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3章 活躍する坊主
灯の回想
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異世界入りして、助けられたと思って油断したら性的に襲われた。そんなに無理やりでも無かったし、優しかった。その後もちゃんと助けてくれた、現状足手まといだと言うのに、嫌な顔一つもせず。
その前提で、人を性的に襲った上で、彼女が欲しいとか嫁が欲しいとか寝言をほざいたので、望み通りに責任を取れと逃げ道を塞いであげたのだ、多分、そこで逃げ道をふさがなかった場合、やったこと忘れて朴念仁主人公を始めないとも限らない。
手を出さない系の朴念仁主人公は嫌いなのだ、惚れられたのなら潔く責任を取れ。
私が惚れたと言う訳では無い。無いったら無い。
同時に現地妻も確保したので、正妻としてハーレム入りした。
エリスちゃんは悪い子では無さそうだが、打算の匂いもしたので、お風呂で二人だけになった時に釘を刺して置いた。もっとも、自分も打算まみれなのを明かして、共犯にしておくのも忘れない。そのおかげか、今の所変な蟠りも無く、仲良く出来て居る。
恐らく、和尚さんがちゃんと平等に扱っているお陰も有るだろう。
前回は、指輪の交換も出来た、あの儀式は乙女として、一種のあこがれだ、異世界だろうと、出来るならしておきたかった。エリスちゃんも泣くほど喜んでいた、未だに左手薬指の指輪を見るとニヤニヤしている。大成功と言って良いだろう。
自分自身見ていると顔が緩んでくるのはきっと気のせい。
今更回想すると酷い流れだ。何処の三文芝居だ。
ほんの少し前まで、森の中で死にかけていた時には想像の出来なかった状態だ。
死んだと思ったら異世界転生何て。アニメや漫画、小説の中ではよく見かける使い古された設定だが、実際に自分で体験する羽目になるとは。
こんな回想が出来るのも生活に余裕が出来たからだが。
確保した現地妻、エリスちゃんの義父がこの地方のギルマスで、宿を転々とするのではなく、一種の嫁入り先として拠点が確保できた。正直出来過ぎだ。
正直腰が落ち着かない拠点無し生活なんて想像が付かない、多分、和尚さん頼りでどうなっても生き残れそうではあるけど、今ほど落ち着かなかっただろう。
それを言うと和尚さんと合流できた時点で出来過ぎなのだから、今はこの幸運を楽しもう。
「起きませんね?」
義母様をエリスちゃんと一緒に手伝って、朝ご飯の準備が出来たので和尚さんを起こしに来たが、起きる様子が無い、前回と同じように口を塞いで呼吸を止めて起こしても良いのだが。ここしばらく和尚さんに苦労を掛けたというも確かだ、無理に起こすのも悪いかも知れない、元の世界では睡眠負債と言う言葉も流行っていたし、昨日は力尽きて手を出してくる前に寝落ちしていた、時々は寝坊させるのも悪くないだろう。
軽くキスだけしておくが、やはり起きないので、そのまま眠らせておいて先に食事にしよう。
「残念ながら起きませんでした。先に食べてしまいましょう?」
「残念です。」
エリスちゃんは残念そうだ。
「しょうがないだろう、お前らのPTで前線担当は和尚だけなんだから、疲れるのはしょうがない、ついでに毎日搾り取ってるんだろう?」
ギルマスに文字通りの親父の下ネタセクハラを食らって、私とエリスちゃんが赤くなる。
「義娘に下ネタを使うな。」
義母様にギルマスが怒られている。
「それはそうと、何時ぐらいになりそう?」
義母様も同系統だ、子供作れハラスメント、なるほど、どの世界でもこれは共通の文化なのか。
多分、和尚さん居たらこれも含めて防波堤やってくれただろう。
「多分、1年待たせないと思いますよ?」
日本でも昔は、産まず女は不良債権とか言われていたが、多分こちらも同じだろう。
もっとも、義母様の子供が義娘のエリスちゃんだけらしいので、やられた側かも知れないが、ブーメランというか、歴史は繰り返すと言う物だろうか?
それはそうと、多分、私とエリスちゃんは次のが来るか怪しい。良くも悪くも。
「それは楽しみね?」
義母様は本当に嬉しそうにしていた、多分悪意は無い。
エリスちゃんは真っ赤になっていた。前回強気だった気がするが、何でだろう?
「そろそろ洗濯しないと着る物無いですね・・」
エリスちゃんから借りている部屋着から、何時もの服に変えようとしたが、揃って泥だらけだ、昨日まで水辺で泥だらけだったので当然と言えば当然か。
「洗濯しましょうか、和尚さんも起きそうにありませんし、丁度良いです。」
エリスちゃんが和尚さんの服もまとめて抱えて部屋を出た。
洗濯するのなら石鹸は欲しいだろう、何時もは暖炉の灰を使っていると言っていたので、これを使ってみるのも良いだろうと、二つ目の試作石鹸を持って部屋を出た。前回の一号は使い切ってしまったのだ。
洗濯に石鹸が使えると聞いて、エリスと義母様は喜びながら驚いていた、この世界ではまだ高級品で、作り方が公開されていなくて、辺境の村では流通経路が死んでいるので、石鹸を運んでくる商人があまり居ないため、おいそれと使えないらしい。
石鹸の作り方は前回、前々回と和尚さんから教えられている、作り方自体は簡単なので、次回は恐らく自分だけでも作れる。喜ばれるなら張り切って作ろう。
でも、このたらいと洗濯板での洗濯は確かに重労働だ、水車でグルグルとか、容器作ってグルグルとかで、全自動とはいかなくても、半自動化出来ないだろうか?
和尚さんは起きて来たと思ったら、起きた時に私たちが居ないのが寂しいと寝言を言って来たので、頭を撫でてあげようと手を上げたら、泡だらけだったので、手の置き場が無かった。
しょうがないので後で抱き着けと構えたら、素直に抱き着いてきた、こういうのはちょろくて可愛いと思う、倍近く年上の人を可愛いと言うのが適切な表現かはさておいて。和尚さんはエリスちゃんが羨ましそうにしていたので、そっちにも抱き着いていた。こういうの上手いな・・
昨日はあまり可愛がってもらえなかったから、今日はたっぷり可愛がってもらおう。
その前提で、人を性的に襲った上で、彼女が欲しいとか嫁が欲しいとか寝言をほざいたので、望み通りに責任を取れと逃げ道を塞いであげたのだ、多分、そこで逃げ道をふさがなかった場合、やったこと忘れて朴念仁主人公を始めないとも限らない。
手を出さない系の朴念仁主人公は嫌いなのだ、惚れられたのなら潔く責任を取れ。
私が惚れたと言う訳では無い。無いったら無い。
同時に現地妻も確保したので、正妻としてハーレム入りした。
エリスちゃんは悪い子では無さそうだが、打算の匂いもしたので、お風呂で二人だけになった時に釘を刺して置いた。もっとも、自分も打算まみれなのを明かして、共犯にしておくのも忘れない。そのおかげか、今の所変な蟠りも無く、仲良く出来て居る。
恐らく、和尚さんがちゃんと平等に扱っているお陰も有るだろう。
前回は、指輪の交換も出来た、あの儀式は乙女として、一種のあこがれだ、異世界だろうと、出来るならしておきたかった。エリスちゃんも泣くほど喜んでいた、未だに左手薬指の指輪を見るとニヤニヤしている。大成功と言って良いだろう。
自分自身見ていると顔が緩んでくるのはきっと気のせい。
今更回想すると酷い流れだ。何処の三文芝居だ。
ほんの少し前まで、森の中で死にかけていた時には想像の出来なかった状態だ。
死んだと思ったら異世界転生何て。アニメや漫画、小説の中ではよく見かける使い古された設定だが、実際に自分で体験する羽目になるとは。
こんな回想が出来るのも生活に余裕が出来たからだが。
確保した現地妻、エリスちゃんの義父がこの地方のギルマスで、宿を転々とするのではなく、一種の嫁入り先として拠点が確保できた。正直出来過ぎだ。
正直腰が落ち着かない拠点無し生活なんて想像が付かない、多分、和尚さん頼りでどうなっても生き残れそうではあるけど、今ほど落ち着かなかっただろう。
それを言うと和尚さんと合流できた時点で出来過ぎなのだから、今はこの幸運を楽しもう。
「起きませんね?」
義母様をエリスちゃんと一緒に手伝って、朝ご飯の準備が出来たので和尚さんを起こしに来たが、起きる様子が無い、前回と同じように口を塞いで呼吸を止めて起こしても良いのだが。ここしばらく和尚さんに苦労を掛けたというも確かだ、無理に起こすのも悪いかも知れない、元の世界では睡眠負債と言う言葉も流行っていたし、昨日は力尽きて手を出してくる前に寝落ちしていた、時々は寝坊させるのも悪くないだろう。
軽くキスだけしておくが、やはり起きないので、そのまま眠らせておいて先に食事にしよう。
「残念ながら起きませんでした。先に食べてしまいましょう?」
「残念です。」
エリスちゃんは残念そうだ。
「しょうがないだろう、お前らのPTで前線担当は和尚だけなんだから、疲れるのはしょうがない、ついでに毎日搾り取ってるんだろう?」
ギルマスに文字通りの親父の下ネタセクハラを食らって、私とエリスちゃんが赤くなる。
「義娘に下ネタを使うな。」
義母様にギルマスが怒られている。
「それはそうと、何時ぐらいになりそう?」
義母様も同系統だ、子供作れハラスメント、なるほど、どの世界でもこれは共通の文化なのか。
多分、和尚さん居たらこれも含めて防波堤やってくれただろう。
「多分、1年待たせないと思いますよ?」
日本でも昔は、産まず女は不良債権とか言われていたが、多分こちらも同じだろう。
もっとも、義母様の子供が義娘のエリスちゃんだけらしいので、やられた側かも知れないが、ブーメランというか、歴史は繰り返すと言う物だろうか?
それはそうと、多分、私とエリスちゃんは次のが来るか怪しい。良くも悪くも。
「それは楽しみね?」
義母様は本当に嬉しそうにしていた、多分悪意は無い。
エリスちゃんは真っ赤になっていた。前回強気だった気がするが、何でだろう?
「そろそろ洗濯しないと着る物無いですね・・」
エリスちゃんから借りている部屋着から、何時もの服に変えようとしたが、揃って泥だらけだ、昨日まで水辺で泥だらけだったので当然と言えば当然か。
「洗濯しましょうか、和尚さんも起きそうにありませんし、丁度良いです。」
エリスちゃんが和尚さんの服もまとめて抱えて部屋を出た。
洗濯するのなら石鹸は欲しいだろう、何時もは暖炉の灰を使っていると言っていたので、これを使ってみるのも良いだろうと、二つ目の試作石鹸を持って部屋を出た。前回の一号は使い切ってしまったのだ。
洗濯に石鹸が使えると聞いて、エリスと義母様は喜びながら驚いていた、この世界ではまだ高級品で、作り方が公開されていなくて、辺境の村では流通経路が死んでいるので、石鹸を運んでくる商人があまり居ないため、おいそれと使えないらしい。
石鹸の作り方は前回、前々回と和尚さんから教えられている、作り方自体は簡単なので、次回は恐らく自分だけでも作れる。喜ばれるなら張り切って作ろう。
でも、このたらいと洗濯板での洗濯は確かに重労働だ、水車でグルグルとか、容器作ってグルグルとかで、全自動とはいかなくても、半自動化出来ないだろうか?
和尚さんは起きて来たと思ったら、起きた時に私たちが居ないのが寂しいと寝言を言って来たので、頭を撫でてあげようと手を上げたら、泡だらけだったので、手の置き場が無かった。
しょうがないので後で抱き着けと構えたら、素直に抱き着いてきた、こういうのはちょろくて可愛いと思う、倍近く年上の人を可愛いと言うのが適切な表現かはさておいて。和尚さんはエリスちゃんが羨ましそうにしていたので、そっちにも抱き着いていた。こういうの上手いな・・
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