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死の雨Ⅳ
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無情にも降り注ぐその死の雨は、帝都にいる人々に襲い掛かった。下は未曾有の大混乱に陥り、屋内へ逃げ惑う人々に容赦なく襲い掛かる。
「何という事だ――」
青龍さんは力無くそう呟いていた。
一方俺はというと、この凄惨な状況を見て怒りがこみ上げない訳がなかった。黒龍への怒りと、自分の無力さへの怒り。体全身から蒸気が出ているんじゃないか? そう思えるほど脳に血液が巡り、毛穴という毛穴が開いていた。
この不快感。アードルハイム皇帝の時と同じだ。しかも黒龍の場合はただ破壊をしたいだけの精神病質野郎。その悪行に何の目的もない。ただ、破壊する事がだけが目的であり何よりの喜びだ。
「あの野郎!」
そんな折だった。突如として上空から無数の光が降り注いだ。
「この技は――?」
「ミクちゃんだ」
俺が上空を見上げると、ミクちゃんが安堵した表情を浮かべていた。その安堵は俺と青龍さんが無事という事を確認できたものだ。
「小娘が――少しはマシになったようだな。それに今のスキルはどこか見覚えがあるぞ」
そう。今のスキルは巫女の魂魄を宿したことによって入手したアクティブスキル、光輝燦然。あの無数の光が全てが、どれだけ致命傷を負っている生物であっても、自力で立てるほどまでに回復させる事ができる治癒。
「良かった。全滅では無さそうだな」
青龍さんはそう呟いた。険しい表情は消えてはいないものの、さっきと比べると随分とマシだ。
「それでも半分程の人が命を落としていますね。俺に防御系のスキルがあれば――」
「今はそんな事より黒龍を何とかしないと!」
ミクちゃんはそう言って、黒龍に向かってレイピアを指した。
「確かにそうだ」
「ミク殿、ありったけの強化を頼めるか?」
「勿論です」
ミクちゃんはそう返事をすると、黒龍が「させるか!」と言い放ち、襲い掛かってきた。
「いけるよ」
ミクちゃんはただ祈っただけだった。巫女の祈禱と呼ばれるアクティブスキルだ。説明通り、信じられない速さでの強化が可能となっている訳だが、俺達に強化が付与されるまで一秒も経っていない。何より、強化で何が上がったのかというと、全てのステータスが、身体向上の比では無いくらい向上している。攻撃力、防御力、MP量、身体能力、攻撃範囲などなど、もちろん、銃や剣での攻撃力が上がっているので、恐らくこの世界で一番強い強化スキルだ。
そしてこのスキル最大の恩恵は、相手を倒すまで強化効果が切れないのが強みだ。
「貴様の刀など片手で十分だ」
そう言って、黒龍の黒刀を片手で受け止めた青龍さん。当然ながら黒龍は鋭い眼光で青龍さんを睨めつけながら不満気な表情を浮かべている。
「ぐぬうううう……ふざけるな!」
その怒号は鼓膜が破れるような轟音だった。と、言うのも耳栓が発動している筈なのに微かに声が聞こえる。何より、ミクちゃんが苦い表情を浮かべているので、黒龍の怒号がいかに五月蠅いかを物語っている。
近くにいた青龍さんも俺と同様に耳栓のスキルが付いている筈なのに、苦痛の表情を浮かべていた。
「この俺様をここまでコケにするとはな」
ミクちゃんの祈禱で大幅な強化をされた青龍さん。俺から見ていても、それはゲームで言うところのチートレベルだった。実のところ俺より強くなっている。俺も今の祈禱の強化がかかっている青龍さんを倒す事ができるイメージが湧かない。どこか余裕があった今までの黒龍は、祈禱の恩恵を受けた青龍さんが、さっきの一撃を止めたことで、自身と青龍さんとの間に生まれた実力の差に焦りを感じているのだろう。
と、言うのも黒龍は、黒刀を受け止めている青龍さんに目を配っては、後方にいるミクちゃんにも目を配る。これの往復を数回繰り返していたからだ。黒龍はさっきの刀を止められた1つの動作で、火力支援と回復を担うミクちゃんを、真っ先に潰すという戦術が通じないと悟ったのだろう。それにムカついて、ふざけるな! と怒号を散らしたのだ。
リアルの世界でも、この世界でも、ゲームの世界でもそうだ。圧倒的な自信を持っているのに、数で畳みかけられては、その環境にもイライラするし、それを打破できない自分にもイライラする――。
その状況に追い込んだのはいいものの、勝負はここからだ。先程のように何をしでかすか分からない。なのでどれだけ有利な状況になっていても、黒龍と戦っている以上は、焦燥感は消えないのだ。
正直なところ、黒龍と対峙しているだけで胃がキリキリする。何なら100億円の借金を抱える方が全然マシだ。なぜなら黒龍が存在しているだけで多くの人が命を落としまうからな。もう本当に止めてほしい。
「ナリユキ君。黒龍の全身、さっきと比べて紅くなってきていない? それにMPも何か大幅に増えていってるよ!?」
「――マズいな」
嫌な予感が的中した。また何かをしでかす気だ。
「何という事だ――」
青龍さんは力無くそう呟いていた。
一方俺はというと、この凄惨な状況を見て怒りがこみ上げない訳がなかった。黒龍への怒りと、自分の無力さへの怒り。体全身から蒸気が出ているんじゃないか? そう思えるほど脳に血液が巡り、毛穴という毛穴が開いていた。
この不快感。アードルハイム皇帝の時と同じだ。しかも黒龍の場合はただ破壊をしたいだけの精神病質野郎。その悪行に何の目的もない。ただ、破壊する事がだけが目的であり何よりの喜びだ。
「あの野郎!」
そんな折だった。突如として上空から無数の光が降り注いだ。
「この技は――?」
「ミクちゃんだ」
俺が上空を見上げると、ミクちゃんが安堵した表情を浮かべていた。その安堵は俺と青龍さんが無事という事を確認できたものだ。
「小娘が――少しはマシになったようだな。それに今のスキルはどこか見覚えがあるぞ」
そう。今のスキルは巫女の魂魄を宿したことによって入手したアクティブスキル、光輝燦然。あの無数の光が全てが、どれだけ致命傷を負っている生物であっても、自力で立てるほどまでに回復させる事ができる治癒。
「良かった。全滅では無さそうだな」
青龍さんはそう呟いた。険しい表情は消えてはいないものの、さっきと比べると随分とマシだ。
「それでも半分程の人が命を落としていますね。俺に防御系のスキルがあれば――」
「今はそんな事より黒龍を何とかしないと!」
ミクちゃんはそう言って、黒龍に向かってレイピアを指した。
「確かにそうだ」
「ミク殿、ありったけの強化を頼めるか?」
「勿論です」
ミクちゃんはそう返事をすると、黒龍が「させるか!」と言い放ち、襲い掛かってきた。
「いけるよ」
ミクちゃんはただ祈っただけだった。巫女の祈禱と呼ばれるアクティブスキルだ。説明通り、信じられない速さでの強化が可能となっている訳だが、俺達に強化が付与されるまで一秒も経っていない。何より、強化で何が上がったのかというと、全てのステータスが、身体向上の比では無いくらい向上している。攻撃力、防御力、MP量、身体能力、攻撃範囲などなど、もちろん、銃や剣での攻撃力が上がっているので、恐らくこの世界で一番強い強化スキルだ。
そしてこのスキル最大の恩恵は、相手を倒すまで強化効果が切れないのが強みだ。
「貴様の刀など片手で十分だ」
そう言って、黒龍の黒刀を片手で受け止めた青龍さん。当然ながら黒龍は鋭い眼光で青龍さんを睨めつけながら不満気な表情を浮かべている。
「ぐぬうううう……ふざけるな!」
その怒号は鼓膜が破れるような轟音だった。と、言うのも耳栓が発動している筈なのに微かに声が聞こえる。何より、ミクちゃんが苦い表情を浮かべているので、黒龍の怒号がいかに五月蠅いかを物語っている。
近くにいた青龍さんも俺と同様に耳栓のスキルが付いている筈なのに、苦痛の表情を浮かべていた。
「この俺様をここまでコケにするとはな」
ミクちゃんの祈禱で大幅な強化をされた青龍さん。俺から見ていても、それはゲームで言うところのチートレベルだった。実のところ俺より強くなっている。俺も今の祈禱の強化がかかっている青龍さんを倒す事ができるイメージが湧かない。どこか余裕があった今までの黒龍は、祈禱の恩恵を受けた青龍さんが、さっきの一撃を止めたことで、自身と青龍さんとの間に生まれた実力の差に焦りを感じているのだろう。
と、言うのも黒龍は、黒刀を受け止めている青龍さんに目を配っては、後方にいるミクちゃんにも目を配る。これの往復を数回繰り返していたからだ。黒龍はさっきの刀を止められた1つの動作で、火力支援と回復を担うミクちゃんを、真っ先に潰すという戦術が通じないと悟ったのだろう。それにムカついて、ふざけるな! と怒号を散らしたのだ。
リアルの世界でも、この世界でも、ゲームの世界でもそうだ。圧倒的な自信を持っているのに、数で畳みかけられては、その環境にもイライラするし、それを打破できない自分にもイライラする――。
その状況に追い込んだのはいいものの、勝負はここからだ。先程のように何をしでかすか分からない。なのでどれだけ有利な状況になっていても、黒龍と戦っている以上は、焦燥感は消えないのだ。
正直なところ、黒龍と対峙しているだけで胃がキリキリする。何なら100億円の借金を抱える方が全然マシだ。なぜなら黒龍が存在しているだけで多くの人が命を落としまうからな。もう本当に止めてほしい。
「ナリユキ君。黒龍の全身、さっきと比べて紅くなってきていない? それにMPも何か大幅に増えていってるよ!?」
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