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番外編*嫉妬のキス
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「ルイセ、あと誰か残ってる?」
「いえ、リリー。これで全員……こら、逃げない」
濡れた髪のまま駆け出す末っ子を捕まえたのは今や年長者となったルイセ。まだ顔立ちは幼くともテキパキと他のきょうだいにパジャマや寝具の指示をし、暴れる末っ子をなんでもないように押さえつけるとタオルで拭く。
一日のミサを終えた教会が今日一騒がしくなる時間だ。
「わーん、リリ姉ー! ルイセがこわいよー!」
ルイセから逃げてきた末っ子の涙に、片付ける手を止めたリリーはくすくす笑いながら抱きしめる。
「貴方が風邪を引かないためにしてくれてることよ。でも、拭き終わるまで我慢できたのは偉いわ」
「えへへ~」
乾いた髪を撫でてくれるリリーに末っ子も笑顔になると彼女の唇に小さくキスする。リリーもまた頬にキスを返すと他の子供たちを見回した。
「それじゃ、みんなおやすみ。良い夢を」
「おやすみ、リリー」
「また明日~」
ひとりずつおやすみのキスを頬にし、返される。いつもの光景だが不思議と空気が冷たいのは夜だからか。子供たちを見送ったリリーは両手で腕を擦ると、用意されていた暖かいハーブティーを口に運んだ。
「また隙間風ができたのかしら……。ルイセも戸締まりしてくれるのは助かるけど上着を羽織ってね」
カップを置いたリリーがカーディガンを差し出すと、窓を確認していたルイセが振り向く。その口元は笑みを浮かべているのに黄金の瞳は光を失ったように冷ややかだ。
それをリリーは灯りの影だと、気に留めることなく彼の肩にカーディガンを掛けると頬にキスを落とす。
「おやすみ、ルイセ。良い夢を」
「…………ぅん」
か細い囁きにリリーの視線が移るが、先にキスが返されリップ音が鳴る。が、一度や二度ではない。リリーの顔を両手で包んだルイセは頬中にキスを落としていった。
「ん、はぁ……リリー……んっ」
「もう、ルイセ……ぁん」
次第に息が荒く、リリーも恥ずかしそうに視線を床に落とす。
異常に思えるが、神父が亡くなったばかりなうえ、下の子供たちの面倒や教会の掃除に寄付金集めと忙しい日々が続き、彼にとっての【甘え】が今しかないのだとリリーは受け入れる。が、さすがに唇に触れた瞬間、後退ってしまった。
「ちょ、ダメよルイセ……!」
真っ赤な顔を両手で覆うリリーだったが、強く叱ってしまったことに気付く。伏せているルイセに顔面蒼白となるが、顔を上げた彼ははにかんでいた。
「僕こそ、ごめんねリリー……気持ち良くてつい……叱ってくれなかったら我慢でき……っ」
「る、ルイセ? 大丈夫?」
身体を抱えたまま屈みこんだルイセにリリーは慌てて駆け寄るが制止をかけられた。
「大丈夫……だから、リリーも部屋に行って……もう、寝る時間だよ……」
「それはあな……っ」
諭す声に反論したいリリーの視界が揺れる。
最近増えた眩暈と眠気。自分も疲れていることを実感するリリーはふらつく身体を堪えながらルイセに目を向けた。
「ご、ごめんね私……先に寝るわ……」
「うん……おやすみ、僕の神様」
妙な違和感を覚えたが、天使のような笑顔に安堵の息をついたリリーは覚束ない足で寝室へ向かうと泥のように眠った──近付く足音など知らず。
*
*
*
「っはあ、んっ、んっ、はあ……リリー、リリー……!」
夜も深まり、町も静寂に包まれるなか、教会に併設された一室には熱を帯びた声が響き渡っていた。冷えきっていた室内は徐々に暑く、うわ言のように部屋主を呼んでいるが、徐々に呻きへと変わる。
「あっ、ああぁ出る……っ!」
お腹の奥から湧き上がった熱が白濁となって散る。
大きく肩を上下に動かしながら蕩けた顔を魅せるのは月光によって一際黄金の髪を輝かせるルイセ。息を切らす彼は白濁を垂らす肉棒と寝息を立てる顔を一瞥する。
「ほら、リリー……僕の精子だよ」
安らかに眠るリリーの顔も部屋着もすでに跨がるルイセによって穢され、新たな白濁が頬に擦りつけられる。
粘性の糸に再び興奮したのか、勢いよく両手でリリーの顔を掴んだルイセは唇に口付けた。堪能するように何度も舐め、薄く開いた隙間に無理やり舌を捩じこむと口内を蹂躙する。
「んっ、はあ、リリーとキス……んっ、んく……幸せ……」
離した唇から涎を落とすのも構わず頬どころか鼻、瞼、額、リリーの顔面を自身の白濁と共に舐め回す。きょうだい達の痕を消すように。
「はあ……リリー、可愛い……好き好き好き好き好き好き好き大好き……愛してる……早く家族になりたい」
曝け出された乳房に肉棒を押し付けながら耳朶を舐め回し欲望を吐き出す。それでもリリーは小刻みに身体を浮かせては小さく喘ぐだけで起きる気配はない。
恍惚とした目でリリーを見つめるルイセは彼女の細く白い腕を持ち上げると舌を這わせた。
「今日は……んっ、我慢ならなかったから……いつもより多く盛ったけど……よけい我慢できなくなっちゃった……」
悪びた様子もなく指を一本一本舐めながら反対の手に自身の肉棒を握らせる。そのまま腰を動かせば扱かれているように思えて膨張した。
自分の大切な神様に甘えるどころか口付けた光景に腸が煮え返ったのは言うまでもない。むしろ、その場で堪えられたのが奇跡だ。
「もう、ダメだよリリー……僕以外に奪われるなんて……んっ、お仕置……っ!」
腰を上げたルイセはリリーの頭を両手で持ち上げると、奪われた唇に勃起した肉棒を無理矢理咥えこませた。歯が当たって痛みが走るが、それさえも快楽に変わるルイセは根元まで押しこむと腰を振る。
「んっ……んん……っ」
反射でのけ反り、くぐもるリリーに構わずルイセは頭を押さえつける。口内の暖かさ、舌のざらつき、亀頭を刺激する喉に再び白濁が放出された。
「~~~~っ!!!」
「あああぁ……リリー……そう、飲んで。僕の精子……全部……!」
笑顔のルイセに対して激しく暴れるリリーは口から白濁と嘔吐、ショーツ越しに潮を噴き出した。鈍いスプリング音を響かせたベッドも彼女も多様な汁にまみれているが、ゆっくりと肉棒を引き抜いたルイセは気に留めることなく唇に口付けた。
「んっ、んん……はあ、リリー可愛い……可愛いよリリー……」
最早なにがなんなのかわからない汁で穢されたリリーを愛しく呼びながら唇や顎、柔らかな乳房をしゃぶる。そのまま衰えを知らない肉棒を愛液にまみれた秘部に擦りつけた。
「はあ……はあ、リリー……僕、こんなに頑張って我慢もしてるから……ちょっとぐらいご褒美……ね?」
懇願よりも脅迫に近いが、睡眠薬を盛られたリリーが聞くことはない。
悍ましい笑みを浮かべるルイセは動悸を速めながら亀頭を秘部へと挿しこんだ──瞬間、産毛が逆立つほど全身が歓喜し、間髪を容れず白濁が噴出した。
「あっ、あっ……ぅ……そ……」
たった先っぽを挿入しただけで達してしまったルイセは信じられないように痙攣するが、下唇から垂れた涎が落ちた先のリリーを見つめると両手で自身の頬を包み、はにかんだ。
「……どうしよ、リリー……僕、リリーが大好きって証が止まらないよ……早く家族になりたい……ならなきゃ……──家族に」
月光よりも美しく微笑む黄金の天使。だが、貪るように口付け、亀頭に付けた白濁を秘部に押し付け穢す姿は悪魔そのもの。その正体を知る者はおらず、狂気は陽が昇るまで続いた──。
──翌日。
カーテンの隙間から零れる陽光に重い瞼を開いたリリーがベッドから起き上がる。そのまま大きく背伸びし、欠伸をするが、ふと喉に違和感を覚えた。
「なんか……渇いてる?」
渇きと苦味以外にも死角だが姿見だとわかる赤い痕、色味が変わったような部屋着や下着。些細な引っ掛かりを感じるが、いまだ頭がボーっとするリリーは深く考えることをやめ、修道服へ着替えると洗面所へ向かった。
「おはよう、リリー」
「あら、ルイセ」
先客に迎えられたリリーは驚くが、柔らかな微笑に自然と頬が緩んだ。すると、拭き終えたタオルを置いたルイセが両手を広げる。きょとんとするリリーだったが、すぐ気付くと笑顔で彼を抱きしめた。
「おはよう、ルイセ」
「……おはよう、僕の神様」
「え?」
か細い語気と背中に回った小さな両腕に、リリーの身体が僅かに疼く。不思議に思うも、新しいタオルを差し出すルイセに頭を横に振ったリリーは蛇口を捻り、鏡に映る彼を見送った。
その手にあるタオルに自身を穢した愛液と白濁が浸みこんでいることなど知る由もない。
数日後、末っ子の里親が決まり、家族になるまでの秒針が大きく傾くのだった────。
「いえ、リリー。これで全員……こら、逃げない」
濡れた髪のまま駆け出す末っ子を捕まえたのは今や年長者となったルイセ。まだ顔立ちは幼くともテキパキと他のきょうだいにパジャマや寝具の指示をし、暴れる末っ子をなんでもないように押さえつけるとタオルで拭く。
一日のミサを終えた教会が今日一騒がしくなる時間だ。
「わーん、リリ姉ー! ルイセがこわいよー!」
ルイセから逃げてきた末っ子の涙に、片付ける手を止めたリリーはくすくす笑いながら抱きしめる。
「貴方が風邪を引かないためにしてくれてることよ。でも、拭き終わるまで我慢できたのは偉いわ」
「えへへ~」
乾いた髪を撫でてくれるリリーに末っ子も笑顔になると彼女の唇に小さくキスする。リリーもまた頬にキスを返すと他の子供たちを見回した。
「それじゃ、みんなおやすみ。良い夢を」
「おやすみ、リリー」
「また明日~」
ひとりずつおやすみのキスを頬にし、返される。いつもの光景だが不思議と空気が冷たいのは夜だからか。子供たちを見送ったリリーは両手で腕を擦ると、用意されていた暖かいハーブティーを口に運んだ。
「また隙間風ができたのかしら……。ルイセも戸締まりしてくれるのは助かるけど上着を羽織ってね」
カップを置いたリリーがカーディガンを差し出すと、窓を確認していたルイセが振り向く。その口元は笑みを浮かべているのに黄金の瞳は光を失ったように冷ややかだ。
それをリリーは灯りの影だと、気に留めることなく彼の肩にカーディガンを掛けると頬にキスを落とす。
「おやすみ、ルイセ。良い夢を」
「…………ぅん」
か細い囁きにリリーの視線が移るが、先にキスが返されリップ音が鳴る。が、一度や二度ではない。リリーの顔を両手で包んだルイセは頬中にキスを落としていった。
「ん、はぁ……リリー……んっ」
「もう、ルイセ……ぁん」
次第に息が荒く、リリーも恥ずかしそうに視線を床に落とす。
異常に思えるが、神父が亡くなったばかりなうえ、下の子供たちの面倒や教会の掃除に寄付金集めと忙しい日々が続き、彼にとっての【甘え】が今しかないのだとリリーは受け入れる。が、さすがに唇に触れた瞬間、後退ってしまった。
「ちょ、ダメよルイセ……!」
真っ赤な顔を両手で覆うリリーだったが、強く叱ってしまったことに気付く。伏せているルイセに顔面蒼白となるが、顔を上げた彼ははにかんでいた。
「僕こそ、ごめんねリリー……気持ち良くてつい……叱ってくれなかったら我慢でき……っ」
「る、ルイセ? 大丈夫?」
身体を抱えたまま屈みこんだルイセにリリーは慌てて駆け寄るが制止をかけられた。
「大丈夫……だから、リリーも部屋に行って……もう、寝る時間だよ……」
「それはあな……っ」
諭す声に反論したいリリーの視界が揺れる。
最近増えた眩暈と眠気。自分も疲れていることを実感するリリーはふらつく身体を堪えながらルイセに目を向けた。
「ご、ごめんね私……先に寝るわ……」
「うん……おやすみ、僕の神様」
妙な違和感を覚えたが、天使のような笑顔に安堵の息をついたリリーは覚束ない足で寝室へ向かうと泥のように眠った──近付く足音など知らず。
*
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「っはあ、んっ、んっ、はあ……リリー、リリー……!」
夜も深まり、町も静寂に包まれるなか、教会に併設された一室には熱を帯びた声が響き渡っていた。冷えきっていた室内は徐々に暑く、うわ言のように部屋主を呼んでいるが、徐々に呻きへと変わる。
「あっ、ああぁ出る……っ!」
お腹の奥から湧き上がった熱が白濁となって散る。
大きく肩を上下に動かしながら蕩けた顔を魅せるのは月光によって一際黄金の髪を輝かせるルイセ。息を切らす彼は白濁を垂らす肉棒と寝息を立てる顔を一瞥する。
「ほら、リリー……僕の精子だよ」
安らかに眠るリリーの顔も部屋着もすでに跨がるルイセによって穢され、新たな白濁が頬に擦りつけられる。
粘性の糸に再び興奮したのか、勢いよく両手でリリーの顔を掴んだルイセは唇に口付けた。堪能するように何度も舐め、薄く開いた隙間に無理やり舌を捩じこむと口内を蹂躙する。
「んっ、はあ、リリーとキス……んっ、んく……幸せ……」
離した唇から涎を落とすのも構わず頬どころか鼻、瞼、額、リリーの顔面を自身の白濁と共に舐め回す。きょうだい達の痕を消すように。
「はあ……リリー、可愛い……好き好き好き好き好き好き好き大好き……愛してる……早く家族になりたい」
曝け出された乳房に肉棒を押し付けながら耳朶を舐め回し欲望を吐き出す。それでもリリーは小刻みに身体を浮かせては小さく喘ぐだけで起きる気配はない。
恍惚とした目でリリーを見つめるルイセは彼女の細く白い腕を持ち上げると舌を這わせた。
「今日は……んっ、我慢ならなかったから……いつもより多く盛ったけど……よけい我慢できなくなっちゃった……」
悪びた様子もなく指を一本一本舐めながら反対の手に自身の肉棒を握らせる。そのまま腰を動かせば扱かれているように思えて膨張した。
自分の大切な神様に甘えるどころか口付けた光景に腸が煮え返ったのは言うまでもない。むしろ、その場で堪えられたのが奇跡だ。
「もう、ダメだよリリー……僕以外に奪われるなんて……んっ、お仕置……っ!」
腰を上げたルイセはリリーの頭を両手で持ち上げると、奪われた唇に勃起した肉棒を無理矢理咥えこませた。歯が当たって痛みが走るが、それさえも快楽に変わるルイセは根元まで押しこむと腰を振る。
「んっ……んん……っ」
反射でのけ反り、くぐもるリリーに構わずルイセは頭を押さえつける。口内の暖かさ、舌のざらつき、亀頭を刺激する喉に再び白濁が放出された。
「~~~~っ!!!」
「あああぁ……リリー……そう、飲んで。僕の精子……全部……!」
笑顔のルイセに対して激しく暴れるリリーは口から白濁と嘔吐、ショーツ越しに潮を噴き出した。鈍いスプリング音を響かせたベッドも彼女も多様な汁にまみれているが、ゆっくりと肉棒を引き抜いたルイセは気に留めることなく唇に口付けた。
「んっ、んん……はあ、リリー可愛い……可愛いよリリー……」
最早なにがなんなのかわからない汁で穢されたリリーを愛しく呼びながら唇や顎、柔らかな乳房をしゃぶる。そのまま衰えを知らない肉棒を愛液にまみれた秘部に擦りつけた。
「はあ……はあ、リリー……僕、こんなに頑張って我慢もしてるから……ちょっとぐらいご褒美……ね?」
懇願よりも脅迫に近いが、睡眠薬を盛られたリリーが聞くことはない。
悍ましい笑みを浮かべるルイセは動悸を速めながら亀頭を秘部へと挿しこんだ──瞬間、産毛が逆立つほど全身が歓喜し、間髪を容れず白濁が噴出した。
「あっ、あっ……ぅ……そ……」
たった先っぽを挿入しただけで達してしまったルイセは信じられないように痙攣するが、下唇から垂れた涎が落ちた先のリリーを見つめると両手で自身の頬を包み、はにかんだ。
「……どうしよ、リリー……僕、リリーが大好きって証が止まらないよ……早く家族になりたい……ならなきゃ……──家族に」
月光よりも美しく微笑む黄金の天使。だが、貪るように口付け、亀頭に付けた白濁を秘部に押し付け穢す姿は悪魔そのもの。その正体を知る者はおらず、狂気は陽が昇るまで続いた──。
──翌日。
カーテンの隙間から零れる陽光に重い瞼を開いたリリーがベッドから起き上がる。そのまま大きく背伸びし、欠伸をするが、ふと喉に違和感を覚えた。
「なんか……渇いてる?」
渇きと苦味以外にも死角だが姿見だとわかる赤い痕、色味が変わったような部屋着や下着。些細な引っ掛かりを感じるが、いまだ頭がボーっとするリリーは深く考えることをやめ、修道服へ着替えると洗面所へ向かった。
「おはよう、リリー」
「あら、ルイセ」
先客に迎えられたリリーは驚くが、柔らかな微笑に自然と頬が緩んだ。すると、拭き終えたタオルを置いたルイセが両手を広げる。きょとんとするリリーだったが、すぐ気付くと笑顔で彼を抱きしめた。
「おはよう、ルイセ」
「……おはよう、僕の神様」
「え?」
か細い語気と背中に回った小さな両腕に、リリーの身体が僅かに疼く。不思議に思うも、新しいタオルを差し出すルイセに頭を横に振ったリリーは蛇口を捻り、鏡に映る彼を見送った。
その手にあるタオルに自身を穢した愛液と白濁が浸みこんでいることなど知る由もない。
数日後、末っ子の里親が決まり、家族になるまでの秒針が大きく傾くのだった────。
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