メガマウス国の生物学 [ Biology of the Megamouth Shark Land ] 

二市アキラ(フタツシ アキラ)

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第2章

第05話 友達以上?友達異常? スタンド・バイ・ミー

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    アンティゴネの手は、"対象とする記憶"に直接その手を突っ込んで来る。川底に沈んだ砂金を救い上げるように……。
    ただ、アンティゴネの狙いとする砂金は、対象人物当人にとっての"砂金"とは限らないのだ。

   人は自分の記憶を自分の都合のよいように改竄する。悪いこと、みっともない事は忘れ、良い事だけを事さらに美化する。
    たまに悪いことを自虐的に記憶に止めようとする者もいるが、それさえも言ってみれば、今の自分を安定させるための無意識の働きだ。
   だがアンティゴネはそれらを許さない。
   彼女は"彼女の目的の為"に、他人の記憶を操作するからだ。

   そしてアンティゴネの理論によれば『恥ずかしくて、屈辱的なほど「心の傷」が癒される。』…らしい。
    故に、アンティゴネの施術は、支配であると共に癒やしでもあるといわれてる。


 自慰というか、チンチンを弄って気持ちよくなるっていうのは、小学校の低学年くらいから経験していた。
 何だかよく分からないけれど、チンチンを弄ってたら、こそばいような気持ちになってボーっとしていたのだ。
    精通前だが"オナニー"という言葉は知っていた。
 中学校に進学する時期になると、自慰の際は"いつかすっごいオナニーをしてやろう"と、いつも考えていてその機会の到来をじっと待っていたような気もする。
 今から考えたらオナニーなんて、アナルを使う以外はどんなオナニーでもいっしょなのだが。

    もちろん擦る為の"触媒"は意外に重要だ。
    例えば、自分の手でやるから自慰、他人の手でやった時点で自慰ではなくなる。

 その機会が、中学1年の秋に突然やってきた。
 その日、珍しく何事に事も完璧な母親が何と僕のパンツを全部洗濯してまって、しかも朝から出掛けているという事態に遭遇した。
    自分では1枚も見つけられ無かったので、仕方がないので、学校の体育の時にはいている短パンをパンツの代りに穿いて行く事になった。

 普段、下着はブリーフ派だったから、ただでさえトランクス系は嫌だったのに、(小学校の時の短パンは白い綿製で柔らかかった)、中学校の短パンは、紺のナイロン製で、パンツを穿かないで直接穿くと何だかカサカサして気持ちの悪い不思議な気分になった。

 授業中も、眠たくなると僕は無意識に時々勃起していたものだが、学生ズボンの下の短パンに、大きくなった僕のチンチンの皮が半分剥けた亀頭の先っぽが当たり、少し痛かったりして、これもやはり気持ちが悪かった。
 トイレに行ってもオシッコをした後も短パンにちょっとついたオシッコがいつまでも濡れていて、それも気持ちが悪かったし、とにかく最悪の気分だった。
    只それは、"トランス可能な気持ち悪さ"である事に、すぐ気づく事になったのだが。


 5時間目が終わる頃になって、またボーっとしているうちに勃起してきた僕のチンチンと、チンチンの先がカサカサ当たる短パンの事を考えていて、その最悪な気持ちを最高のものにするような、僕はあることを思いついたのだ。

     まさに天啓、"肉欲の神様"がヒントをくれた感じだった。
 6時間目が終わり、クラスメイトは帰るかクラブに行ってしまい、僕は1人で教室に残っていた。
 こんなこと本当にしてもいいんだろうか? バレたらどうしょう?
 そんなドキドキした気持ちが昂り、その昂りがいつのまにか興奮に変わって来たのを感じた僕は、誰も居ない教室の窓とカーテンを閉め、廊下の扉も全部閉めて自分の席に向かった。

    ドキドキしながら、先ず上着とワイシャツを脱ぎ、上半身を体操服の青い裾のついた丸首シャツに着替えた。
 そして心臓の鼓動に震えながら素早くズボンのベルトを緩めてズボンも脱いだのだ。
 つまり見かけ上は普段体育の授業に出るときと同じ格好になったわけだ。
 けれど、短パンの下にはパンツも何も穿いていない。

 僕は誰か入って来たらどうしよう?と思いながらも、じわっと短パンの上からチンチンを握りにぎり締めた。
 チンチンは不安な気持ちとは反対にしっかりと勃起している。

 どうしてそんな格好になったのか未だによく分からない。
    それは"肉欲の神様"に聞いた方がいいのか…。

 パンツを穿かないで、直接短パンを穿くという状態に気持ち悪がりながらも、実は倒錯興奮していたんだろうと思うのだが。
 それとも、もし誰かが入って来て何をしているの?かと聞かれても、体育の授業の後だったとか、クラブの後だったとか言って誤魔化せるからだったのかもしれない。

 で、どんな理由があれ、僕は誰も居ない未だ夕方で外は明るい教室の中で、1人体操服姿になり、ノーパン状態の短パンの上からチンチンをギュッと握りしめるとオナニーを始めたのだ。
 まさに変態猿だ。
     今でも恥ずかしいが、この年になるとあれが一種のトランスベスタイトその発露ではなかったかという推測はしている。


 誰かが入って来たらどうしよう? 誰かに見られたらどうしよう? 
 男子でも女子でも困るし、先生だったらもっと困る。
 けれどどそのスリル感が僕を異常に興奮させたのか、僕は大きく足を広げて立ち上がって、短パンの上から右手に力をいっぱい入れてチンチンをシコり始めた。

 大きくなったチンチンは短パンのナイロンの生地の中でズルッと皮も剥けて、最初は痛かったのだが、右手の動きは全然止まらず増々激しくチンチンを扱いていた。
 だが短パンを脱いだり横からチンチンを出して直接チンチンを握ったりはしなかった。
    今でこそセックスは脳と身体でやるものと理解しているが、そう云う認識を身につけ始めたのがこの時だったのかも知れない。

 短パンの上からオナニーをするという、ちょっと変態みたいなオナニーのやり方が僕を最高に興奮させていた。
 "夢のようなすっげぇオナニー"って奴を僕は初めて経験しているんだ!
 そんな不思議な気持ちでオナニーを続けた。

 そんなに長い間オナニーをしていたわけではないとは思う。
 ただ、その短い間に僕は自分ではとても信じられないような恥ずかしいことをいっぱいした。
 訳の分からないエッチなポーズをしたり、皮の剥けたチンチンのカリに着いたチンカスを短パンに擦り付けたり、丸首シャツを胸まで捲って自分の乳首を指で弄ったり、机やイスにチンチンを押し当てて擦りつけたり、床に寝ころがって悶える様に暴れてみたり、全くの変態状態になって僕はチンチンを扱き続けたのだ。

 短パンはチンチンから溢れ出る透明のヌルヌルのガマン汁でべっとりしてシャツは汗でびっしょりになっていた。
 そしていよいよフィニッシュ。
 体中に電気が走る様な今まで経験した事の無い快感に襲われて、それと同時にチンチンが激しく脈打ってドピュドピュって感じで、、、そんな感じで、僕は初めて高濃度の圧縮された精液をチンチンの先から派手に放出したのだ。

 最初は何が起きたのか分からずオシッコを漏らしたのかも知れないと思っていた。
    でも右手の動きは止めなかったので、初めてにしては大量の精液が出たんじゃないかと思う。

 しかも短パンの中に射精してしまっている。
 出る瞬間、短パンが汚れる!と思いチンチンを短パンから出そうと思ったのだが、ここまで来たんだからもっともっと短パンを汚してやれ!と思ったんだろう、とうとう短パンの中で出してしまったのだ。

 しかも射精した後も興奮が治まらなくて続けてチンチンを扱いていた。
 精通した僕はグチュグチュと卑猥な音を出しながら何回も短パンの中に射精したのだ。
 短パンやチンチンは最初は生暖かったが、だんだんとベットリした精液が冷たくなっていったのをよく覚えている。

 一通り終わると、僕は満足したのか、その場にへたり込んでしまった。
 急に我に返り、恐る々短パンを捲ってみると、ナイロン製の短パンにベットリと白い精液がたっぷり付いていて、チンチンも同じように精液でベタベタになっていた。
 で、まだちょっと勃起した状態の僕のチンチンは、だんだんと短パンの中で萎えてきた。

 僕は何だか満足と自己嫌悪の複雑な気持ちで、ティッシュをもってきて、短パンとチンチンについた精液をふき取った。
 ベットリしたその液はちょっと生臭かった。
 それは僕が初めて見る僕自身の精液だった。
 勃起も治まりチンチンの皮を剥いて精液をしっかりとふき取ると僕はゆっくり立ち上がった。

 ナイロン製の短パンは精液が染み込こんでちょっと冷たかった。
 汚れたティッシュはビニール袋に入れてしっかりと結んでカバンの中に入れる事にした。

 そうこうしているうちにクラスメイトの男子が教室に入ってきた。
    名前はツバサと云う…。
 僕は当然ながらメチャ苦茶焦った。
 とっさにズボンだけでも穿こうと思ったが間に合わなかった。

 短パン体操服姿の僕を見てツバサは、「おまえ何やってんの?」と言ってくる。
「何もしてないよ、クラブ終わったから着がえてたんだ。」と僕は答えた。
「お前チンチン触ってたんじゃないの?」と、ツバサが突然言い出したので僕はビックリして、「そんな事するわけないよっ!」と怒鳴った。
「うそうそ、早く着がえて帰ろうぜ」とツバサは返してくれた。

    僕はてっきり今までのオナニーをツバサに見られたのだと思ったのだが、どうやらツバサの発言は冗談のようだった。
 まさか本当に僕が今ここでチンチンを触りまくっていたなんてツバサには想像も出来ない事だった筈だ。、、と思う。
 僕は未だしっとりと濡れた短パンの横からチンチンが出て来ない様に、前をちょっと押さえながら、素早くズボンを穿き上着を着るとツバサといっしょに家に帰った。

 その後、僕にとってこのナイロン製の短パンは暫くのあいだ無くてはならないオナニーグッズになった。
    母親の目を盗んでは時々パンツをはかずに直接短パンをはいて登校するようになったのだ。
 あれから何回か場所を変えて学校でこっそりオナニーをしたり、ノーパン状態のまま体育の授業に出るといったスリルを味わい続けた訳だ。

     ………………………………………………………


 中学3年の卒業式のちょっと前のころの話だ。
 たまたま保健室にHDレコーダーがあったので、体育の授業をサボって友達3人とエッチなDVDを見たことがある。

 4人とも体操服姿。
    僕はその時ノーパンだったのだが、他の3人は当然短パンの下にはブリーフを穿いていた。
 ワクワクしながらDVDのスイッチを入れたのだが、その時僕が、「どうせこの場でこっそりオナニーしてしまうかもしれないだろ?せっかく短パン穿いてるし、パンツ汚れたらヤバイから皆ノーパンにならない?」と提案した。 

    誰に似たのか、僕はこういう妙な悪巧みが自然に、出来た。
    父親はそんな事は一切出来ない人だったし、母親に関してはもはや聖域だった。
    オナニーしてしまったらブリーフがぬれて夢精したみたいになるかもしれないし、まさかマッ裸(フリチン)になる訳にもいかないので、ブリーフだけ脱いでノーパンで短パンを穿こうと云う事にした。
 今から考えたら、言う奴も言う奴だが、それに合意する奴もおかしい奴らだなと思っているが。

 とにかく、化繊の短パンやノーパンにフェチを感じる僕にとっては願ってもないチャンスで正に思い通りの展開だった。
 僕は内心ワクワクしていたのだ。
 海パンに着がえる時ブリーフの上から海パンを穿いて下のブリーフを上手い具合に片足ずつ抜いて脱ぐ、というやり方が知られていると思うが、3人はそれで短パンを脱がずにブリーフだけ上手く脱いだ。

「ミズキは脱がないのか?」と聞かれたので、「僕はもうノーパンだよ」と言って短パンの裾をチラッとめくりチンチンの付け根の辺りの毛の生え際を見せてノーパンであることを証明した。
 皆はちょっと変な顔をしていたが、興味の先はエッチDVDの方が当然先になる。
    当然、僕はすかさずスイッチを入れてそれを再生した。

 DVDはノーカットの裏物で、可愛い高校生の女の子のアソコが丸見えのものだった。
 セーラー服を着た女の子が足を広げてブルマーの横からチラッとアソコを見せたりしながら、だんだん感じていきつつ脱いでいくという他愛もないものだ。
 その女の子もブルマーの下にはショーツを着けていないなと、妙な共感を覚えた。

 女の子のオナニーシーンは結構マジの様で僕達はDVDに釘付けだった。
 何かこそこそ音がし始めたのでよく見ると一人アツシが短パンの上からチンチンをシコり始めた。

「いいよっ!メチャ堪らないよっ!」と言いながら僕も残りの2人ツバサ、ケンタもオナニーを始めた。

「俺、チンチン出してやる!」
 アツシがそう言って短パンの横から勃起したチンチンを出して直接チンチンを握りながらオナニーを始めた。
 同級生の勃起したチンチンを見るのは初めてだったし、思った以上に大きかったので驚いた。
 しかも僕と同じ完全に剥けていてチン毛もボーボーで、先っぽは透明の液でびちょびちょだった。

 当然同級生のオナニー姿を見るのも初めてだ。
 アツシは僕たちの目の前で必死になってチンチンを扱き続けた。
 ツバサとケンタは、僕と一緒で短パンの上からチンチンをシコっている。
    僕は性癖故に、彼らは恥ずかしさ故に。

 短パンの下のチンポは、透明の液がいっぱい出て、ヌルヌル状態になっているのが分かった。
 人にチンポは見られたくなかったが、以前からオナニー自体は人前でやってみたいという願望もあたので、僕は興奮しながらオナニーをした。

 ツバサは、日頃大人しい目立たない子だったが、ここでは一番大胆だった。
 僕はその頃は未だゲイの気はそんなになかったが、勢いというのは怖いもので、僕は無意識にツバサの短パンに手を伸ばし、「チンチン触らせろよっ!」と言いながら短パンの上からツバサのチンチンを握ろうとした。

 ツバサはちょっと童顔で女の子みたいに可愛い顔をしていたので尚更ツバサのチンチンには興味があったのだ。
 すると何とツバサの方が驚いた事に、「オマエの方が先だ!」と言って、僕を仰向けに寝かせ、「オマエの舐めさせてくれよ、そしたら僕の見せてやるから」と言って、行き成り上下反対向きになって僕の上に乗ってきた。
 96というやつだ!

 僕の目の前には、ツバサの短パンを穿いた股間が迫って来た。
 僕は「おいおい、ちょっと待てよ」と思いながらも、ツバサのチンチンを短パンの上からそっと舐めてみた。

 するとツバサも、「ああ、いい!」と言って僕のチンチンを短パンの上から咥える様にしゃぶり始めたのだ。
 それも激しくクチュクチュといやらしい音を出しながら短パンの上から僕のチンチンをフェラし始めるのだ。
 信じられない展開に、僕も負けてはいられなかった。
 こんなチャンス滅多に無い事だし、可愛いツバサの、それも短パンを穿いた股間が目の前にあるのだ。

 僕もツバサのチンチンを思わず短パンの上からしゃぶりついてしまった。
 ツバサのチンチンが脈打っているのが分かった。
 ちょっと塩っぱくて、ちょっと生臭い匂いがした。
 その匂いが堪らなかった、何故なら、女の子みたいな顔をしたオナニーなんて一番縁のないような童顔のツバサが、チンポ臭いのだから。
 ツバサはそうとうオナニーをやりまくっていそうだった。

 僕はイキそうになるのを必死で堪えながら、ツバサのチンポを短パンごと咥えり舐めたりした。
 ツバサも、僕のチンチンをクチュクチュと音を立てながら短パンごとしゃぶりまくっている。
 その間約2分位。
    他の友達は、それぞれ自分の行為に没入したままだ。
 ただ、二人の好意を気付かれると、ちょっとヤバイ気がしたので直ぐに止めて、またお互いが勝手に自分のチンチンを扱き始めた。
「出てる、出てる!」と、ツバサは悲鳴のような声を出した。

 それでも右手ではチンチンを扱き続けている。
 そんなこんなで何と4人の中学生が保健室の隅で体操服姿、短パンをノーパンで穿いたまま転げ回ってオナニーをし続けた。
 まるで男ばっかりの乱交パーティーのようだった。
 今から考えると、どうしてそんな大胆なことができたのかさっぱり分からない。

 因みにこの時は4人とも童貞だったし、僕以外はそんな変な趣味もなかったはずだった。
 DVDの女の子のアソコもオナニーの連発でグチョグチョに濡れいた。
 とうとうチンチンを握っていたアツシが、「あぁ、もうダメっ!、出るっ、出るっ!」と言ってドピュドピュと激しく射精した。

 僕も思わず声を出して、「短パンの中で出ちゃう!みんな見てくれ、出すぞっ!!」と言って、多分女の子のオナニー映像よりも、アツシの生のオナニーに興奮して、とうとう短パンの中で射精してしまった。
 そして僕の思い通り、他の2人も、「どうしよう、僕も中で出ちゃいそう!」と言いながら、ほとんど同時に射精した。

 僕はさらに興奮し、すぐさま2回目もイってしまった。
 このめっちゃめちゃアブノーマルな体験に、僕達は我に返りちょっと気まずそうに、でも垂れてくる精液をそのまま拭こうともせず、ただボーっとしていた。
 しばらくは立ち上がる事もせず、じっとしゃがみ込んでいたのだ。

 僕らはそっとバレないようにビデオを終うと、お互い隠れながら見られないようにして、こっそりティッシュで短パンやチンチンをキレイにした。
 チンチンに着いた精液を拭き取る奴、短パンを拭く奴、1人は飛ばした精液も拭き取っていた。
 そして逃げるようにしてノーパンのままこっそりと保健室から出て行った。

 この時、遂に僕は念願だった短パンの中で出すという僕以外の変態オナニーを見たわけだ。
 しかも他人のチンチンを短パンの上から舐めたり、かなりヤバイオナニーも味わったのだ。

    だが、その春、僕のそんなヰタ・セクスアリスな生活が一変した。
    行方不明になっていた筈の僕の祖父である烈開が刈谷家に舞い戻って来たのである。



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