デッドさんは、さもたった今しがた俺から説明を受けたように、大げさに叫んだ。
「こいつは森の恵みをふんだんに使用して、特別に焼き上げたパンだって?」
その台詞に、ひそひそと何事がをお互いに囁きあっていた面々が、いっせいに身体ごと上座に向き直った。
その中には、ディラブローゼスさんも含まれている。
むしろ、大仰に「なんだってー!?」の驚愕ポーズまでしていた。
そんな様子を眼下に、デッドさんが意気揚々と続ける。
「なになに、生地にはたっぷりと森の恵みが練りこまれ――」
「「「なんとっ!?」」」
「さらには、中にも溢れんばかりに森の恵みが包み込まれ――」
「「「よもやっ!?」」」
「仕上げに、上からとろ~りと滴らんばかりに森の恵みがまぶされた充実っぷりだって!?」
「「「馬鹿なっ!?」」」
デッドさんの音頭に合わせて、エルフたちが全員で唱和していた。
まるで台本でもあるかのように、息ぴったりだ。
(あれ? エルフってこんなんだっけ?)
隣でデッドさんが、鬼の首を取ったとばかりに高笑いしている。
「どしたい、ディブロ? これだけの献上品を出してくるアキを無下にはできねーよな?」
ディラブローゼスさんは苦悩の表情を色濃く滲ませながら、拳を握っている。
「ま・さ・か、追い出す真似なんてしねーよなぁ? ここは『奉納の儀』のことも説明して、大人しく協力を仰ぐべきなんじゃねーの?」
「ぐぐぐ――っ!」
勝ち誇るデッドさん。悔しがるディラブローゼスさん。
まるで、物語のクライマックスでヘイトな親玉に「ざまぁ」をカマしたように盛り上がっているところ悪いが……なんだこれ。
「外界のもんだと驚いたろ。こいつがエルフの知られざる生態ってやつさね」
呆気に取られている俺に、デッドさんが説明してくれた。
「エルフってのは長寿だかんな。そもそも、欲求ってのも薄い。そいつは3大欲求でもおんなじでよ。喰う、寝る、ヤる――」
「言葉遣いが下品ですぞ、おひいさま!」
即座にディラブローゼスさんが突っ込んできた。
苦悩中の身でも、ここらへんは譲れないらしい。
デッドさんは肩を竦めると、溜め息を吐いて言い直した。
「3大欲求の、食べる、眠る、ヤる、の3つもおんなじでさ」
あ、最後は変わんないんだ。
むしろそこが問題そうだけど。
「寝ない奴は何日も寝ないし、出生率だって1年にひとりも赤子が産まれてない状況さね。ただ、食べるについてはそうはいかねー。1日の食べる量は人間に比べて少なくても、栄養を補給しねーと死ぬからな」
デッドさんは3人分のパンをひとりで食べ尽くしていたけどね、とは話の腰を折るので言わない。
「恥ずかしながら見ての通り、うちの連中はずっと極度の引きこもりだ。世の中には、うめーもんがいっぱいあるってのに知りもしねー。でも、知らねーってことは幸せでもあるんだぜ? 知らないもんは欲しがりようがねーしな。うちの主食は森で採れる木の実や野菜果物、あとはたまに獣の肉だな。すべては森で賄えるって寸法だ。けど、ひとつだけ――不確定で手に入るもんがある。しかも他にはない、圧倒的な甘味だ」
その説明でようやく理解できた。
それが、蜂蜜――すなわち”森の恵み”なのだろう。
蜂蜜を作る蜂が少ないのか、蜂蜜自体がこの異世界では希少と聞いた。その希少な蜂蜜が、この森で手に入るのはもっと稀だろう。
でも、森の中に存在する以上、長い年月を生きるエルフなら一度は口にする機会がある。知っているからこそ魅惑的で欲しくなる、そういう理屈だろう。
だからこその、”恵み”なわけか。
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デッドさんはなんだか楽しそうだ。
例えると、ここのエルフたちにとって、莫大な金銀財宝を献上されたようなものか。
そう考えればこの状況も納得できなくはないが、やはり物がしょせんはただの蜂蜜だけに共感はできない。
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物で釣ったようで気が引ける。とはいえ、実際に間違いなく物で釣った結果なんだけど。
「おのれ、小賢しき人間め。おひいさまをたぶらかしおって……許せん」
なんか小声ですごい罵られた。
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