悪役令嬢は隣国へ嫁ぐようですよ！？～私は旦那様に愛されてそして生まれるRhapsody～

25.

「それで、どんな要求なんだい」
興味津々とばかりに尋ねてくるが
「うん、今は秘密だよ。その時が来たら改めて教えてあげる、
でも、それまでは決して忘れないこと！」
と言ったのです。
すると何故か彼が頬を赤く染めて俯いてしまいました。
彼は意外と純情なのでしょうか？
それとも、恥ずかしくて照れているのかもしれません。
とにかく彼が嬉しさのあまり悶絶していたのを見なかったことにしましょう。
「わかった、決して君を忘れないように、しっかりと心に刻み込むよ」
と彼は私を強く抱きしめました。
そして唇にキスをしてくれました。
「ねえ、私を抱いてほしいの」
と彼に告げると、彼は驚きを隠せない様子でこちらを見てきました。
（あれっ、ちょっと大胆すぎだったかな、引かれたかも)
もじもじっと体を揺らしながら彼の返事を待っていると彼は嬉しそうな顔をすると私を優しく抱き寄せたのです。
そして耳元で、
「やっと分かってくれたんだね、ずっと待ち望んでいた時がとうとうやってきたのか」
そう言ってキスをしてくるのです。
私は彼に全てを任せることにしたのです。
彼は私にキスをしまくってきたのですが、いきなり私の衣服を
脱がそうとしてきたので思わず驚いてしまったのです。
そして私は彼の手を振り払うのです。
するとなぜか彼ったらがっかりしたような残念そうな顔をするのです。
私は困惑しながらも理由を聞いてみました。
そうしたところ、バレッド様はとても悲しげな目をしたのです。
「バレッド様のを私が慰めてあげますね」
そう言うと私はズボン越しに触り始めたのです。
最初は軽く触れるだけでした。
次第に慣れてきたのか段々と強く握るようになりました。
彼が気持ち良さそうにしている姿を見るととても幸せな気分になるのです。
それからしばらく経った後に、
「じゃあそろそろ咥えてくれ」
と指示されたので口を大きく開けました。
私の頭を掴み前後に揺さぶりました。
歯を立てないよう必死に耐えながら頑張っていましたが限界が近づきつつあるようだったので
思い切って喉の方にまで入れました。
そろそろ出るよと言い終えると同時に勢いよく放出されました。
それを私は一滴残らず飲み干したのです。
その後しばらくして落ち着いたのでようやく解放されたのでした。
バレッド様から色んなところを舐められたりしてすっかり濡れていたのでそのまま繋がることになります。
最初なのでやはり痛くはありましたがやがて痛みが和らいでいき、
それとともに快感が押し寄せてきて、ついに絶頂を迎えた時、私は声を抑えることができなかった。
彼が私の上で果てた後、息を整えてから起き上がると彼が突然、
私の中に入ったままのものを抜き出して再び大きくさせていきます。
「今度は後ろからやってみたい」
と言われ、四つ這いの姿勢になって腰を高く上げた。
その体勢のまま彼に貫かれたのだが、初めてのことで上手く呼吸ができないまま何度も
突かれて意識を失いかけたものの、なんとか堪えて行為を終えたのでした。
その後も彼と交わり続けていったのでした。
目が覚めると隣で寝ていたはずのバレッド様の姿がなく私は寂しく感じつつも、
「またどこかの女性のところに行かれているのでしょう。いつものことですし気にする必要などありませんわよね？」
自分に言い聞かせるように独り言を言うと着替えを始めようとしたところで、
ドアが開く音が聞こえたのでそちらの方に目を向けるとバレッド様がいました。
「おはようマリアベル。今日のドレスは赤を基調としたもので実に良く似合っているよ、素敵だ」