8 / 274
1章 山男のサバイバル
増えた食料と風呂
しおりを挟む
「食料増えてたよ!?やったね?!」
新パターンである、事が終わって夕食の準備に川に沈めた肉を回収しに来たら、沈めた肉にザリガニ系の生き物が群がっていた、全部食われていたら笑い話だが、どうやら丁度良かったらしい、トータルが増えたのか減ったのかは気にしない方向で、これ以上肉を持っていかれないように水から引き上げつつ、つかみ取りして河原にぶん投げていく、数十匹単位でハサミ無しで20センチはある大物である、これはたぶん美味しい、適当にへし折りつつ、紙の器に入れたりしていく、焚火してそのまま石で焼くのが手っ取り早いかと逃げないように灯を呼んで見張っていてもらう、やりたいこと、肉の処理、河原の穴掘り、料理と・・・分業・・
「ところで、焚火料理ってやってことある?」
首を横に振る
「動物解体は?」
横・・
「・・穴掘り」
横
当然だが、結局教育から始めないとならんか、これ含めて世話してくれってことで体差し出したんだろうし・・
火おこしはメタルマッチの使い方とナイフ削りを教え、最初の火力を無視して収まってから焼けた石に食材を乗せていくことを教える、最初の強火を使うと焦げるのだ、一通り教え火の番を任せる、それを横目に皮をはぐ、肋骨に沿って肉を切り離し、間接ごとに外す、二人で食べるにはちょっと多いが、川に沈めておくと残りも全部なくなってしまいそうなのですべて処理してしまおう、石が焼けてきたようなので肉を乗せて焼いていく、又預けて河原に穴を掘る、でかい石をいくらかどけたところで、まあ形にはなった、下の砂掘る体力と余裕はない、規模がでかくなると火力も足りんし、
「焼けた?」
「これで良いですか?」
ザリガニもどきは無事赤くなり、肉は焼けた油をこぼしていた、
「上出来、よしよし。」
軽く頭をなでる、少し表情がへにゃっとなった、喜んでるんならいいけど
「んじゃ夕飯だな、いただきます。」
「いただきます。」
「ごちそうさま」
「ごちそうさま」
肉とザリガニは美味しかった、食べられるということはいいものである、次は。
焚火の横にできた水たまりに焼けた石を転がして落とす、先ほど掘っていた穴のようなものの成果である、焼けた石が沸騰した気泡と湯気を吐きながら沈んでいく、温度確認は指で、まあこんなもんか。
「風呂沸いたぞ。」
恐る恐ると言った様子で灯が手を伸ばして温度を確かめている、
「直接あっためるのは無理だからこうして石を放り込む、温度調節は石を入れるか、川側の石を崩して冷たい水を入れる、石鹸とリンスの調達はその内と言うことにしておいてくれ。」
さっきの肉の油と灰があれば石鹸できるのだが、まあ後回しだ、固まって安定するまではしばらくかかるし、椿の実のリンスや無患子むくろじやどんぐりの天然石鹸は探すのが大変だ、そもそも生えてるのかわからない、
「んでもって、コンロじゃないから長く温度維持するのは大変なんだ、手っ取り早く一緒に入ろう」
そう言って自分の服を脱いで先に入る。
「早くせんと冷めるぞ?」
少し躊躇したようだが結局脱いだ、今更なので堂々と見物させてもらう、若者特有の張りの有る肌が見える、申し訳程度に隠しているが、色々と見えている、そもそもさっき見たのだが、それはそれである。
「あんまり見ないでください」
少し赤くなった顔で睨んで見せるが、こっちも今更だ。
「すまんね、綺麗だったから見とれた」
とりあえず褒めつつ視線を逸らす、まあポースだけなのだが。
恐る恐るという様子で足をお湯につける。
「もうちょいこっちか奥から入った方がいい、石が焼けてるから火傷する。」
焚火の近くから入ろうとしたので注意して手招きする、観念した様子で近くに来た。
「ちょっと調子に乗りすぎじゃないですか?」
少しすねた様子で横に入る。狭いので柔らかい感触が肩にあたる、胸ではなく肩だが良いものである。
「童貞を調子に乗らせるとこうなるんだよ、覚えとけ。」
笑って返す、童貞は卒業するとすぐ調子に乗るのだ。
「んで、ご感想は?」
少し赤くなった気がする。
「自分一人よりは生き残れそうです。」
そっちか、ちょっと日和ったな?
「それは何より。」
笑って返す、色々と突っ込みたいがこの辺にしておく。
「こっちはこんな可愛いのと遭難できて良かったと思ってるよ。」
「ぶ」
と、灯が噴き出した、よし。
「勝った」
どやあと無駄に勝ち誇る、意味はないが、おっさん化が進行すると変なセリフを照れもなく吐くことができるのだ、脳の老化によって羞恥心のリミッターが壊れるらしい。
「よくもまあそんな台詞を・・・」
ぴくぴくしながら復帰した、そんなことを言っている間にお湯が冷めたり、俺が石を放り込んだりを繰り返している、結構忙しい、このままエロいこと始めるのは結構厳しいな、ほっとくとただ冷めるし、湯冷め以前にあったまる前に冷える。
「あったまったら言ってくれ、もしくはこっちの焼石切れたら冷えるからあきらめてくれ」
石の熱はそれなりに長持ちするが水の量が多すぎるので焚火の火力で維持するのは結構無理やりなのである、次回はもうちょい頑張って湯舟を作らなきゃならんかと思いながら焚火維持しつつ石を転がしていた。
結局お互い裸なのに手を出す事は無かった。
その夜は大人しく服着てそのまま抱き合って寝た(寒かったのだ)、残念ながらそれ以上エロいネタは無い。
新パターンである、事が終わって夕食の準備に川に沈めた肉を回収しに来たら、沈めた肉にザリガニ系の生き物が群がっていた、全部食われていたら笑い話だが、どうやら丁度良かったらしい、トータルが増えたのか減ったのかは気にしない方向で、これ以上肉を持っていかれないように水から引き上げつつ、つかみ取りして河原にぶん投げていく、数十匹単位でハサミ無しで20センチはある大物である、これはたぶん美味しい、適当にへし折りつつ、紙の器に入れたりしていく、焚火してそのまま石で焼くのが手っ取り早いかと逃げないように灯を呼んで見張っていてもらう、やりたいこと、肉の処理、河原の穴掘り、料理と・・・分業・・
「ところで、焚火料理ってやってことある?」
首を横に振る
「動物解体は?」
横・・
「・・穴掘り」
横
当然だが、結局教育から始めないとならんか、これ含めて世話してくれってことで体差し出したんだろうし・・
火おこしはメタルマッチの使い方とナイフ削りを教え、最初の火力を無視して収まってから焼けた石に食材を乗せていくことを教える、最初の強火を使うと焦げるのだ、一通り教え火の番を任せる、それを横目に皮をはぐ、肋骨に沿って肉を切り離し、間接ごとに外す、二人で食べるにはちょっと多いが、川に沈めておくと残りも全部なくなってしまいそうなのですべて処理してしまおう、石が焼けてきたようなので肉を乗せて焼いていく、又預けて河原に穴を掘る、でかい石をいくらかどけたところで、まあ形にはなった、下の砂掘る体力と余裕はない、規模がでかくなると火力も足りんし、
「焼けた?」
「これで良いですか?」
ザリガニもどきは無事赤くなり、肉は焼けた油をこぼしていた、
「上出来、よしよし。」
軽く頭をなでる、少し表情がへにゃっとなった、喜んでるんならいいけど
「んじゃ夕飯だな、いただきます。」
「いただきます。」
「ごちそうさま」
「ごちそうさま」
肉とザリガニは美味しかった、食べられるということはいいものである、次は。
焚火の横にできた水たまりに焼けた石を転がして落とす、先ほど掘っていた穴のようなものの成果である、焼けた石が沸騰した気泡と湯気を吐きながら沈んでいく、温度確認は指で、まあこんなもんか。
「風呂沸いたぞ。」
恐る恐ると言った様子で灯が手を伸ばして温度を確かめている、
「直接あっためるのは無理だからこうして石を放り込む、温度調節は石を入れるか、川側の石を崩して冷たい水を入れる、石鹸とリンスの調達はその内と言うことにしておいてくれ。」
さっきの肉の油と灰があれば石鹸できるのだが、まあ後回しだ、固まって安定するまではしばらくかかるし、椿の実のリンスや無患子むくろじやどんぐりの天然石鹸は探すのが大変だ、そもそも生えてるのかわからない、
「んでもって、コンロじゃないから長く温度維持するのは大変なんだ、手っ取り早く一緒に入ろう」
そう言って自分の服を脱いで先に入る。
「早くせんと冷めるぞ?」
少し躊躇したようだが結局脱いだ、今更なので堂々と見物させてもらう、若者特有の張りの有る肌が見える、申し訳程度に隠しているが、色々と見えている、そもそもさっき見たのだが、それはそれである。
「あんまり見ないでください」
少し赤くなった顔で睨んで見せるが、こっちも今更だ。
「すまんね、綺麗だったから見とれた」
とりあえず褒めつつ視線を逸らす、まあポースだけなのだが。
恐る恐るという様子で足をお湯につける。
「もうちょいこっちか奥から入った方がいい、石が焼けてるから火傷する。」
焚火の近くから入ろうとしたので注意して手招きする、観念した様子で近くに来た。
「ちょっと調子に乗りすぎじゃないですか?」
少しすねた様子で横に入る。狭いので柔らかい感触が肩にあたる、胸ではなく肩だが良いものである。
「童貞を調子に乗らせるとこうなるんだよ、覚えとけ。」
笑って返す、童貞は卒業するとすぐ調子に乗るのだ。
「んで、ご感想は?」
少し赤くなった気がする。
「自分一人よりは生き残れそうです。」
そっちか、ちょっと日和ったな?
「それは何より。」
笑って返す、色々と突っ込みたいがこの辺にしておく。
「こっちはこんな可愛いのと遭難できて良かったと思ってるよ。」
「ぶ」
と、灯が噴き出した、よし。
「勝った」
どやあと無駄に勝ち誇る、意味はないが、おっさん化が進行すると変なセリフを照れもなく吐くことができるのだ、脳の老化によって羞恥心のリミッターが壊れるらしい。
「よくもまあそんな台詞を・・・」
ぴくぴくしながら復帰した、そんなことを言っている間にお湯が冷めたり、俺が石を放り込んだりを繰り返している、結構忙しい、このままエロいこと始めるのは結構厳しいな、ほっとくとただ冷めるし、湯冷め以前にあったまる前に冷える。
「あったまったら言ってくれ、もしくはこっちの焼石切れたら冷えるからあきらめてくれ」
石の熱はそれなりに長持ちするが水の量が多すぎるので焚火の火力で維持するのは結構無理やりなのである、次回はもうちょい頑張って湯舟を作らなきゃならんかと思いながら焚火維持しつつ石を転がしていた。
結局お互い裸なのに手を出す事は無かった。
その夜は大人しく服着てそのまま抱き合って寝た(寒かったのだ)、残念ながらそれ以上エロいネタは無い。
11
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】
kujibiki
ファンタジー
異世界で第二の人生の大往生を迎えた僕は再びあの場所へ飛ばされていた。
※これは『DNAの改修者』のアフターストーリーとなります。
『DNAの改修者』を読まなくても大丈夫だとは思いますが、気になる方はご覧ください。
※表紙は生成AIで作ってみたイメージです。(シャルルが難しい…)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件
こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。
・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。
・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。
・物静かで儚げな美術部員。
・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。
・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。
拓海の生活はどうなるのか!?
構造理解で始めるゼロからの文明開拓
TEKTO
ファンタジー
ブラック企業勤めのサラリーマン・シュウが転生したのは、人間も街も存在しない「完全未開の大陸」だった。
適当な神から与えられたのは、戦闘力ゼロ、魔法適性ゼロのゴミスキル《構造理解》。
だが、物の仕組みを「作れるレベル」で把握できるその力は、現代知識を持つ俺にとっては、最強の「文明構築ツール」だった――!
――これは、ゴミと呼ばれたスキルとガラクタと呼ばれた石で、世界を切り拓く男の物語。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる