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1章 山男のサバイバル
喋った
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「今夜は終わりかな?」
咄嗟に蹴飛ばしたモノに止めを刺すと周囲はまた静かになった、もっと居たはずだが逃げられたか。夜闇の中追いかけても損しそうだから放っておく。
「無事?」
パクパクと口を動かしているが声が返ってこない。
「ほーらよしよし」
セクハラして抱き締めてよしよしと撫でる、細かく震えていた。
「怖かったです・・・」
ぐずぐすとしながらやっと返事が来た。
「すまんね、頼りなくて。」
流石に夜目の利く野生動物に八面六臂とは行かない。
「助けてくれたんで良いです・・」
「そういやもう一人も無事?」
ほったらかしであった、ポケットから取り出したスマホを電波OFFモードで起動、LEDライトを起動して灯を確保する、LEDの灯は自分に向けていなくても目に刺さって痛くなるような明るさがある、ぐるっと回って周囲を見渡す、野生動物が居ると目が光るのでわかりやすい、どうやらもう居ない様だ、スマホの電源を落とし、シェルターの中を覗き込むと膝を抱えてガタガタと震えていた、どうしよ、この段階で男が出ると多分こじれる、となると。
「そっちは任せた、見回りしてくる」
そういって灯に押し付けて、死体の確認に行く、やっぱりさっきのゴブリンか、人間よりは夜目が効くんだろうな。果たしてこれは食い物扱いしていいのだろうか?傷口を確認して血液の色を見る、さっき散々殺して回ったがゆっくり見る余裕はなかった。
「緑色の血液ってヘモシアニンでも使ってるのか?」
効率良いのだろうか?こいつだけ進化の系統樹が元の世界とは別らしい、
「食欲沸かんわな」
茂みの中にも同様の死体がいくつか転がっている、まあ血抜きだけしとくか、動脈?のありそうな辺りに刃を当てるとまだ固まっていなかった血液がでろでろと流れてくる、明らかに他の生物よりおいしそうに見えない、結局食欲を無くして処理もそこそこに川に沈めて戻ってきた、最悪これに集まってくるモノを食べよう。
「ただいま、そっちは大丈夫?」
シェルターに戻って声をかける、
「大丈夫です、大人しく寝ました」
「そりゃよかった」
こっちも安心して眠れる、灯の横に横になり、端切れを布団代わりにして川の字で横になる、
「明日はお風呂お願いします。」
「はいよ」
今日夜生きてるかわからない段階から明日の事気にできる程度に楽観的になったらしい、そのことを内心笑いながらもう一度眠りに落ちた。
腕の中でもぞもぞ動く感触で目が覚めた、目を開けると目の前に赤くなった灯の顔があった、
「おはよ」
「おはようございます、動けないので手を放してください」
「あいよ」
寝ぼけて抱き着いていたらしい、手を離すと急いで抜け出して茂みに走っていく、ああ、トイレか、
「紙いるか?」
「あるんですか?」
「沢山は無いがな、無くなったらあきらめろ」
芯を抜いて潰したトイレットペーパーを取り出す、補充が効かないとしたらこの1ロールは貴重品である、
「これだけだから大事にな」
ほらと無造作に渡す。
「ありがとうございます、って見ないでください、」
「はいはい」
睨まれたが流す、さてと、飲み水のために沸かすか、いつもの流れで焚火を始めて川の水を鍋に沸かす、そうしているうちに少女の方も起きてきた、
「おはよ」
「おはようございます、昨日は助けていただいてありがとうございました」
「無事なら何よりだ、喋れたんだな?」
びっくりである、
「翻訳魔法調整して覚えました、無事喋れてよかったです。」
しれっと珍しい言葉が出てきた、そっかあ、魔法あるのか、それならこの世界も楽しいか?
「この世界魔法あるんだ?」
「ありますよ?」
不思議な事聞くなという様子で返ってきた、まあこっちの手札見せて置かんと前提条件からわからないわな、
そんなことを言っているうちにお湯が沸いた、マグカップですくって冷ます、鍋に残りの狼肉を放り込んでスープにする、
「所であれって食べられると思う?」
昨晩川に沈めて置いたゴブリンの死体を指差す、少女がそれを見てうわあと言う遠い目をする、トラウマ物件である。
「少なくとも食べ物として認識はされてないと思います」
「そか、残念」
残念でもなさそうに返しつつ、それじゃあ次は何食べようかと現実逃避する、前回の狼肉のようにザリガニてんこ盛りとはいかない様だ、動物的にも不味いのかあの肉、そんなことをしているうちに灯が戻ってきた、
「起きてきたんですね?」
少女も認識したようだ、
「ああ、どうやら話もできるようだから飯食ったら質問攻めにすると良い」
「あの、お手柔らかに」
困った様子の作り笑顔が顔に浮かんでいる、と言うか強いな?昨日のあれから立て直し一晩で済むのか。あえて突っ込むのは野暮だと思うので触れない方向で。
出来上がったスープを昨日ゴブリンの里から強奪した器に盛りつける、昨日襲撃したおかげで文明の利器が増えた、日中のうちにもう一回襲撃しようか?
俺と灯が頂きますをして食べ始める、どこか感心した様子で少女が見ていたが、真似するように手を合わせて頂きますをしていた、食べ終えて一息ついたので同じようにごちそうさまと手を合わせて見せる、
「どこの神様の祈りですか?」
「うちの故郷では食事を運んできてくれる韋駄天様と言う足の速い神様が居てな、その神様に感謝する、そして奪った命に感謝する、あなたの命を頂きますと、ご馳走様とはその神様が走り回って準備してくれたことに感謝するんだ」
ほうと感心した様子で聞いている、
「貴方は神学者さまですか?」
ちょっと持ち上げすぎだ。
「そんな大したもんじゃない、俺達はちょっと遠いところから来たもんだからこの辺の常識に疎くてな、色々聞かせてもらえると有難い」
「はい、助けてもらった恩があるので出来る限りはお答えします」
説明しておいて宗教系は地方によっては問題になりそうだと今更気にする、
「所で、ほかの宗教に対して殺せとかになってたりする?」
「うちの故郷では何も無いのですけど、都市部では一部過激な人が居るとか」
「売らんでくれよ?」
「命の恩人にそんなことは・・」
「近くに集落はある?」
「川沿いに上流に向けて歩いて一日ぐらいです」
「魔法はだれでも使えるもん?」
「一応呪文と構築式分かれば使えます、素質には寄りますが」
「後で教えてくれ」
「簡単なものでよければ」
「あの巣だか集落壊滅させたのって何か問題あった?」
「あれについては人類の敵なので殺せるなら殺せと決まってますので何の問題もないです。むしろ助かったのでありがとうございます」
「それならよかった」
「あ、出来ればあの冒険者証と荷物を回収出来たらよかったんですけど、」
「ああ、良いよ、こっちも昨日は落ち着いてられなかったから拾っておく荷物が足りなかったんだ」
引き返すことが決定した。
「そんなわけで引き返すの決定したんだが聞いておくことあるか?」
灯はなんだかよくわからないものを見るような目でこっちを見ていた、
「そんなに喋れたんですね」
「やかましいわ」
「そもそも名前は聞かないんですか?」
「それは忘れてた、俺は尚しょうこっちは灯あかり、お名前は?」
「エリスと申しますよろしくおねがいします」
くすりと笑って手を出してきたので握り返した。
咄嗟に蹴飛ばしたモノに止めを刺すと周囲はまた静かになった、もっと居たはずだが逃げられたか。夜闇の中追いかけても損しそうだから放っておく。
「無事?」
パクパクと口を動かしているが声が返ってこない。
「ほーらよしよし」
セクハラして抱き締めてよしよしと撫でる、細かく震えていた。
「怖かったです・・・」
ぐずぐすとしながらやっと返事が来た。
「すまんね、頼りなくて。」
流石に夜目の利く野生動物に八面六臂とは行かない。
「助けてくれたんで良いです・・」
「そういやもう一人も無事?」
ほったらかしであった、ポケットから取り出したスマホを電波OFFモードで起動、LEDライトを起動して灯を確保する、LEDの灯は自分に向けていなくても目に刺さって痛くなるような明るさがある、ぐるっと回って周囲を見渡す、野生動物が居ると目が光るのでわかりやすい、どうやらもう居ない様だ、スマホの電源を落とし、シェルターの中を覗き込むと膝を抱えてガタガタと震えていた、どうしよ、この段階で男が出ると多分こじれる、となると。
「そっちは任せた、見回りしてくる」
そういって灯に押し付けて、死体の確認に行く、やっぱりさっきのゴブリンか、人間よりは夜目が効くんだろうな。果たしてこれは食い物扱いしていいのだろうか?傷口を確認して血液の色を見る、さっき散々殺して回ったがゆっくり見る余裕はなかった。
「緑色の血液ってヘモシアニンでも使ってるのか?」
効率良いのだろうか?こいつだけ進化の系統樹が元の世界とは別らしい、
「食欲沸かんわな」
茂みの中にも同様の死体がいくつか転がっている、まあ血抜きだけしとくか、動脈?のありそうな辺りに刃を当てるとまだ固まっていなかった血液がでろでろと流れてくる、明らかに他の生物よりおいしそうに見えない、結局食欲を無くして処理もそこそこに川に沈めて戻ってきた、最悪これに集まってくるモノを食べよう。
「ただいま、そっちは大丈夫?」
シェルターに戻って声をかける、
「大丈夫です、大人しく寝ました」
「そりゃよかった」
こっちも安心して眠れる、灯の横に横になり、端切れを布団代わりにして川の字で横になる、
「明日はお風呂お願いします。」
「はいよ」
今日夜生きてるかわからない段階から明日の事気にできる程度に楽観的になったらしい、そのことを内心笑いながらもう一度眠りに落ちた。
腕の中でもぞもぞ動く感触で目が覚めた、目を開けると目の前に赤くなった灯の顔があった、
「おはよ」
「おはようございます、動けないので手を放してください」
「あいよ」
寝ぼけて抱き着いていたらしい、手を離すと急いで抜け出して茂みに走っていく、ああ、トイレか、
「紙いるか?」
「あるんですか?」
「沢山は無いがな、無くなったらあきらめろ」
芯を抜いて潰したトイレットペーパーを取り出す、補充が効かないとしたらこの1ロールは貴重品である、
「これだけだから大事にな」
ほらと無造作に渡す。
「ありがとうございます、って見ないでください、」
「はいはい」
睨まれたが流す、さてと、飲み水のために沸かすか、いつもの流れで焚火を始めて川の水を鍋に沸かす、そうしているうちに少女の方も起きてきた、
「おはよ」
「おはようございます、昨日は助けていただいてありがとうございました」
「無事なら何よりだ、喋れたんだな?」
びっくりである、
「翻訳魔法調整して覚えました、無事喋れてよかったです。」
しれっと珍しい言葉が出てきた、そっかあ、魔法あるのか、それならこの世界も楽しいか?
「この世界魔法あるんだ?」
「ありますよ?」
不思議な事聞くなという様子で返ってきた、まあこっちの手札見せて置かんと前提条件からわからないわな、
そんなことを言っているうちにお湯が沸いた、マグカップですくって冷ます、鍋に残りの狼肉を放り込んでスープにする、
「所であれって食べられると思う?」
昨晩川に沈めて置いたゴブリンの死体を指差す、少女がそれを見てうわあと言う遠い目をする、トラウマ物件である。
「少なくとも食べ物として認識はされてないと思います」
「そか、残念」
残念でもなさそうに返しつつ、それじゃあ次は何食べようかと現実逃避する、前回の狼肉のようにザリガニてんこ盛りとはいかない様だ、動物的にも不味いのかあの肉、そんなことをしているうちに灯が戻ってきた、
「起きてきたんですね?」
少女も認識したようだ、
「ああ、どうやら話もできるようだから飯食ったら質問攻めにすると良い」
「あの、お手柔らかに」
困った様子の作り笑顔が顔に浮かんでいる、と言うか強いな?昨日のあれから立て直し一晩で済むのか。あえて突っ込むのは野暮だと思うので触れない方向で。
出来上がったスープを昨日ゴブリンの里から強奪した器に盛りつける、昨日襲撃したおかげで文明の利器が増えた、日中のうちにもう一回襲撃しようか?
俺と灯が頂きますをして食べ始める、どこか感心した様子で少女が見ていたが、真似するように手を合わせて頂きますをしていた、食べ終えて一息ついたので同じようにごちそうさまと手を合わせて見せる、
「どこの神様の祈りですか?」
「うちの故郷では食事を運んできてくれる韋駄天様と言う足の速い神様が居てな、その神様に感謝する、そして奪った命に感謝する、あなたの命を頂きますと、ご馳走様とはその神様が走り回って準備してくれたことに感謝するんだ」
ほうと感心した様子で聞いている、
「貴方は神学者さまですか?」
ちょっと持ち上げすぎだ。
「そんな大したもんじゃない、俺達はちょっと遠いところから来たもんだからこの辺の常識に疎くてな、色々聞かせてもらえると有難い」
「はい、助けてもらった恩があるので出来る限りはお答えします」
説明しておいて宗教系は地方によっては問題になりそうだと今更気にする、
「所で、ほかの宗教に対して殺せとかになってたりする?」
「うちの故郷では何も無いのですけど、都市部では一部過激な人が居るとか」
「売らんでくれよ?」
「命の恩人にそんなことは・・」
「近くに集落はある?」
「川沿いに上流に向けて歩いて一日ぐらいです」
「魔法はだれでも使えるもん?」
「一応呪文と構築式分かれば使えます、素質には寄りますが」
「後で教えてくれ」
「簡単なものでよければ」
「あの巣だか集落壊滅させたのって何か問題あった?」
「あれについては人類の敵なので殺せるなら殺せと決まってますので何の問題もないです。むしろ助かったのでありがとうございます」
「それならよかった」
「あ、出来ればあの冒険者証と荷物を回収出来たらよかったんですけど、」
「ああ、良いよ、こっちも昨日は落ち着いてられなかったから拾っておく荷物が足りなかったんだ」
引き返すことが決定した。
「そんなわけで引き返すの決定したんだが聞いておくことあるか?」
灯はなんだかよくわからないものを見るような目でこっちを見ていた、
「そんなに喋れたんですね」
「やかましいわ」
「そもそも名前は聞かないんですか?」
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