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第二章
8ピレトス山でレベル上げ
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天界に来て2週間になる。
父神様は相変わらず私を抱きしめては、ちゅっちゅとキスをしてくる。
これではお屋敷にいる時と変らないのでは? と思う。舌を入れてくる人がレイジェス様じゃなくて父神様になっただけの話じゃないか。
しかも両性体として神の恵みと称して精を放出して達しまくっている私……。
もしかして下界にいる時の方がまだ倫理的にマシだったのではないかと思う。
正直、両性体として橘から精を放出していると誰かの為にこの体を守らなければならないって感情がかなり薄くなってる。これが女の子の時だったら【唯一人の為に】って思ってたのに……もちろん、私はレイジェス様の物。
他の人には触られたくない、触らせない! って気持ちがあったのに。
小さいけど橘がついているというだけで、まいっか。とか思ってしまう。
ちなみに神の恵みは食事だと父神様が言うので、じゃあ食堂で致しましょうと私が言って、今は食堂で神の恵みを与えている。
だって食事なのに寝室って、やることがあれだし変な気分になるから、割り切るならやっぱり場所をちゃんとしようよ? って思ったわけだ。
こんな事やってるのレイジェス様にばれたら即刻婚約破棄されちゃうのではないかとちょっと心配。
でも、自分の性格だと、嘘つけないしなぁ……。はあ。
しかし、あれだけ両性体で達していると女の子で達しても問題ないんじゃない? って思えてきた。まぁ、達しても問題ないんだけど、法律の範囲内ならさ?
自分が悩んでたのがバカバカしく感じて、もうお屋敷に帰りたいって思ってたりする。
そこで私はふっと笑う。
お屋敷で月を見て泣いていたあの時の私は本当に真剣に悩んでた。
極みを知って、もっと知りたいってなってレイジェス様を困らせるんじゃないかとまで思った。あの場所にいたらだめなんじゃないか? って。
だけど、今は達してもいいんじゃない?とか先の事は先で考えようよ? とか、楽観的に考えられるようになってる。
これってある意味、父神様のおかげかも?
隣ですやすやと寝息を立てている父神様を見る。
父神様はちょっとえろくて、すぐ舌を入れてキスをしてくるけど私の嫌がる事は絶対しない。
優しい人なのだ。
だから私も父神様を慕っている。
時間を見ると朝の9の刻だった。まだ眠い。私は父神様にぴたりとくっついて寝た。
「アリア起きろ。ピレトス山に行くぞ? 昨日言っておいただろう?」
むにゃむにゃと私は目覚めて目をこする。
「あ、レベル上げでしたっけ?」
「そうだ。狩りに行きたいと言い出したのはそなただぞ?」
と言ったあと父神様に着衣の神呪を掛けられて私の衣服はシャツとズボンになった。膝下までの編み上げのブーツも履いている。
そして空間から小ぶりな剣を取り出して私に渡した。
「ミスリルで出来た剣だ。手を切らぬよう気をつけなさい」
そう言ってまた着衣の神呪で腰ベルトを造りだし、そこに剣を挿してくれた。
父神様はいつもの白い牧師のような長い学ランのような服を着ている。
そして天使から羽付きリュックを背負わされた。
「女神様、ここには昼食が入っています。おにぎりで中身はシャケとカツオです。沢庵とお茶も入ってますからね」
「は~い」
リュックを背負って気分は遠足だ。
では行くぞ?と父神様がゲートを開く。ゲートですぐ着くって、それもう遠足じゃない!
遠足ってのは歩いて遠くに行くんだよ?と父神様に言ったらそなたの足ではゆけぬ。
と却下された。しょぼん。
「ということで、ついたぞ~狩場!」
と私は叫ぶ。やまびこが聞こえる。
父神様は空間収納から椅子やらテーブルやら本やら取り出して、侍従のリシュフェルはお茶セットを取り出してお茶の用意をしている。
えっと、私は狩にきたはずなのですが?どうすればいいのでしょう?
「アリア、そこにぴょこぴょこ飛んでいる【かえる】をやっつけてみよ」
と言うので私は剣を腰ベルトから抜いて構えた。
目の前に私の手のひらより少し大きいくらいのヒキガエルらしいものがいた。
剣を構えたものの思っていたよりでかくてびびる。
「こ、これをやっつけるのですか?」
「そうだ」
カエルは別に私になんの悪さもしていない。なのにやっつけなきゃいけないという状況になんだか罪悪感を感じる。
「ごめんなさいね、カエルさん……死んで!!」
と剣を振るがぴょんと飛んで逃げられた。
「父神様、逃げられました」
「逃げたら追え!ちゃんと仕留めろ!」
「は、はいっ!」
私は逃げたカエルを追いかけて剣で叩く。また逃げられる。繰り返していると息が切れてきてはぁはぁしだした。胸が苦しい。
胸を押さえてじっとする。まだ苦しい。
父神様が私の様子が変なのに気付いて駆け寄ってきた。
「体調が悪いならすぐ言え!」
と言って空間から薬を取り出して飲まされた。すごい苦い。
「苦いです」
「良薬は口に苦しだ。我慢するがよい」
甘いトウミばかり食べてきたせいか苦いものはまだ苦手なんです。だって子供だもん。
薬を飲むとすぐ効いて苦しくなくなった。もしかしてレイジェス様の薬より効いてる。
さすが神!
私はむくっと起き上がってまたカエルと戦った。
薬を飲んで元気になったせいかやる気が増した。
ぶっ殺してやる!かかってこいやぁ!私の戦闘民族の血が騒いだ。
(どこの戦闘民族だって感じだけど。)
「とりゃ! やぁ!」
「うおぉぉぉ! せいっ!」
はぁはぁと汗を腕で拭っていると父神様が言った。
「よう頑張ったな。もう昼だ。握り飯を食うぞ?」
「はい!」
リシュフェルが私のリュックからおにぎりやお茶、沢庵を出してテーブルに並べる。
「今日の糧を神に感謝します!いただきます!」
とお祈りしてから私は食べた。
「外で食べると殊更美味しく感じます」
「うむ。外で食すのは我も久しぶりだ」
「レベルも3まで上がりHPも80になったがあと1レベル上げないとHPが100にいかぬな
せめてHP100はないと、うさぎの一蹴りに耐えられぬ」
「おにぎりを食べたらまた頑張ります!」
父神様は私の頭を撫でて「そなたは本当に良き娘神である」と言った。
その後、私は大量にカエルをやっつけてレベルが4になった。HPも103になった。これでうさぎの一蹴りで死ぬ事はなくなったので安心だ。
父神様は大量にやっつけたカエルの山をぽいぽいと空間収納に入れている。
「どうしてそこに入れるのです?」
「これは神饌の一つで神の食い物だ名前をピレトスフロッグという。料理にして食すと美味い。今日の夕食はこれにしよう」
「え~! カエルを食べるのですか?」
「そなたが奪った命だ。そなたの糧にしてやれ」
そうだ。私が自分の為に殺してしまった何も悪い事をしていないカエルさんたち。父神様の言うとおりだ。私が食べなきゃただ無駄に死んだだけになる。
「はい! 私の糧にして血や肉に変えます!」
父神様はフッと笑った。
「命は大事だと分かれば良い」
といってまた頭をわちゃわちゃした。そしてゲートでみんなで宮殿に戻った。
食堂で給仕を待っていた私はびっくりした。
今日はピレトスフロッグを使った料理にするって聞いていたけど出てきた料理はどうみても【親子丼】のように見えたから。
「そこに乗っかっている玉子の中にあるのがピレトスフロッグだ。鶏肉みたいに見えるだろう?」
「はい」
私は祈りの言葉といただきますを言って食べ始めた。
「まんま親子丼やぁぁ! うまし! ですです! 父神様!」
「そなた食事時となると人が変ったようになるな…残念美幼女化しておる」
「米粒が頬についておるぞ……まったく」
「え?」
と言ったらリシュフェルが来てコメ粒を私の顔から取りぱくっと食べた。
「お恵みありがとうございます」
とフッと笑う。
「米粒食べて大丈夫? お腹痛くならない?」
と聞くと少量だし、私の唾液が付いてるから大丈夫という。
私が食事を終えて満足していると一足先にお茶を飲み終えた父神様は「私は禊風呂に行く」
とお風呂に入りに行ってしまった。
私も汗をかいたので神の恵みの前にお風呂に入りたかったのだけど、と思いつつお茶を飲んでいるとリシュフェルに声を掛けられた。
「どうされました?」
「わたくし、今日汗臭いですからお風呂に入ってから神の恵みにしたいのですけど…」
と言うと、リシュフェルにくんくん匂いを嗅がれた。
「トウミの匂いしかしませんが?」
「気分的に汗をかいたってことが嫌なのかも知れません」
「汗など私からしたらご馳走なのですが……。そんなに言うなら仕方ありません」
と言って神呪で綺麗にしてくれた。体が爽やかになった気がする。
「ありがとう」
私は飲み終わったお茶を下げてもらい、今さっきまで自分が食事していたテーブルに椅子に足をかけてのぼった。靴は脱いで裸足のままだ。
そして私がさっきまで座って食事をしていた椅子にリシュフェルが座る。
私は自分からズボンを下ろし、ショーツの紐を解いた。シャツのみの姿になる。
そしてリシュフェルの前で股を開く。
リシュフェルは私の小さな橘に手を伸ばし弄り始めた。
私はだまってそれを見ている。
リシュフェルには大天使だけあって大きな翼が背中にある。
でもいつもは折りたたまれていて興奮したときにしか開かない。
今はその翼が半開きになっている。
リシュフェルは白く腰まで届く長い髪に浅葱色の瞳をしていて、外国人のように彫りの深い顔をしている美しい大天使である。
リシュフェルに弄られて私の橘から先走り汁が出てきた。気持ちがいい。食事を与える行為なのに気持ちが良くなっていいのか?
私がじっと見ていることに気付いたのかリシュフェルが私の橘を舌でれろれろと舐め始めた。舐めながら私の顔を見つめる。
それはとても食事している様な顔ではなくて……いやらしい男の顔だった。
「ねぇ、リシュフェル。これが食事だったら大天使は性行為する時どうするのですか?」
「それは私と致したいという事でしょうか?」
「ち、違います! 普通に致すのか疑問に思ったのです」
リシュフェルはちゅぱちゅぱと私の一物を舐めて扱き上げながらも考えているようだった。
「神といたして液が口や体に入れば食事になりますが、他の者、例えば天使同士とか人間とかが相手だと普通の性行為になるのでしょうね。神とでも精を得ない行為なら性行為になるかと思われます。でも、精を得ない性行為なんて難しいと思いますね」
「行為自体はできるのですね……」
「はぁ、私は致した事はありませんが。たぶん出来る筈です」
まぁ、なんていうことでしょう……私にこんな事をしておいてリシュフェルは童貞でした。ちなみに父神様も童貞だし、たぶん、レイジェス様もだよね?
私の周りの童貞率が異様に高くないか?
まぁ、でも、穢れを知らない体ってことだよね。良い事じゃん!
レイジェス様なんて他の女の手垢がついてないまっさらだよ! あんな美男子なのに! とか考えてると橘が萎れてきた……。
「女神様? 余計な事を考えていますといつまでたっても食事が終わりません。さっさと私にお恵みを下さい!」
リシュフェルに怒られた。
なのでちゅぱちゅぱしこしこ頑張ってもらって出した。
「美味しかったです。神の恵みに感謝」と手を合わせられた。
いつものパターンですが。
「じゃ、私も禊風呂に行ってきます。扉を開いて?リシュフェル」
と言うとゲートを開いてくれた。
禊風呂に行くと父神様がまだいてお風呂でお酒を飲んでいた。私もささっと体を洗って父神様のところに行く。
「そなたも飲むか?」
「え? わたくし子供ですけど、いいのですか?」
「これはお神酒だ。子供のそなたでも飲めるぞ?」
「え! じゃ、ちょっとだけ!」
父神様は神呪で杯を出し、私についで渡した。
それはしゅわしゅわして甘いお酒だった。しゅわしゅわがレイジェス様とのキスを思いださせる。
ごくごくっと喉を通る。
「ん? そなたいける口だな。もそっと飲め飲め」とまたお酒を注がれる。
ごくごくと飲んでしゅわしゅわっとする。なんだかふわふわいい気分になってきた。
「父神様、わたくし明日帰ろうかと思います」
「そうか」
「父神様のおかげです。色々前向きに考えられるようになりました」
「うむ」
「わたくしここに来て良かったです! 父神様ありがとう! 大好き!」
父神様は私を抱きしめて口付けをした。舌が口の中をれろれろと動き回る。
ちゅぽんと音を立てて唇が離れたあと、父神様の一物がそそり立っているのが見えた。薄桃色の父神様のあそこ。
ぺたんとしている所しか見たことがなかったのでその大きさに驚く。
陰茎の部分が何箇所かぽこぽこしていて、なんか亀頭の形が傘の部分がすごく広がってとがっている。父神様が神呪で光を飛ばしリシュフェルを呼んだ。
私は人間のそれとは違う部分をずっと見ていた。
「こら、見るな」
「レイジェス様と形が違います」
「我は神だからな。神は皆このような形になっている。返しの部分が引っかかって取れぬ様に大きくなっている」
「へ~」
と言ってるとリシュフェルが来て、父神様はお風呂の淵に座って股を開いた。
リシュフェルはそこに跪き父神様の一物をしゃぶりだした。私はびっくりする。
でも、よく考えてみたら、これは溜まった物をただ出すのがもったいないから、リシュフェルに食事として与えようとした事に過ぎない事に気付いた。
「うっ」
と言ったあとに父神様の力が抜けたようになっていた。
「今日はお二人に恵みをいただきありがとうございます。ご馳走様でした」
リシュフェルは微笑んだ。そして去って行った。
「ずっとそなたに神の恵みを任せていたせいか私の体に精がたまりすぎていたようだ。気付かなかった。……そなたが下界に帰ると思うと寂しくなるなぁ」
「また、遊びに来ますし。父神様も遊びに来てください」
「そうだな」
私と父神様はまたお風呂に入ってお酒を一緒に飲んだ。
しゅわしゅわしてて美味しくて、気持ちまでふわふわして、たわいも無い話をして二人して笑った。
父神様は相変わらず私を抱きしめては、ちゅっちゅとキスをしてくる。
これではお屋敷にいる時と変らないのでは? と思う。舌を入れてくる人がレイジェス様じゃなくて父神様になっただけの話じゃないか。
しかも両性体として神の恵みと称して精を放出して達しまくっている私……。
もしかして下界にいる時の方がまだ倫理的にマシだったのではないかと思う。
正直、両性体として橘から精を放出していると誰かの為にこの体を守らなければならないって感情がかなり薄くなってる。これが女の子の時だったら【唯一人の為に】って思ってたのに……もちろん、私はレイジェス様の物。
他の人には触られたくない、触らせない! って気持ちがあったのに。
小さいけど橘がついているというだけで、まいっか。とか思ってしまう。
ちなみに神の恵みは食事だと父神様が言うので、じゃあ食堂で致しましょうと私が言って、今は食堂で神の恵みを与えている。
だって食事なのに寝室って、やることがあれだし変な気分になるから、割り切るならやっぱり場所をちゃんとしようよ? って思ったわけだ。
こんな事やってるのレイジェス様にばれたら即刻婚約破棄されちゃうのではないかとちょっと心配。
でも、自分の性格だと、嘘つけないしなぁ……。はあ。
しかし、あれだけ両性体で達していると女の子で達しても問題ないんじゃない? って思えてきた。まぁ、達しても問題ないんだけど、法律の範囲内ならさ?
自分が悩んでたのがバカバカしく感じて、もうお屋敷に帰りたいって思ってたりする。
そこで私はふっと笑う。
お屋敷で月を見て泣いていたあの時の私は本当に真剣に悩んでた。
極みを知って、もっと知りたいってなってレイジェス様を困らせるんじゃないかとまで思った。あの場所にいたらだめなんじゃないか? って。
だけど、今は達してもいいんじゃない?とか先の事は先で考えようよ? とか、楽観的に考えられるようになってる。
これってある意味、父神様のおかげかも?
隣ですやすやと寝息を立てている父神様を見る。
父神様はちょっとえろくて、すぐ舌を入れてキスをしてくるけど私の嫌がる事は絶対しない。
優しい人なのだ。
だから私も父神様を慕っている。
時間を見ると朝の9の刻だった。まだ眠い。私は父神様にぴたりとくっついて寝た。
「アリア起きろ。ピレトス山に行くぞ? 昨日言っておいただろう?」
むにゃむにゃと私は目覚めて目をこする。
「あ、レベル上げでしたっけ?」
「そうだ。狩りに行きたいと言い出したのはそなただぞ?」
と言ったあと父神様に着衣の神呪を掛けられて私の衣服はシャツとズボンになった。膝下までの編み上げのブーツも履いている。
そして空間から小ぶりな剣を取り出して私に渡した。
「ミスリルで出来た剣だ。手を切らぬよう気をつけなさい」
そう言ってまた着衣の神呪で腰ベルトを造りだし、そこに剣を挿してくれた。
父神様はいつもの白い牧師のような長い学ランのような服を着ている。
そして天使から羽付きリュックを背負わされた。
「女神様、ここには昼食が入っています。おにぎりで中身はシャケとカツオです。沢庵とお茶も入ってますからね」
「は~い」
リュックを背負って気分は遠足だ。
では行くぞ?と父神様がゲートを開く。ゲートですぐ着くって、それもう遠足じゃない!
遠足ってのは歩いて遠くに行くんだよ?と父神様に言ったらそなたの足ではゆけぬ。
と却下された。しょぼん。
「ということで、ついたぞ~狩場!」
と私は叫ぶ。やまびこが聞こえる。
父神様は空間収納から椅子やらテーブルやら本やら取り出して、侍従のリシュフェルはお茶セットを取り出してお茶の用意をしている。
えっと、私は狩にきたはずなのですが?どうすればいいのでしょう?
「アリア、そこにぴょこぴょこ飛んでいる【かえる】をやっつけてみよ」
と言うので私は剣を腰ベルトから抜いて構えた。
目の前に私の手のひらより少し大きいくらいのヒキガエルらしいものがいた。
剣を構えたものの思っていたよりでかくてびびる。
「こ、これをやっつけるのですか?」
「そうだ」
カエルは別に私になんの悪さもしていない。なのにやっつけなきゃいけないという状況になんだか罪悪感を感じる。
「ごめんなさいね、カエルさん……死んで!!」
と剣を振るがぴょんと飛んで逃げられた。
「父神様、逃げられました」
「逃げたら追え!ちゃんと仕留めろ!」
「は、はいっ!」
私は逃げたカエルを追いかけて剣で叩く。また逃げられる。繰り返していると息が切れてきてはぁはぁしだした。胸が苦しい。
胸を押さえてじっとする。まだ苦しい。
父神様が私の様子が変なのに気付いて駆け寄ってきた。
「体調が悪いならすぐ言え!」
と言って空間から薬を取り出して飲まされた。すごい苦い。
「苦いです」
「良薬は口に苦しだ。我慢するがよい」
甘いトウミばかり食べてきたせいか苦いものはまだ苦手なんです。だって子供だもん。
薬を飲むとすぐ効いて苦しくなくなった。もしかしてレイジェス様の薬より効いてる。
さすが神!
私はむくっと起き上がってまたカエルと戦った。
薬を飲んで元気になったせいかやる気が増した。
ぶっ殺してやる!かかってこいやぁ!私の戦闘民族の血が騒いだ。
(どこの戦闘民族だって感じだけど。)
「とりゃ! やぁ!」
「うおぉぉぉ! せいっ!」
はぁはぁと汗を腕で拭っていると父神様が言った。
「よう頑張ったな。もう昼だ。握り飯を食うぞ?」
「はい!」
リシュフェルが私のリュックからおにぎりやお茶、沢庵を出してテーブルに並べる。
「今日の糧を神に感謝します!いただきます!」
とお祈りしてから私は食べた。
「外で食べると殊更美味しく感じます」
「うむ。外で食すのは我も久しぶりだ」
「レベルも3まで上がりHPも80になったがあと1レベル上げないとHPが100にいかぬな
せめてHP100はないと、うさぎの一蹴りに耐えられぬ」
「おにぎりを食べたらまた頑張ります!」
父神様は私の頭を撫でて「そなたは本当に良き娘神である」と言った。
その後、私は大量にカエルをやっつけてレベルが4になった。HPも103になった。これでうさぎの一蹴りで死ぬ事はなくなったので安心だ。
父神様は大量にやっつけたカエルの山をぽいぽいと空間収納に入れている。
「どうしてそこに入れるのです?」
「これは神饌の一つで神の食い物だ名前をピレトスフロッグという。料理にして食すと美味い。今日の夕食はこれにしよう」
「え~! カエルを食べるのですか?」
「そなたが奪った命だ。そなたの糧にしてやれ」
そうだ。私が自分の為に殺してしまった何も悪い事をしていないカエルさんたち。父神様の言うとおりだ。私が食べなきゃただ無駄に死んだだけになる。
「はい! 私の糧にして血や肉に変えます!」
父神様はフッと笑った。
「命は大事だと分かれば良い」
といってまた頭をわちゃわちゃした。そしてゲートでみんなで宮殿に戻った。
食堂で給仕を待っていた私はびっくりした。
今日はピレトスフロッグを使った料理にするって聞いていたけど出てきた料理はどうみても【親子丼】のように見えたから。
「そこに乗っかっている玉子の中にあるのがピレトスフロッグだ。鶏肉みたいに見えるだろう?」
「はい」
私は祈りの言葉といただきますを言って食べ始めた。
「まんま親子丼やぁぁ! うまし! ですです! 父神様!」
「そなた食事時となると人が変ったようになるな…残念美幼女化しておる」
「米粒が頬についておるぞ……まったく」
「え?」
と言ったらリシュフェルが来てコメ粒を私の顔から取りぱくっと食べた。
「お恵みありがとうございます」
とフッと笑う。
「米粒食べて大丈夫? お腹痛くならない?」
と聞くと少量だし、私の唾液が付いてるから大丈夫という。
私が食事を終えて満足していると一足先にお茶を飲み終えた父神様は「私は禊風呂に行く」
とお風呂に入りに行ってしまった。
私も汗をかいたので神の恵みの前にお風呂に入りたかったのだけど、と思いつつお茶を飲んでいるとリシュフェルに声を掛けられた。
「どうされました?」
「わたくし、今日汗臭いですからお風呂に入ってから神の恵みにしたいのですけど…」
と言うと、リシュフェルにくんくん匂いを嗅がれた。
「トウミの匂いしかしませんが?」
「気分的に汗をかいたってことが嫌なのかも知れません」
「汗など私からしたらご馳走なのですが……。そんなに言うなら仕方ありません」
と言って神呪で綺麗にしてくれた。体が爽やかになった気がする。
「ありがとう」
私は飲み終わったお茶を下げてもらい、今さっきまで自分が食事していたテーブルに椅子に足をかけてのぼった。靴は脱いで裸足のままだ。
そして私がさっきまで座って食事をしていた椅子にリシュフェルが座る。
私は自分からズボンを下ろし、ショーツの紐を解いた。シャツのみの姿になる。
そしてリシュフェルの前で股を開く。
リシュフェルは私の小さな橘に手を伸ばし弄り始めた。
私はだまってそれを見ている。
リシュフェルには大天使だけあって大きな翼が背中にある。
でもいつもは折りたたまれていて興奮したときにしか開かない。
今はその翼が半開きになっている。
リシュフェルは白く腰まで届く長い髪に浅葱色の瞳をしていて、外国人のように彫りの深い顔をしている美しい大天使である。
リシュフェルに弄られて私の橘から先走り汁が出てきた。気持ちがいい。食事を与える行為なのに気持ちが良くなっていいのか?
私がじっと見ていることに気付いたのかリシュフェルが私の橘を舌でれろれろと舐め始めた。舐めながら私の顔を見つめる。
それはとても食事している様な顔ではなくて……いやらしい男の顔だった。
「ねぇ、リシュフェル。これが食事だったら大天使は性行為する時どうするのですか?」
「それは私と致したいという事でしょうか?」
「ち、違います! 普通に致すのか疑問に思ったのです」
リシュフェルはちゅぱちゅぱと私の一物を舐めて扱き上げながらも考えているようだった。
「神といたして液が口や体に入れば食事になりますが、他の者、例えば天使同士とか人間とかが相手だと普通の性行為になるのでしょうね。神とでも精を得ない行為なら性行為になるかと思われます。でも、精を得ない性行為なんて難しいと思いますね」
「行為自体はできるのですね……」
「はぁ、私は致した事はありませんが。たぶん出来る筈です」
まぁ、なんていうことでしょう……私にこんな事をしておいてリシュフェルは童貞でした。ちなみに父神様も童貞だし、たぶん、レイジェス様もだよね?
私の周りの童貞率が異様に高くないか?
まぁ、でも、穢れを知らない体ってことだよね。良い事じゃん!
レイジェス様なんて他の女の手垢がついてないまっさらだよ! あんな美男子なのに! とか考えてると橘が萎れてきた……。
「女神様? 余計な事を考えていますといつまでたっても食事が終わりません。さっさと私にお恵みを下さい!」
リシュフェルに怒られた。
なのでちゅぱちゅぱしこしこ頑張ってもらって出した。
「美味しかったです。神の恵みに感謝」と手を合わせられた。
いつものパターンですが。
「じゃ、私も禊風呂に行ってきます。扉を開いて?リシュフェル」
と言うとゲートを開いてくれた。
禊風呂に行くと父神様がまだいてお風呂でお酒を飲んでいた。私もささっと体を洗って父神様のところに行く。
「そなたも飲むか?」
「え? わたくし子供ですけど、いいのですか?」
「これはお神酒だ。子供のそなたでも飲めるぞ?」
「え! じゃ、ちょっとだけ!」
父神様は神呪で杯を出し、私についで渡した。
それはしゅわしゅわして甘いお酒だった。しゅわしゅわがレイジェス様とのキスを思いださせる。
ごくごくっと喉を通る。
「ん? そなたいける口だな。もそっと飲め飲め」とまたお酒を注がれる。
ごくごくと飲んでしゅわしゅわっとする。なんだかふわふわいい気分になってきた。
「父神様、わたくし明日帰ろうかと思います」
「そうか」
「父神様のおかげです。色々前向きに考えられるようになりました」
「うむ」
「わたくしここに来て良かったです! 父神様ありがとう! 大好き!」
父神様は私を抱きしめて口付けをした。舌が口の中をれろれろと動き回る。
ちゅぽんと音を立てて唇が離れたあと、父神様の一物がそそり立っているのが見えた。薄桃色の父神様のあそこ。
ぺたんとしている所しか見たことがなかったのでその大きさに驚く。
陰茎の部分が何箇所かぽこぽこしていて、なんか亀頭の形が傘の部分がすごく広がってとがっている。父神様が神呪で光を飛ばしリシュフェルを呼んだ。
私は人間のそれとは違う部分をずっと見ていた。
「こら、見るな」
「レイジェス様と形が違います」
「我は神だからな。神は皆このような形になっている。返しの部分が引っかかって取れぬ様に大きくなっている」
「へ~」
と言ってるとリシュフェルが来て、父神様はお風呂の淵に座って股を開いた。
リシュフェルはそこに跪き父神様の一物をしゃぶりだした。私はびっくりする。
でも、よく考えてみたら、これは溜まった物をただ出すのがもったいないから、リシュフェルに食事として与えようとした事に過ぎない事に気付いた。
「うっ」
と言ったあとに父神様の力が抜けたようになっていた。
「今日はお二人に恵みをいただきありがとうございます。ご馳走様でした」
リシュフェルは微笑んだ。そして去って行った。
「ずっとそなたに神の恵みを任せていたせいか私の体に精がたまりすぎていたようだ。気付かなかった。……そなたが下界に帰ると思うと寂しくなるなぁ」
「また、遊びに来ますし。父神様も遊びに来てください」
「そうだな」
私と父神様はまたお風呂に入ってお酒を一緒に飲んだ。
しゅわしゅわしてて美味しくて、気持ちまでふわふわして、たわいも無い話をして二人して笑った。
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