27 / 31
27・見て切って
しおりを挟む「動きが止まった!」
後ろで、ねおちゃんが嬉しそうに声を上げた。
(良かった)
わたしもほっと一息つこうとして、目を見開く。
グルグルって、黒い光の流れが、人体模型や骨格標本、花子さんにまた巻きついたのだ。
「円地くん! また来る!」
まだ体が動かないから、喉から声を出して伝えると、円地くんが下ろしていたカッターを持つ右手をまた上げる。
「あれが、本来の条件じゃなかったのか」
隣から、優しくて頼りになるんじゃない悪意のこもった声が聞こえ、ぞっとする。
(幽霊?)
顔を動かしたくても、横は見えない。
かと思っていたのに、体を固めていたこわばりが急になくなる。わたしの体は突然のことにうまく力が入らず、崩れ落ちそうになる。
そんなわたしの体に、横から幽霊の手が伸ばされていた。
その手は、黒い光を纏っていた。
(あれに、触れられちゃダメだ!)
本能で理解するが、まだ体にうまく力が入らない。
「瑠美ちゃん!」
叫び声が聞こえた。
(鈴ちゃん、心配してくれるんだ……)
その手が触れる後少しってところで、カッターがその手に向かって振り落とされ、幽霊の手はするりと避けた。
「いつのまに。素早い動きだな」
「お前もな」
円地くんはそのまま幽霊を切りつけるようにカッターを向けるが、幽霊はするりと避けて、気づいたら、円地くんが隣に、幽霊が花子さん達のそばにいる。
(なんで、花子さん達と黒い光で繋がっていたの?
なんで、あんな怖い声を出したの?
なんで、幽霊はわたしに手を伸ばしたの?)
不思議で仕方なくて、考えている事を知りたいけど、向こうに立つ幽霊の顔は、黒い光で包まれていて、どんな表情をしているか分からない。
「どうして? どういう?」
混乱するわたしに、幽霊は話す。顔は見えないけど、笑っているような声だった。
「簡単なことだよ。俺がこの学校の二十一の不思議を牛耳り、操ることのできる不思議たちの王なんだよ」
(不思議たちの王?)
わかんない、わかんない。幽霊のことが、どんどんわかんなくなる。
幽霊を見ていても、幽霊には黒い光を纏っているのが見えるだけで、情報が浮かんでこない。
「お前達は言ったな、七不思議の制定だって。そんな事、させるわけないだろ。この状況が最高なんだから」
幽霊の言葉に、円地くんは焦ったようにわたしを見る。
『焦り』『好きな食べ物は、おにぎり』
「おい、幽霊の情報よこせ」
「分かんない! なんも、分からない。見えないの」
「ちっ!」
円地くんは舌打ちをすると、幽霊に向き直る。
「そんなこともできんのか、めんどくせーな」
「頑張ってるって褒めてくれてもいいぞ」
「誰が褒めるか、元凶野郎」
「無理やりにでも褒めさせてやるよ。お前達が七不思議の制定を諦めた後にな!」
幽霊が、その黒い光に包まれた手を伸ばすと、それに操られているように人体模型、骨格標本、花子さんが動き出す。
円地くんは、カッターを構えた。
「満永、あいつらがどう動くかだけ、見ろ」
「そんなの無理だよ」
わたしは、見たいものを選ぶことはできない。
「気合いでやれ!」
「うん」
円地くんのドスの効いた怖い声に頷くしかない。
「藤間!」
「こっちは大丈夫。気にしないでいいよ」
円地くんが呼びかけると、頼もしい声が返ってくる。
振り返れないけど、藤間くんが言うなら大丈夫なんだろう。
人体模型達は、もうすぐそこまで来ていた。
(どう動くか見なきゃ!)
ジジッと視界が揺れる。
『骨格標本が右手を大きく振りかぶる』
その後、また視界が揺れたかと思うと、見えた骨格標本は右手をまだ振りかぶっていない。
(これがどう動くかってことかな⁉︎)
「右から、振りかぶってる!」
円地くんは動くと、右の腕をカッターで飛ばす。
「やっぱ、その目困るなぁ」
幽霊は煩わしそうに言った。
(よし、この調子だ!)
次の手を見ようとしたら、
『スマホを持ってみたい』
なんて、情報が骨格標本に浮かんでくる。
(あーもー、余計な情報いらないのに!)
「右、左、その影に連続!」
わたしの言葉を聞きながら、円地くんはカッターを振るっていく。
(やばいなぁ)
どう動いていくか教えていくが、見切れない時もあるし、いらない情報も見えるしで難しい。
しかもどんどん目や頭が疲れてきている。
「あっ」
一瞬目を休めようと瞑ったら、その間に、向こうの行動が見れる前に、攻撃が始まってしまった。
花子さんのけん玉攻撃が、人体模型の内臓投げつけでカモフラージュされながら、行われる。
円地くんは、なんとか切るけど辛そうだ。
「ごめん」
「ちっ! いいから、見ろ! 一回でも当たるとどうなるか分からないから、当たりたくない!」
(えっと、えっと!)
『身長:140』
(これじゃない!)
視界がジジっと揺れる。
『けん玉を下から打ち上げる』
「下から来る!」
見たものを告げるが、言ったのが遅かった。間に合っていない。
(あれじゃ、ぶつかっちゃう!)
「くそ!」
円地くんは、けん玉じゃなくて、なぜか天井に向かってカッターを振るう。
けん玉は、円地くんに当たった。
「ぐっ! くそ!」
円地くんは、事故にあったみたいに後ろに飛ぶ。けん玉が当たった、お腹の部分は黒い光を纏っていた。
「円地くん、黒い光がお腹に!」
円地くんは痛そうにしながら、うまいことだけ光を切る。
「追撃! いや、下がれ!」
幽霊の指示で、突っ込んできていた花子さんは、慌てて引いた。さっき切った天井が落ちてきたのだ。
(え、やばすぎない!)
天井が落ち煙立つ間に、円地くんはわたしの手を取った。
「走るぞ!」
隣の壁を切って廊下に出ると、走り始めた。
「どこいくの⁉︎ みんなは?」
教室に残った三人が心配で振り向くと、幽霊達は私たちを追ってきていた。
(狙いは、私たちなんだ)
「いいから! 今のうちに目を休めとけ!」
渡り廊下を走り、階段を上がって北校舎の三階につく。
後ろからは、追ってくる音が聞こえるのに、円地くんは行き止まりの方に向かった。
行き止まり、突き当たりにある音楽室のドアを円地くんは切ると、中に入る。
「なんだ?」「なんだ、なんだ?」「うるさい、うるさいぞ!」「不協和音を響かせるな!」「神聖な場所を汚すな!」
音楽室の絵達が、うるさく怒鳴る。
「そいつらをねじ伏せろ!」
遠くから幽霊の声が聞こえると、黒い光が絵達に纏わり始める。
「そうだ! 倒さねば神聖な場を邪魔するものを!」「不協和音を響かせるものを!」「怒りを力に!」
──ガ、ガラララララ
その時、綺麗とは言えないうるさいだけの音が耳に、いや脳まで響いてくる。
「うるせぇ!」
円地くんがカッターを振るうと、静かになった。
(すごい……音だって切り伏せるんだ)
円地くんは、その勢いのまま絵に向かい、壁際の棚を上り、音楽室の絵を切っていく。
全部を切ったところで、わたしを見た。
「いいか、不思議を全部切るぞ! 無理やり七つにする!」
『焦り』『音や光も切り伏せることができる』
降りて来た円地くんに手を掴まれる。
ここから出るのかと思って、入ってきたドアを見ると、幽霊達がやって来ている。
「させるか!」
幽霊が手を伸ばすと、操られたように花子さん達は動き始める。
その光景がブレる。
『右から花子さんが来てきて、その後上から人体模型がたくさん内蔵を振らせる。最後にその影から骨格標本が突撃してくる』
「右、上たくさん! その影!」
不思議を切るって言ったって、次はトイレの花子さん。
花子さんは飛ばしたとしても、トイレの鏡。トイレの鏡に行くのは前に行かないといけないけど、出入り口を塞ぐように攻撃してくるから、進めない。
「歯食いしばっとけ!」
攻撃を切り伏せた円地くんは、しゃがんで下にカッターを向け切る。
「わっ」
ぐらりとした気持ち悪い浮遊感を経て、一緒に落ちていく床達を足場にして、音楽室の下にあった教室、理科室に着地する。
ちょうど机の上だったからそこから降りると、走り出す。
「いくぞ!」
(確かにこれなら、あいつらを突破しなくていいけど! こんなのあり⁉︎)
走って、階段登って、走ってトイレの鏡を切って、二階分下に落ちて、壁切って、四時四十四分の怪異がチャイムを鳴らしてたから放送室で機材を一応切ってみたら、夕方が終わり夜に戻った。
「暗くなったら見えづらくていいかと思ったが、あいつら暗くても見えるのかよ!」
「学校の備品、こんなに切っちゃって大丈夫なの!?」
人体模型や骨格標本達は、黒い影のようにすごく早いわけではないが、人並みには早いから、ずっと走るしかない。
目や頭の痛さは無くなったが、足早い方でも体力あるわけでもないから、息は切れ切れだ。
「大丈夫だ。なんとかなる! 次のは見るんじゃねぇぞ」
走って、壁切って中庭に出て、わたしは足元を見ながら走る。
ぎしり、木が揺れる音が聞こえた。
円地くんはカッターを構えたみたいだった。
「もういい! 次行くぞ!」
顔をあげて目の前にある木を見るが、人の影なんかない。切ったんだろう。
「いかせるか!」
振り返ると、幽霊達も後ろに来ていた。
『花子さんが、フラフープを投げる』
「フラフープが来る!」
「今のうちに息整えておけ」
円地くんは、花子さん達に向かって立つと、飛んできたフラフープを切り伏せる。
骨格標本達も攻撃してくるかと思ったが、何もない。
「息は整ったか? 行くぞ!」
近くの窓を切って、保健室の中に入ると、ちょっと走って、また壁切って、廊下を走って、階段登って、渡り廊下を走る。
円地くんは、頭の中にマップがしっかりとあるのか、悩むことがない。
(あ、ここ五年一組だ)
「お前は横見んなよ」
五年一組の前を走りながら、円地くんは教室の中へ声をかける。
「大丈夫か!」
「ああ! 頼んだ!」
一瞬だったが、二人の会話はそれだけで十分らしい。
(信頼があるんだな)
「頑張って!」
教室から聞こえて来たその声は、
(鈴ちゃん……!)
「負けない!」
わたしも声を張り上げた。
走って、階段を降りて、踊りの場の鏡を切って、残りの階段を降りて、壁切って、外走って、壁切って、美術室に入る。
「あら、やっと誰が一番美しいか伝えに来たの?」
「どれも十分綺麗だよっ!」
円地くんは、一体、一体にカッターを当てて切っていく。
「あら、ありが」
喋っていても、容赦も躊躇もなしだ。
「残っているやつはいるか?」
美術室の中を見ても、情報が見えてくることはない。残っている存在はいないんだろう。
「いない」
「じゃあ、行くぞ」
美術室のドアを開け、走る。
「次は遠いぞ」
「ねぇ、円地くん。花子さん達が追って来ている様子はないけど、走らないとダメ?」
階段降りるまでは確かに追って来ていたはずなのに、今は後ろにいない。
「体力温存したいところだが、いつくるか分からないのは、不安だ。速攻で終わらせる。次は体育館だ」
0
あなたにおすすめの小説
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
四尾がつむぐえにし、そこかしこ
月芝
児童書・童話
その日、小学校に激震が走った。
憧れのキラキラ王子さまが転校する。
女子たちの嘆きはひとしお。
彼に淡い想いを抱いていたユイもまた動揺を隠せない。
だからとてどうこうする勇気もない。
うつむき複雑な気持ちを抱えたままの帰り道。
家の近所に見覚えのない小路を見つけたユイは、少し寄り道してみることにする。
まさかそんな小さな冒険が、あんなに大ごとになるなんて……。
ひょんなことから石の祠に祀られた三尾の稲荷にコンコン見込まれて、
三つのお仕事を手伝うことになったユイ。
達成すれば、なんと一つだけ何でも願い事を叶えてくれるという。
もしかしたら、もしかしちゃうかも?
そこかしこにて泡沫のごとくあらわれては消えてゆく、えにしたち。
結んで、切って、ほどいて、繋いで、笑って、泣いて。
いろんな不思議を知り、数多のえにしを目にし、触れた先にて、
はたしてユイは何を求め願うのか。
少女のちょっと不思議な冒険譚。
ここに開幕。
ノースキャンプの見張り台
こいちろう
児童書・童話
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
まぼろしのミッドナイトスクール
木野もくば
児童書・童話
深夜0時ちょうどに突然あらわれる不思議な学校。そこには、不思議な先生と生徒たちがいました。飼い猫との最後に後悔がある青年……。深い森の中で道に迷う少女……。人間に恋をした水の神さま……。それぞれの道に迷い、そして誰かと誰かの想いがつながったとき、暗闇の空に光る星くずの方から学校のチャイムが鳴り響いてくるのでした。
オバケの謎解きスタンプラリー
綾森れん
児童書・童話
第3回きずな児童書大賞 奨励賞をいただきました! ありがとうございます!
――七不思議を順番にめぐると、最後の不思議「大階段踊り場の鏡」に知らない自分の姿が映るんだって。
小学六年生の結菜(ユイナ)が通う三日月(みかづき)小学校では、そんな噂がささやかれていた。
結菜は難関中学に合格するため、塾の夏期講習に通って勉強に励んでいる。
だが一方で、自分の将来にひそかな期待と不安をいだいてもいた。
知らない自分を知りたい結菜は、家族が留守にする夏休みのある夜、幼なじみの夏希(ナツキ)とともに七不思議めぐりを決意する。
苦労して夜の学校に忍び込んだ二人だが、出会うのは個性豊かなオバケたちばかり。
いまいち不真面目な二宮金次郎のブロンズ像から、二人はスタンプラリーの台紙を渡され、ルールを説明される。
「七不思議の謎を解けばスタンプがもらえる。順番に六つスタンプを集めて大階段の鏡のところへ持って行くと、君の知らない君自身が映し出されるんだ」
結菜と夏希はオバケたちの謎を解いて、スタンプを集められるのか?
そして大階段の鏡は二人に何を教えてくれるのか?
思春期に足を踏み入れたばかりの少女が、心の奥底に秘めた想いに気付いてゆく物語です。
【奨励賞】氷の王子は、私のスイーツでしか笑わない――魔法学園と恋のレシピ【完結】
旅する書斎(☆ほしい)
児童書・童話
【第3回きずな児童書大賞で奨励賞をいただきました】
魔法が学べる学園の「製菓科」で、お菓子づくりに夢中な少女・いちご。周囲からは“落ちこぼれ”扱いだけど、彼女には「食べた人を幸せにする」魔法菓子の力があった。
ある日、彼女は冷たく孤高な“氷の王子”レオンの秘密を知る。彼は誰にも言えない魔力不全に悩んでいた――。
「私のお菓子で、彼を笑顔にしたい!」
不器用だけど優しい彼の心を溶かすため、特別な魔法スイーツ作りが始まる。
甘くて切ない、学園魔法ラブストーリー!
【シスコン】シスターコントロール ~兄のダンジョン探索を動画サイトで配信して妹はバズりたい!~【探索配信】
釈 余白(しやく)
児童書・童話
西暦202x年、日本を襲った未曾有の大災害『日本列島地殻変動』により日本での生活環境は一変してしまった。日本中にダンジョンと呼ばれる地下洞窟が口を開き、周辺からは毒ガスが噴出すると言った有様だ。
異変から約一年、毒ガスの影響なのか定かではないが、新生児の中に毒ガスに適応できる肺機能を持った者たちが現れ始めていた。さらにその中の数%には優れた身体能力や頭脳を持つ者や、それだけでなく従来とは異なった超能力と言える特殊な異能力を持つ者もいた。
さらに八十年ほどが過ぎて二十二世紀に入ったころには人々の生活は落ち着き、ダンジョンを初めとする悪辣な環境が当たり前となっていた。そんなすさんだ世の中、人々の娯楽で一番人気なのはダンジョンを探索する限られた者たちの様子をリアルタイムで鑑賞することだった。
この物語は、ダンジョン探索に情熱を燃やす綾瀬六雨(あやせ りくう)と、その様子を配信してバズりたい綾瀬紗由(あやせ さゆ)という、どこにでもいるごく普通の兄妹が身近な人たちと協力し楽しく冒険するお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる