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「おはようございますマリアベル様」
「あらおはよ~うメイドさん♪ 今日もいい天気ですわねぇ~っ、ふわぁ……、あれ?」
いつも通りの朝を迎えようとしていたのだが、私は違和感を覚えてあくびをしていたのだけど突然涙が流れ出す。
「どうかなさいましたか? まさか泣いているんですの!?」
「いえ、違うのです。ただちょっと感動して泣いちゃっただけですわ。
それよりも、あのバレッド様はどちらにおりますの?」
バレッド様は騎士団の仕事があると言って早朝からお城を出ていったきり帰って来ていなかった。
「はい。バレッド様ならば仕事に出かけられていますが」
そう言いながらお茶を出してくれた。
私は出された紅茶を飲むことにする。
美味しいんだけどなんか変な味がする。
一体これはどうしたことだろうかと首を傾げながらも飲み干していく。
そうしてから一息つくと窓の外へと視線を向ける。
すると城門の前を通り過ぎていくバレッド様の姿を見つけた。
だけど様子がおかしい。
明らかに元気がなかったのだ。
「ど、どういうことかしら」
私に原因が分からずに戸惑いを見せる。
「私、様子を見てきますわ」
急いで城門へと向かうのだが扉を開ける直前にバレッド様の声が聞こえてきて急ブレーキを掛ける。
するとバレッド様は私に気付かないまま馬車に乗って出発していったの。
その様子を見て唖然としていたのだった。
それから数日の間、私は何も出来ずに悶々としながら過ごしてしまう。
その間はバレッド様からの連絡も無くて、心配になってしまう。
それから更に数日後のこと、私は意を決して行動を起こすことにしたの。
「ごめん下さいまし、お久しぶりですね。貴方様がこちらに戻っていらっしゃっていることは
バレッド様より聞いています。
私に会いに来て下さるのをずっと待っておりましたのですよ。バレッド様はいつ頃お戻りになると
仰られていましたでしょうか?」
私は目の前にいるバレッド様の元婚約者である公爵令嬢に挨拶を交わすと同時にそう問い質したのである。
すると彼女は不機嫌そうな表情を浮かべていた。
私は彼女が好きにはなれなかった。
彼女にとってバレッド様は都合の良い存在であり、
「まあまあ、貴女の気持ちはわかりましてよ。それでバレッド様はどのような感じで
おられていらしたのでしょうかね」
私は敢えて彼女の言葉を聞き流す事にして質問をした。
そうすれば相手は何も答えないと思ったからなのだけど――。
予想に反して素直に応じる姿勢を見せたので少し驚いてしまう。
「ああバレッドの事ですか。アイツなら最近見ないのよね。まったく何処で何をやってるのかしら」
私はそれを聞いて安堵の溜息を吐く。
すると何故か怪しまれたので誤魔化そうとする。
何とか納得してくれたのでホッとするのだった。
そういえば、彼女と会うのはバレッド様がこの国を出て行った時以来である。
確かその時は彼女に酷い目に遭わせられたと聞いていたので不安だったが大丈夫なようで良かった。
「ところで、バレッド様はどこに行かれたのかご存知ありませんの?」
「知らないわ」
きっぱりと否定されてしまった。
仕方ないのでバレッド様から聞いた話をする事にした。
まず最初に隣国に行ったということを話す。
その国の名はレスタというところで軍事国家である。
私はそこで戦に巻き込まれそうになってバレッド様に助けられたらしい。
その後、彼はそこで傭兵として働いてると言っていた。
そこで私は気付いた。
何故この女性はそんな場所に行く必要があったのだろうと。
「あらおはよ~うメイドさん♪ 今日もいい天気ですわねぇ~っ、ふわぁ……、あれ?」
いつも通りの朝を迎えようとしていたのだが、私は違和感を覚えてあくびをしていたのだけど突然涙が流れ出す。
「どうかなさいましたか? まさか泣いているんですの!?」
「いえ、違うのです。ただちょっと感動して泣いちゃっただけですわ。
それよりも、あのバレッド様はどちらにおりますの?」
バレッド様は騎士団の仕事があると言って早朝からお城を出ていったきり帰って来ていなかった。
「はい。バレッド様ならば仕事に出かけられていますが」
そう言いながらお茶を出してくれた。
私は出された紅茶を飲むことにする。
美味しいんだけどなんか変な味がする。
一体これはどうしたことだろうかと首を傾げながらも飲み干していく。
そうしてから一息つくと窓の外へと視線を向ける。
すると城門の前を通り過ぎていくバレッド様の姿を見つけた。
だけど様子がおかしい。
明らかに元気がなかったのだ。
「ど、どういうことかしら」
私に原因が分からずに戸惑いを見せる。
「私、様子を見てきますわ」
急いで城門へと向かうのだが扉を開ける直前にバレッド様の声が聞こえてきて急ブレーキを掛ける。
するとバレッド様は私に気付かないまま馬車に乗って出発していったの。
その様子を見て唖然としていたのだった。
それから数日の間、私は何も出来ずに悶々としながら過ごしてしまう。
その間はバレッド様からの連絡も無くて、心配になってしまう。
それから更に数日後のこと、私は意を決して行動を起こすことにしたの。
「ごめん下さいまし、お久しぶりですね。貴方様がこちらに戻っていらっしゃっていることは
バレッド様より聞いています。
私に会いに来て下さるのをずっと待っておりましたのですよ。バレッド様はいつ頃お戻りになると
仰られていましたでしょうか?」
私は目の前にいるバレッド様の元婚約者である公爵令嬢に挨拶を交わすと同時にそう問い質したのである。
すると彼女は不機嫌そうな表情を浮かべていた。
私は彼女が好きにはなれなかった。
彼女にとってバレッド様は都合の良い存在であり、
「まあまあ、貴女の気持ちはわかりましてよ。それでバレッド様はどのような感じで
おられていらしたのでしょうかね」
私は敢えて彼女の言葉を聞き流す事にして質問をした。
そうすれば相手は何も答えないと思ったからなのだけど――。
予想に反して素直に応じる姿勢を見せたので少し驚いてしまう。
「ああバレッドの事ですか。アイツなら最近見ないのよね。まったく何処で何をやってるのかしら」
私はそれを聞いて安堵の溜息を吐く。
すると何故か怪しまれたので誤魔化そうとする。
何とか納得してくれたのでホッとするのだった。
そういえば、彼女と会うのはバレッド様がこの国を出て行った時以来である。
確かその時は彼女に酷い目に遭わせられたと聞いていたので不安だったが大丈夫なようで良かった。
「ところで、バレッド様はどこに行かれたのかご存知ありませんの?」
「知らないわ」
きっぱりと否定されてしまった。
仕方ないのでバレッド様から聞いた話をする事にした。
まず最初に隣国に行ったということを話す。
その国の名はレスタというところで軍事国家である。
私はそこで戦に巻き込まれそうになってバレッド様に助けられたらしい。
その後、彼はそこで傭兵として働いてると言っていた。
そこで私は気付いた。
何故この女性はそんな場所に行く必要があったのだろうと。
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