魔術師長様はご機嫌ななめ

鷹月 檻

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第二章

14リューク『表』 後編

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 私はレイジェス様のお部屋の寝台に入った。先に私を寝台にいれて、サイドテーブルの蝋燭の火はまだ消してない。なんか火事になりそうで怖い。
魔石灯とかあるのに、レイジェス様は蝋燭の灯りが好きみたいで良く使う。
ゆらめくのがいいらしい。
レイジェス様はドアを閉めてお布団に入ってきた。そして私を抱きしめる。

「そういえば前、リアの大事な所に滑って入ってしまう所だった」

 私は顔が赤くなった。あの時だ。私もわかった。

「入りはしませんよ……レイジェスさまのは大きくて」
「ちょっと先が埋もれちゃったくらいです。ふふふ」

 レイジェス様が嬉しそうに笑う。私を抱きしめてキスをする。
私を仰向けに寝かせて足を持ち股を広げさせて、そこに顔を寄せた。
両手は乳首を弄っていて舌で蕾を転がして遊んでいる。

「リアは蕾をこうやってされるのが好きなのだろう?」
「……はぃ。レイジェス様ぁ」

 もう、じょわって液が溢れてきた。

「さっき弄っていたからなぁ、途中だったし愛液が出やすくなっている」

 ぴちょぴちょと舌先を使って舐める音が響く。
蕾の皮が舌で脱がされるように剥がされ蕾の敏感な部分が露になった。そこにふぅと息を吹きかけるレイジェス様。私のあそこがひくひくとする。
そのあと舌先でぺろぺろと舐め上げる。それが私のいい所に当たって小さな快感が波のように襲ってくる。

「っん、ああぁ、いぃ、凄い……きもちぃぃよぅ……」

 蕾が硬くなってきて熱を持っている。レイジェス様も我慢できなくなってきたのか寝台の淵に腰掛け、私を自分の体の上に乗せた。

「リアは私のを弄れ……。私はリアのを弄る」

 私はこくりと頷いて、自分の股の間ににょきっと出ているレイジェス様の陰茎を右手で扱き、左手は亀頭の先をくるくると刺激した。亀頭のさきから液が雫のように垂れる。

「あぁ、ぬるぬると気持ちがいぃ……。まるでリアに包まれているようだ」

 レイジェス様は私の蕾を擦りながら腰を振った。
レイジェス様の陰茎が私のいい所に当たってもういきそうだった。

「……ねぇ、いきそう……きもちよくって、あそこがひくひくしてる。わかる?」
「ああ、私もいきそうだ……」
「……一緒に! レイジェス様あぁ!」

 レイジェス様が激しく腰を振ると私の蕾にはじけたような刺激が与えられ、じゅわっと愛液が広がった。私の蜜花の中がぴくぴくしてるのがわかる。

「い、いぃぃああああいぃぃ、いいぃ、いくうううう! いっちゃういっちゃう!もうだめぇああああああ!!」
「うっ!!」

 レイジェス様と私は果てた。私はレイジェス様の亀頭を撫で撫でしていたので手がどろどろだ。レイジェス様はそれを見てアクアウォッシュをした。
そして優しく微笑んで私にキスをした。

 瞬間、バタン! とドアの開かれる音がした。
見るとそこにはリューク様がいた。
私はびっくりして声をあげた。

「きゃあ!」

 レイジェス様が近くに放ってあった私の寝巻きで私の前を隠す。

「なんだ? いきなり私の寝室に!! 無礼だ!」

 私は裸をレイジェス様意外に見られてしまったことで動揺してどきどきが止まらない。お股の大事な所まで見られてしまった! なんなのこの人!?

「君こそ、これは犯罪だぞ!?」
「はっ?」
「未成年の花を散らすのは犯罪だ!!」

 そう、リューク様は言った。
けど、私は蜜花を散らしてない。
レイジェス様は面倒臭そうに髪を掻き揚げて、床に脱ぎ捨てた自分の寝巻きを拾って着た。その時にリューク様の股間を見ていた。

「私はリアの蜜花を散らしておらん。それより、リアの蜜花を散らしたいのはお前じゃないのか?」

 と言い出した。

「股間が熱を持っているようだが?」

 嫌味ったらしく視線をリューク様の股間に送る。私も見つめてみるがちょっと不自然に盛り上がってる? くらいしかわからない。
こんな状態なのでセバスに声が聞こえたのかセバスがやってきた。

「こんな遅くに何をやってらっしゃるのです?」

 と言ったセバスが、寝巻きを体の前にだけ充てている私を見て動揺する。

「姫様!? お肌が露に!!」
「セバス……わたくし、このおじさんに……大事な所を見られてしまいました!」

 ぐすん。

「何ぃ!? 貴様どういうことだ!? 姫様は旦那様の物だぞ! 貴様ごときが見ていい肌ではないっ!!」
「しかも下を勃てておる」

 レイジェス様が追い討ちをかける。
セバスがそのもっこりした部分を見てプツッと何かが切れた。
リューク様はセバスに訴える。

「レイジェスは彼女の蜜花を奪った! 私は見たんだ!」
「はっ? 何を寝言を言っている貴様。旦那様も姫様も清い体だ! 薄汚れたお前と一緒にするな!」
「執事殿、これは犯罪です。彼女へ淫行をしたのです! 私は彼女を救わねばならない!」

 セバスはよくわかってた。あんあんしていても大事な所は守ってるって。
もうどうしたらいいの? と思ったらレイジェス様が自分の新しい寝巻きを持って来て私に頭からかぶせた。

「ほら腕を通して。大丈夫、前は私が隠しているからな」

 自分の体を衝立にして着替えをさせてくれた。ほんとは着衣の神呪でぱっと着れるけど動揺しすぎて忘れてた。裸じゃなくなったので安心した。

「こうやって、周りで嘘をついて彼女を騙して爛れた生活をさせていたのか!」
「私は本当に蜜花を散らしてませんってば!!」
「じゃあ、審問会を受けて頂こう」
「審問会だと!? 何の権利があってだ貴様!? 許せん、今すぐ貴様をぶち殺す!」

 セバスがいつの間にかナイフを4本取り出した。

「ちょっとやめてセバス! それ危ないから!」

 私はセバスの足に抱きついて止める。
レイジェス様はリューク様に呆れてこめかみを押さえてる。
審問会ってなに? なんでこんなことになってるの? 意味がわからない。
レイジェス様がぽんと手のひらを打った。

「そうだ! ヒューイットを呼ぼう!」
「「「はぁ?」」」

 レイジェス様以外の全員が素っ頓狂な声をあげた。
あ、でも、ヒューイット様は人の話を聞いてまとめたりするのがお上手だ。
私とレイジェス様もそれでスムーズに仲良くなれた。

「いいかも知れませんが、こんな時間に迷惑では?」
「ふむ、とりあえず、通信で確認してから馬車を送るか」
「セバス、通信連絡を」
「はい、旦那様」

 私は部屋の長椅子に座っているレイジェス様の膝の上にいる。テーブルを挟んだ個人椅子にリューク様が座っている。じっと見られるので私はレイジェス様の方に顔が向くような体勢を取った。
セバスがお茶のセットを持って来て言った。

「来て頂けるとの事なので馬車を迎えにやりました」

 と言ってお茶の用意をしてくれる。
しーんとして会話もなく、ただ私がじろじろ見られている中ヒューイット様が来た。


「愛の伝道師、ヒューイット参上! 今日の悩める子羊ちゃんは誰ですか?」

 と超絶軽いノリでやってきた。そこにいた全員の視線がヒューイット様に突き刺さる。

「すいません、調子に乗ってました。で、どうしたんです?」

 とリューク様の隣にすわる。

「あれ? リューク様何故ここに?」

 とヒューイットが聞く。

「わたくしとレイジェス様が閨事をしていたら突然侵入してきたのです!」
「まぁ!」

 ヒューイット様は驚いていた。

「リューク様は何故寝室に入られたのですか?」

 ヒューイット様が尋ねる。

「……その、ここの使用人達が、週末は旦那様が婚約者と激しいと聞いて、そのぅ……」
「ふむふむ、リューク様はのぞきをされようとしたわけですね?」
「いや、のぞくつもりは!!」
「のぞくつもりもないのに寝室に行ったのですか? 何をしに?」

 リューク様はばつが悪そうにのぞきを自白した。

「最低です!」

 と私は言った。使用人の話を聞いて、わざわざ覗きに来るとか有り得ない。
この人って騎士団長で偉い人なんだよね? こんなんでよく騎士団長になれたな。

「やはり使用人の女共は何人かクビだな」

 とレイジェス様。

「で、のぞくだけのつもりが、何故乱入に?」
「……彼女は嫌がっていた!」

 私とレイジェス様が顔を見合わせる。ヒューイット様が私に聞く。

「アリア様は嫌だったのですか?」
「いいえ? いい気持ちになってました。レイジェス様もですよね?」
「うむ。愛の確かめ合いは気持ちが良いな」

 レイジェス様はご機嫌である。

「リューク様、お二人はこう言っていますが?」
「しかし、これは犯罪だ! 彼女の蜜花を奪うなど! まだ子供だぞ!」

 ヒューイット様が首を傾げる。

「あら? おふたりともまだ清い体だったはずですよね?」
「そうです、わたくしもレイジェス様も清いです。なのに何回言っても信じてくれなくて、審問会? にかけるとか言い出して、審問会って何ですの?」
「ええええ? 審問会ですか?」

 ヒューイット様がレイジェス様を見る。

「審問会というのは清いお付き合いしている男女のどちらかが浮気をした場合、その清さを証明するための機関です。体を調べられます」
「え?」
「レイジェス様、わたくし理解できません。馬鹿なのでしょうか? わたくしがお付き合いしているのはレイジェス様ですし、浮気なんてしてませんもの。神の恵みだって橘で致しましたから、カウントされないですよね?」

 レイジェス様が私と同様に不可解な顔をして言う。

「私が審問会にかけるというなら分かるが、リュークが審問会にかけるというのが理解不能だ」
「ですよね?」
「ついでに、わたくしも理解不能ですわ? 審問会にかける権利があるのはレイジェス様だけですわ?」

 とヒューイット様。三人の意見が合ったって事はおかしいのはリューク様だ。

「どういう事なのでしょう? リューク様」

 ヒューイット様が問う。

「……彼女は私の物であるべきだ」

 とリューク様が言い出した。ヒューイット様がこめかみを押さえる。

「アリア様は戴冠式の際に神籍を献上され、同時に公爵様と婚約の宣誓をされました。それは何者にも覆せぬという宣誓です。これの意味はおわかりですか?」
「……意味は十分わかっている。だが、俺は戴冠式の日、城にはいなかった。辺境の地にて任務についていた」
「それは、自分は遠くにいて知らなかったから、そんな宣誓など無効だ! ってことですか?」

 ヒューイット様が問い詰める。

「……そうだ」
「だとしても、いきなり審問会はないのでは? アリア様はリューク様とお付き合いをしているわけではないのですよ?」

 何だかげんなりしてきた。私がレイジェス様を狙ってると思っていた男色家は実は男色家じゃなくて、ロリコンで私を狙っていたらしい。まじか。

「神籍の者は夫を何人でも持てるから俺と付き合ってることにすれば調べられるはずだと思った」

 私の気持ちはどうなるんですかねぇ。
私はレイジェス様を見た。普通に和やかにお茶を飲んでいる。

「ちなみにリューク様はアリア様に、ご自分の気持ちを打ち明けたりしたのですか?」
「好きだとか愛してるとか、付き合ってくれとか。言いました?」
「言っていない。つい最近一度だけ見たきりだから」
「一目惚れですか……」
「……」
「で、結局リューク様はどうしたいと思ってらっしゃるのです?」

 ヒューイット様が尋ねる。

「審問会で蜜花を散らされてないとわかったら結婚を申し込みたい。第二の夫にして頂きたいと思っている。」

 面倒臭い大人を二人も抱え込みたくないんですが。

「そうですか、わかりました。では次にレイジェス様に聞きます」
「む。なんだ、何を聞くつもりだ?」
「リューク様がアリア様の第二の夫になりたいとおっしゃってますが、それに関してはどう思われますか?」

 レイジェス様は鼻でフッと笑って言った。

「たしかに神籍は何人も夫が持てる。でも、それはアリアには関係ない。リアは唯一人の人と一生添い遂げると決めているからだ。私はその唯一人が自分だと思っている。だからリュークがリアに結婚を申し込んでも断られるだろう」
「ふむふむ」
「では、リューク様、レイジェス様はこう言ってますがどう思われますか?」
「唯一人を愛する女などいない。女は今よりいい男がいれば浮気する。だから、レイジェスより私がいいと分かれば私に振り向くはずだ」

 私は目が点になった。レイジェス様はくっくっくと笑っている。
結局自分のことしか考えてないじゃない。なんだかザイード様を思い出した。

「では、次はアリア様に伺いましょうか」
「わたくし、今優しい気持ちになれませんわ? きつい言い方になってしまうかも」

 と私がいうとヒューイット様は頷いた。

「時には辛い現実を知ることも必要です。未練を残さないようにぶった切ってやってくださいませ。」

 了解です。

「今の話を聞かれてどう思われましたか? アリア様。」
「まず、リューク様は権利もないのに、なんでその審問会で私の蜜花を調べようと思ったのか疑問です。わたくしがお付き合いしてるのはレイジェス様でリューク様ではないですから」

 真面目な話をするのに膝の上で言うのもどうかと思い、レイジェス様の膝上から長椅子に座り直した。

「それにわたくし、正直リューク様に何の関心もないです。だって、おじさんだし。顔も好みじゃないし。体格も筋肉質とかマッチョ系は苦手なんです」

 ヒューイット様がぶった切れと言っていたのでトドメを刺した。

「だから、もう、見た目で無理!!」

 というとリューク様が驚いてる。
自分は私に好かれてるとでも思っていたのか?
レイジェス様は機嫌が良くなって私にちゅっちゅしだした。

「大体、わたくしが何度も密花は散らせてませんて言ってるのに、どうして信じないのです? レイジェス様ならわたくしが言ったことは信じてくれます」

 レイジェス様がこくこくと頷く。

「まだ、あります。わたくしは清いのですから、相手も当然清い方が良いです。でもあなたは他の女の方の手垢にまみれてますわ? そんなお古はわたくし嫌です」

 私は清いからな! はっはっはっはとレイジェス様がご機嫌に笑ってる。

「わたくしのことを好いてるみたいに言ってますけど、本当に好きであるならば、わたくしの嫌がる事はしないのでは? いきなり腕を掴んだり、抱き上げたり、抱きしめたり、わたくしは『嫌です!やめて!』って何回も言ったのに、私が気絶するまで止めませんでしたよね?」

 私は目を見開いて驚いているリューク様に畳みかけるように言った。

「それって私の事を本当に愛してるのでしょうか? レイジェス様はわたくしの嫌がることは絶対しません。わたくしがレイジェス様よりあなたを選ぶなんて有り得ませんわ!」
「そもそも嫌な事自体が無い。リアは私のやる事を全て許してしまうからな」

 そう自分で言って、うんうん頷いている。

「一番問題なのは、私とレイジェス様が愛し合っている時に空気も読まず突入してきておいて、自分はさも悪くないような言い方が本当に騎士団の団長様のやることなのでしょうか?」

 私はドレスのスカートをぎゅっと握り、ぎろりとリューク様を睨んで言った。

「恥を知りなさい! このおじさんは、事もあろうに……わたくしのお股を見やがったんですよ? もう死んで欲しいです! そうしたらわたくしも忘れられます! 見られた恥を! そもそも、なんで2回しか会った事のないおじさんが、わたくしのお股を見るんですっ? 訳がわかりませんわ?」

 私は自分の言いたいことを全部言い切った。いやまだ言い足りない。
レイジェス様はむすっとした顔で言った。

「じゃあ、リュークは不敬罪で死刑だな」
「そうですね、じゃあ、死刑ってことで」

 ヒューイット様も納得。レイジェス様も納得しているようだ。
ん? そんなに簡単に決めていいの? 死刑って。

「じゃあ、セバス、番所に連絡を」

 とレイジェス様が言う。セバスも怒っていたので即、通信室に行った。
リューク様が唯一人納得していない。

「え? 死刑? 冗談だよな? レイジェス?」
「ん? リアが死んで欲しいと言ったからお前は死刑だ。お前を生かしておいたら、リアが攫われるかも知れないからな」
「ヒューイット? 冗談だよな?」
「あなたの方が冗談みたいな存在ですよ? 宣誓も守れず自分の物にしようとこの部屋に押し入って、アリア様の柔肌を見てしまったのですから。それはもう不敬罪で死刑でしょう」

 リューク様は縋る様に二人に言った。けど、二人共冷たく突き放す。

「アリア様? 冗談ですよね? 死刑など、優しいあなたがそんなことを言うはずがない」
「わたくしのことを何も知らないくせに……優しいとか笑っちゃうんですけど? わたくしが優しいのはレイジェス様にだけですよ。あと側仕えとか仲のいい人。あなたは範囲外です。ここで生かしておいてあとで自分が危ない目に会うなら、死刑になって下さった方がよっぽど安心できますから」

 レイジェス様の攫われる発言で私は良く考えてみた。こんな自分の事しか考えない人、しかも2回しか会ってないのに魅了されて覗きまでするような人が、罪に問われず、その辺りをうろうろしてたら……確かにレイジェス様の言う通り、私攫われるかも知れない。色々考えたら怖くなってきた。

「嘘だろ? 死刑なんて! やめてくれ!」
「おかしな人。わたくしが何回もやめて、降ろして、触らないでって言ったのに止めなかったのに、自分がそんな目にあったときはやめてくれって言うんですね? あなたもやめなかったんですからわたくしもやめないですよ?」

 リューク様は両手で顔を覆い、うな垂れていた。
レイジェス様が少し驚いたように私を見ている。
多分、私がリューク様を助けない事に驚いてるのかな? と思った。
私、優しくなんて無いんだから。知らない、こんな人。

「折角楽しみにしていた週末が台無しですわ」

 レイジェス様は何も言わずに私の頭を撫でた。
番所の役人が来てリューク様を縛ろうとしたら暴れて剣を振り出した。
イラっとしたレイジェス様が魔法で剣を持つ腕を爆発させた。
腕はちぎれて辺りに血が飛び散った。
現実感のない光景。

「見ない方がいいぞ?」
「勝手な大人の事なんかどうでもいいです」

 レイジェス様は苦笑いした。




 後日、リューク様は逮捕され、番所で取り調べを受けた。
その調べの最中で自分のお屋敷に9歳の幼女を監禁拘束していた事が分かった。
その子は蜜花を散らされていて、栄養状態も良くなく、体には鞭を何回も打った跡があったらしい。

 不敬罪の他に幼女誘拐、監禁、傷害、未成年に対する性的陵辱が刑に加えられた。その為に処刑が確定になった。
レイジェス様はその話を聞いて顔色が真っ青になっていた。
もしかしたら私が誘拐監禁されていたのかも知れないのだから、そりゃレイジェス様も焦るだろう。

 王国騎士団の団長が起こした事件なので、王都では新聞の見出しになる大事件扱いになった。
私は折角決まったリリーの剣の先生が消えることになったのでリリーに謝ったら、幼女に酷いことをするような者に教わりたくないと酷く怒っていた。セバスは今度は自分が女の先生を採用すると息巻いていた。

 今回の剣の先生の採用はレイジェス様がリューク様に押し流されての仮採用だったので、面接もしてなかったのだ。
レイジェス様も押されて決めたことを反省していた。

 そして、それとは別にゼフィエルの件の事でこのお屋敷にお調べが入り、情報を流した役人が逮捕された。その役人と付き合っていたとされるお屋敷の使用人の女も特定されて、その女の人と普段仲良く話す使用人殆どがレイジェス様に辞めされられた。穴埋めの採用はまだ始めてない。
ゼフィエル殺害の犯人もまだ捕まっていなかった。

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