王子の妹君を虐めて婚約破棄される私~実家で療養の為にお屋敷を貰い そこの領主となったのでのんびりスローライフを満喫したい~

一ノ瀬 彩音

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分かりました。
では、そうしましょう。
こうして私とスティラの新婚生活が始まりました。
新婚初夜を迎えると、次の日も休みを取って、2人でゆっくり過ごしました。
翌日になると、私とスティラは王都の街に出かける事にしました。
私は馬車に乗って、スティラの隣りに座っていました。
スティラは私の肩に腕を回してきて、私を引き寄せます。
私はスティラの方に寄りかかるようにして、スティラに甘えてみました。
スティラはそんな私の行動に微笑んでくれました。
スティラは私の頭を優しく撫でてくれます。
私はそんなスティラの優しさに心を奪われてしまいました。
やがて馬車は街に到着すると、私達は街の観光を楽しみました。
その後で私達は宿に戻ると、 私はお風呂に入る準備を始めました。
私は服を脱いで下着だけの姿になります。そして鏡の前に立って、自分の姿を眺めてみました。
うーん、やっぱり胸が大きくならないのが悩みだよね。
私はため息をつきながら、自分の胸に視線を落としました。
するとその時、後ろからスティラが声をかけてきました。
俺は気にしないけどな。
俺はお前の大きな胸よりも、小さな胸の方が好きだぜ。
俺はそう言うと、私の背後から私の事を抱きしめて、私の耳元で囁きました。
それに俺は今のお前の体型が好みだ。
俺はそう言うと、私の頬にキスをしてくれました。
俺は服を着るとその場を離れようとしたのですが、
私が呼び止めて言いました。
待ってください。まだ着替え中です。
私はそう言うと、急いで服を身につけていきます。
私は身支度を終えると、スティラが待つベットに向かいます。
スティラはベッドの上で私が来るのを待っていました。
私はスティラに近寄ると、両手を広げて見せて、 私を迎え入れてくれるよう合図を送ってきた。
私はスティラの側に近づいて行くと、そのままスティラの懐に飛び込んでいきました。
スティラはそんな私を抱き止めると、そのまま私の事を抱きしめて、
「愛してる」
と言ってきます。
私も愛しています。だから私を離さないで下さいね。
私はスティラにお願いをします。
スティラは私に笑顔を向けながら、
「ああ、絶対に離したりはしない」
と言ってきました。
私はそんなスティラの事が大好きで、 ずっとこの人の事を好きでいようと心に誓うのでした。
それからしばらくして、私とスティラの間に子供が出来ました。男の子で名前はスティラ・バルス
と言いました。
私とスティラは生まれたばかりの我が子を抱いて、 その子の名前を呼んであげました。
するとその声に反応して、赤ちゃんは泣き止むと、 私の顔を見つめてきました。
私とスティラは目を合わせて笑うと、 その光景を見ていた他の人達もつられて笑ってしまいました。
私はこれからもスティラの側で、 スティラを支えていこうと思いながら、 幸せを噛み締めるのでした。
私は今日、ある人物に告白をしようと思っています。
その人は私の上司であり、とても頼りになる人です。
その人が私に言った言葉が忘れられません。
貴方は仕事が出来るし、気遣いも出来るし、優しいし、 それに美人だし、欠点がない。
もし良かったら付き合って欲しいと言われました。
その言葉を聞いた時、私はその言葉の意味を理解するのに時間がかかりました。
その言葉を聞いて私は戸惑ってしまって、何も答えられませんでした。
その人は私の様子をじっと見ていました。
やがて私はその人に聞きました。
私のどこが好きなんですか? と。
その人は私の事を見るとすぐに答えてくれました。
真面目で一生懸命な所とか、素直なところとか色々ありますけど、
一番は、私の為に努力してくれるところですかね。
そう言ってくれると嬉しいです。
でも私はその人を好きにはなれそうにありません。
ごめんなさい。
私はそう言って頭を下げました。
私は顔を上げるとその人と目が合いました。
私はその人から目を逸らすと、 失礼しますと言ってその場を立ち去りました。
私は家に帰ると、ベッドの上に横になって天井を眺めながら、 さっきの出来事を思い出していました。
「はぁ」
私はため息をついてしまう。どうしてあんなことを言ってしまったんだろう。
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