貞操逆転世界の温泉で、三助やることに成りました

峯松めだか(旧かぐつち)

文字の大きさ
103 / 221

第103話 搾り取りタイムの攻防 (ツブリ視点)

しおりを挟む
「じゃあ、ツブリさん、お願いしますね?」
 翡翠さんからのご指名だった。 
「ひゃい?」
 上司の兎田と一緒に変な声が出たのは言うまでもない。

 今なら上司のあっちに押し付けられて、そうすれば後々の追究とかかわせるよなあと、一瞬思い浮かんだが……
 昨日ちょっと上手く出来なかった事とか有るし、今度こそはとか。
 出番だひゃっほい役得、いやお仕事タイムとか同時に思い浮かび、どっちを返すかと一瞬悩んだが。
 がしっと手を掴まれて、一瞬で後者側に傾いた。
 では、行ってきますと、残る二人に目線とかで挨拶して。搾精部屋に移動した。

 うん、今回はスムーズだ、昨日みたいな強張り具合とか無いし、臍下丹田呼吸法で気を落ち着けつつ、臍下丹田に気合を込めてとか要らないし。
 部屋の説明に脱線して延々と本題に入れないみたいな、今考えても無様は事には成って居ない。
 このくだりは、雑談交じりの報告に入れたら爆笑された、私もかなり酷いと思う。
 だからこそ今回こそは主導権を握って、良い感じに搾り取れるはず・・・・


 数分後

「ひゃん」
 何故かこっちが鳴かされて居た。
「こっち攻めても、得無いですよね?」

 あくまで翡翠さんのアレからアレを出させて採取するのが目的なのだ、私の方を気持ちよくさせるのは蛇足とか、そっち側だ。 いや、私としても内心物凄く嬉しいし、楽しくて気持ち良いのだけど、お仕事的に主導権握られて攻められるのは違うと思うのだ。
 始める前に先に2回出てるから、ちょっと立ちが悪いかもしれないので、ゆっくりしぼってほしいと言われた訳だが。
 意味合い的に、私に頑張れと言う意味合いだと思うじゃないか、ソレとかゆっくりじっくり舐めてしゃぶって扱き上げつつ、良い感じに発射させて欲しいと。
 今までの勉強とか練習の成果とか存分に発揮しろとか、そう言う意味だと思うじゃないか。
 私としても、やぶかさじゃないのだ、昨日のアレとか、口で咥えてあの手この手で射精してもらうのとか、楽しいし、ドクンドクンと脈打ちながら熱を宿していって、だんだん固くなるソレとか、何だか可愛くて愛おしいし。

 いや、翡翠さんの翡翠さんは大きすぎるので、丸ごと喉の奥までとか、後で入れるのとか大変そうだなあとも思うけど。
 出来れば生で脈打つ血管の感触とか、カリのでっぱりとか、裏筋の謎構造とか、先走りの味とか堪能しつつ、本命の白濁液も直飲みとかしたいとか思うけど、献体に不純物混ぜる訳に行かないしでアレだけど。
 そもそも飲んだら無駄打ちだしで今回はあれだけど。
 そんな感じに、十分二十分、いや三十分とか一時間でも咥えてろと言われても楽しく出来ると思うのだ。
 処女の妄想全開で、そんな事を瞬時に考え。 そんな感じに気合を入れて、いざ始めたわけなのだが。
「ちゅ……ん……」
 本日何度目かの口づけである、キスとか思ったより気持ち良いいし、嬉しいのだが、口技が封印されてしまっているので、妄想は空振り気味であった。

 で、キスとか翡翠さん側からくる愛撫に気を取られて、手でする方が若干お留守だ。 手だけでも集中すれば瞬殺で採取出来るはずなのだが、ソレは今回禁止なので、色々もどかしい事に成っている。
 と言う事で、ゆっくりじっくり両手ですりすりもにもにと、翡翠さんの本体棒と格闘しているうちに、自由な翡翠さんが抱き着いてきたり、何だりと。
 そのおかげで先ほどから甘イキが止まらないのを、意識が飛びそうなのを必死に我慢しているのだ、あとちょっとやられたら負ける。

 ぴくん
 びくん 
(良し来た!)
 フル起動したお大事様から準備完了の合図が手に伝わる、コレで発射寸前だろう。
 やれやれ、てこずらせやがって。
 内心で額の汗をぬぐう例のポーズを取る。
「もう出ますよね?」
 翡翠さんの自己申告が来ないので、思わず切羽詰まって問い詰める。
「バレました?」
「バレバレです!」
 悪びれた様子の無い翡翠さん、もうこっちは何回イってると思ってんだと。もう数えてられないほどぴくぴくしてるのだ。
「じゃあ、お願いします」
 良し来たと、仕上げの準備だと、気が緩んだところを。
 くりっと、すりっと。
 ひぎゃ!
「ひゃん!」
 思わず変な声が出た。
 不意打ち気味に、一番敏感な肉の芽を刺激されてでっかいのが来た、意志に反して身体中ががくがくする、本イキと言う奴だ。
 これ自分でやってたら、そのまま気絶してお休みタイムだぞと。
 まっけるかぁ!


 そんな訳で、頑張って最後の一絞りした訳で。
「うわ、本当に多いし濃いし………………………」
 出来上がった成果物、ゴムの中に採取された翡翠さんの出したて搾りたて白濁液をしげしげ眺めて、思わず出た言葉がそれだった。
 色々頑張った甲斐は有った様子だ。
「イチャラブしたおかげ?」
 翡翠さんは悪気とかそういうのでは無いのだろう、だが正直もうちょっと手加減とかしてほしい。 正直、こっちも足腰とかプルプルで直ぐに立てないので、お互い座って白濁液の鑑定中である、中々シュールだ。
 色味的に濃い部分が牛乳とか練乳とか位の真っ白で、感触はダマダマな水溶き忘れた大失敗葛湯とか、タピオカとかカエルの卵みたいな状態である、濃いにも程が有る、こんなもん中に出したらそりゃあ確定で妊娠する。

「じゃあ、ちょっと休憩します」
 そう言って翡翠さんが後ろに向かって無造作に倒れた。
 目の前に、先ほどより少し小さくなったそれが有った、一瞬、粘っこい雫が垂れたのが見えた。
 尿道とかにちょっと残ってるようですから、お掃除とかしても良いですよね?
 そんな訳で、ちょっとしたロスタイムが発生した。

 美味しかった。


 追伸
 思った以上に何だか変な性癖拗らせてました、作者も書いてて初めて判明するこの娘の性癖、やっぱ書かないと分かりませんね。
 そりゃあ、あの献体の時に味見しようとしますわな。
 多分、生で咥えながら頭撫でてるだけで勝手に甘イキしてトロトロになりつつ、目にハートマークが浮かぶような気もします。
 あれだけイキ散らかしておいて、プレイ内容自体はミスマッチ起こしてたと言う驚きの、いや順当な?
 仕事としてのあれが優先で、未だ正体現してないからしょうがないんですけどね?
 その辺はまた次回と言う事で!

 良かったら「感想」とか「いいね」10連打とか「お気に入り登録」とか、ご協力お願いします。
 こんなん幾らあっても良いので。
しおりを挟む
感想 225

あなたにおすすめの小説

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます

neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。 松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。 ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。 PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。 ↓ PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない

仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。 トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。 しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。 先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

この世界、貞操が逆で男女比1対100!?〜文哉の転生学園性活〜

妄想屋さん
SF
気がつけば、そこは“男女の常識”がひっくり返った世界だった。 男は極端に希少で守られる存在、女は戦い、競い、恋を挑む時代。 現代日本で命を落とした青年・文哉は、最先端の学園都市《ノア・クロス》に転生する。 そこでは「バイオギア」と呼ばれる強化装甲を纏う少女たちが、日々鍛錬に明け暮れていた。 しかし、ただの転生では終わらなかった―― 彼は“男でありながらバイオギアに適合する”という奇跡的な特性を持っていたのだ。 無自覚に女子の心をかき乱し、甘さと葛藤の狭間で揺れる日々。 護衛科トップの快活系ヒロイン・桜葉梨羽、内向的で絵を描く少女・柊真帆、 毒気を纏った闇の装甲をまとう守護者・海里しずく…… 個性的な少女たちとのイチャイチャ・バトル・三角関係は、次第に“恋と戦い”の渦へと深まっていく。 ――これは、“守られるはずだった少年”が、“守る覚悟”を知るまでの物語。 そして、少女たちは彼の隣で、“本当の強さ”と“愛し方”を知ってゆく。 「誰かのために戦うって、こういうことなんだな……」 恋も戦場も、手加減なんてしてられない。 逆転世界ラブコメ×ハーレム×SFバトル群像劇、開幕。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…

美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。 ※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。 ※イラストはAI生成です

処理中です...